
家族葬の弔電の断り方は?文例や対応についても徹底解説します
家族葬のマナーやルールについて良く分からないこともたくさんありますよね。では、家族葬を行うときに弔電を断るにはどうしたら良いのでしょうか?今回は、家族葬の場合の弔電の断り方を文例も含めて解説したいと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
最終更新日: 2020年12月17日
家族葬での弔電の断り方について

皆さんは家族葬というお葬式の形態を知っていますか?
家族葬とは、ご遺族や故人と親しかった方だけで故人を静かに偲ぶお葬式のことです。
家族葬では、弔電を送ってもいいのでしょうか?
考えてみると、家族葬のマナーやルールについて分からないことも多くありますよね。
家族葬で弔電をお断りしたい場合に、どのような連絡をすればよいのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
今回「終活ねっと」では、家族葬を行うときの弔電の断り方について
家族葬での弔電の断り方を含めた連絡方法
家族葬での弔電の扱い方
会社に伝える場合の弔電の断り方
文例で分かる弔電の断り方
家族葬が行われる旨の連絡が届いたときの対応
以上のことについて解説していきます。
みなさんにも家族葬を行うときが来るかもしれません。
また家族葬の連絡が来たときに慌てないために、ぜひ最後までお読みください。
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家族葬での弔電をお断りする方法

家族葬を行う場合、基本的に香典や弔電をお断りすることが多いです。
しかし、家族葬のマナーはまだまだ認知されていません。
家族葬にも様々な形式があります。
そこで、弔電を辞退する場合はその旨を訃報の連絡をするときに必ず伝えなければいけません。
ここでは、家族葬のときの弔電辞退の仕方について紹介します。
訃報に辞退することを明記する
家族葬を行うときの連絡方法は様々です。
家族葬の連絡を受けた方が困らないように、はっきりと弔電を断る旨を伝える必要があります。
家族葬では、親族や関係者以外には連絡せずに、式が終わった後に伝えるという方法もあります。
葬儀後に連絡をする場合は、弔電の断り方にも困りません。
基本的に家族葬では、葬儀に参列する方が限られています。
葬儀に参列する方には電話などを使って連絡をし、お葬式への参列をお願いします。
電話で弔電を辞退することも伝えることができます。
しかし、ご近所の方やお仕事の関係者へ連絡するときは異なります。
お葬式の案内状や訃報の連絡に、弔電を辞退することを明記しなければなりません。
新聞の地方欄にお悔やみ情報をだす
家族葬であっても、新聞のお悔やみ欄に訃報を掲載するという連絡方法はあります。
しかし、家族葬の場合は掲載しないことも多いと言われています。
お悔やみ欄に掲載されている情報を見て参列される方がいらっしゃるからです。
もし、家族葬をされる方で新聞のお悔やみ欄に訃報を掲載される場合は、お悔やみ情報に「家族葬に付き弔電をお断りする」という旨を明記しましょう。
送られてきた場合は素直に受け取るべき
弔電を辞退させていただきますとの旨を連絡しても、弔電が届くことはあります。
弔電が届いた場合は素直にお気持ちを受け取りましょう。
頑なに断っても失礼になってしまいます。
また、会社から弔電が送られてきた場合は会社の規定による可能性があります。
弔電が送られてきた場合はお礼状を送りましょう。
お礼状には、弔電を送って頂いたことに対する感謝や式が滞りなく行われたことを書き添えます。

