夏用の喪服って何を着ればいいの?選び方や持ち物についても紹介

夏用の喪服って何を着ればいいの?選び方や持ち物についても紹介

夏に突然の訃報を受けた際、急なお知らせに冬用の喪服でお通夜やお葬式に参列した経験はありませんか?暑い時期のお通夜やお葬式にも対応できる、夏用のふさわしい服装を知っておきたいですよね。 今回は、夏用の喪服の選び方や持ち物についてご紹介します。ぜひご覧ください。

最終更新日: 2020年02月20日

夏用の喪服について

葬儀

夏の暑い時期に訃報を受けた場合、喪服を着ることになります。
突然訪れる訃報に、すぐ対応できる人はあまりいらっしゃらないのではないかと思います。
夏に喪服を着ると暑いのでは?と心配になる方が多いでしょう。

特に猛暑の日など、なるべく涼しい服装にしたいと思いますよね。
夏用の喪服とはどのような服装なのでしょうか。
半袖のYシャツやブラウスを着たいという気持ちもありますが、着ていっても大丈夫なのか知っておきたいところです。

今回「終活ねっと」では、多くの方が迷う夏用の喪服についてわかりやすくご紹介します。
具体的には、以下の項目を軸に解説していきます。

  • 夏用の喪服は持っていたほうがいい?

  • 男性の夏用喪服の選び方

  • 女性の夏用喪服の選び方

  • 子どもは夏にどのような喪服を着るか

  • 夏冬兼用の喪服とは?

  • 夏の葬儀の持ち物

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「終活ねっと」運営スタッフ

夏が来る前に夏用の喪服を準備しておきたい方や、夏季に突然の訃報を受けた方にお役立ていただける記事になっています。

また、時間がないという方やお急ぎの方も、知りたい情報をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までお読みください。

また、「終活ねっと」は全国各地の斎場と提携しているため、お近くの斎場で葬儀を執り行うことが可能です。
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夏用の喪服は必要?

困った人々

喪服は、できれば一着ですべての季節をカバーしたい、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
夏用の喪服はなぜ必要なのでしょうか?

一般的に喪服として販売されているスーツは、主に春・秋・冬に着用するスリーシーズンです。
男女ともしっかりとした上質の造りのスーツになっており、冬に着用しても大丈夫な素材が使われています。

冬は安心の素材である喪服ですが、スリーシーズン用の喪服を夏に着用するとかなり暑く感じます。

特にお葬式は日中に行われ、外で待つ際には日光にあたることもあります。
喪服は黒いために服自体が熱くなり、汗だくになってしまうことが少なくないのです。

親族が亡くなった季節によっては、四十九日や一周忌を真夏に執り行うこともあるでしょう。
新盆を迎えるにあたり、喪服を着る必要も出てきます。

余裕をもって夏用の喪服も準備しておくと、いざという時に慌てずに済みます。

男性の夏用喪服の選び方

葬儀

真夏には、夏用の喪服があると快適に過ごせることがわかりました。

それでは、夏用の喪服を買うときにどのような点に注意すればいいのでしょうか?
まず、男性用の夏用喪服について解説します。

裏地のない夏用スーツを選ぶ

夏用の喪服は、真夏でも快適に過ごせる工夫がされています。

ジャケットの背中側の裏地が短く仕立てられているのが特徴です。
スリーシーズン対応の喪服のジャケットには、背中側の全面に裏地が付いています。
裏地の違いだけでもかなり涼しく感じられます。

さらに、夏用の喪服は生地や裏地に通気性のある薄手のものを使っています。
サラサラしたドライな生地を使った夏用喪服もあります。
スリーシーズン用の喪服と比べると、厚さや重さが全く違ってきます。

男性はお葬式の間にジャケットを脱ぐ時間がほとんどありません。
暑さに耐えるには、なるべく涼しく過ごせるスーツを選ぶことが大切です。

夏でもネクタイは着用する

近年、クールビスが浸透し盛夏は夏用の服装をする人が増えてきました。
真夏にネクタイをしない習慣の人は多くなっています。

しかし、お通夜やお葬式は正式な場所ですので、必ず無地の黒いネクタイを着用しましょう。

ここで知っておきたいのが、夏用の弔事用ネクタイです。
紗織り(しゃおり)と呼ばれる織り方で、薄くて軽いネクタイとなっています。
首回りは暑いかもしれませんが、見た目が涼しげなので用意しておくと便利です。

夏に半袖シャツは着てもいいの?

