
お葬式に必要な準備とは?お通夜やお葬式後の準備についても解説
お葬式のスタイルが多様化している近年、その準備も葬儀のスタイルごとに変化しています。ではそれぞれのお葬式にはどのような準備が必要になるのでしょうか。今回は一般的にお葬式に必要となる準備をはじめとして、お通夜や葬式後の準備についてもご紹介します。
最終更新日: 2020年12月01日
お葬式に必要な準備について

自分の親族が亡くなることは悲しいことですが、お葬式の準備もしなくてはなりません。
しかし、お葬式はたくさんの準備が必要となるものですし、いざとなると何から準備し始めたらいいのかよくわかりませんよね。
故人が亡くなった後は、お葬式に向けて何から準備し始めたらいいのか、という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回「終活ねっと」では、お葬式に必要な準備を中心にして、下記の項目について解説します。
故人の死後はどんな準備が必要になる?
葬儀の形式の種類ってなにがある?
お通夜の準備はどうやったらいいの?
お葬式の準備はどうすればいいの?
お葬式後はどんな準備をしておくべきなの?
普段なかなか知ることのできないお葬式の準備関係について学び、いざという時に慌てないようにここで理解してしまいましょう。
お葬式後のための準備についても詳しく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。
葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。
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故人の死後に行う準備

親族が亡くなれば、遺族は悲しみの中での葬儀を余儀なくされます。
しかし、故人をきちんとした葬儀で送り出すには、お葬式の準備を着々と進めて行く必要があります。
具体的にはそのような準備ができるのでしょうか?
以下では、故人の死後の準備について解説していきます。
死亡診断書の発行・遺体の搬送
まず初めに必要となるのが、故人の死亡診断書の発行とご遺体の搬送です。
この2つの準備は葬儀社に任せることができ、また手違いや間違い、遅れなどの心配も不要ですので、葬儀社に依頼しておきましょう。
予めどこの葬儀社でお葬式を行うかを決めておけ、ば亡くなってから死亡診断書をスムーズに発行することができ、ご遺体の搬送に手間取る事もないです。
それなので、予め葬儀業者を決めておくとスムーズです。
親族の中で喪主を決める
お葬式に際して、親族の代表となる喪主を誰が務めるか決めておく必要もあります。
配偶者がいる場合には、配偶者が行うのが一般的です。
しかし、そうでない場合は喪主を誰が務めるのか決めておくようにしましょう。
兄弟や子供など近親者から選ぶのが基本です。
喪主が決まるとお葬式の準備での役割もはっきりとし、その後の準備も進めやすくなります。
訃報の連絡を行う
故人が亡くなったことを近親者や故人の友人、会社の同僚など故人と関係があった人に連絡をします。
訃報の連絡は親族が手分けして行っても良いですし、数人の連絡係を決めても良いでしょう。
特に、家族や近親者は葬儀出席の日程を調整する必要があるのでなるべく早めに連絡するようにします。
急死ではなく病気を患っている場合などは、予め連絡先リストを作っておくと慌てずに済みます。
葬儀社を決める
次に葬儀の日程の調整や、葬儀の様々な手続きを行ってくれる葬儀社を決め、連絡を行いましょう。
出来れば事前相談などをして各社比較検討して決めておくとスムーズです。
希望の葬儀が執り行えるを検討するのはもちろんのこと、費用やプランの内容、サービスなども葬儀社によって大きく異なりますので、比較検討が必要です。
葬儀の日程を決める
葬儀社が決まったら、お葬式の日程を決めていきます。
火葬場や菩提寺の予約状況など、お葬式の日程は様々な要素を考えながら日程を決める必要があります。
お葬式の日程を決める要素についてまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
火葬場の空き状況や休業日
お通夜やお葬式の日程は、火葬場の状況によって左右されることもあります。
