
浄土真宗の葬儀の流れとは?葬儀の特徴やお布施、挨拶の仕方まで解説
日本の数ある仏教の宗派の中でも信徒数が多く知名度も高いのが浄土真宗です。しかし、浄土真宗における葬儀の内容については知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、浄土真宗の葬儀がどのようなものなのかについてとりあげていきます。
目次
最終更新日: 2020年09月08日
浄土真宗の葬儀について

日本で行われる葬儀の多くが仏教の考え方に基づいた、いわゆる仏式で行われています。
そのため、私たちが抱く葬儀へのイメージとして、僧侶が唱えるお経が会場に響くさまや参列者が全員で故人の冥福を祈って焼香する様子など、仏教とのかかわりが不可欠に見えます。
ところで日本には仏教の宗派がいくつもありますが、その中でも比較的信徒数が多く、なおかつ知名度が高いところとして浄土真宗が挙げられます。
しかし、その割には浄土真宗で行われる葬儀について詳しく知っているという方はあまりいないのではないでしょうか。
そこで今回は、浄土真宗で行われる葬儀について以下のポイントを中心に見ていきます。
浄土真宗の通夜の特徴とは?
浄土真宗の通夜の特徴について、枕経や通夜勤行をメインにご紹介します。
浄土真宗の葬儀の流れや式次第とは?
浄土真宗で行われる葬儀の主な流れや葬儀の一般的なプログラムについて、本願寺派と大谷派のケースに分けて見ていきます。
浄土真宗の特徴とは?
浄土真宗の特徴を、教義や使われているお経・祭壇などから迫っていきます。
浄土真宗のお布施の相場はどのくらいなのか?
浄土真宗の葬儀で手渡されるお布施の一般的な額について見ていきます。
浄土真宗の葬儀における挨拶とは一般的にどのようなものなのか?
浄土真宗の葬儀で行われる挨拶の文例や、逆に浄土真宗の葬儀では用いない用語に触れていきます。
浄土真宗では友引に葬儀はやらないのか?
一般的に葬儀を行うには縁起が悪いとされる友引の日と、浄土真宗の葬儀の関係を見ていきます。
浄土真宗の葬儀についてのたくさんの疑問を解決する記事となっています。
ぜひ最後までお読みください。
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浄土真宗の通夜の特徴

日本で行われる葬儀の形として、お通夜と告別式という組み合わせが一般的ですが、浄土真宗における通夜にはどのような特徴があるのでしょうか。
枕経の特徴
枕経とは、亡くなった方があの世への旅路で迷わないようにするために、その枕もとであげるお経のことです。
かつて故人の自宅で葬儀を挙げることが多かった時代に枕経をあげる様子はよく見られた光景でしたが、葬儀の簡略化が進んだ現在では見る機会も減りました。
実は浄土真宗では枕経を挙げる際、故人の枕もとであげるということはなく、代わりに阿弥陀如来のご本尊(掛け軸など)に対して唱えます。
というのは、浄土真宗では枕経はあくまでも最期の時まで故人が阿弥陀如来のお力によって守られてきたことに感謝するためのひと時であるためです。
通夜勤行ってなに?
浄土真宗におけるお通夜のことを、通夜勤行といいます。
ただ、一般に行われる仏式の葬儀の中でのお通夜といくつか異なる点があります。
まず、合掌や礼拝、そして通夜勤行中のお焼香を行う対象が故人のご遺体ではなく、阿弥陀如来であるという点です。
これは、お通夜はあくまでも阿弥陀如来に対し、故人をここまで守り導いてきたことへの感謝の気持ちを示すための場であるためです。
そして、もう1点、普通のお通夜との重要な違いとして、通夜勤行中に法話の時間が持たれるという点が挙げられます。
法話とは文字通り、仏法(仏教の教え、ここでは浄土真宗の教え)のお話を指します。
法話の場で浄土真宗の教えに参列者が触れることができることが、故人とっても最大の喜びとされています。
浄土真宗の葬儀の流れ・式次第

