葬儀で使えない忌み言葉とは?宗教別の忌み言葉や言い換え方もご紹介

葬儀で使えない忌み言葉とは?宗教別の忌み言葉や言い換え方もご紹介

葬儀では言葉使いにとても慎重になってしまいますが、忌み言葉はとくに注意しないといけません。でもどんな言葉を慎むべきなのか困ってしまいませんか?そこで葬儀で注意すべき忌み言葉について、また宗教別についても詳しく解説していきます。

2019-07-02

葬儀での忌み言葉について

お墓

葬儀のマナーは普段の生活ではわからないことも多いため、参列する前にあらかじめ勉強しておくことも大切です。
特に声をかける際や挨拶をする際には細心の注意を払って人と接する必要があるため、葬儀における言葉遣いは非常に重要なマナーの一つとなっています。

古くから死に対して様々な考えやイメージが構築されてきました。
そのような中で、葬儀という特殊な場であるからこそ決まりごとは重視されています。
その一つが、使ってはならない言葉である忌み言葉です。

今回終活ねっとでは葬儀の際の忌み言葉とはどんな意味があるのか、またマナーを守り失礼がないように葬儀に参列するポイントについてあらゆる角度から解説いたします。

  • 忌み言葉とは

    忌み言葉にはどのような意味があるのか解説いたします。

  • 葬儀で挨拶する際の言葉のマナー

    葬儀ではどのような挨拶をするのか言葉のマナーについて解説いたします。

  • 忌み言葉の一覧について

    どのような忌み言葉があるのか具体的な種類について解説いたします。

  • 宗教の違いによる注意点

    宗教ごとに異なる忌み言葉の注意点について解説いたします。

  • 忌み言葉をどう言い換えるか

    忌み言葉をうまく使う言い換え方について解説します。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

忌み言葉とは

人々

忌み言葉というのは冠婚葬祭の場所で、控えるべき言葉のことです。
日本の古くからの信仰である神道においては死を穢れとして認識しており、人が亡くなった際に行われる葬儀においては様々なことが意味を持ってしまいます。
さらなる不幸を連想させないためにも控えるべき言葉を覚えておく必要があります。

特に葬儀ではあらゆる年代の人達が集まりますので、基本マナーを身に付けて多くの方に関わることや、忌み言葉の使用を控えて上手に遺族に接することが必要です。

使ってはいけない言葉ばかりを意識すると、弔意がうまく相手に伝えられないこともあります。
しかし声をかける場面や挨拶をするタイミングは多くはないので、多少の言い回しを知っているだけでも助けとなるでしょう。

葬儀で挨拶する際の言葉のマナー

葬儀

実際の葬儀の場面でどのような言葉が忌み言葉として控えるべきと考えられているのか、一覧形式で解説いたします。

また、宗教によって死に対する考え方は異なるので、当然忌み言葉も変わってきます。
忌み言葉はご自身の宗教だけに関わることではありません。
他宗教の葬儀に参列する際には、その宗教のマナーにある程度合わせる必要があります。

忌み言葉一覧をチェック

忌み言葉とは、特定の単語のみではありません。
普段からよく使う言い回しも含まれます。
ここでは忌み言葉の一覧を「不幸が続くような言葉」と「不吉な言葉」に分けて解説していきます。

不幸が続くような言葉はNG

葬儀での忌み言葉は不幸が続くことを連想させるものはまず注意しないといけません。

遺族の方に挨拶する際には「追って」や「続いて」といった繰り返しを意味することは忌み言葉として避けないといけません。
また、言葉自体が繰り返しているものも同じ理由により避けるべきと考えられています。
具体的には「たびたび」や「重ね重ね」などが挙げられます。
これらの不吉な言葉を使うと実際に凶事が繰り返し起こると考える人も少なくないのです。

