葬式に参列する際の正しいマナーとは?服装や香典のマナーも解説!

葬式に参列する際の正しいマナーとは?服装や香典のマナーも解説!

葬式に参列する際には、様々なマナーに気を付けなければなりません。普段、葬式のマナーについて触れることがないため、葬式のマナーは難しく感じるかもしれません。今回は、葬式に参列する際に抑えておきたいマナーについてまとめました。

2019-07-29

正しい葬式マナーについて

葬儀

葬式は故人とのお別れをする最後の場になります。
喪主であっても参列者であっても、しっかりとしたマナーで故人とのお別れをしたいものです。
では、葬式に参列する際の正しいマナーとはどういったものでしょうか。

今回終活ねっとでは、葬式の正しいマナーについて解説していきます。
以下の項目を中心に解説していきます。

  • 葬式に参列する際の言葉遣いについて

  • 服装・持ち物のマナー

  • 香典に関するマナー

  • 焼香に関するマナー

葬式に参列することは少ないため、正しいマナーを知っている方は少ないのではないでしょうか。
手前の人の真似をすれば問題ない、という方もいるかもしれません。
では、葬式の正しいマナーとはどういったものなのでしょうか。

今回の記事で、葬式に参列する際の正しいマナーを確認するきっかけになれば幸いです。
記事の後半では、香典についてのマナーにも触れていますのでぜひ最後までご覧ください。

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服装や持ち物のマナー

葬儀

葬式に参列する際は、喪服を着用して参列します。
喪服には、正喪服、準喪服、略喪服があります。
基本的に、遺族が正喪服を着用し、参列者は正喪服より格式の低い準喪服、略喪服を着用します。

ここでは、葬式に参列する際の服装のマナーを男性と女性に分けて解説していきます。
また、持ち物の注意点についてもご紹介していきます。

服装のマナー

まずは、男性と女性の喪服のマナーについて各項目別に解説していきます。
かつては和装であることが多かったですが、最近では洋装の喪服を着用する場合がほとんどです。

男性

男性の服装のマナーは以下のようになります。

  • 喪服

    正喪服は「モーニングスーツ」で、準喪服は「ブラックスーツ」になります。
    黒いビジネススーツは、喪服の代わりにはならないので注意しましょう。
    下に着るシャツは白無地のシャツを着用します。

  • ネクタイ

    ネクタイは黒い無地のネクタイを使用します。
    また、ネクタイピンはつけないのが一般的です。

  • 靴・靴下

    靴は、光沢が無く、華美でない黒色の靴を履きます。
    素材は、合成革か本革を用い、殺生を連想する動物の皮の靴は履きません。
    靴下は黒色のものを履きます。

  • 髪型

    ワックスやジェルをあまりつけすぎないようにしましょう。
    また、前髪が目にかからないようにしましょう。

女性

女性の服装のマナーは以下のようになります。

  • 喪服

    アンサンブルやワンピース、スーツのようなブラックフォーマルを着用します。
    いずれも装飾の少ない、黒色のものを着用します。
    喪服の下には男性と違い、黒色のブラウスなどを着用するようにしましょう。

  • 靴・靴下

    黒色で、地味なものを選びましょう。
    また、ヒールの高すぎないものを選ぶようにしましょう。

  • 髪型

    髪の毛が長い場合は、頭の後ろで結ぶようにします。
    髪の結ぶ位置は、低い位置で結びます。
    また、前髪がかかる場合はピンなどで止めるようにしておきましょう。

  • 化粧

    派手な化粧はせず、控えめでナチュラルな程度にしましょう。

  • アクセサリー

    ネックレスの場合、一連の白いパールのものであれば着用可能です。
    また、ピアスやイヤリングは一粒タイプの白いパールであれば問題ありません。

持ち物のマナー

葬式に参列する際、いくつか持ち物があります。
ここでは、主な持ち物についてのマナーについて解説していきます。

  • バッグ

    男性の場合も女性の場合も、ショルダーバッグは避けるようにしましょう。
    装飾が少ないシンプルなもので、色は黒色です。
    また、男性はバッグは持たないことが多いです。

