
親の葬儀費用を備える保険の種類は?注意点や別の負担方法も解説!
親が亡くなってしまった時には、残された子供が責任をもって親の葬儀を執り行うことになります。葬儀費用は高額なため、保険金やその他の方法でまかないたいですよね。今回は親の葬儀費用に備えるための保険の種類や葬儀費用の負担方法などを解説していきます。
最終更新日: 2020年12月01日
親の葬儀の費用は保険金でまかなえる?

親が亡くなった時、残された家族である子供が葬儀を執り行うことが一般的です。
葬儀費用は高額なため、親の葬儀費用を保険金でまかなうことも選択肢の一つです。
今回「終活ねっと」では、親の葬儀費用を備える保険の種類について、葬儀費用の支払いの際の注意点や、保険金以外の葬儀費用の負担方法まで解説していきます。
親の葬儀費用は保険金でまかなえる?
葬儀費用に充てる保険の種類
葬儀費用の支払いの際の注意点は?
保険金以外の葬儀費用の負担方法とは?
以上の項目を軸に解説していきます。
親の葬儀費用に悩んでいる方や、親の葬儀を行う方はぜひ最後までご覧いただき、葬儀費用を考える参考にしてみてください。
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親の葬儀費用を保険金でまかなうには

最後のお別れの儀式である葬儀には、高額な費用がかかります。
葬儀の規模を小さくするなどの方法によっては費用を抑えることもできますが、周りの人との付き合いや親族の意向によっては不可能な場合もあるでしょう。
そのように高額になってしまう親の葬儀費用を保険でまかなうという方法もあります。
葬儀にかかる費用の相場と葬儀費用に充てることができる保険について解説します。
葬儀にかかる費用の相場
葬儀には一般葬、家族葬、一日葬、直葬などがあります。
参列者が多ければ広い式場が必要であったり会葬礼状の枚数が増えるのでその分費用も高くなります。
一日葬では通夜を行わないので、通夜ぶるまいを用意する必要がなくなるため飲食費を減らすことができます。
以下で葬儀の種類ごとに葬儀費用の相場を紹介します。
一般葬
故人と生前に付き合いがあった友人や仕事関係の人、趣味の仲間や近所にお住いの人など多くの人に参列してもらう葬儀の形式です。
費用の相場は、165万円です。家族葬
家族や親族、親しい友人だけで故人を送る参列者の少ない小さな規模の葬儀の形式です。
費用の相場は、113万円です。一日葬
本来だと通夜と告別式に分けて行う儀式を、通夜を行わず一日で全ての儀式を終わらせてしまう葬儀の形式です。
費用の相場は、57万円です。直葬
直葬は、通夜や告別式を行わずに火葬のみを行う葬儀の形式です。
費用の相場は、30万円です。
近年では身内などの親しい間柄だけで行う家族葬の人気が高まっています。
また、費用を抑えるには一日葬や直葬などのシンプルな葬儀を行うという方法があります。
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どんな保険を葬儀費用に充てるの?
葬儀費用に充てるための保険にはどんな種類があるのでしょうか。
以下で葬儀費用に充てる保険の種類を紹介します。
終身保険
葬儀費用に充てるための保険として一番適しているのが終身保険です。
保障が一生涯続き、掛け捨てではない保険ですので貯蓄性のある保険です。
亡くなった際に死亡保障として保険金の支払いが行われます。
また、お亡くなりになる前に解約することもでき、その場合は解約返戻金としてお金を受け取ることができます。
葬儀保険
葬儀にかかる費用の負担を減らすための保険が葬儀保険です。
少額で短期型の保険ですので、経済的にあまり余裕がない方でも比較的加入しやすい保険とも言えます。
ご高齢になると持病などで保険に加入するのが難しくなってきますが、葬儀保険は葬儀費用を保障するための保険ですので、審査等が他の保険と比べて厳しくないという特徴があります。
その他の保険
その他にも葬儀費用に充てることができる保険として、養老保険があります。
一生涯の保障はなく、保険の満期の際に保険金の支払いが行われます。
また満期前にお亡くなりになった場合は、その時点で保険金の支払いがされます。
保険加入前に満期の金額を決めますので、計画的に葬儀費用を貯めたい方におすすめの保険です。
葬儀費用の支払いにおける注意点

