葬儀で飾る供花とは?供花の金額相場や贈り方・注意点も解説

葬儀で飾る供花とは?供花の金額相場や贈り方・注意点も解説

葬儀にて祭壇に飾られる花を供花と言います。供花にはどのような種類があってどういった点に注意すべきなのでしょうか?今回は、供花を贈る際に注意しておきたい、供花の相場や手配方法などの供花に関する葬儀マナーついて解説していきます。

最終更新日: 2020年03月03日

葬儀のときに飾る供花について

葬儀

親しい人が亡くなった場合、故人への思いを込めて花を贈りたいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、どのように花を手配すればいいのか、どのような花を贈ればいいのか、わからないという人もいるでしょう。

今回「終活ねっと」では、葬儀の際の供花について

  • そもそも供花とはどんなもの?

  • 供花の種類と費用相場

  • 供花の手配方法について

  • 宗教別の葬儀で飾る供花の種類

  • 葬儀に供花を送る際の注意点

  • 供花をいただいた際のマナー

以上の事柄をメインに解説していきます。
葬儀に花を出される際の参考にして頂ければと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

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供花とは?

葬儀

供花とはきょうかまたはくげと読みます。
故人への弔意を表し、霊を慰めるために捧げるお花のことです。
生前の故人への感謝の思いを伝える意味がありますが、仏様への感謝を表すという意味もあるものです。

供花の由来は諸説ありますが、釈迦の亡くなった頃に遡ると言われています。
遠方にいた弟子が釈迦の逝去を知り、青蓮華の花を持って駆け付けたことが始まりとされています。

このように供花は仏教から生まれたと言われているのですが、キリスト教の葬儀でも行われていることから、死者にお花を添える慣習は宗教や民族を超えて行われているようです。

葬儀で送る供花の種類と金額相場

葬儀

ここでは葬儀へと送る供花のタイプについて大きく二種類とそれぞれの費用相場について説明していきます。

一般的なアレンジメントタイプ

供花を送る際に一般的なのは、フラワーアレンジや籠アレンジなどのアレンジタイプと呼ばれる供花の種類です。

籠花などのアレンジメントタイプ

籠花は文字通り、籠の中に花が入れらている形状の供花となります。
籠花などのアレンジメントタイプは、祭壇の横に飾られることが多いタイプの供花です。

祭壇の近くということは故人の柩の近くということになりますので、亡くなった人から見て比較的関係が深かった人がよく出すお花でもあります。

アレンジメントタイプの値段は?

籠花タイプの供花の相場は5000円〜1万5000円が一般的です。
籠花の大きさが大きくなるほど値段も高くなります。

葬儀社をはじめとした供花を取り扱っている場所によっては、花の量や籠の大きさを変更できるので相談してみてはいかがでしょうか。

花輪などのスタンドタイプ

花輪は、生花や造花で作られたリング状のものをさし、葬儀以外でも慶事事でも使用されます。
葬儀などの弔辞用は白と黒を基調として落ち着いた色合いで作られており、そのほとんどは造花です。

地域差のあるスタンドタイプ

花輪は、小型のものから大型のものまで各種葬儀社が取り扱っていますが、葬儀場での場所を大幅にとるため、都市部では小型のものが好まれます。
また、地方の風習の差が大きく、花輪自体の取り扱いがない地域もあります。

花輪はキリスト教では使用することはできません。
理由としては、キリスト教は、特にプロテスタントでは生花以外は認められていないからです。
弔辞用の花輪は造花で作られていることが多いので、不安な場合は葬儀社と相談するとよいでしょう。

スタンドタイプは少し高めの金額

花輪タイプの供花の費用相場は8000円〜2万5000円と花籠タイプの物よりもサイズが大型なため金額も高くなります。

また、スタンドタイプの供花は一つ単位ではお送りせずに式場の左右に飾られるため、2つセットでお送りします。
この場合は費用相場は上記の倍になるので注意が必要です

故人を偲んで供花を贈る側としては、高価で立派なものを贈りたいと思う人もいるでしょう。
しかし相場よりも大幅に高額なものを贈ってしまうと、かえって遺族の方に気を使わせてしまうかもしれません。

供花を贈る際には、何よりも遺族の方の気持ちを察した心遣いが大切だと言えるでしょう。

供花の手配方法

葬儀

供花を手配する方法は、主に以下の3つがあげられます。

  • 葬儀社に依頼する

  • 花屋さんに注文する

  • インターネットで手配する

近年はインターネットの注文の発送が便利になっており、当日・即日発送を承っているところもあります。

しかし、実際に葬儀を取り仕切る葬儀会社によっては、他社からの供花を受け付けてくれないところもあります。
そのため、まずはじめに葬儀社に連絡して、確認したほうがいいでしょう。

もし、葬儀社がどこかわからない場合には、葬儀を執り行う会場に聞けば教えてもらうことが可能です。
また、遺族の宗派や祭壇の種類によっては飾るのが相応しくない花もあります。
その点も事前に確認してから、手配するようにしましょう。

