家族葬の通夜で香典は渡すべき?マナーや金額相場、辞退の方法も解説

家族葬の通夜で香典は渡すべき?マナーや金額相場、辞退の方法も解説

一般葬のお通夜に参列する場合、ご遺族の方に香典を渡すことがあります。もし家族葬のお通夜に参列するのであれば、香典は渡すべきなのでしょうか。今回の記事では、家族葬の通夜で香典を渡すのかご紹介をします。マナーや香典の金額相場も解説しているので、参考にしてください。

最終更新日: 2020年03月07日

家族葬の通夜での香典について

葬儀

最近では家族葬にて葬儀を行うご家庭が多くなってきています。
一般葬のお通夜に参列する場合には香典をご遺族の方にお渡しすることがあるのですが、家族葬のお通夜に参列する場合も香典を渡すべきなのでしょうか。

今回終活ねっとでは、家族葬のお通夜での香典について以下の内容を中心にご紹介していきます。

  • 家族葬のお通夜に参列はできる?

  • 家族葬のお通夜では香典を渡すの?

  • 家族葬で渡す香典の相場は?

  • 香典の用意の仕方や渡し方は?

  • 家族葬で香典を辞退するときはどうするの?

一般葬のお通夜に参列したことはあるものの、家族葬のお通夜は参列したことがないという方もいらっしゃいます。
家族葬のお通夜に参列することになった際に、香典の扱いで困らないで済むよう今回の記事を最後まで読んで参考にしてください。

家族葬の通夜に参列してもいいの?

困った人々

そもそも家族葬のお通夜に参列しても、問題はないのでしょうか。
家族葬は特殊な葬儀形式で故人の家族や親族、特に親しくしていた方など少人数で葬儀を行います。
参列者に明確な決まりはありませんが、基本的にはご遺族の方に招待された方のみが参列します。

そのため家族葬のお通夜に関しても、ご遺族の方から参列願いがあった場合には参列することになります。
もしご遺族の方から参列願いがなかったのであれば、家族葬のお通夜には基本的に参列しませんので注意してください。

家族葬の通夜で香典は渡すべき?

困った人々

家族葬のお通夜に参列しても問題はないのかご紹介をしてきました。
もしご遺族の方からお通夜への参列願いをされて参列する場合、香典は渡すべきなのでしょうか。

ここでは家族葬のお通夜で香典は渡すべきなのかご紹介をします。
しっかりと内容を確認して、覚えておきましょう。

ご遺族が香典辞退しているとき

訃報連絡を受けた際に、ご遺族の方から香典を辞退している旨を伝えられることがあります。
もしご遺族の方が香典を辞退されているのであれば、香典をお渡しすることはできません。
香典を辞退している理由として、負担を軽減したいと考えられていることがあります。

香典辞退の旨を知りながら無理に香典を渡してしまうと、ご遺族の方に負担がかかってしまうことになります。
最悪のケースですと香典の受け取りを拒否されてしまうこともあるので、香典辞退の旨を伝えられたのであれば香典を渡すことは控えるようにしましょう。

香典辞退が伝えられていないとき

ご遺族の方から、香典を辞退している旨を明確に伝えられないこともあります。
この場合は香典を一応用意しておき、お通夜の会場に持参しましょう。

お通夜の会場に到着したら、他の参列者の様子を見て香典を渡すか判断してください。
もし他の参列者の方が香典をお渡ししていれば、自分も香典をお渡しするといいでしょう。

家族葬に参列しないとき

家族葬に参列できないものの香典をご遺族の方に渡したい場合には、まずご遺族の方に香典を渡してもよいのか確認をしてください。
香典を渡しても問題がないのであれば、葬儀後に弔問してお渡しすることや香典を郵送することができます。

香典を郵送する場合には、現金を送ることになるので現金書留使用しなければいけません。
通常の封筒に香典を入れて郵送することがないように注意してください。

家族葬での香典の金額はいくら?