会社への弔電の断り方

家族葬の場合も、葬儀の準備や参列するために会社を欠勤することになります。
会社ごとに慶弔休暇や弔慰金の制度が決まっています。
会社には、葬儀のために欠勤することを必ず連絡しなければなりません。
フリーランスでお仕事をされている方も、葬儀のためにお仕事を断る場合には連絡をしなければなりません。
人事や総務の方に口頭で伝える
家族葬の場合でも、他の葬儀と伝えることは変わりません。
まず故人の情報や、葬儀のために欠勤することを人事や総務など会社の方に伝えます。
会社の方に伝える際は、口頭で構いません。
そのときに家族葬であることと一緒に弔電を辞退することも伝えましょう。
このとき、葬儀の詳しい日取りや会場の場所を伝える必要はありません。
また、人事や総務の方以外には葬儀が終わった後に連絡しましょう。
会社全体へ連絡しないことも弔電の断り方の1つです。
メール・FAXなどの文面で送る
家族葬であること、弔電を辞退していることを故人の勤めていた会社に伝える場合、メールやFAXなどを使って文面で送ることもあります。
口頭だけでは連絡が上手くいかず、誤解が生じる可能性があります。
メールやFAXなどでしっかりと文面を作って、連絡をすることも大切です。
弔電を断る際の文例

ここでは弔電を断るときの文例を紹介します。
家族葬では、案内状などに「故人の遺言により家族葬にさせていただきます。
」と書きます。
また弔電を断る際には、文章の後に以下のような文章をいれましょう。
「弔問はご辞退申し上げております。
」
「大変申し訳ありませんが、故人の遺志により弔電は一切ご辞退させていただいております。
」
「誠に勝手ながら、弔電は故人の遺志により謹んでご辞退いたしております。
」
「ご厚志はご辞退させていただきます。
」と婉曲的に表現することもあります。
しかし、お断りするものが明確な場合は「弔電はご辞退させていただきます。
」とはっきりと書くことが大切です。
会社に伝える際の文例については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
弔電を送る側の対応

家族葬を行われる方は、何もしないでゆっくりと故人を静かに見守り偲びたいという気持ちがある方が多いとですよね。
ご遺族の気持ちを尊重するためにも、訃報の連絡をしっかりと確認しましょう。
ご遺族の方が逆に気を使ってしまわれないようにする必要があります。
訃報に辞退することが書かれていた場合
弔電辞退が訃報に書かれている場合は、弔電を送らないようにしてください。
弔電辞退が書かれているということは、ご遺族の方がお断りさせていただきたいという気持ちを持っているということです。
訃報に辞退することが書かれていない場合
弔電を辞退することが訃報に書かれていない場合は、弔電は送ってもかまいません。
香典や供花と違い、弔電の場合は後日お礼状が届くという形になります。
返礼品ではないので、葬儀後にご遺族の方にかける負担が少ないからです。
しかし、案内状に香典や供花・供物の一切を辞退させていただいておりますと書かれている場合もあります。
この場合、弔問や弔電も辞退したいという意味が含まれていると捉えることもできます。
ご遺族と直接連絡が取れる方は弔電を送っても良いかを直接確認しておきましょう。
他の人から亡くなったことを聞いた場合
家族葬であることを人づてに聞いた場合は、弔電を送らないようにしましょう。
家族葬は、お葬式が終わった後に訃報の知らせを行っていることも少なくありません。
もし、どうしても送りたいという方はご遺族の方と連絡を取ってください。
弔電を送っても大丈夫かどうかを確認し、葬儀が行われる日取りや会場を詳しく聞くようにしましょう。
友人がなくなった際の家族葬への対応については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
家族葬での弔電の断り方まとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、家族葬の弔電の断り方について以下のことを解説していきました。
どんな連絡方法でも弔電を辞退することを明記する。
送られてきた弔電は受け取り、お礼状を出す。
会社にも家族葬であり弔電を辞退することを口頭だけでなく、メールなども使って伝える。
家族葬を行うと聞いた時は基本的に弔電は送らないようにする。
家族葬で弔電を断る際、失礼にあたるのではと思わずはっきり辞退を相手に伝えることが大切です。
そうすることで、訃報の連絡を聞いた方が弔電をどうしたら良いのかという疑問を持たずに済みます。
家族葬を行うときは、連絡を受けとる方にも気を使って連絡をしましょう。
「終活ねっと」では、他にも家族葬に関する記事を多数掲載しております。
ぜひ、そちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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