そこで注意したい不幸が続く印象を与える、以下の主な言葉を葬儀の際に覚えておくと安心です。

  • 折り返し

  • 再び

  • 追って

  • たびたび

  • 重ね重ね

不吉な言葉

葬儀では不吉な意味を持つ言葉も注意しないといけません。
普通の会話でさりげなく使っている言葉や表現、しかし葬儀では相手にとって失礼になる言葉もあります。

不吉な言葉としての忌み言葉の例を以下にまとめます。

  • 数字の四や九

    数字の四は死、九は苦を意味する不吉な言葉です。

  • とんでもないこと

    やってはいけないことだと思われる言葉です。

  • 消える

    命が消えてなくなるということを連想させます。

  • 落ちる

    落下、落ちるという言葉はマイナス的な表現として捉えられます。

また宗教にも注意が必要

他宗教の言葉を入れてはならないこと、一般的な言葉が特定の宗教では忌み言葉になってしまうこともあることに注意してください。

仏教では

葬儀のスタイルやマナーなどは日本では仏教が一般的になっています。
よくお葬式で聞かれる「ご冥福をお祈り申し上げます」という言葉は、仏教用語なのでほかの宗教では使うことができません。

「冥福」とは死後の幸福を祈るために仏事に修するという意味があり、死後の世界でも安心して暮らせるようにという気持ちを込めた仏教の言葉です。
仏教の教えでは死後49日間は冥途をさまようとされていますので、冥福を祈るということはその旅が無事に終了してあの世へ到着することを願うという意味もあります。

また仏教でも浄土真宗のように冥途という考えがない場合、冥福を祈るという言葉はマナー違反になることも。
浄土真宗の場合は「哀悼の意を表します」と伝えるとよいでしょう。

キリスト教では

キリスト教では死んだ人が神や仏になるという考え方がありません。
プロテスタントの場合は「召天(しょうてん)する」、カトリックの場合は「帰天(きてん)する」と言います。

キリスト教では死者が神に召されるという考え方が基本にあるため、拝礼をするのも故人に対してではなく神に向かって捧げるものなのです。
そのため「お悔やみ」など一般的な仏教の葬儀で使うことは避けるべきでしょう。

キリスト教の葬儀では「安らかなお眠りをお祈りします。
」「〇〇様の平安をお祈りいたします。
」などの表現が良いとされています。

神道では

神道と仏教の葬儀マナーでつい勘違いしてしまうのが仏教用語を使ってしまう瞬間です。
葬儀の際に「供養」「冥福」「成仏」という言葉を神道で使うことは、仏教用語のために避けないといけません。

神道の死の捉え方は亡くなった人は命(みこと)として考える為、家の守護神として先祖の神々と一緒に祀っています。
お葬式は「通夜祭」や「葬場祭」と呼ばれ、遺族へ挨拶する際には「御霊のご平安をお祈りします。
」などの表現を使うと良いでしょう。

忌み言葉はどう言い換える?

葬儀

忌み言葉は遺族の悲しみをさらに増やすものなので、苦痛を少しでも和らげるために「生」や「死」といったストレートな表現を柔軟に言い換えることが大切です。

またマナー違反にならないように丁寧な表現に置き換え、「生きている時」は「お元気な時」や「生前」にすることや、「死ぬ」という言葉を置き換えて「逝去」「亡くなる」などに言い換えましょう。
忌み言葉は宗教ごとのお悔やみに言葉を参考にして、仏教用語を上手に言い換えることも大切です。

葬儀での忌み言葉まとめ

葬儀

葬儀の際の忌み言葉とはなにか、どのような言葉や表現を避けるべきがあらゆる角度から解説してきました。

今回の終活ねっとで説明したポイントのまとめは以下のようになっています。

  • 忌み言葉とは不幸が続く、不吉な意味を表すもので、相手を傷つける失礼なマナーになる。

  • 仏教でも浄土真宗では使わない「冥福」などの言葉に注意する

  • キリスト教は神に召される考えがあるためお悔やみの言葉も注意が必要

  • 神道は故人は守護神として神々と一緒に祀られるため「成仏」などの言葉を避ける

  • 忌み言葉を正しく知りそれぞれの葬儀に合わせて表現や言葉を言い換えること

葬儀では心を込めた弔意を伝えることと、忌み言葉を避けた正しいマナーを覚えておく点を意識しましょう。
な気持ちで遺族を励ますと逆に失礼になる場面もあります。
忌み言葉や宗教に合わせた正しいお悔やみ方法で、丁寧に気持ちを伝えてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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