以下の記事では、葬儀の花の手配方法に関してより詳しくご紹介しておりますのでぜひあわせてご覧ください。

宗教別の葬儀で飾る供花の種類

葬儀

供花を贈る際、どのような種類の花を選べばいいのでしょうか?
葬儀の宗教や宗派によって、花の種類や形式は異なるので注意が必要です。

仏式・神式の場合

仏式の葬儀の場合の供花は、白い菊や百合を贈ります。
色つきの花はあまり相応しくないとされており、せいぜい淡い黄色や薄紫程度の色彩に留めるのが通例です。
胡蝶蘭を贈る場合もありますが、その場合も色は白となります。

神式の場合も白を基調とした菊や百合となります。
蘭が使われることは、あまりありません。

仏式・神式いずれの場合も基本は菊や百合なのですが、故人が好きだった花を贈ることも可能です。
その場合は、事前に葬儀会社の人に相談したほうがいいでしょう。

キリスト教式の場合

キリスト教式葬儀における供花は仏教の場合と異なり、故人の慰霊のためのものではなく、遺族への慰めとして贈られます。
一般的な葬儀でよく目にする、花輪やスタンド式の花は贈りません。

教会に持って行けるサイズの、アレンジメントされたバスケットフラワーを贈るケースが多いのが特徴です。
花の種類も異なり、定番の菊などはあまり使われません。
カーネーションやユリなどの洋花が多く選ばれます。

ただしバラのように棘のある花は、葬儀の場には相応しくないとされています。
色は白が基本ではありますが、白に限定するわけではなく、淡いピンクや紫のものも使われることもあります。

しかし、あまりにもカラフルで、豪華ななものは避けたほうがいいでしょう。

葬儀に供花を贈る際の注意点

葬儀

葬儀は厳かな式展なので、マナーに違反するようなことは避けたいところです。
葬儀に供花を贈る際に注意したいポイントを解説していきましょう。

喪主が供花を出していいの?

そもそも、供花は故人への弔意を表するもののため、喪主が出しても問題ありません
地域によっては、喪主の名前で出す供花が真ん中に位置することもあるので、わからない方は葬儀社や親族などに相談すると良いでしょう。

お通夜に間に合うように手配する

訃報は突然やってくるものなので参列する準備も大変ですが、供花を贈る際にも、必ず通夜の開始時間に間に合うように届けなければなりません。

まずは葬儀会場と葬儀会社に連絡して、通夜の始まる時間と、いつまでに供花を届くようにすればいいのかを確認しましょう。

通夜当日の飾りつけは、たいてい午前中から始まっているものです。
できれば当日午前中に、遅くとも通夜開始時間の3時間前までには届くように手配しましょう。

地域によって習慣が異なる場合がある

供花は地方によって風習や慣習があるため、供花の形や花によって意味合いが違っています。
遠方の場合は、葬儀社や花屋の相談してお供えするお花を決めるとよいでしょう。

供花を送ったら香典はいらない?

香典とは故人を悼む気持ちをお金にして、少しでも葬儀の足しになるようにと遺族に渡すものです。
「供花を出したのだから、香典は出さなくてもいいのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、香典と供花は意味合いが違います

供花を贈った場合でも、香典は渡したほうがいいでしょう。
ただ遺族の側から、香典を辞退される場合もあるかもしれません。
その場合には遺族の意向をくみとって、香典は包まないようにしましょう。

供花の名札・名前・宛名の書き方

キリスト教の葬儀では供花に名札はつけませんが、一般的な仏式の葬儀では供花に名札が必要です。
名札の名前の書き方はどのようにすればいいのか、贈り主の立場ごとに解説していきます。

会社から贈る場合

会社の名前を書く際は、省略せずに株式会社までつけた正式名称で書きます。

会社の代表者名で贈る際には、

○○株式会社代表取締役△△

というように、会社名と役職名に加えて代表者のフルネームを書きましょう。

ただし供花の名札のスペースにも限りがあるので、あまりにも長くなってしまう場合には(株)や(有)のように、一部を省略することもあります。

会社や部署の人達で連名で贈る場合には、名前を書くのは3人までです。
その際にはもっとも位の高い人の名前を、一番右に書くのがマナーです。

4人以上で贈る場合には、

・○○株式会社一同
・○○株式会社△△部一同

というように、一同と括って書くようにしましょう。

故人の子供や親族から贈る場合

家族や親族から供花を送る場合、個人名よりも連名で贈るほうが一般的です。
親族が共同で出す場合には

○○家一同

のように書きます。
また子供や孫たちが、それぞれ共同で出す場合には

・○○家子供一同
・○○家孫一同

などの書き方をすることもあります。

兄弟の名前を連名で出す場合は会社などと同様に、1番上のものを右端に書くのがマナーです。
もしも3人兄弟だとしたら、左から三男、中央に次男、右端に長男の名前を書くようにしましょう。

供花をしてくれる親族などが多い場合には、式典全体のバランスを考慮して○○家一同の中にまとめるなど、葬儀社のスタッフと相談しながら決めるようにしてください。

夫婦が贈る場合

夫婦で供花を贈る場合は、連名では贈りません。
名札には夫の名前だけを書くようにします。

夫婦それぞれの名前を書いてもよさそうに思うかもしれませんが、夫婦の連名で贈った場合は別居中とみなされてしまうことがあります。

友人が連名で贈る場合

何人かの友人で一緒に供花を出す場合、名札の書き方は2通りあります。

2~3人で出す場合なら、それぞれの名前を連名で書いてもらうことも可能です。
その際に先輩などの年長者がいる場合には、右端に書いてもらうのがいいでしょう。

もう少し多くの人数で出す場合には、全ての友人の名前を名札に書くとバランスが悪くなります。
そのため友人一同や○○大学同窓生一同など、一同をつけて一括りにして書いたほうがいいでしょう。

宛名はどうしたらいい?