  • 数珠

    数珠には略式の数珠と宗教別で異なる本式数珠があります。
    数珠で迷われる場合は、略式の数珠をお持ちになるのが良いです。

  • ハンカチ

    白色か黒色のものを持っていきましょう。
    派手な装飾は控え、できるだけシンプルなものを選びましょう。

  • 天候によっては、傘を持っていく場合があると思います。
    色は黒やグレーなどの地味な色のものにします。

葬式における言葉遣いのマナー

葬儀

葬式では、受付などで遺族の方と参列者でいくらか言葉を交わすタイミングがあります。
その際に、失礼な発言はしたくないものです。
参列者と遺族・喪主に共通する言葉のマナーとしては、忌み言葉を使わないというルールがあります。
ここでは、喪主・遺族と参列者の挨拶での注意点と忌み言葉についてご紹介していきます。

喪主・遺族の言葉遣い

遺族側の言葉遣いとして、受付では参列してくれたことに対するお礼を言いましょう。
「本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます」のような挨拶をすればよいでしょう。

挨拶をする際は間柄にもよりますが、あまり多くの事を話さず、簡潔に返答するようにしましょう。

参列者の言葉遣い

参列者は葬式に参加する場合、まず受付をします。
その際、遺族の方に挨拶をする機会があります。
ここでは、「ご愁傷様です」や「この度はお悔やみ申し上げます」のような挨拶をすることが多いです。

遺族を慰める言葉をかけることが多いですが、遺族の方を傷つけてしまう場合があるので、安易に励ましの言葉を言わないようにしましょう。
会場では、遺族以外に友人に会うことがあるかもしれませんが、私語は慎んで簡単な挨拶にしておきましょう。

忌み言葉は使わない

忌み言葉とは、死を連想させる言葉や不幸が続くことを連想させる言葉で、葬式などの場で使うことを避けなければなりません。
普段使っている言葉が葬式の場では忌み言葉になっていることもあります。
忌み言葉には、以下のような言葉があります。

死を連想させる言葉

当然ではありますが、死を連想させる言葉は避けなければなりません。
以下のような言葉が死を連想させる言葉になります。

  • 死ぬ

  • 生きる

  • 無くす

  • 別れる

不幸が続くことを連想させる言葉

死を連想させる言葉だけではなく、不幸が続くことを連想させる言葉も避けなければなりません。
以下のような言葉が、不幸が続くことを連想させる言葉です。

  • 再び

  • 追って

  • 続いて

重ね言葉

重ね言葉とは、同じ音を繰り返す表現で、重ね言葉も不幸が重なるとして避けなければならない言葉です。
重ね言葉には、以下のような言葉があります。

  • たびたび

  • ますます

  • しばしば

  • わざわざ

以上にご紹介した言葉をうまく代わりの表現を使いながら挨拶するようにしましょう。
喪主の場合、葬式の際に挨拶をするタイミングがありますが、忌み言葉を避けるように文章を考えておきましょう。

香典についてのマナー

葬儀

葬式に参列する際は、香典を持参して参列します。
香典にも様々なマナーがあります。
香典袋に包む金額から、香典袋の書き方まで細かい決まりがたくさん存在します。

ここでは、香典の金額相場と包み方・渡し方のマナーをご紹介します。

香典の金額相場

香典の金額は、故人との関係性によって決まります。
以下に故人から見た関係別による香典の金額相場をご紹介します。

故人との関係 20代 30代 40代
兄弟・姉妹 3万~5万円 5万円~ 5万円~
祖父母 1万~2万円 1万~3万円 1万~3万円
おじ・おば 1万円 1万~2万円 1万~3万円
友人・知人 5000~1万円 5000~1万円 5000~1万円
会社の同僚 5000円 5000~1万円 1万円~
会社の上司 5000~1万円 5000~1万円 5000~1万円
会社の部下 5000~1万円 5000~1万円 5000~1万円
会社関係者の家族 3000~5000円 5000円~ 5000~1万円
恩師・先生 5000円 5000円~1万円 5000~1万円

金額は目安になるので、以上の金額を参考に故人との関係の深さによって包む金額を決めましょう。
あまりに高額な香典は、遺族の方の負担にもなるので適切な金額を包みます。

お金の包み方・渡し方のマナー

お金の包み方や渡し方にもマナーがあります。
香典においては、折り目のついていない新札は用いません

新札はまるで事前に準備していたようにも見えてしまう為、マナー違反とされています。
かといって、汚れたものや何度も折り曲げ皺の入ったお札を入れるのも気が引けるものです。
なるべく綺麗なお札か、新札を一旦折って折り目を付けた物を入れるのが無難です。

