おくりびとの仕事ってどんな内容?給料やおくりびとになる方法も解説

おくりびとの仕事ってどんな内容?給料やおくりびとになる方法も解説

「おくりびと」と聞いて映画を思い出す方は多いですよね。おくりびとは納棺師という仕事です。ではおくりびと(納棺師)の仕事はどんな仕事なのでしょうか?今回終活ねっとではおくりびとの仕事内容を中心に給料やおくりびとになる方法まで解説します!

2019-10-31

おくりびと(納棺師)の仕事内容について

葬儀

皆さんは、おくりびとという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
日本アカデミー最優秀作品賞を受賞した映画「おくりびと」で、おくりびとの認知度は広まりました。

おくりびとは納棺師とも呼ばれているのですが、いったいおくりびとはどのような仕事をしているのでしょうか。
今回、終活ねっとではおくりびとの仕事内容について以下の項目を中心に解説していきます。

  • そもそもおくりびとって何?

  • おくりびとってどんな仕事をしているの?

  • エンバーミングもおくりびとの仕事?

  • おくりびとのお給料は?

  • どうやったらおくりびとになれるの?

  • おくりびとに資格は必要?

おくりびとは故人と遺族を繋ぐ大切な役割を担っています。
おくりびとについて気になることがある方は、ぜひ最後までご覧ください。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

おくりびととは

葬儀

おくりびと(納棺師)とは、故人を棺に納めるために必要な準備を行う仕事をしている方のことをいいます。

おくりびとにとって仕事の中で大事にしていることは、”ご遺族にも参加をしていただき共に作業を行うこと”です。
最期のお別れの時間をご遺族にも大切にしてほしいと考え、仕事を行っています。

おくりびとの仕事は、ただ棺に納めるだけではありません。
ご遺体をお湯で拭い清める湯灌(ゆかん)やメイクも施します。

湯灌について気になる方は以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。

おくりびとの仕事内容とは

葬儀

おくりびとは何かが理解できたと思います。
では、おくりびとの仕事内容の詳細についてみていきたいと思います。

①ご遺体への着付け

ご遺体に衣装の着付けを行います。
衣服は全ての方が同じではありません。
宗旨・宗派に合わせた衣服でなければいけません。

②身支度

ご遺族に身支度を手伝ってもらえるようお願いをします。
ご遺体が硬直し、重さもあるため、身支度は簡単ではありません。

ご遺体には装束を着せ、旅立ち用の身なりにします。
装束の他に、上帯(うわおび)や、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、足袋(たび)、六文銭(ろくもんせん)を入れた頭陀袋(ずだぶくろ)を身につけさせます。

③納棺

身支度を終えたご遺体を、仰向けにして棺の中に納める納棺を行います。
このときも、ご遺族に手伝ってもらいます。
旅が出来るように、杖や網傘、草鞋も一緒に棺に納めます。

④副葬品

ご遺体と一緒に棺に納める品を副葬品といいます。
あれもこれも納めたいという気持ちで、故人が愛用していた品など、ご遺族が様々なものを準備されることが多くあります。

ですが、燃えるのに時間がかかってしまうものや、ご遺体を痛めてしまうものもあるため、副葬品については確認が必要となります。

⑤蓋を閉める

一連の仕事が終わったら、最後に棺の蓋を閉めます。

以上が、納棺士の行う一連の納棺の流れです。

おくりびとはエンバーミングをするの?

葬儀

ご遺体の保全をするエンバーミングも納棺師が行うと思われがちです。
しかし、このエンバーミングは特殊な薬剤や器具を用いて専用施設で施行することが規定されているため、納棺師ではなく専門の資格を有したエンバーマーによって行われます。

そもそも、エンバーミングとは、ご遺体の血液を特殊な薬剤(防腐効果のあるもの)と入れ替えることによって、感染症の対策を含め、ご遺体の保全を図る処置のことを指します。

腐敗を遅らせる方法としてはドライアイスが有名ですが、エンバーミングはより長期的にご遺体を保全できる処置となっています。

そのため、海外へご遺体を搬送するときや、海外から遺体が搬送されるといったときには、通常このエンバーミングを行われます。

エンバーマーや納棺師のような葬儀関係の仕事は多くあります。
興味のある方は以下の記事を参考にしてください。

おくりびとのお給料

お金

納棺作業に携わる場合のお給料は、役職や会社によって大きく幅があるようです。

管理職などの役職を持つ方の中には、1000万円近い年収を取得される方もいますが、多くの方は月収20万円~30万円が相場のようです。

おくりびとになる方法

葬儀

おくりびと(納棺師)になるための就職先としては、二つ挙げることができます。

  • 葬儀社へ就職する

  • 納棺湯灌専門業者へ就職する

上記の方法で、おくりびと(納棺師)への道は開かれます。

ですが、おくりびと(納棺師)の求人は新卒採用時期に合わせて求人を行っているところが少ない上に、募集時期は不定なことがほとんどです。
そのため、就職できるほとんどの求人は、中途採用が多いのが現状です。