お金

ここまでは、家族葬のお通夜で香典をお渡しするべきかご紹介してきました。
香典をお渡しする場合、香典にいくら包めばいいのか悩まれる方もいらっしゃいます。

家族葬でお渡しする香典には、いくら包むといいのでしょうか。
ここでは家族葬での香典の金額をご紹介しますので、参考にしてください。

故人との関係や年齢で異なる

家族葬でお渡しする香典の金額相場は、故人との関係性や自分の年齢によって変わってきます。
親しい関係の方であれば金額相場は高くなりますし、顔見知り程度であれば相場は低くなっています。

年齢に関しても20代の方と50代の方の相場を比べると、若干の差があるので注意が必要です。
以下に故人との関係性、年齢別の香典の金額相場をご紹介しますので、確認しておきましょう。

故人との関係性 20代 30代 40代以上
両親 3万~10万円 5万~10万円 10万円~
兄弟・姉妹 3万~5万円 5万円 5万円
祖父・祖母 1万円 1万~3万円 3万~5万円
叔父・叔母 1万円 1万~2万円 1万~3万円
友人 5,000円 5,000~1万円 5,000~1万円
上司 5,000円 5,000~1万円 1万円~

上記の金額はあくまで目安の金額なので、特に親しくしていたのであれば香典を多めに包むこともできます。
生活状況などにより香典の金額が相場より少なくなったとしても問題はないので、無理のない範囲で香典を用意しましょう。

避けるべき金額

お通夜や葬儀では、死や苦を連想させる4と9という数字はタブー視されています。
そのため、香典の金額にも4や9がついてしまうとマナー違反となってしまいます。
4,000円や4万円、9,000円や9万円といった金額は香典に包まないようにしてください。

連名で香典を包む場合ですと、合計金額が4や9がつく金額になる可能性が高いです。
香典袋にお金を入れる前に、金額を必ず確認するようにしましょう。

香典の渡し方

葬儀

家族葬で渡す香典の金額についてご紹介をしてきました。
香典は包む金額だけでなく、包み方や渡し方にも注意しなければいけません。
ここでは香典の包み方や渡し方に関してご紹介をしますので、こちらの内容も覚えておきましょう。

どんな香典袋を使えばいい?

お金を入れる香典袋はいくつか種類があり、香典の金額によって使い分けをしなければいけません。
金額ごとに使用する香典袋の種類を以下にご紹介しますので、参考にしてください。

  • 3,000~5,000円

    香典の金額が3,000~5,000円程度の場合、水引きが印刷されているタイプの香典袋を使用します。

  • 1~2万円

    香典の金額が1~2万円程度の場合は、黒白の水引きがついた水引金封を使用します。
    印刷されているタイプの香典袋は使用できないので注意しましょう。

  • 3~5万円

    香典の金額が3~5万円になると、銀のあわじ結びの水引きがついた中金封を使用します。

  • 10万円以上

    10万円以上の金額を香典に包む場合、銀のあわじ結びの水引きがついた大金封を使用します。

香典の金額と香典袋の種類が見合っていないと失礼な行為となってしまいます。
金額に合わせて、適切な香典袋を選ぶようにしてください。

香典の入れ方

香典には、新札を使用してしまうとマナー違反となってしまいます。
新札を香典に使用すると、故人が亡くなることを予想して前もって香典を用意していたと思われてしまうためです。

そのため香典には、状態の良い旧札か新札を一度折り曲げて折り目をつけたものを使用します。
ボロボロの旧札や何度も折り曲げた新札を使用してもマナー違反となるので、注意しましょう。

香典袋にお札を入れる向きにも注意が必要です。
お札の向きがバラバラな状態で香典袋に入れてしまうと、マナー違反となります。
必ずお札の向きを揃えてから香典袋に入れるようにしてください。

お札の表裏など向きに関しては明確な決まりはありません。
しかし地域などによっては独自のルールがあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

表書き

香典袋には表書きをする必要もあります。
表書きは宗教によって使用するものが異なるので注意しなければいけません。
例えば仏教ですと、御香典や御香料、御霊前と表書きをします。

神道の場合ですと、御榊料や御玉串料といった表書きをすることが一般的です。
キリスト教の場合は、御花料と表書きをします。

御霊前という表書きは宗教を問わず使用できる表書きとなっています。
ただ浄土真宗やプロテスタントでは、御霊前と表書きはできないので注意してください。

香典を渡すとき

基本的には香典は葬儀会場の受付にて、ご遺族の方にお渡しすることになります。
香典をお渡しする場合、無言ではなくお悔やみの言葉とともにお渡ししなければいけません。
短い言葉でいいので、お悔やみの言葉を述べるようにしてください。