どの宗教・宗派においても葬儀の中で最大の儀礼が告別式ですよね。
多くの場合に参列客が告別式に参列され、共に故人とお別れを済ませてから、その方の冥福や成仏を祈るためのひと時が持たれます。
そして、浄土真宗の場合、葬儀とは故人をお見送りするとともに、阿弥陀如来に感謝の気持ちを示すために行われます。
なお、浄土真宗では葬儀のことを告別式とは呼びません。
ここでは、浄土真宗における葬儀の流れを、真宗内部の最大のグループといわれる本願寺派(西本願寺)と大谷派(東本願寺)の場合とに分けて見ていきましょう。
本願寺派の流れ
浄土真宗の中でも本願寺派の場合、葬儀の大まかな流れは以下のようになります。
出棺勤行
出棺勤行とは、故人のご遺体を納めた棺が故人のご自宅を出発して、葬儀が行われる斎場に向かう際に行われる勤行、つまり自宅で行う葬儀のことです。
これはかつて、現在のように室内で葬儀を行うのがまだ一般的ではなかった頃、自宅にあるお仏壇に故人が最後のお別れを告げるという意味合いで行われていました。
現在では斎場で行われる葬場勤行(告別式のこと)とともにまとめて行われるのが一般的です。
三奉請(さんぶじょう)
三奉請とは、浄土真宗の葬儀の中でも最初に唱えられる経文のことです。
三奉請の具体的な内容としては、阿弥陀如来とお釈迦様、そしてその他のすべての仏様をお招きする意味合いの文言となっています。
三奉請は本来、浄土真宗を含む浄土系の仏教宗派で仏道修行の際に唱えるものでした。
ですが、葬儀の最初に唱えることで仏様の存在のもとに葬儀を行い、感謝するための準備をする意味合いがあります。
正信偈(しょうしんげ)・念仏・和讃
正信偈と念仏、和讃は一般の葬儀でいうところの読経の時間にあたり、浄土真宗の葬儀の中でも重要な式次第となっています。
このうち正信偈は浄土真宗の教義の概要をまとめたもの、念仏はご存知の通り阿弥陀如来のお名前を唱えることで仏様のお力にすがることを指します。
そして和讃は仏様や仏教の教えを賛美する歌のことです。
いずれも、仏様のお力に感謝したり讃えるために唱えられます。
それによって亡くなった方が、最期の日まで仏様のお力によって生かされてきたことを思い起こし、それに対する喜びやお礼の気持ちを伝えるために持たれるひと時といえるでしょう。
焼香
正信偈などが唱え終われば、いよいよ焼香を供える時間となります。
浄土真宗での焼香の流れは次の通りです。
まず、数珠を左手に持って焼香台の前に進んで一礼をします。
そして、一つまみの抹香を右手でつまみますが、この時頭の上におしいただくことなく香炉にお供えします。
なお、焼香の回数は本願寺派では1回、大谷派では2回となっています。
焼香が終わりましたら、数珠を両手にして合掌し一礼した後でご自分の席に戻ります。
火屋勤行(ひやごんぎょう)
葬儀が一通り終わった後は、火屋勤行というものが行われます。
これは火葬場で火葬に先立って行われる儀礼で、重誓偈(じゅうせいげ)という阿弥陀如来が私たちをお救いになる際に建てた誓いの言葉をその意味をかみしめながら唱えます。
重誓偈が唱え終わった後に、念仏や回向(阿弥陀如来によって全ての人が極楽浄土に生まれ変わることができる心を持つという内容の経文)なども唱えます。
拾骨
ご遺体の火葬が終わって骨だけになったら、拾骨(お骨上げ)が行われます。
この時も僧侶の方が一緒の場合は、短めの勤行の時間(拾骨勤行)の時間が持たれ、火屋勤行と同じような内容で念仏などが唱えられます。
その後実際にお骨を拾いますが、この時に所属寺や本山に分骨することになっている場合は、のど仏の骨のみ分骨用の骨壷に納め、火葬場からも分骨証明書が発行されます。
還骨勤行(かんこつごんぎょう)
還骨勤行とはご自宅にご遺骨が戻られた際に行われる儀礼です。
ここでは、阿弥陀経や念仏、和讃などが唱和されます。
大谷派の流れ
大谷派の葬儀の主な流れは大きく分けて、棺前勤行と葬場勤行とに分けられます。
そして、それぞれの勤行の中でさまざまな細かい式次第があります。
棺前勤行
本願寺派の葬儀でいうところの出棺勤行にあたります。
棺前勤行で行われることは以下の通りです。
総礼(そうらい)
参列者全員で仏様に対し合掌しつつ念仏を唱え、お辞儀をします。
勧衆偈(かんしゅうげ)
世を生きる人々に阿弥陀様に対する信心を起こすよう勧める内容のものが読まれます。
短念仏十遍(たんねんぶつじゅっぺん)
念仏を10回唱えます。
回向
総礼
三匝鈴(さんそうりん)
葬列が自宅から斎場に向かう際に3つの鈴を鳴らします。
路念仏(じねんぶつ)
葬列が進む中で念仏を唱えます。
葬場勤行
斎場で行われる葬儀のことで、以下のような流れになります。
総礼
伽陀(かだ)
葬儀を導く僧侶が着座したことをお知らせする発声です。
勧衆偈(かんしゅうげ)
短念仏十遍
回向
総礼
三匝鈴
路念仏
三匝鈴
導師焼香・総礼
表白(ひょうびゃく)
葬儀を行う意義を参列者や仏様にお知らせします。
三匝鈴
弔辞
正信偈
焼香
短念仏
三重念仏
和讃
回向
総礼
浄土真宗の特徴

