お葬式の香典はどうすればいいの?金額・書き方・渡し方を解説!

お葬式の香典はどうすればいいの?金額・書き方・渡し方を解説!

お葬式に参列する際、お香典は欠かせません。そんなお香典のルールについて、急なお葬式の際にも対応できるよう、ある程度知っておきたいですよね。今回終活ねっとでは、お葬式のお香典について、金額の相場からお香典袋の選び方・書き方・渡し方まで、解説していきます!

最終更新日: 2019年10月22日

お葬式のお香典について

葬儀

お葬式の際に霊前に供えるお香典。
お香典に関しては、香典袋の書き方に包み方、故人との関係や自分の年齢によって変わるお香典の相場、そしてお香典を頂いた際のお返しについてなど、色々と決まりごとやマナーがあります。

お葬式にまつわる物事をを準備しておく、というのは少し不謹慎なようにも感じてしまいますが、急なお葬式にも慌てず先方に失礼の無いように知識を持っておくことは大切ですよね。

今回「終活ねっと」では、お葬式のお香典について、金額の相場から渡し方のマナー・お香典返しについて詳しく解説していきます。

  • お香典とは

  • お香典の金額の相場

  • お香典袋の選び方

  • お香典袋の書き方

  • お香典の渡し方

  • お香典を辞退された場合

  • お香典返しについて

以上の項目を中心に解説していきます。

お香典を送ることになった際に必要な知識を詳しくまとめてありますので、ぜひ最後までご覧ください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

お香典とは?

葬儀

お香典という言葉はよく耳にしますが、そもそもどういう意味なのか、皆さんはご存知ですか?

お香典とは、故人の霊前に供えるお金のことを指します。
かつてはお金ではなくお線香やお香が供えられていたため、「香」の字が用いられています。

また、お葬式は遺族にとって突然の高額な出費であるため、お香典は遺族にとって経済的な助けになります。

お葬式のお香典の金額の相場はいくら?

お金

お香典の金額の相場は、故人と自分の関係や付き合いの程度によって異なります。
相場を大きく上回ってしまうと、お返しをしなければならないご遺族の方にとって、迷惑となってしまうので気を付けてください。

また、4・9のつく数字は縁起が悪いためお香典の金額としてふさわしくありません。
3000円も少なすぎるため避けた方がよいとされています。
基本的には5000円以上を包むようにしましょう。

ここからは、故人との関係別にお香典の金額の相場を紹介していきます。

親族の場合(祖父・祖母・両親・兄弟)

まずは、故人が自分の親族だった場合についてみていきます。

自分の年齢によっても金額は違ってくるので注意しましょう。

  • 祖父母が亡くなった場合

    1万円~5万円が相場とされています。
    20代・30代…1万円~3万円
    40代以上…5万円
    また、自身が収入の無い立場の場合は両親がお香典を出すこともあり、孫一同として数人分の香典を一つにまとめる場合もあります。どちらにせよ、地域の慣習や親族のやり方などに則り、よく相談して決めましょう。

  • 両親・義両親が亡くなった場合

    20代…3万円~
    30代・40代…5万円~
    いずれも10万円以内に留めるのが主流です。

  • 兄弟姉妹・孫が亡くなった場合

    兄弟・姉妹が亡くなった場合は、
    20代…3万円~5万円
    30代以上…5万円
    が相場となっています。
    孫の場合は年代を問わず、1万円~5万円の範囲内とする場合が多いようです。

  • 叔父や叔母、従兄弟などが亡くなった場合

    1万円~3万円が相場とされているようです。
    従兄弟やその他の親戚は送り手の年齢の他、交流の有無によって変わってきます。

    親しい場合は
    20代…3000円~5000円
    30代…3000円~1万円
    40代…5000円~2万円
    とかなり幅があります。

    交流の頻度や度合いによって変わってきますので、故人との関係を踏まえて金額を考えて包むようにしましょう。

    また、交流があまり無い場合は香典をなしにするか、年齢を問わず5000円程度にする場合が多いようです。

会社関係の場合

次は、会社関係の場合のお香典の金額相場についてみていきます。

会社関係の場合、直接関わりがある上司や同僚・部下だけでなく、その家族に対してもお香典を渡すことがあります。

  • 上司や上司の家族の場合

    上司が亡くなった場合は、
    20代・30代…5000円~1万円
    40代…1万円以上
    が相場となっています。
    上司の家族が亡くなった場合は3000円~1万円を包むのが主流のようです。