希望する日に火葬できない場合、葬儀の日程をずらす必要もあるでしょう。
火葬場では、友引の日を定休日としている斎場も多くありますので、注意するようにしましょう。菩提寺の僧侶の都合
お葬式では、普段お世話になっている菩提寺の僧侶に読経をお願いすることになります。
僧侶の都合が悪ければ葬儀で読経してもらうことができませんので、菩提寺に都合を確認することも大切な準備の一つです。
どうしても希望する日に都合をつけることができなかったり、葬儀の予定が詰まっていて対処できない場合は、同じ宗派の他の僧侶を紹介してくれるケースも稀にあります。参列する親族の都合
基本的には火葬場や斎場といった施設の空き状況、そして僧侶の都合をまずは優先して日程を決めます。
これらの都合が良い日が決まったら、参列する親族の都合も念のために確認しましょう。
例えば慶事が入ってしまっている人や、遠方から足を運んでくれる人などがいる場合もあります。
どうしても参列して欲しい人がいる場合、その人の都合を事前に確認しておくようにしましょう。
葬儀の形式を決める
ここまでの準備が整ったら、次に葬儀の形式をどのようなものにするのかを決定しましょう。
葬儀社によって異なりますが、費用と人数によってプランが別れ、様々なタイプの葬儀があります。
また葬儀全体にかける日数や内容など、故人、遺族の希望に近い葬儀ができるように相談してみましょう。
以下では、葬儀の種類について解説していきます。
一般葬
一般葬は親族だけでなく友人、知人から、ご近所、職場関係の人まで参加できる葬儀のスタイルです。
広く多くの人が葬儀に参加できるという特徴があります。
そのため、葬儀の形式としては大規模な葬儀となることが多く、参列者が多数来ることが予想されます。
一般葬の葬儀の流れとしては、まず通夜を行い、その次の日に葬儀、告別式となります。
遺族は香典返しや会食の準備などが必要になります。
「終活ねっと」では、一般葬の葬儀プランを提供しています。
一般葬のプランは、565,000円(税抜)よりご用意しており、「終活ねっと」の登録割で最大71,000円の割引もご利用いただけます。
葬儀についてお困りでしたら、24時間365日電話対応していますので、お気軽にご相談ください。

直葬
直葬は通夜や告別式といった葬儀を行わず、すぐに火葬するという葬儀スタイルです。
葬儀を行わずにすぐに火葬しますが、法律では逝去後24時間はご遺体を火葬できませんので、24時間以上経過してからの火葬となります。
直葬は費用や手間がほとんどかからない上に、費用もかなり抑えることができます。
しかし、火葬後に遺族が後悔するというケースが多く、費用のみで安易に決定しないように注意しましょう。
直葬のプランは、127,000円(税抜)よりご用意しております。
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家族葬
家族葬は、家族やその他近親者のみが参列する葬儀スタイルです。
遺族、近親者しか参列しないので、参列者への配慮もほとんど行わなくてよく、故人との最期の別れを惜しみなくすることができます。
葬儀の流れは一般葬と変わりませんが、規模が小さいので一般葬よりも少ない費用で済みます。
また、遺族は参列者の対応やお返しの品などの細かな準備が少ないため、遺族の負担が少なくて済むものです。
家族葬のプランは、455,000円(税抜)よりご用意しております。
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一日葬
一日葬は、通常であれば2日かかる葬儀を1日で行う葬儀スタイルです。
お通夜を省略し葬儀告別式前夜の会葬者も弔問もなく、故人との最期の時間をたっぷりとれるので近年多くの遺族に支持されています。
また喪主や遺族の負担も少ないため、事前相談で自分に万が一のことがあったら一日葬にしてほしいと希望する人も増えています。
一日葬のプランは、305,000円(税抜)よりご用意しております。
葬儀についてお困りでしたら、24時間365日電話対応していますので、お気軽にご相談ください。

お通夜の準備

故人の死後の準備が整ったら、お通夜の準備についてもしっかりと行えるように確認してみましょう。
お通夜全体の流れと、お通夜の準備としてやるべき事をご紹介しますので、一つ一つチェックしてみてください。
