お葬式に持って行く数珠とは?数珠の色・種類・値段や持ち方まで解説

仏式のお葬式には数珠を持って行きますよね。しかし、いざ数珠が必要となったときに、どのようなものを選べばいいのでしょうか?実は数珠にはたくさんの種類があるんです。また葬式の数珠のマナーも知っておきたいところです。今回は、数珠の種類や色々な疑問についてお話します。

目次

  1. お葬式に持って行く数珠について
  2. 葬式に数珠は必要?
  3. 数珠の種類
  4. 宗派によって異なる数珠
  5. 数珠の値段は?
  6. お葬式での数珠のマナー
  7. 葬式での数珠についてまとめ

お葬式に持って行く数珠について

葬儀

数珠(じゅず)は、仏式のお葬式には必ず持って行きますよね。
皆さんは、この数珠に様々な種類があることは知っていますか?
なかなか数珠の種類ごとの違いを知る機会は少ないですよね。

しかし、いざ自分が使うとなったときには、自分が使うべき数珠がどんなものか分かっておく必要があります。
また、数珠に関してのマナーも理解しておくことでいざというときに役立ちます。

そこで今回終活ねっとでは、お葬式に持って行く数珠について以下の項目を解説していきます。

  • どんな数珠があるの?
  • 色は気にしなければいけないの?
  • 宗教によって違いがあるの?
  • 相場はいくらくらい?
  • 使う時に気を付けなければいけないことはある?

数珠は、仏式のお葬式や法要さらにはお墓参りなどで、合掌して祈る際に使うほか、厄除けのお守りとしても使われています。

仏教以外では数珠を使いませんが、数珠にはいろんな種類があり、男用や女用、宗派によっても異なります。

この記事を読んで、今後数珠を選ぶ際や、使用する際の参考にしていただければ幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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葬式に数珠は必要?

困った人々

葬式で数珠が必要となるのは仏式の葬式です。
仏式では、人が亡くなると、仮通夜、通夜、葬儀・告別式、火葬、初七日そして四十九日の法要が行われます。
広い意味では、この仮通夜から四十九日までが葬式といえます。

この一連の葬式で、数珠を持って行かなくても良いのは、仮通夜だけだとされています。
仮通夜は、亡くなった当日の夜に行う、ご遺族・ご親族が集まって故人を偲ぶ行いです。
僧侶に読経をお願いすることも多いです。
突然、死亡の事実を告げられ、仮通夜の会場に駆けつける、といった場合には、数珠を持っていなくてもかまいません。

ここで注意したいのは、仮通夜と通夜は異なるということです。
通夜は告別式の前日の夕方から夜に、ご遺族・ご親族仲の良い知人など縁のある者が集まって故人を偲ぶ行いです。
通夜の場合にも、僧侶に読経をお願いすることが増えてきています。

通夜の日時は、事前に連絡がありますから、数珠の準備は可能です。

数珠の種類

仏壇

数珠の見た目はほとんど同じように見えますが、実際は様々な種類があり、異なっています。
いったいどのような種類があるのでしょうか。
ここでは、数珠の大まかな種類について解説していきます。

本連数珠について

仏教で正式な数珠は本連数珠(ほんれんじゅず)といいいます。
別名、二輪数珠(ふたわじゅず)ともいわれます。

特徴としては、珠が108個つながっています。
この108という数字は、人間の煩悩(ぼんのう)の数です。
珠のひとつがひとつの煩悩を引き受け浄化します。
各宗派の正式な数珠を言い表したいときは、本式数珠という言葉を使います。

本式数珠

各宗派で正式な数珠とされているのが本式数珠です。
宗派によって珠の大きさや構成が定められている数珠です。

宗派により明確な違いがあり、男性用と女性用も異なります。
仏式の葬式であれば、数珠を持って行きます。
その際は、葬式の宗派ではなく、自分の宗派の数珠を持って行きましょう。

