葬儀のお礼の仕方とは?香典返しの品物や例文とともに解説

葬儀のお礼の仕方とは?香典返しの品物や例文とともに解説

慌ただしくやることも多い葬儀を終え、ホッとするの束の間に遺族は香典返しなどのお礼をすることになります。葬儀に参列してくださった方々へのお礼の方法や香典返しの仕方、お礼のメッセージの例文などをご紹介します。

最終更新日: 2020年02月09日

葬儀後のお礼について

葬儀

葬儀が終わりひと段落と思いきや、遺族は様々な手続きや次の法要の準備など、やるべきことは多々あります。
その中でも特に葬儀に際してお世話になった方へのお礼は欠かせません。

事前に確認しておくことでいざというとき滞りなくお葬式のお礼ができるといいですね。
そこで今回「終活ねっと」では、葬儀のお礼に関して解説していきます。

  • 葬儀のお礼は何ですべきか

  • 香典返しについて

  • 会社へのお礼について

  • 志のお礼状の書き方

  • お寺へのお礼の仕方

  • お礼の連絡への返信について

故人への弔意に対してしっかりと感謝を伝えるための情報を多数掲載しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、「終活ねっと」は全国各地の斎場と提携しているため、お近くの斎場で葬儀を執り行うことが可能です。
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葬儀のお礼の様々なシチュエーション

人々

葬儀への会葬御礼や香典・供花のお礼あるいは葬儀のお手伝いのお礼など、特別な方には香典返しの前にお礼をしておくと良いと思われます。

お礼のメッセージを伝える手段ごとに考察してみます。

メールでのお礼

メールは便利なコミュニケーション手段ですが、あくまでも略式なものであることをまず認識しておくことが必要です。
もっとも最近では、会葬者に葬儀会場の退場時に、挨拶状とお茶などの香典返しを渡すのがごく一般的になっています。

そういった意味では、メールは改めてのお礼ともなりますが、忌明け(四十九日後)までの間にもう一度感謝の気持ちを伝えるのも大切です。

葬儀をお手伝いいただいた方やご遠方をお越いただいた方などに労をねぎらいお礼を申し上げるようなときに利用するのが良いと思われます。

電話でのお礼

電話でお礼を伝えることもメールと同様で、取り敢えずのお礼として利用することは問題ありません。

自分の声で直接お礼を伝えたくても、遠方に住んでいるなど直接会ってお礼を伝えることが難しいときに最適の手段です。
メールだけでなくしっかりと感謝の気持ちを伝えたいという方はぜひ電話を利用してはいかがでしょうか。

手紙でのお礼

葬儀への参列者にお礼状を送るというのが一般的なお礼の方法です。
手紙を送るときに気を付けるポイントなどを紹介します。

お礼状の封筒ののしは水引で表書きは「志」

手紙でのお礼は、お礼状の形で郵送することになります。

本来は仏式では忌明け(仏式では49日、神道では50日、キリスト教では1か月)後に、挨拶状に香典返し(ご返礼や志)の品を添えるが、本来のしきたりです。

先にも記したように、葬儀の時にお礼状や香典返しをお渡しすることも多い昨今ですが、改めてのご挨拶や香典返しが必要と思われる特別な方、葬儀には参列できなかったが、香典をいただいた方や弔電をいただいた方など必要になります。

また、封筒の選び方ですが、白黒の水引のあるのしを選びます。
また、表書きは東日本では「志」、西日本では「満中陰志」とすることが仏式では多いようです。

お礼状はハガキでもOK

特にお世話になった方には手紙の形で礼状をお送りするのがよいですが、ハガキの形式でも問題ありません。
むしろ特に親しいなど特別な場合以外はハガキの形式の方が一般的です。

ただし手紙と違い書面の面積が小さく入れられるメッセージも制限されてしまうため、しっかりとお礼の気持ちを伝えたい場合はハガキではなく手紙を利用することをおすすめします。

定型的な文面もありますが、あまり形式ばらずに自分の言葉でお礼を書き記す遺族の方も少なくないようです。

メッセージの例文

早速、礼状に書くメッセージの例文を見ていきましょう。

拝啓
〇〇(夫など続柄)〇〇 〇〇(故人の俗名)儀 葬儀に際しましては、ご多忙中のところわざわざご列席くださり、ご芳情のほどありがたく厚くお礼申しあげます。 
取り込み中のこととて、不行き届きの点も多々あったかと存じますが、なにとぞご容赦くださいますようお願いいたします。
本来ならば拝眉のうえ御礼を申し上げるところではございますが、略儀ながら書中をもって御挨拶申し上げます。      
敬具
拝啓
先般 〇〇(夫など続柄)〇〇 〇〇(故人の俗名)儀 葬儀に際しましては
ご多用中にもかかわらずわざわざご会葬を賜り、またご丁重なるご芳志を賜り有難く厚くお礼申し上げます
お蔭をもちまして〇月〇日に四十九日の法要を滞りなく済ませることができました
つきましては供養のしるしに心ばかりの品物をお届けいたしましたのでお納めいただけますと幸いです
生前のご厚情に感謝申し上げますとともに今後も変わらぬご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
本来であれば拝眉の上お礼申し上げるべきとは存じますが 
略儀ながら書中を持ってご挨拶申し上げます
敬具