弔問で香典を渡す場合などですと、御霊前に直接お供えすることもあります。
御霊前に香典をお供えする場合は、表書きが自分の方向から読める向きでお供えしてください。

家族葬で香典を辞退するには

葬儀

家族葬では香典を辞退することが可能です。
もし香典を辞退するのであれば、どういった風にお断りすればいいのでしょうか。
ここでは家族葬で香典を辞退する方法についてご紹介しますので、こちらも参考にしてください。

参列をお断りする時

家族葬で葬儀を行う場合、基本的には葬儀に参列していただく方にのみ訃報連絡をします。
その他の方には葬儀後に、事後報告という形で連絡をすることは一般的です。
ただ故人と親しくされていた方に対しては、参列をお願いしない場合でも故人が亡くなったことを事前に連絡する必要があります。

この場合は、家族葬で葬儀を行うことをお伝えして参列を丁寧にお断りしなければいけません。
故人の遺志であることを強調してお伝えして、参列をお断りするようにしましょう。
香典に関しても辞退しているのであれば、同様にお伝えするといいでしょう。

以下に参列と香典をお断りする際の例文をご紹介します。

○○の息子の□□と申します。
本日○○時に父○○が亡くなりました。
葬儀に関しましては故人の遺志により、家族葬にて執り行わせていただきます。
参列や香典に関しましても故人の遺志により辞退させていただいております。

通夜の受付で香典をお断りするとき

香典を辞退している場合には、お通夜の受付には黒盆を設置しないようにしてください。
また受付の横などに、香典を辞退している旨を伝える文面を掲示していると参列者の方に分かりやすくなります。

もし受付の方が口頭でお断りするのであれば辞退している旨を説明し、丁寧にお断りしなければいけません。
口頭でお断りする場合の例文を以下にご紹介します。

誠に勝手ではございますが、故人の遺志により御香典は辞退させていただいております。
お気持ちだけありがたく頂戴させていただきます。

辞退しても渡されるとき

香典を辞退している旨をお伝えしていても、どうしても香典を受け取ってほしいとおっしゃる方もいます。
この場合、相手の方の気持ちを考慮する必要もあるので他の参列者の方から見えない場所で香典を受け取るといいでしょう。

香典を受け取った場合、相手の方から香典返しが不要であるといわれない限り後日香典返しを送る必要があるので注意してください。

葬儀社にも事前に連絡を

あらかじめ香典を辞退することが決まっているのであれば、打ち合わせの段階で葬儀社にも香典辞退の旨を伝えるようにしましょう。
葬儀社に香典自体の旨を伝えることで、葬儀社のスタッフの香典辞退していることを参列者の方にお伝えしてくれます。

よりスムーズに香典をお断りできるので、葬儀社にもお伝えして協力してもらいましょう。

家族葬の通夜での香典についてまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、家族葬の通夜での香典についてご紹介してきました。
以下に今回の記事の内容をまとめていきます。

  • 家族葬は遺族に参列を依頼された場合に参列することになる。
    お通夜への参列願いをされていないのであれば、参列は控えなければいけない。

  • 香典辞退の旨を伝えられているのであれば、香典は渡すことができない。
    香典自体の旨を伝えられていない場合は、香典を一応持参して会場にて周りの様子を見て判断する。

  • 香典の金額相場は、故人との関係性や自分の年齢によってことなる。
    相場はあくまで目安なので、無理のない程度で用意すれば問題はない。
    4や9がつく金額はマナー違反となるので注意する。

  • 香典袋は香典の金額に合わせて選ぶ必要がある。
    表書きは宗教により使用するものがことなるので、事前に確認をする。
    受付で香典を渡す場合には、必ずお悔やみの言葉を述べるようにする。

  • 香典を辞退するのであれば、丁寧にお断りしなければいけない。
    故人の遺志であることを強調して、香典をお断りするといい。
    葬儀社に香典自体の旨を伝えることで、協力してお断りしてもらえる。

いかがでしたでしょうか。
家族葬のお通夜で香典を渡すべきなのかお分かりいただけましたでしょうか。

家族葬の場合には、香典を辞退されていることもよくあります。
香典を辞退されている場合には、香典を渡すことができないので注意してください。

香典を渡す以外にも弔意を伝える方法はあるので、辞退されている際には別の方法を選ぶようにしましょう。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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