なお、宗派ごとの違いについては、別の項で説明しています。

略式数珠について

略式数珠は片手数珠ともいい、一輪で簡略化された数珠です。
この特徴は、どのような宗派の葬式でも使うことができることです。
珠の数も一輪ですから108の半分程度と少なくなっていますし、小型で携帯性にすぐれています。

略式数珠は、近ごろ、コンビニでも入手できるようになってきました。
男用と女用があるので購入時には注意が必要です。

男性用と女性用

本式でも略式でも、数珠には男用の数珠と女用の数珠があります。
男用の数珠と女用の数珠は、珠の大きさで区別します。
珠の大きい方が男用の数珠です。

お遍路では女性も男性用を使う

四国八十八箇所をめぐる「お遍路」で使う、真言宗の数珠は、女性であっても女性用の数珠を使いません。
女性も、男性用の一尺二寸の数珠を使うことになっています。

どんな色の数珠がいい?

数珠には、素材や色の決まりはありません
数珠は合掌してお祈りに使いますから、自分の気持ちに合った、自分専用の数珠を選んで下さい。

たとえば、自分のラッキーカラーの珠で構成されている数珠などを選ぶこともできます。

宗派によって異なる数珠

葬儀

さてここからは、宗派によって異なる数珠の種類について説明していきます。
宗派によってどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの特徴を詳しくお話します。

真言宗

真言宗では、僧侶用の数珠と一般在家が使う数珠は異なります
在家用の数珠は、主珠が108個、親玉が2個、四天玉が4個で構成され、菊房という房が4つ付けられています。

浄土真宗

浄土真宗では、一般的には男性用と女性用で使用する数珠が違うようです。
男性用は、一重のもので、主玉が108個のものはないです。
女性用は主玉が108個のもので、2重にして使用します。

日蓮宗

日蓮宗の数珠にはいくつかの種類があります。
一般的なタイプは、一連で構成された珠数で、主玉が108個からなります。
特徴として、2つの親玉から片方は房が2本出ていて、もう片方は房が3本出ています。

浄土宗

浄土宗の数珠は、2つの輪を一つに繋いて作られています。
僧侶が儀式で使う数珠荘厳数珠といい、108個の水晶で構成されています。
在家信徒が使う数珠は、日課数珠と呼ばれています。

禅宗(曹洞宗・臨済宗)

禅宗の数珠は、主珠が108個で構成され、一連タイプの長い珠数となっています。
禅宗でも、曹洞宗で使われる数珠には、金属の輪がついているのが特徴です。

このように、宗派によって全く異なる特徴のものとなっているようです。

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数珠の値段は?

お金

ここまで数珠の基本的な分類や、宗派ごとの種類を紹介してきました。
実際に自分がどんな数珠を買ったらいいかはわかったとしても、いくらくらいで買えるのでしょうか?
ここでは、数珠の材料や価格についてお話します。

数珠の材料と価格

本式数珠は、宗派で数珠の材質などが決まっているときがあります。
略式数珠は、材質などに決まりがなく、使う人の好みで決めてかまいません。

一般的に、数珠を構成する珠が宝石など自然の石である場合が、人工の素材でできた珠を使った数珠よりも効果的です。
その他、数珠の価格には、加工精度や房などの装飾も影響してきます。

ここで注意したいのは、数珠は御利益を得るためにあるのではなく、煩悩を消し去り合掌しお祈りするためにあります。
価格よりも、祈る気持ちが大切であることを忘れてはなりません。

数珠の相場は?

略式の数珠は、100円均一でも販売されていますし、コンビニでも入手できます。
一般的に、数珠の価格は2000円から30000円程度まで幅が広くさまざまです。

楽天やAmazonなどで調べると、素材や見た目も考えると、5000円から10000円程度が相場であるといえます。
数珠は、社会人としてひとつは常備しておきたいものであり、容易に買い換えるものではありません。

好みも含めて慎重に選びましょう。

購入する際の注意は?

