お通夜に着る礼服について、ふさわしい服装について解説します。

お通夜に着る礼服について、ふさわしい服装について解説します。

お通夜に着ていく服装は、親族の場合と一般会葬者の場合で異なります。親族は礼服を着用し、一般会葬者は、親族よりも格を上げないよう、通夜には、略礼服を着用するのが一般的です。最近では親族も略礼服を着ることが増えてきました。

2019-09-29

はじめに 通夜に出席するときの服装は?

通夜に参加する際に、どのような服装で行けばよいのか、いろいろ悩みます。
お葬式全般に言えることですが、通夜を含みお葬式全般について、親族と一般会葬者とは異なった服装をすることになっています。
この記事では、そのあたりをわかりやすく解説します。

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通夜(お通夜)とは

通夜(つや)は、お通夜ともいい、亡くなった人の葬儀(告別式)の前日の夜に、故人の親族や友人など縁の人たちが集まって、故人の偲ぶことです。
最近では、僧侶による読経と参列者による焼香が行われることが多いです。

お葬式について

お葬式というのは、亡くなってお棺に納め、通夜、葬儀、告別式、火葬、初七日をすべて含めて言う言葉です。
一般的には、葬儀と告別式は同じように理解されています。
しかし、葬儀は宗教的な弔いであるのに対し、告別式はお別れをする儀式なので、意味合いが異なります。

通夜と仮通夜

通夜は葬儀の前日の夜に行われます。
それに対して、亡くなったその日の夜に親族で行うのを仮通夜といいます。
場合によっては、仮通夜と通夜を兼ねる場合もあります。

通夜と仮通夜の違い

仮通夜は亡くなった日の夜に行います。
また、親族で行います。
連絡が行き届かず、読経が行われる場合には間に合わない親族がいる可能性があります。
また、服装についても、十分に準備する時間がない場合もあります。
一方、通夜は、なくなった日から1日以上経過しているので、携帯電話やインターネット、メールが普及している今日では、関係者への連絡が行き届くと思われます。
また、服装を準備する時間的余裕もあると言えます。
ただし、親族と一般の参加者とでは服装に違いがあります。

通夜で着る礼服について

葬儀

礼服と喪服について

礼服というのは冠婚葬祭のときにいる衣服のことです。
このとき、結婚式ではなくて、葬式で着る礼服を喪服といいます。

喪服の意味

喪服は、文字通り喪に服する服なので、本来は親族が着るべきものです。
遺族以外の一般会葬者もお葬式の礼服として喪服を着ることがあります。
しかし、この場合には、親族より正式な格好にするのは、目立ちすぎで失礼にあたります。

正式の礼服(喪服)と略式の礼服(喪服)

正式な礼服(喪服)としては、モーニングや和装などがあります。
一方、略式の礼服(喪服)としては、ブラックスーツやブラックフォーマルがあります。
お葬式では、親族は正式な礼服を、一般会葬者は略式の礼服を着るのが礼儀です。
一般会葬者は、例え、正式な礼服を持っていても、親族より格が高くなると失礼になるからです。
最近は、普通規模のお葬式では、親族も略式の礼服を着る場合が増えてきました。

喪章

お葬式で、哀悼の気持ちを表し、遺族であることを示すために、黒い布を、腕にまいたり、リボンの形にして胸につけることがあります。
これを喪章と言います。
喪章をつければ礼服(喪服)を着亡くても良いというわけではありません。

仮通夜の場合

仮通夜は、亡くなった当日の夜に行われます。
基本的に親族のみで行います。
したがって、亡くなったことを聞いて、仮通夜に行くまでに、喪服を準備する時間がない場合もあります。
また、亡くなったときに立ち会っていた家族では着替える時間もないでしょう。
仮通夜に出席する親族は、平服でもかまいません。
もし選べるなら、できるだけ地味な服装にしましょう。
また、喪章はコンビニなどでも売っていますので、それを着けて出席したほうが良いです。

通夜の場合

通夜は告別式の前日の夜に行われます。
午後6時や7時から読経が始まり、焼香が行われます。
親族は正式な礼服(喪服)を着て出席します。
また、亡くなったことの連絡から通夜まで、服装を準備する時間があることが普通なので、一般会葬者である縁の人たちも略式の礼服(喪服)を着て出席するのが一般的です。

親族の通夜の服装

親族の場合は、正式な礼服(喪服)としてモーニングや和装などを着用します。
また、ポケットチーフをポケットに差してはいけませんし、フラップ(ポケットの蓋)がある場合には、中に入れて下さい。

一般会葬者の通夜の服装

男性の場合

ダブル、シングル、三つ揃い(ベストも可)

通夜に参加する一般会葬者は、略式の礼服としてブラックスーツを着るのが基本です。
ただし、葬儀(告別式)でなく、通夜ですから、ダークスーツでもかまいませんが、もし、葬儀(告別式)に出席できない場合には、通夜がお別れの告別の意味がありますから、ブラックスーツが望ましいです。
スーツは、ダブルでも、シングルでも、三つ揃いでベストを着用してもかまいません。
また、目立たなければストライプ柄の生地でもかまいません。

シャツやネクタイ

白色のシャツを着用し、黒色の無地のネクタイを締めます。
靴も黒色で、光る金属物が着いていないものにします。
その他、ネクタイピンはつけず、腕時計も外し、結婚指輪以外のアクセサリーも外さなければなりません。
鞄は黒い鞄にします。
ショルダーバッグは避けます。
どうしても仕事の都合で、ショルダーバッグを持って、お葬式に参加する場合には、肩にかけず、紐をまとめて、手で持つようにしましょう。

女性の場合

略式の礼服

女性の場合も略式の礼服として、黒色のワンピースやアンサンブル、スーツが望ましいです。
ストッキングや靴も黒にするのが一般的です。
ただし、葬儀(告別式)ではなく通夜なので、スーツやワンピースは紺やグレーなど地味な色の服装でもかまいません。
また、靴は黒が望ましいですが、ストッキングは、黒か肌色でかまいません。
服装一般としては、女性は肌を多く見せないように、夏であってもノースリーブや短い袖の服を着るのは避けなければなりません。
また、寒いときでも殺生を印象づける毛皮のコートやマフラーを着たり、つけたりしてはいけません。

アクセサリーやお化粧

結婚指輪以外のアクセサリーはすべて取り外します。
腕時計も外します。
ただし、一連の真珠のネックレスはかまいません。
注意したいのは、許されるのは一連のものだけで、二連のものは「重なる」を印象づけるためお葬式ではタブーです。
化粧についても、できればネイルも剥がし、薄めに化粧します。
長い髪の人は髪をゴムでまとめてください。
濃い化粧や派手な外見、香水などは控えましょう。
鞄も黒い物を準備し、肩にかけるタイプの鞄は厳禁です。

まとめ

仮通夜ではなくて、通夜の場合には、事前に時間がわかっているはずですから、きちんと準備をして出席したい物です。
ポイントとしては、親族でなければ、控えめで地味な服装を心がけることです。
普通の場合、冠婚葬祭は一生に何度か経験しますから、いつでも対応できるよう、貸衣装ではなく略礼服を準備しておきましょう。

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