浄土真宗といえば日本にある仏教の宗派でも最大の規模を誇りますが、その教義の具体的な内容とはどのようなものなのでしょうか。
ここでは教義や作法の面から浄土真宗の特徴について見ていきましょう。
お経の特徴
浄土真宗の中の主なお経としては開祖である親鸞聖人が重視していた「浄土三部経」と呼ばれる、『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の3つがまず挙げられます。
いずれも、阿弥陀如来やその願うもの、極楽浄土に関する教えを説いた内容となっています。
なお、その中でも真宗が最も重んじるのが無量寿経で、この点においては浄土信仰に基づく他の宗派(浄土宗や時宗)との違いの1つとして数えられます。
数珠の特徴
葬儀や法事の時などに手を合わせる際に欠かせない仏具である数珠ですが、実は仏教の各宗派によって特徴や持ち方が異なっています。
浄土真宗の場合はまず、数珠の玉の数を数えることができないように房の部分が「蓮如結び」になっているのが特徴です。
本来、数珠の玉は人が持つ煩悩を表しているとされています。
数珠をあえて数を数えられない工夫にすることで、煩悩の数というものにとらわれることなく救われることを意味しています。
また、数珠の持ち方については本願寺派と大谷派とで若干異なります。
本願寺派であれば房の部分が下に来るようにして二連の状態で両手にかけ、大谷派の場合であれば両方の親珠(比較的大きめ、もしくは色の違う玉のこと)を両手の親指と人差し指の間に挟み、房は上から下にたらす形になるようにします。
死者に冥福を祈らない
浄土真宗では、亡くなった方の冥福を祈るということはありません。
浄土真宗では、人は亡くなった後は阿弥陀如来のお力によって善悪に関係なく救われ、極楽浄土において生まれ変わるものとされているためです。
このため、他の宗派で行われている追善供養(故人の冥福を祈るために行われる供養)や卒塔婆を立てるといったことは浄土真宗では一切行われません。
香典の表書きに「御霊前」を使わない
浄土真宗の葬儀や法要に参列する際には香典袋の表書きにも注意が必要で、御霊前を使わないようにします。
これは、浄土真宗では亡くなった方はすぐに成仏するという考え方をとっているためで、他の宗派のように四十九日を迎えるまでは霊の状態でいるというように考えないためです。
そのため、浄土真宗の葬儀の際に香典を持参する際には、表書きには「御仏前」や「御尊前」と書きましょう。
香典の書き方についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
中陰祭壇ってなに?
浄土真宗では故人の葬儀の後、初七日から四十九日までの間は中陰祭壇(中陰壇)と呼ばれる祭壇を設けて、そこに故人のご遺骨を安置します。
そして、四十九日が明けるまでの間は7日ごとにその祭壇の前で法要(中陰法要)を行います。
祭壇そのものは3段構成となっています。
上段に故人のご遺骨とご位牌とご遺影を、中段にお供え物、下段にお花やロウソクやお線香をお供えします。
なお、中陰祭壇には決まった飾り方があります。
まず、各段の上には白紙など白色のものをかけ、お花も白い菊か樒などの青さのある植物をお供えします。
食べ物についても白いお餅など白さの目立つものをお供えし、さらに白色のロウソクを安置します。
浄土真宗では、位牌を作らないとも言われますが、近年では、位牌を希望される家系も多くなっています。
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表白ってなに?
大谷派の葬儀について説明する際に出てきたものに表白(ひょうびゃく)というものがあります。
これは「表敬告白」の略で、浄土真宗では法事や葬儀において僧侶によって読まれる、いわばお願い事と言い換えられます。
具体的な内容としては、葬儀や法要を何のために行うのかという意義を、その場に列席している参列者だけでなく仏様に知っていただきたいというものです。
浄土真宗のお布施の相場は?