供花の宛名は、故人の通夜の会場の場合と故人の自宅に送る場合どちらもご家族宛、喪主宛にします。
故人の名前宛に出さないように注意しましょう。

また、札名と同様に送り主の名前や所属を書くようにしましょう。

また、「終活ねっと」では葬儀での供花に関して喪主が気をつけることについても解説した記事を書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。

供花を頂いた際のマナー

葬儀

供花をいただいた遺族の側にも、知っておきたいマナーがあります。
祭壇に並べる際の配列や、贈っていただいた方へのお礼について解説していきましょう。

供花を並べる順番は?

供花を並べる順番にも配慮が必要です。
基本的には祭壇の中心に近い場所から左右交互にして、故人と縁の深い人の順に並べていきます。

祭壇のもっとも内側には喪主、その隣に親近者や親族を並べ、その外側には親しい友人を並べます。
故人の会社関係や仕事の関係者からの供花は、もっとも外側に置かれるケースが多いです。

同じ親族の中では、年齢の上の人を内側に置くようにします。

供花を頂いた際のお返しとお礼状について

供花をいただいた場合、香典とは違って必ずお返しをする必要はないとされています。
しかし、供花が届いたことを知らせる意味でもお礼状は速やかに出す必要があります。

供花にはお返しをしなくていいとは言っても、何もお返ししなければご厚意を台無しにしてしまうような気持ちになるかもしれません。
その場合には、お礼状とともにお礼の品をお贈りしましょう。

お返しをする場合は、いただいた額の3分の1から半分くらいを目安にするといいでしょう。

品物としてはお茶や菓子、石鹸などの、使ってしまえば形が消えて残らないものを贈ることが多いようです。
ハンカチやタオルなどの日用品も、お返しとしてはよく利用されます。

また、「終活ねっと」では葬儀での供花のお礼の仕方や金額相場について詳細に解説した記事を書いているので、ぜひそちらもご覧ください。

供花は献花や枕花とは何が違う?

困った人々

葬儀にてお供えされる花として供花以外にも献花や枕花というものがあります。
供花・献花・枕花にはそれぞれに意味があり、それを知っていればどれがどれか混乱することもありません。
ここでは、献花と枕花の意味について説明します。

献花

献花(けんか)は、キリスト教の葬儀で、故人に対して捧げられるお花、もしくはその儀式自体のことを言います。
仏式での焼香の儀にあたり、一人一本のお花をそれぞれ手向けて故人へのお悔やみの気持ちを表します。

献花にはお花に名札は立てません
もともとがお花自体の準備は遺族が行いますので、遺族以外から準備されることはまずありません。
参列者は、式の中でお花を受け取り、献花をします。

献花は祭壇と柩の前に置かれた献花台に置くこともあれば、直接柩の中へ納める場合もあります。

枕花

枕花(まくらばな)は、故人の枕元にお供えをする花です。
枕花は亡くなった直後からお供えをします。
そのため、血の濃い血縁者かもしくは、故人と特別に関係が深かった人から出されます。

枕花は白を基調で彩られる花で、濃い色合いの花はあまり使用しません。
地方では、祭壇の近くに供える籠花の花をすべて枕花と称するところもあります。

葬儀で飾る供花についてまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、葬儀で飾る供花について解説してきました。
今回のポイントを要約すると以下のようになります。

  • 供花とは生前の故人への感謝と慰霊のために贈る花のことである

  • 供花には籠花と花輪の2種類あり、それぞれ費用が異なる。
    花輪タイプは2つセットでお送りすることが多いので、注意が必要である。

  • 供花の手配は葬儀社やお花屋にお願いする他にネットでの手配が可能である

  • 供花はお通夜に間に合うように手配する必要がある

  • いただいた供花の配列は、より血縁の近い方のものを祭壇の内側に並べる。

  • 基本的には供花のお返しは不要だが、お返しをする際にはお気持ち程度のものにしておく

  • 供花・献花・枕花はそれぞれ意味が異なる

厳粛な雰囲気の中で行われる葬儀には、宗教や宗派によってもそれぞれのマナーがあります。
親しくしていただいた故人や遺族の方のためにも、葬儀のマナーに沿った供花を添えて故人を偲ぶようにしてください。

今回の記事が少しでも、みなさんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また、「終活ねっと」では、プリザーブドフラワーの供花について詳細に解説した記事も掲載しておりますので、そちらもご覧ください。

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