一般的な書き方として、まず最初に、忙しい中、故人のために葬儀に参列し、香典をお供えいただいたことへの感謝の気持ちを表します
つぎに、滞りなく(49日)の法要を終えることが出来たことを報告します。

また、葬儀に参列されなかった方には、会葬時に挨拶したような生前の故人の思い出話や、今後は遺志を尊重して生活していく旨の内容も伝えると丁寧な挨拶となります。

メールでは、拝啓や〇〇の儀などの形式的なものは省略しても良いと思いますが、内容的には例文のように、通夜や葬儀参列のお礼、ご厚志(香典・供花など)のお礼、不行届であったこと、略式の挨拶であることは伝える必要があります。

電話では、率直にご自身の言葉で、例文の内容で感謝の気持ちをお伝えしたら良いでしょう。

葬儀に参列した人への香典返し

葬儀

香典返しの品物は、あとに残らないもの(消費され、後に残らない物、不幸が繰り返さないようにという意味)が良いとされますが、タオルやハンカチなどの実用品もよく用いられます。

香典返しの品を選ぶ参考となるサイトのリンクを掲載しますので、ぜひご参照ください。

会社へのお礼の挨拶の仕方

葬儀

葬儀には故人が務めていた会社の方々が会葬に来ることもしばしばあります。
さらに、葬儀に参列するだけでなく葬儀のお手伝いをしてもらう場合もありますので、そうした場合にしっかりとお礼ができるといいですね。

それでは、会社へのお礼の仕方についてみていきましょう。

葬儀にあたってお手伝いいただいた場合

葬儀の受付で、会社関係と一般という2つの受付表示を目にしたことがあると思います。
これは、会社の役員や社員の方がなくなった場合は、会社側で葬儀をお手伝いするケースが多いと思われます。

この場合、社内の人や取引先の方が多く参列が見込まれます。
そこで会社関係と故人の私的な関係とを分けて整理して置くことが必要になるため、受付段階で振り分けを行うことがあります。
また取引先など参列者に失礼がないような配慮をするためでもあります。

このように会社の方にお手伝いいただいた場合、遺族の方は忌明け後に会社に出向いて葬儀のお手伝いをしてもらったお礼に伺うのがよいでしょう。
その際はお菓子など御礼の品を持参し、感謝を伝えることが必要です。

お手伝いはなく供花や香典をいただいた場合

会社の場合、一般的には慶弔規程で、役員や社員がなくなった場合、供花や香典をどのようにするかあらかじめ定めています。

お供えの名義は会社(代表者)名となりますが、もちろん代表者へのご挨拶が可能であれば直接御礼すべきでしょう。
それが不可能であれば総務関係の方にお会いしてお礼を伝えることが必要です。

会社への挨拶の必要性について

会社では、役員や社員がなくなった場合、香典・供花以外にご遺族に対して給付するものがあったり、手続きが必要なものがあります。

例えば、退職金の支給であったり、社会保険の埋葬料などの給付を受ける手続きがあります。
この場合、遺族の協力も必要になりますので、総務や人事関係者と面識を持っておくとその後がスムーズに進むかもしれません。
スムーズに手続きを終わらせることになりますし、関係者へ感謝の言葉を伝えることもできます。

お寺へのお礼について

葬儀

仏教における葬儀ではお寺のお坊さんに読経をお願いしたり戒名をつけてもらったりとお世話になることがほとんどです。

この時、お坊さんにお礼をお渡ししますが、これがお布施と呼ばれるものです。
お布施の金額相場や渡し方に関して以下のリンクで詳しく説明していますので、ぜひご参照ください。

お礼の連絡への返信は必要?

葬儀

ここでは、自分が葬儀に参列したり、香典を送る立場について考えてみましょう。

電話が来た場合や直接会ってお礼を言われた場合はその場で受け答えをすればよいですし、またお礼状が届いた場合もお礼の気持ちを受け取って特に返送することはないということはわかると思います。
ただ、メールに関しては返信すべきか迷う人もいるのではないでしょうか。

メールが来たら返信するのが礼儀という考え方もありますが、葬儀のお礼に関しては基本的に返信をしない方が良いとされています。
というのも、こうした不幸が繰り返すことがないようにしたいという意味合いがあるからです。

どうしても返信したい場合は相手のことを気遣いつつ忌み言葉や重ね言葉に気を付けて返信するようにしましょう。

葬儀のお礼まとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。

今回「終活ねっと」では、葬儀のお礼について解説してきました。

  • 葬儀会場の退場時に香典返しを渡すのが最近では一般的

  • 会場でのお礼に加え、改めてお礼を伝えたいときにメールや電話を利用

  • お礼状は手紙やハガキを使えるが、相手によって使い分ける

  • 香典返しの品物は後に残らないものが良いとされる

  • 会社の人に参列してもらったり葬儀を手伝ってもらったりすることがあるため、その場合できるだけ直接お礼を伝える

  • お寺へのお礼はお布施の形でお渡しする

  • お礼のメールへは返信しないのが基本

葬儀に参列して頂いた方や、会葬は出来なかったものの香典や供花を送ってくださった方にしっかりとお礼ができるといいですね。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

「終活ねっと」では、この他にも葬儀に関する情報を多数掲載しております。
以下の記事では、葬儀費用について詳しく紹介しておりますのであぜひわせてご覧ください。

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