  • 同僚や部下及びその家族の場合

    勤務先の同僚や部下のお葬式の場合
    20代…5000円
    30代以上…5000円~1万円
    もしくはそれ以上が相場となります。

    そして同僚や部下の家族の場合は、先に挙げた上司の家族の場合と同じ3000円~1万円が相場です。

友人など、親しい関係の人物の場合

友人などにおいても、その家族の葬儀に参列し香典を渡す場合があります。

交流の程度によっても金額は異なっています。
迷った場合は、自分と同じような立場の人に相談してみるのもよいかもしれません。

  • 友人や知人、その家族の場合

    交流の程度にもよりますが、
    20代…5000円~1万円
    30代以上…1万円~3万円
    が相場とされています。

    また、友人や知人の家族の場合は3000円~1万円とする場合が多いようです。

  • 隣近所の方の場合

    3000円~1万円が相場とされています。
    もちろん、交流の程度により金額は前後しますが、あまりに高額だと相手方にも気を遣わせてしまうので、無理のない範囲で包みましょう。

お香典袋の選び方

葬儀

お香典袋は、宗派・金額によって使ってもいいものと使ってはいけないものがあります。
事前にお葬式の宗派の確認を行い、間違えて失礼となることのないように気を付けましょう。

宗派

無地のお香典袋はどの宗派でも使えます。

蓮の花が描かれているお香典袋が使えるは仏式のみ、ユリの花・十字架が描かれたお香典袋が使えるのはキリスト教のみとなっています。

金額

お香典として包む金額によっても、香典袋は使い分けなければなりません。
金額にあっていない香典袋を選んでしまうことのないよう気を付けましょう。

諸説ありますが、香典袋の金額ごとの使い分けの一般的な例を紹介します。

  • ~5000円

    水引が印刷されている封筒タイプの香典袋を使う。

  • ~1万円

    水引が印刷されている多当折りタイプの香典袋を使う。

  • ~3万円

    外から水引をかける多当折りタイプの香典袋を使う。
    水引の色は白黒。

  • 3万円~

    外から水引をかける多当折りタイプの、高級和紙が用いられている香典袋を使う。
    水引の色は双銀。デザインが凝っているものがよいとされている。

お香典袋の書き方・お札の入れ方

お金

お香典の金額の相場やお香典袋の選び方について説明していきましたが、お札の入れ方や名前の書き方にも決まり事があります。

ここからは香典袋にお札を入れる方法や、表書き・名前の書き方について解説していきます。

お札の入れ方

まずは、入れるお札についてですが、全く折り目のついていない新札や、汚れたりひどく折れ曲がったりしたお札はなるべく避けましょう。

汚れているお札は当然として、新札を避けるのは「事前に忌日の準備をしていたようだ」と取られてしまわないようにするためです。
新札を包む場合は事前に折り目を入れるとよいとされています。

次にお札の入れ方ですが、お札を入れる向きは、お札の肖像画が下側・裏側になるようにしてください。

まずは中包みにお金をいれ、中包みに住所・氏名・金額を書きます。
表面でも裏面でも構いません。
薄墨で書くのがよいとされていますが、中包みにはボールペンなどを用いても構いません。