お通夜の流れ
お通夜はおよそ1〜2時間程度で通夜法要を行い、弔問客の受け入れをします。
その後会葬者には通夜振る舞いの会食が提供されます。
全体の流れとしては以下のようになり、それぞれ必要な準備をしていくことになります。
祭壇飾りと式場の設営をする
葬儀社のスタッフが祭壇飾りをし、ご遺体が入っている棺を安置します。
供花の確認
通夜が行われる斎場には直接供花の申し込みがありますので、故人との関係順に配列を確認します。
会葬礼状や返礼品の準備
弔問、会葬者に渡すものを準備すると同時に、誰が受付をするのかも確認しておきましょう。
会葬者の受け入れ
お通夜の時間になると会葬者が来場しますので、式場へと案内したり挨拶をしたりしましょう。
通夜法要
葬儀社のスタッフが司会進行をしながら、僧侶による読経や焼香などの通夜法要を進めていきます。
通夜振る舞い
喪主からの挨拶で謝辞を述べたら、会葬者には通夜振る舞い参加のお誘いをしましょう。
お通夜の参列の案内をする
日程が決まったら、喪主を中心にしてお通夜の参列の案内をしましょう。
親戚や友人、生前故人がお世話になった人などにお通夜の日程や予定などを連絡します。
お通夜の世話係の依頼をする
お通夜で香典を受け取る受付や、参列するために足を運んでくれた人を受付に案内する係など、お通夜の世話係を依頼する人を決めます。
お通夜の業務の大半は葬儀場のスタッフが担ってくれますが、遺族側からも数名出す必要があります。
ご近所の方に頼んだり、親族の中から数名お世話係を依頼しておきましょう。
宗教者の手配
お通夜の際に読経を依頼する僧侶の手配も大切な準備です。
菩提寺がある場合には菩提寺に連絡を取り、時間や都合などの打ち合わせをしておきましょう。
特に菩提寺が無い場合は葬儀社に依頼して僧侶の手配をしてもらうこともできます。
お通夜に必要となるものを手配する
お通夜に必要なものがあるため、それらの準備も事前に済ませておきましょう。
ここではお通夜の必需品の手配について紹介しますので、それぞれの葬儀スタイルに合わせて準備してください。
遺影
故人の遺影を準備しましょう。
その際、遺影には背景に風景などが写っていたりするものでも、葬儀社で加工処理してくれるので問題ありません。
生前の故人の姿が偲ばれる、自然な表情の写真を選ぶようにしましょう。
近年では自分の遺影を生前から選んでいる人も多いのでそれを使用するか、家族で予め遺影になる写真の候補をいくつか用意しておくとスムーズです。
供花
供花は故人との関係が深い順に並べる決まりとなっています。
葬儀社任せにせず、供花の順番がきちんと並んでいるかどうかを確認しておきましょう。
通夜振る舞い
お通夜が終わったら参列者を通夜振る舞いに誘いますが、その際の料理は個別に用意するのではなく軽食を大皿に盛るという形式がほとんどです。
会葬者全員が参加するわけではありませんが、会葬者のおよそ50~70%が来ることを見込んで準備するようにしましょう。
通夜振る舞いに関しても、葬儀社に依頼して通夜振る舞いとしてふさわしいものを用意してもらうこともできます。
料理の内容やメニューなどを葬儀社としっかりと相談しておきましょう。
会葬礼状・返礼品
会葬礼状や返礼品といった会葬御礼品についても、葬儀社と予算や人数を確認して決めておきましょう。
葬儀社に相談すれば、来る人数やおよその香典の合計額から会葬御礼品の予算の見積もりも立てやすくなります。
お葬式の準備

お通夜の準備が済んだら、次はお葬式の準備も早めにしておくようにしましょう。
葬儀では、遺族は弔問客の対応や挨拶、接待などに追われることになります。
当日余計な問題を発生させないためには、事前の準備が重要です。
葬儀の実務的な仕事は、事前に打ち合わせしておいた通り、葬儀社のスタッフとお世話係がこなすことになりますので、しっかりとした準備が大切になってきます。
お葬式の流れ
まずはきちんと準備をすることができるよう、お葬式全体の流れを把握しておきましょう。
お通夜の翌日に行う葬儀、告別式は以下のような流れで進行していきます。
遺族が葬儀場に集合
葬儀、告別式が始まる1~2時間前には、喪主や遺族が集まり、段取りや進行の確認など最後の準備やチェックをします。
受付