渡す際はグレーや紺といった、落ち着いた色合いのふくさに包んで持って行くのがマナーです。
そのまま持って行って汚れてしまったら失礼ですし、バッグにそのまま入れるのも折り目や皺が入ってしまう恐れがあります。

以下のリンクより、香典に関するさらに詳しい解説がされた記事がご覧になれます。
香典について知りたい方はぜひご覧ください。

焼香に関するマナー

葬儀

焼香は、故人の弔いと自身の体を清める意味合いがあります。
焼香にもマナーは存在し、各宗派によってもマナーは異なります。
また、焼香の方法も3通りあり、葬儀に参加してみなければどの形式かわかりません。

ここでは、焼香の方法とマナーについてご紹介していきます。

焼香の種類別のマナー

焼香には、立礼焼香・座礼焼香・回し焼香の3つの方法があります。
焼香の方法は、葬儀形式や会場の規模によって異なります。

以下にそれぞれの形式の焼香の流れをご紹介していきます。

立礼焼香

多くの葬儀会場では、立礼焼香で主焼香が行われます。
立礼焼香の流れは以下のようになります。

  • 順番が回ってきたら焼香台に進み、ご遺族と遺影にそれぞれ一礼した後、合唱します。

  • 抹香を親指、人差し指、中指でつまみ、額の高さまで持ち上げます。
    (宗派によってはありません)

  • 抹香を香炉の中へ入れます。

  • 宗派ごとに決まった回数、焼香を行います。

  • 遺影に向かって、合唱します。

  • 遺影とご遺族に一礼して、戻ります。

座礼焼香

座礼焼香は、畳の会場で行われることがあります。
座礼焼香の流れは以下のようになります。

  • 膝をかがめたまま焼香代へ進み、ご遺族と遺影に一礼した後、合掌します。

  • 座ったまま焼香代へ近づき、立礼焼香と同様の方法で焼香を行います。

  • 焼香を終えたら、合掌した後にご遺族と遺影に一礼して、席に戻ります。

回し焼香

回し焼香は、十分な広さが無い葬儀場で行われます。
回し焼香の流れは以下のようになります。

  • お盆に乗った焼香炉が回ってきたら、一礼して受け取ります。

  • 自分の前に焼香炉を置いて、遺影に向かって合掌します。

  • 立礼焼香と同様の方法で焼香を行います。

  • 焼香を終えたら、遺影に向かって合掌して隣の人に回します。

宗派別の焼香の回数

焼香の回数は、各宗派によって異なります
また、抹香を額の高さまで持ち上げることを「おしいただく」と言います。
この動作を行うかどうかも宗派によって異なります。
以下に、宗派別の焼香のやり方を紹介していきます。

宗派 押し頂くか 回数
天台宗 自由 自由
真言宗 3回
浄土真宗 本願寺 × 1回
浄土真宗 大谷派 × 2回
曹洞宗 1回目:〇 
2回目:×
2回
臨済宗 1回目:〇
2回目:×
2回
日蓮正宗 1回または3回
浄土宗 自由 自由
日蓮宗 1回または3回

正しい葬式マナーについてまとめ

葬儀

いかがだったでしょうか。
今回、終活ねっとでは正しい葬式のマナーについてご紹介しました。
以下に今回の記事のポイントをまとめます。

  • 喪服は、男性は遺族の場合は「モーニングスーツ」参列者の場合は「ブラックスーツ」が望ましい。女性は、黒色のアンサンブルやスーツ、ワンピースを着用する。
    黒色のビジネススーツはマナー違反なので、注意が必要。

  • 葬式場での挨拶は、簡潔に済ませる。
    また、忌み言葉は葬式の際には使わないように注意する。

  • 香典の金額は、故人との関係性により決まる。
    高額な香典は遺族の方の負担にもなるので、適切な金額を包むように注意する。

  • 香典に包むお札は、新札を使わない。
    香典を渡す際は、袱紗などに包んで用意しておく。

  • 焼香は故人との関係が深い順番に行っていく。
    焼香の回数は、各宗派によって異なる。

お葬式の形式や服装、お香典など色々と知識や情報が必要となる上、あまり事前に準備することも憚られます。
かといって相手に失礼な振る舞いをする訳にもいきません。
葬式に関するマナーは難しいですが、正しいマナーで故人を見送りたいですね。

終活ねっとでは、葬式に関する記事を多数掲載しております。
以下のリンクより、葬式の費用について詳しく解説した記事がご覧になれます。
是非ご一読ください。

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