浄土真宗のお布施の相場は一般的には他宗派に比べて安めともいわれています。
葬儀に関しても、菩提寺や葬儀そのものの規模にもよりますが、お通夜から初七日の法要までの分を合わせると20万円から30万円ほどが相場といわれています。
一般的に葬儀の費用の相場の範囲は15万円から50万円といわれていますので、それと比較して考えると、巷の安いイメージもあてはまる部分はあるといえます。
また、いわゆる戒名(浄土真宗では法名)を付けてもらった際のお布施も、25万円から50万円が相場とされており、院号の場合で100万円以上することを考えても比較的安い方といえます。
ただし、浄土真宗ではお布施に対する考え方として、他宗派と異なり読経などに対するお寺や僧侶へのお礼とは考えません。
このため、表書きに謝礼を意味するような文言(「薄謝」や「寸志」など)をうっかり使わないように注意が必要です。
最も無難な表書きとしては、そのまま「お布施」と書くのがよいでしょう。
浄土真宗では戒名に位がないの?
先ほど触れた戒名(法名)についてですが、多くの宗派の場合は「院居士」や「居士」、「大姉」といった位が存在します。
しかし、浄土真宗では男性であれば「釈〇〇」、女性であれば「釈尼〇〇」という法名のみで、いわゆる位というものがありません。
浄土真宗での葬儀における挨拶

ここまで見てきたように、浄土真宗の教えは他の宗派に比べると独特な部分があって、使ってはいけない言葉などもいくつか存在します。
このため、喪主としての挨拶の文言にもかなり気を付けなければいけない部分もあります。
そこでここでは、浄土真宗における葬儀での喪主の挨拶文例や、浄土真宗では用いられない言葉について簡潔にとりあげていきます。
喪主の挨拶文例
浄土真宗の葬儀の挨拶となると、言葉に気を使いがちになりますが、以下のような文例でいくのが無難でしょう。
「遺族ならびに親族を代表しまして、故人である〇〇の長男にあたる私、××がお礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
故人である〇〇は去る○月×日に病気により〇〇歳の生涯を終え、お浄土に参らせていただきました。
故人の生前中にお寄せいただきましたご厚誼に喪主として厚く御礼申し上げます。
今後とも残されました者一同に故人同様のご厚情を賜ることをお願い申し上げますとともに、あらためて厚く御礼を申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
」
浄土真宗では用いられない言葉
浄土真宗で用いられない言葉は以下の通りです。
ご冥福(ご成仏)をお祈りします。
永眠しました。
安らかにお眠りください。
草葉の陰から見守っていることでしょう。
天に召されました。
告別式は明後日に行います。
浄土真宗では友引に葬儀をしない?

故人の霊が葬儀に参列した知人友人をもあの世に連れていくという言い伝えから、友引の日に葬儀をやることは縁起でもないという考え方が今でもあります。
しかし、浄土真宗では友引の日であっても葬儀を行うことに問題はありません。
むしろ、浄土真宗の教えでは迷信にとらわれてはいけないと説かれています。
ただし、友引の日に葬儀を行う場合は、友引の日には営業されない傾向にある火葬場の空き状況などもよく確かめてから行うのがよいでしょう。
浄土真宗の葬儀についてまとめ

浄土真宗における葬儀について見てきましたが、いかがでしたか?
今回の内容をまとめますと、以下のようになります。
浄土真宗のお通夜では、枕経をあげる際には故人の枕もとではなく、阿弥陀如来のご本尊の前で揚げるという特徴があります。
また通夜勤行についても合掌やお焼香が行われますが、対象はあくまでも阿弥陀如来であるという点が重要です。
そして通夜勤行では法話の時間も持たれます。浄土真宗における葬儀の流れや式次第は、本願寺派(西本願寺)と大谷派(東本願寺)徒で若干の違いが見られますが、斎場で行う前に故人のご自宅で行う出棺勤行と斎場で行う葬場勤行とがあります。
葬場勤行では三奉請や正信偈、念仏、和讃などが唱えられます。
火葬場においても火葬前に火屋勤行やお骨上げの際に拾骨勤行が行われます。浄土真宗の教義上の特徴として、主な経典が「浄土三部経」であること、数珠が数を数えることができない工夫が施されていること、死者の冥福を祈らないこと、香典の表書きに「御霊前」を用いないことなどが挙げられます。
浄土真宗のお布施の相場は葬儀の場合で20万円から30万円、戒名(法名)を付けてもらう場合で25万円から50万円が相場となっています。
そして、法名に位というものはありません。浄土真宗の葬儀での挨拶では「冥福」や「成仏」など使ってはいけない言葉が複数ありますが、それに替わる用語を使えば問題はありません。
浄土真宗では迷信にとらわれるべきではないという教えでもあるため、友引の日に葬儀を行うことは特に問題はありません。
もし、あなたの家が浄土真宗である場合やお知り合いに浄土真宗の家の方がいる場合は、終活の一環として浄土真宗の葬儀の特徴をよく知っておいた方がよいでしょう。
また、葬儀だけでなくお墓についても浄土真宗の場合は彫る際に使うべき文言と使わない方がよい文言、他の宗派のお墓との名称の違いなどもあります。
親族間でちゃんと確認をするようにしましょう。
「終活ねっと」では、葬儀の形式についての詳しい解説やマナーについてもご紹介していますので、ぜひ他の記事も見て参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
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また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
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