親が亡くなった時には子供が葬儀を執り行うことが多いですが、親の葬儀費用は誰が負担することになるのでしょうか。
また葬儀費用を支払うための保険に加入していても、滞りなく支払いを完了するためにはいくつかの注意点があります。
ここでは葬儀費用の支払いにおける注意点について、誰が葬儀費用を負担するかや葬儀費用の支払い期日などについて解説します。
誰が葬儀費用を負担するのか
親の葬儀費用を負担する人には特に決まりはありません。
しかし多くの場合は残された子供が負担することになります。
長男であるから負担するべきという決まりはなく、兄弟で話し合いをして負担し合うことが望ましいです。
その場合は、それぞれの経済状況や相続財産の違いによって揉めないようにしっかりと相談するようにしましょう。
保険金の受取人に注意する
保険金を葬儀費用に充てることはできますが、保険金の受取人を故人名義で契約している場合は保険金が手元に入るまで時間がかかってしまいます。
故人名義で契約すると故人の口座に保険金が入金されます。
故人の口座は死亡届を提出した時点で、口座から現金を引き下ろせなくなります。
口座を凍結されてから保険金が支払われると、葬儀費用の支払い期限までに現金が用意できないという可能性も高くなりますので、保険金の受取人には注意が必要です。
葬儀費用の支払い期日について
葬儀費用には支払い期日があります。
葬儀費用は葬儀が全て終わってから支払うことになります。
葬儀会社によって多少の違いはありますが、葬儀が終わってから1週間以内が支払い期限であることが一般的です。
期日内にしっかりと振り込むようにしましょう。
終活ねっとでは葬儀に関する様々な記事を紹介しています。
葬儀費用の相場や支払い方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
その他の葬儀費用の負担方法

親の葬儀費用は保険でまかなえるということについて解説してきました。
しかし、全ての人が保険契約をしているとは限りません。
保険金から葬儀費用を負担することが難しい場合には、以下のような方法もあります。
一人で全額支払う
子供が自分一人という場合や親に貯蓄がなかったなどの理由で、自分の貯蓄から負担する。
兄弟や親族で話し合い負担し合う
親族や兄弟間で話し合いをし折半、もしくは経済状況に合わせて負担し合う。
親の遺産から支払う
親から相続した遺産から葬儀費用を負担する。
その場合、相続人全員の同意が必要となる。互助会を利用する
互助会の会員となり毎月一定の金額を積み立てることで葬儀費用に充てることができる。
口座に葬儀費用として預金、積み立てをしておく
葬儀費用に使うために銀行口座などに預金や積み立てをしておく。
ただし故人の口座は死亡届を出した時点で凍結されるので、引き落としのタイミングには注意が必要である。
終活ねっとでは葬儀に関する様々な記事を紹介しています。
葬儀費用を親族で負担する方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
親の葬儀費用にあてる保険金についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回「終活ねっと」では、親の葬儀費用を備える保険の種類について以下のことを解説してきました。
親の葬儀の費用は保険金でまかなうことができる。
葬儀の種類によって葬儀費用の相場は異なる。
家族葬などの小規模な葬儀や、一日葬、直葬などの費用が抑えられる葬儀形態を選択する人が増えてきている。
葬儀費用に充てる主な保険として終身保険・葬儀保険・養老保険などがある。葬儀費用を負担する人に決まりはない。
保険金の受取人を故人の名義で契約している場合は、すぐに保険金が引き出せない場合があるので注意が必要である。葬儀費用は保険金から負担する以外に、個人で全額払う、親族で分担する、親の遺産から払う、互助会を利用する、あらかじめ葬儀費用として預金、積み立てをしておくなどの方法がある。
親の葬儀費用は生前契約した保険の保険金からまかなうことができます。
一昔前はもしもの時に備えて保険に加入することが一般的でした。
しかし最近では、経済的に余裕がないなどの理由で保険の見直しや保険を解約をする傾向があります。
親が亡くなった後に保険に加入していなかったことを知る場合もあるかもしれません。
もしもの時に慌てないためにも葬儀費用に備えた保険に加入しているのか、保険金以外に葬儀費用を負担するための貯えがあるかなど知っておくことが重要です。
最後のお別れの時間を望む形で過ごすための参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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