遺族やお世話係は、葬儀、告別式開始の15分前にはスタンバイして弔問客を待つようにします。
僧侶が入場して開式
依頼してある僧侶が斎場入りし、葬儀場のスタッフの司会進行のもと葬儀、告別式が開始になります。
読経・弔辞・弔電の紹介
僧侶が読経をした後、弔辞の読み上げや弔電の紹介をします。
焼香
読経が始まるとまず僧侶が焼香を行います。
その後喪主、遺族、親族や参列者と故人との関係が近い順に焼香を行っていきます。
焼香のやり方は事前に確認しておくようにしましょう。僧侶の退場と喪主挨拶
焼香が終わり、僧侶が退場した後に参列者へ向けて喪主から挨拶をします。
閉式
喪主の挨拶が終わると司会進行役が閉式を告げて葬儀告別式が終了します。
出棺
棺の中の故人に最後の別れをするとともに、花や思い出の品などを入れた棺を霊柩車に乗せます。
霊柩車に棺を乗せて、斎場を出発し火葬場へと向かいます。火葬
火葬場では、僧侶による読経をしてから火葬を行い、その後ご遺骨を骨壺に納める骨上げを行います。
骨上げは2人1組で行い、スタッフの指示に従って骨上げを進めていきます。精進落とし
火葬後は親族や火葬に立ち会ってくれた人への感謝を込めて、精進落としの会食を行います。
喪主は、精進落としの前に挨拶を行います。
お葬式が終わるまでの日数は?
一般的に、ご臨終から葬儀を終了するまでは2~5日程度となっています。
しかし、その期間については、明確な決まりがあるわけではありません。
火葬場や葬儀社、僧侶などの都合もありますので、亡くなったからと言ってすぐに葬儀を執り行えるわけではない場合もあります。
また、地域や風習、宗教によっては暦の上での日にちで葬儀を行わない日が設定されていることもありますので、注意しましょう。
お葬式の参列の案内をする
お通夜と同様に葬儀、告別式をいつ、どこで、何時から行うのかを参列して欲しい人に知らせておきましょう。
また喪主の人は、お通夜の際に、お葬式の日程を弔問客に案内するという事も忘れないようにしましょう。
お葬式の喪主の服装
お葬式に参列する服装ですが、喪主は基本的に正喪服を着用するのがマナーです。
しかし故人の急な不幸で喪服を準備できない場合もありますので、お通夜の場合は準喪服を着用してもマナー違反にはならないとされています。
ここでは男性女性、それぞれの喪主のふさわしい服装をご紹介します。
男性の喪主の服装
和装であれば黒羽二重の染め抜き五つ紋付に羽織袴を着ますが、近年男性の喪主が和装をする事が少なくなっています。
男性喪主は、白いワイシャツに黒のフォーマルスーツを着用することがほとんどで、靴や靴下、ネクタイなどもすべて黒で統一しましょう。
注意点としては、ネクタイピンをつけない事、ボタンが華美なものでない事、アクセサリー類は結婚指輪以外は避けるようにする事があります。
女性の喪主の服装
女性が喪主を務める場合には和装であることが多く、和装であれば五つ紋の黒無地染め抜きの和服を着用するのが正式なスタイルです。
洋装なら黒の喪服やフォーマルワンピースが良いでしょう。
ストッキングやヒールのあるパンプス、バッグも黒で統一します。
アクセサリーは結婚指輪以外のものはつけるのを控えるか、着けたとしてもパールの一連ネックレスやパールの一粒のイヤリングに留めておきます。
お葬式の喪主の持ち物
喪主はお葬式の際に持っていた方が良いものがあります。
遺族の代表という立場ですので、葬儀の場で他者に借りるなどはしないようにしましょう。
以下には、喪主がお葬式で持つべきものについてまとめましたので、ご覧ください。
ハンカチ
ハンカチは持っておくようにしましょう。
遺族の中で最も故人に近い喪主は、参列者との会話や弔辞を聞いている際に涙があふれてしまうこともあります。
ハンカチを選ぶ際には原則白か黒の無地のものを選ぶのがマナーです。数珠
仏式の葬儀では数珠を使用するのがマナーとなっています。
数珠を持っている人は、使い慣れている物を使用することで問題ありません。
持っていない人は葬儀社で購入することもできます。
宗教や宗派によっては、数珠のタイプが決まっていることもありますので注意が必要です。バッグ
バッグは小さめの黒色の物を持つようにしましょう。
お世話係や他の遺族との連絡に、携帯電話やメモ帳などを入れるためのバッグです。
「終活ねっと」では、終活に関する様々な内容について解説しています。