喪服は季節を問わず肌を見せないのが基本となります。
夏の暑い時期でも、できれば薄手の長袖シャツを着用する方が無難です。

ただ、近年は酷暑と呼ばれる日になることが増えてきました。

昨今の環境を考え、弔事に半袖シャツを着る人が増えています。
半袖シャツを着用する場合、お通夜やお葬式の間は長袖のジャケットを着用することが不可欠です。

夏の葬儀に冬用の喪服を着用してもいいの?

夏に冬用の喪服を着用するのは、特に問題ありません。

しかし、特に盛夏は先に述べたように暑さへの対応が厳しくなります。
冬用の喪服は保温性があるので、汗をかきやすく湿気が逃げにくい状態です。

冬用の喪服を夏に着る場合、アンダーシャツを夏用にしたりシャツを途中で着替えたりといった対策を考えておきましょう。

女性の夏用喪服の選び方

葬儀

男性の夏用喪服について、選び方を見てきました。

次は女性用の夏用喪服を選ぶ時のポイントを解説します。
こちらも、季節を問わず肌の露出は控えることが基本となります。

夏用は家で洗えるものがいい

女性用の喪服は、夏用でもジャケットとワンピースという組み合わせが多いかと思います。
ワンピースは下着の上に直接着用するものなので、汗をかいた後が気になりますよね。
できれば家で洗濯できる、ポリエステルなどの素材がおすすめです。

夏用の喪服は、肌に付かないように織り方が立体的で薄手の生地を選ぶと、洗濯後に乾きやすくなります。
夏用の弔事用ネクタイでご紹介したような、薄い沙織の生地を使った喪服もあります。
お探しになる際はぜひ参考になさってください。

裏地のないジャケットや背抜きのジャケットを着る

盛夏といえども、お通夜やお葬式の式中は喪服のジャケットを着用します。
真夏に3シーズン用のジャケットを着ると、かなり背中に汗をかくことになってしまいます。

そこで必要になるのが夏用の喪服のジャケットです。

夏用喪服には裏地のないジャケットや、背抜きと言われる裏地が途中までのジャケットがあります。
裏地がないとどうしても背中が薄く透けますが、特に失礼にはあたりません。

半袖のブラウスを着用してもいいの?

夏用の喪服として半袖のブラウスに黒いスカートを着用する場合もあると思います。

式中に上着を着るという前提であれば、半袖のブラウスを着用することは可能です。
半袖は可能ですが、肌があわらになってしまうフレンチスリーブなどの短い袖はNGです。

半袖のブラウスを着用するなら、ひじが隠れる程度の5分丈以上の袖をおすすめします。

ワンピースの喪服もおすすめ

夏のお葬式では、喪服のワンピースのみを着用したいと考える人が多いのではないでしょうか。

3シーズン用でも袖が7分丈のデザインやシフォンのものなら、比較的涼しく着られます。
ただ、やはり式中はジャケットが必要です。

夏の時期におすすめなのは、アンサンブルのように見えるワンピースの喪服です。
ワンピースの上下がセパレートのようなデザインになっているものがあります。
まるでボレロを着ているように見えるワンピースなら、上着を着用する必要はないので便利です。

しかし、丈や袖が短かすぎる衣服の着用は基本的にNGです。
夏用といえども首回りや腕・足などの露出度が高いワンピースは控えるようにしましょう。

デザイン性が高いものや装飾が目立つワンピースもありますが、極力シンプルなデザインを選びましょう。

大きいサイズの喪服は涼しく着られます

夏用の喪服を選ぶときには、通常着用しているサイズよりも大きいものを選ぶのがポイントです。

身体にフィットしている喪服を夏に着ると、汗がこもってしまって通常よりさらに暑く感じます。
いつもよりワンサイズ大きい喪服を選べば、背中や袖が服に密着せずに気持ちよく着ることができますね。

袖のデザインにゆとりがあって通気性が良い夏用喪服なら、さらに快適に過ごすことができるでしょう。

その他身につけるものについて

ここまで男女の夏用喪服の選び方について解説してきました。
次は、喪服に合わせる小物についてご紹介します。

夏でもストッキングを着用する?