金額を書くときは、「一・二・三・五・…」は使わずに、「壱・弐・参・伍・…」といった旧字の漢数字を使いましょう。

宗派ごとの表書きの書き方

お香典袋の表書きの書き方には、宗派ごとに決まりがあります。

相手がどの宗旨・宗派か分からない場合は御霊前と書くのが無難です。

しかし、キリスト教のプロテスタントと仏教の浄土真宗のお葬式でのお香典では「御霊前」と書いてはいけないとされているので、注意しましょう。

  • 仏式

    四十九日までは「御霊前」「御香料」「御香典」と書きます。
    忌明けとされる四十九日以降は、「御仏前」「御佛前」と書きます。

  • 神式

    神式ではお香を用いないため、厳密にはお香典と呼びません。
    「御霊前」「御神前」「御玉串料」「御榊料」の表書きにします。

  • キリスト教式

    カトリックの場合は「御霊前」「御花料」「御ミサ料」
    プロテスタントの場合は「御花料」「献花料」「忌慰料」と書きます。

夫婦や会社でまとめる場合

個人でお香典を渡す際は水引の下に姓名を書きますが、夫婦そろって参列する場合は夫の姓名の横に妻の名を書きます。

また、妻が夫の代理として参列する際は夫の氏名の左下に「内」と、会社の上司などの代理で参列する際は上司の氏名の左下に「代」と書きましょう。

連名で書く際は3人を上限と死、立場の高い順に右から書きます。
3人より多い場合は「○○一同」としましょう。

名前を書く際は、筆もしくは筆ペンで、薄墨を使って書きます。

お香典の渡し方

葬儀

ここまでお香典袋の選び方や表書きの書き方を紹介してきましたが、ただそのまま持って行き、渡せばいいというわけではありません。

ここからは、お香典を渡す際のルールについて解説していきます。

袱紗(ふくさ)に包む

お香典袋は、袱紗(ふくさ)という専用の布に包んでカバンなどに入れ、葬儀場まで持参します。

袱紗には慶事用と弔事用があり、色や包み方が異なっています。
お葬式では紺・グレー・紫などの寒色系の袱紗を選びます。

袱紗の形状によって包み方は違ってきますが、どんな形状でも、弔事では左開きになるようにつつみます。
右開きでは慶事の時の包み方になってしまうので、注意しましょう。

袱紗については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

渡すタイミング

通夜のみ、もしくは通夜と告別式に参列する場合は通夜の時に、告別式のみに参列する場合は告別式の時に、受付で渡します。

受付の芳名帳に記帳してから渡すのか、渡してから記帳するのかは会場によって異なるようですが、
お香典を渡した後に記帳するのが主流です。

渡し方

まずは受付の前で一礼し、「この度はご愁傷様です。
」などといったお悔やみの言葉を伝えます。

その後、袱紗から香典袋を取り出し、折りたたんだ袱紗を台にして、表書きが相手から読める向きにして渡します。
この際、「御霊前にお供えください。
」などの一言を付けられるとよいとされています。

郵送したい場合

お葬式に参列することができない場合は、お香典を現金書留で郵送することができます。

お香典をのし袋にいれ、お悔やみの言葉を書いた便せんといっしょに現金書留用の封筒にいれます。
現金書留はポストからは送れないので、郵便局の窓口で手続きをします。

くれぐれも現金書留用の封筒に現金を直接いれることのないように注意してください。

また、お葬式後、できるだけ1週間以内、遅くとも1か月以内には送りましょう。
遅すぎてしまうとご遺族の迷惑になってしまいます。

お香典を辞退された場合

葬儀

ご遺族がお香典を辞退することもあります。
故人の意向・葬儀における遺族の負担を減らすため・参列者の負担を減らすため、など理由は様々です。

故人やご遺族の意向を尊重し、ご遺族がお香典を辞退した場合はそれに従い、お香典を渡すことは控えましょう。

香典のお返しについて

葬儀

お香典を受け取った場合はお礼としてお香典返しをしますが、お香典返しにも様々なマナーがあります。
ここからは、お香典返しについて簡単に解説していきます。

お返しする時期

お葬式当日に香典のお返しをすることを即返し(当日返し)、お葬式の後から香典のお返しをすることを後返しと呼びます。
後返しの時期は四十九日を過ぎてからであることから忌明け返しと呼ばれる事もあります。

主流となっているのは後返しです。

お返しの金額

頂いたお香典の3分の1~半分の金額のものをお返しするのが主流です。
しかし、頂いたお香典が高額すぎる場合(3万円以上)は、4分の1程度の金額のものになってしまっても、問題はありません。

即返しの場合は個別に対応する為、複数の金額帯のものを事前に準備する必要があります。

後返しの場合は、お菓子やお茶などの消え物や、タオルなどの消耗品が用いられることが多いようです。

香典返しについては、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

葬式の香典についてのまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、お葬式のお香典について以下のことを解説しました。

  • お香典とは、故人の霊前に供えるお金のことを指す。ご遺族に対する経済的援助の側面もある。

  • お香典の相場は故人と自分との関係や付き合いの程度によって違う。4・9のつく金額は縁起が悪いため避けた方が良い。

  • お香典袋は、お葬式の宗派・お香典の金額によって使い分ける。無地のお香典袋はどの宗派においても使うことができる。

  • お香典袋には、新札をいれてはいけない。新札を入れる際は折り目をつけるとよい。宗派ごとに表書きの書き方は異なるが、「御霊前」はほとんどの宗派で使うことができる。

  • お香典は袱紗に包んで持参し、渡すときは袱紗から出して一言添えて渡す。葬儀に参列できない場合は郵送することも可能である。

  • ご遺族がお香典を辞退した場合は、その意向を尊重し、無理に渡すことはしない。

  • お香典返しは、頂いたお香典の3分の1程度の金額のものを後日返す形式が主流となっている。

あまり忌日に関する事柄には触れたくないものですが、香典袋の書き方や金額の相場などは、いざという時に慌てないためにも知識として知っておいて損は無い事だと思います。
相手に失礼にならないよう、しっかりとお香典に関するマナーを守り、故人を送りたいものですね。

「終活ねっと」では他にも葬儀に関する記事を多数掲載しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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