以下の記事では、喪主になったらやることについて詳しく解説していますので、ぜひお読みください。
お葬式後のための準備

故人の葬儀後も、様々な準備がありますので早めに済ませておくことをおすすめします。
葬儀後は、以下のような事柄の準備が必要となりますので、一つ一つチェックしてみてください。
葬儀費用の準備
葬儀社に支払う葬儀費用は、葬儀の一切が終了してからの後払いとなります。
葬儀費用は香典などを受け取ることで葬儀費用の足しに使うことができますが、それでも大きな金額を用意する必要があります。
予め準備をしておくと、支払いの際に慌てずに便利です。
葬儀後に葬儀社から請求書が来ますので、請求書を受け取ったらなるべく早めに支払いを済ませるようにしましょう。
以下の記事では、葬儀費用を安く済ますための方法について解説していますので、ぜひお読みください。
香典返しの準備
受け取った香典に対して、葬儀後忌明けまでに香典返しを送る必要があります。
品物は受け取った香典の三分の一から半額分を目安に返すというのが一般的ですので、その金額の中から適しているものを選びましょう。
近年は即日返しといい、葬儀当日に一定金額の香典返しを渡してしまうことも多いです。
しかし、香典額が多い人には即日の香典返しとの差額分を後からお渡しすることで調整します。
逝去後の役所等での手続き
逝去後は、役所等で死亡届の提出などの手続きも必要になります。
相続関係や公共機関との手続き、銀行口座やクレジットカードなどの廃止の手続きなど様々な手続きがあります。
また、保険金の請求なども行う必要がありますのでしっかりと確認して手続きを行うようにしましょう。
各法要の準備
葬儀後の法要の準備もできるだけ早く始めましょう。
最初の法要となる初七日法要は、近年ほとんどの場合が葬儀、告別式と同日に済ませてしまうことが多くなっています。
その後7日ごとに忌日法要がありますが行わず、一般的には初七日の次は四十九日法要を行います。
四十九日法要は、来世の行き先が決定する非常に重要な日とされています。
審判を受けた故人の魂はこの日にこの世にお別れを告げ、旅立っていくとされています。
四十九日法要の次は一周忌の法要が行われるのが一般的です。
親族だけでなくご近所や友人も招いて会食が行われます。
その後の法要は三回忌や七回忌を行う場合もあり、年忌法要は三十三回忌で終了することがほとんどです。
お葬式に必要な準備についてまとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、お葬式に必要となる準備について、下記の事を中心に解説しました。
故人の死後は、お通夜や葬儀までに様々な準備がある。
死亡診断書や遺体の搬送、喪主を決めて訃報の連絡を行ったり、葬儀社の日程や形式を決めることが、まず最初にすべき準備となる。葬儀の形式は多様化してきており、一般葬、家族葬、一日葬、直葬などがある。
費用や人数を考慮して葬儀形態を決めるのがよい。お通夜の準備には、僧侶の手配、遺影の決定、通夜振る舞いの準備などがある。
事前にできることを予めに行っておくと、当日スムーズに進めることができる。お葬式で準備しておくべき事は正喪服の準備や挨拶の準備、また精進振る舞いの準備などである。
お通夜の準備同様に、できることから早めに準備を行うといい。お葬式後は、葬儀費用の支払いや香典返し、役所の手続きなどやることがある。
また、法要では初七日を葬儀当日に済ませてしまうことが多く、四十九日が最初の法要となるため、準備を進めていく必要がある。
お通夜や葬儀では準備が異なる事や、葬儀後にも準備しておくべき事があるのもわかりました。
お葬式に必要な準備は、葬儀社を決定したうえで喪主が中心になって早めに始めると良いのですね。
お葬式の準備で悩んでいる方は、まずは葬儀社と葬儀スタイルを相談の上、準備を始めてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「終活ねっと」では他にもさまざまな葬儀スタイルや、各法要についての記事も多数掲載しています。
以下の記事では、葬儀でのマナーについて解説していますので、ぜひお読みください。
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