夏に喪服を着る際、ストッキングを履くのは暑くて辛いと感じる方が多いですよね。

ただ、お通夜やお葬式に参列するときは、季節を問わず黒いストッキングを着用するのがマナーとされています。
夏場は冷感素材やサラサラした感触のストッキングを利用するのがおすすめです。

例外として、お通夜に参列する際は準備していたように見せないため、肌色のストッキングを着用する場合もあります。

夏でも黒のパンプスを着用しましょう

喪服は礼装ですので、靴もフォーマルにふさわしいものを履く必要があります。

つま先が空いたオープントゥや後ろがストラップになったバックストラップの靴は、カジュアルの場面で履く靴です。
こういったカジュアルな靴は、黒い色でも喪服に合わせるのはNGですので注意しましょう。

喪服には、季節を問わず黒く光沢のないパンプスを履くのがマナーです。

子どもの夏用喪服の選び方

お墓

それでは、夏にお通夜やお葬式に子どもを参列させる場合、どのような恰好をさせればいいのでしょうか?

一般的に、幼稚園から高校まで制服があれば制服を喪服として着用します。

夏には半袖に夏用のズボンなど、夏用の学校指定の制服に衣替えしますよね。
そのため、夏のお通夜やお葬式には学校が指定した夏の制服を着ていれば大丈夫です。

夏冬兼用の喪服はあるの?

お墓

夏用と冬用の喪服を管理するより一着で済ませたいという方には、オールシーズン対応の喪服も販売されています。

夏冬兼用の喪服は、女性用の場合ワンピースが比較的薄手に仕立てられているものや、ジャケットが2種類セットになっている喪服があります。

男性用の喪服も生地が厚すぎずゆとりがあり、通気性の良い素材が使われているものが多いようです。

夏の葬儀に参列するときの持ち物

葬儀

最後は、夏のお葬式に参列する際に持っていると便利な持ち物のご紹介です。

日中のお葬式では式場に入る前や出棺までの間など、炎天下で待機する場面があります。
日中の葬儀でも黒い日傘や扇子があれば、日差しを避けて過ごすことができるでしょう。
ただ、日傘や扇子は式中に使わず待機時間だけに留めることが大切です。

他にも、夏の暑さ対策商品である冷却剤をハンカチなどで包んで持っておくと便利です。
汗を拭くときにおでこや首などにあてて身体の温度を下げることができます。

「終活ねっと」では終活に関する様々な記事を紹介しています。
葬儀に必要なものについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

夏用の喪服についてまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、多くの人が疑問に思う夏用の喪服について解説してまいりました。
いかがでしたか?

これまで見てきた夏用の喪服に関する大切なポイントを、簡単にまとめてご紹介します。

  • スリーシーズン用の喪服は夏に着用すると暑いため、夏用の喪服を用意すると安心。

  • 男性の夏用喪服として、裏地が短いか裏地の無いスーツがある。盛夏でも必ずネクタイは着用し、半袖を着てジャケットを着用してもよい。夏に冬用の喪服を着ても問題はない。

  • 女性の夏用喪服は、ウォッシャブル対応のものでジャケットは裏地のないものか背抜きのデザインのものを選ぶと良い。半袖のブラウスでも可で、肘くらいの5分丈以上が望ましい。普段より大きいサイズを着用すると、通気性がいいので涼しく過ごせる。

  • 女性の場合、夏でもマナーとして黒いストッキングとパンプスを着用する。

  • 子どもは学校指定の制服を着れば問題ない。

  • 喪服は一着のみにしたい場合は、夏冬兼用の喪服もある。

  • 夏の葬儀では黒い日傘や扇子を持参すると便利で、式中は使用しないようにする。ハンカチでくるんだ冷却剤で身体を冷やすのもひとつの方法。

喪服を初めて準備するときは、まず3シーズン用のものを購入して様子をみてもいいですね。
その後、夏用の喪服を準備してみてはいかがでしょうか。

購入した喪服を参考に、夏用喪服の袖丈やスカート丈、サイズを検討するのがおすすめです。

夏用の喪服を着る期間は7月から9月前後と言われていますが、最近は5・6月でも高温になる日があります。
暑い日の訃報でも対応できるよう、夏用の喪服をお考えになってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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