実際に購入する際にどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
先ほどお話しした通り、数珠には様々な種類があるため、慎重に選びましょう。
購入するときの注意点についてお話します。

本式数珠か略式数珠か?

数珠は、利用する者が合掌してお祈りするためにあります。
したがって、宗派の正式な数珠である本式数珠を購入する場合には、自分の宗派に応じた数珠を買う必要があります。

略式数珠は、宗派にこだわらず使うことができます。
仏教の各宗派の信徒としては本式数珠が良いですが、葬式に関連しては略式数珠の利用が増えています。

神式やキリスト教式の葬式では、数珠は使いません。
また、仏式の葬式では数珠を使いますが、使う数珠は故人の宗派ではなく、数珠を使う人の宗派の数珠になることに注意して下さい。

男性用か女性用か?

数珠は、本式数珠であっても略式数珠の場合でも、男性用と女性用があります。
数珠を構成する珠が大きい方が男性用です。

ちなみに、数珠の貸し借りは絶対にしないでください。

材質やデザインは?

本式数珠は、宗派によって材質やデザインが定められている場合がありますから、それに従います。

一方、略式数珠については、材質やデザインの規定はないので、自分の好みで選んでもかまいません。
男性用か女性用かのみに注意して下さい。

お葬式での数珠のマナー

葬儀

さて、実際に葬儀で数珠を使用する際に気を付けなければならないことがあります。
今のうちに理解を深めておきましょう。
そんなお葬式で数珠を使う時のマナーを解説します。

自分の宗派と異なる葬式に参加する場合

仏式の葬式で、自分の宗派とは異なる宗派の葬式に参列する場合でも、自分の持っている数珠を使います。
本式数珠の場合には、自分の宗派に応じた数珠を使ってください。

また、キリスト教式や神式のお葬式では、数珠を使わないことになっています。
たとえ自分が熱心な仏教徒で本式数珠を所有していても、数珠は使用しません。

数珠の持ち方

合掌していないときは、数珠は左手で房を下にして持ちます。
気を付けなければならないのは、数珠は床や畳や椅子などの上に直接置かないようにすることです。
ポケットやポーチに入れるか、ハンカチの上に置くようにしましょう。

数珠の使い方

葬式での一般的な数珠の使い方を紹介します。
宗派により、細かな決まりがあり、知っている場合はそれに従います。
いずれにせよ仏式の葬式では、故人ではなく自分の宗派のやり方で数珠を使うことに注意が必要です。
ただし、葬式で略式数珠を使う場合には、この記事の内容に従って大丈夫です。
祈る気持ちが大切であることを忘れないでください。

数珠の使い方は、まず、数珠を左手に持ちます。
合掌する際には、数珠を持った左手に、何も持っていないる右手を添えます。
合掌するときに、数珠を両手にかけてから手を合わせてもよいです。

また、数珠の使い方のほかにも、葬儀の作法について以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

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葬式での数珠についてまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回終活ねっとでは、葬式での数珠について以下の項目を解説してきました。

  • 数珠は、仮通夜以外は基本的には必要である。
  • どの宗派にも使える略式数珠というものもある。
  • 男性用と女性用で異なる数珠がある。
  • 数珠の色に指定はない。
  • 宗派ごとに全く特徴が異なる。
  • 数珠は100円均一でも買えるが、2000円から30000円程度まで様々である。
  • 異なる宗派の葬儀に参列するときも自分の宗派に応じた数珠を使えばよい。
  • 合掌するときには左手か、両手に数珠をかける。

今回の記事で、様々な種類の数珠があるということが分かったと思います。
自分の宗派の数珠を正しく使えるようにしましょう。

また最近では、略式数珠の利用が増えてきていますし、コンビニでも入手できるようになってきたようですね。
自分用の数珠をひとつ持っておくことが大切です。

社会人として、葬式や法事に出るときに数珠について正しい知識とマナーを知っておけば安心です。
今回の記事で、いざという時の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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