専門学校

新卒採用での就職を希望する場合には、専門学校で知識を学んでから就職するという方法があります。

専門学校は入学金や授業料など費用がかかるため、その点は給料が得られる葬儀社へ就職するに比べるとデメリットとなりますが、学校を通して就職を行うと就職率が高くなり、また専門知識をあらかじめ学べるという点においてはメリットと言えるでしょう。

専門学校の中には”葬儀に関連するコース”を設置しているものがあります。
もちろん、納棺の業務も学ぶことになります。

また、おくりびと(納棺師)の養成を専門とする学校もあります。
映画"おくりびと"に技術指導した、現場現役の講師陣が教える専門養成機関「おくりびとアカデミー」は、木村光希が代表を務め、2013年に設立された日本初、唯一の「納棺士を育成する」スクールです。

授業内容には、特殊処置、死化粧、葬祭知識、グリーフサポートをはじめ、仏衣・神衣・洋服を1人で着せ替えることが出来る専門技術と知識を身に付けることができます。

葬儀社に入社

葬儀社へ就職することは、おくりびと(納棺師)として働くための近道です。
求人も葬儀社で探すと比較的多く見つけることができます。

特別な入社試験もないので、入社の難易度も高くありません。
一般常識を身につけている社会人であれば、合格の可能性はあります。

葬儀社に就職した場合は、おくりびとだけが仕事ではありません
司会や誘導、受付等の葬儀全般に関わる仕事が中心となるでしょう。
納棺の仕事だけを行うというのは難しいです。

また、納棺の仕事には特殊な仕事に見えますが、特別な手当はないといいます。
葬儀社へ就職し、おくりびととしての仕事を望んだとしても葬儀全般の業務がほとんどで専門的に働くことは期待は出来ないでしょう。

搬送、ご遺族との打ち合わせ、通夜・葬儀全般を執り行う中、納棺士が葬儀をはじめから最後までプロデュースする「おくりびとのお葬式」という会社もあります。
詳しくは以下のリンクからご覧ください。

おくりびとに資格は必要?

葬儀

おくりびと(納棺師)の仕事は、資格が必要ありません

一般的に納棺は葬儀社の方やご遺族がやることも多く、必ずしも納棺師が行わないといけない決まりはありません。
しかし、納棺までの着付けや身支度は専門的な知識を必要とする場合があります。

また、荘厳な場所での仕事です。
ご遺族に対し失礼となる不謹慎な言動はもちろんのこと、言動一つ一つにも注意する必要があります。

専門の技術や知識があればいいというわけではなく、ご遺族の気持ちを誰よりも理解し寄り添うことが重要となります。
おくりびと(納棺師)は気遣いが必須な仕事ということですね。

おくりびと(納棺師)の仕事内容まとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回終活ねっとではおくりびと(納棺師)の仕事内容について以下の項目を解説してきました。

  • おくりびととは故人を棺に納めるために必要な準備を行う仕事をしている方である。

  • おくりびとの主な仕事内容は、ご遺体の着付け、身支度をし、適切な納棺を行うことである。

  • エンバーミングは資格を保有したエンバーマーが行うため、おくりびとはエンバーミングを行わない。

  • おくりびとのお給料は月収20~30万円が相場であるが、役職や会社によって大きく幅がある。

  • おくりびとになるための主な2つ方法としては、葬儀社に入社するか納棺湯灌専門業者として就職することである。

  • おくりびとに必要な資格はないが、専門的な知識を必要とされる場合がある。

おくりびとの仕事は、残される家族の気持ちに寄り添って接する必要があり、ただ納棺を行うだけではありません。

映画では、おくりびとの仕事をしている主人公の配偶者が仕事のことを理解できないという場面がありましたね。
おくりびとの仕事を希望したときには、”故人を送り出す仕事”なために「大丈夫なの?」と周囲から心配されることもあるかもしれません。
大変な面ももちろんありますが、とても素敵な仕事です。
興味をお持ちになった方は、まずは映画「おくりびと」を視聴してみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

終活ねっとでは葬儀にかかる費用についての解説記事も公開しておりますので、もしよろしければ以下のリンクからご覧ください。

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