故人の火葬後はどうすることが正解?ペットの供養方法についても解説

故人の火葬後はどうすることが正解?ペットの供養方法についても解説

通夜、告別式が終わりますと火葬を行う準備を始めます。しかし、故人を火葬した後の供養はどのようにすれば良いのでしょうか。今回は、故人の火葬後はどうすることが正解なのかどうかを解説します。ペットの供養方法も併せてご紹介しますので、ぜひご参考ください。

最終更新日: 2020年06月27日

故人の火葬後について

葬儀

通夜や告別式は参列する立場として経験することもあるでしょう。
しかし火葬はご遺族側にならないと立ち会うことがありません。

火葬後はどのように供養すれば良いのかを知っている方は案外少ないのではないでしょうか。
今回「終活ねっと」では、故人の火葬後はどうすることが正しいのかということについて解説します。

  • 火葬後の骨上げについて

  • 火葬後に葬儀・告別式を行いたい場合はどうすれば良い?

  • 火葬後に葬儀・告別式を行いたい場合について

  • 火葬後にすぐに納骨したい場合について

  • 火葬後の供養方法

  • ペットの火葬について

葬儀関連の一連の儀式は火葬をもって終了となりますが、火葬後も供養は続きます。

まだ葬儀に関係がないという方にも必ず役立つ場面が来ますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

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火葬後の骨上げ

葬儀

火葬が終わった後にご遺族がまずしなくてはならないのが、骨上げです。
骨上げとは、火葬した後に残ったお骨を拾い上げて骨壺に納めることです。

聞いたことがある方は多いかもしれませんが、実際にどういったことをするかをご存知の方は少ないでしょう。

ここでは骨上げについて解説します。

骨上げまで

火葬には1時間~2時間ほどかかりますので、その間は別室で待機します。
待ち時間の間に精進落としという会食をすることもあります。
本格的な食事ではなくても、軽食やお菓子が出される場合が多いです。

火葬が終了しましたら係員の方からアナウンスがありますので、ご遺族の皆様で骨上げ(収骨)に向かいます。
全員でご遺骨を囲むように立ち、喪主が骨壺を持って頭部のほうへ立ちます。

骨上げの流れ

骨上げには、火葬場の方で用意してくれる箸を使います。
食事に使うような箸ではなく、かなり太いものを使います。

骨上げに箸を使う理由は、故人が三途の川を無事に渡ることをこちらの世界から橋渡しをするという願いを込めてのことです。

骨上げは故人との関係が深い方から順に行います。
2人でペアとなり、足のお骨から順に拾っていきます。
ひとつ拾い上げるごとに次の方へ箸を渡します。

骨上げの最後には喉仏の骨を拾います。
一番重要な部位とされていますので、喪主と喪主の次に親しい親族がペアになって拾います。
喉仏の骨は、仏様が座っている形に似ているということから、このように扱われています。

ちなみに全ての骨を収骨するかどうかは地域により違いがあります。
東日本では基本的にご遺骨を全て骨壺に納めますので、骨壺は大きめとなります。
反対に西日本では主要な骨のみを納めるところが多いので、骨壺は小さめの傾向があります。

火葬後の頭蓋骨は骨壺に入る?

頭蓋骨は、他の部位の骨よりも丈夫にできていますので基本的には火葬後も綺麗に残っていることが多いです。
しかし故人の健康状態によりましては、完全な形を保っていないこともあります。

お若く健康な方ほど、頭蓋骨が割れずに完全な状態で残ると言われています。

完全な形で残っている頭蓋骨ですと、そのままの状態では骨壺に入りません。
その場合は火葬業者の方が砕いてくれることになります。
砕き方は箸や棒など、火葬場によって異なります。

しかしご遺族によっては、頭蓋骨がそのままの形を留めていたり、目の前で砕かれるのを見るのがつらいこともあるでしょう。
その場合はご遺族の見ていないところで作業をしてくれることもあります。

火葬後の清めの塩って何?

火葬と収骨を終えますと一度葬儀場に戻ります。
この際に清めの塩が渡されることがあります。

清めの塩は元々、神道で始まった風習です。
死を穢れとして考える神道では、葬儀の後に塩で身を清める習慣があるのです。

日本の葬儀の多くは仏教を基盤とするものですが、現在ではほとんどの葬儀で塩が配られるようになりました。

仏教では塩で身を清める必要は本来はないのですが、宗教に関係なく根付いている文化となっています。

火葬の後もこの風習に従って塩が渡されます。
しかし葬儀場によっては渡されないこともあります。

使うかどうかにつきましては宗教上の理由などもございますので、個人の自由意思によって決めていただいて構いません。

火葬後に葬儀・告別式を行いたい場合

葬儀

通常の火葬は、通夜と告別式を終えた後になります。

しかし地域やご事情によっては、火葬を終えた後に葬儀・告別式を行うケースがあります。
これを骨葬といいます。

ここでは、骨葬とはどういったものかについて解説します。

骨葬とは

骨葬は東北地方や北海道、九州の一部では普通に行われている葬儀の形です。
通夜の前後に火葬を済ませた上で告別式を行うものです。

これらの地域では火葬後の告別式が普通のことですので、あえて骨葬とは呼びません。
葬儀という言葉がそのまま骨葬を表します。

逆にこうした地域で通常の火葬、つまり告別式後に火葬をするスタイルの葬儀をする場合は、特別に生葬と読んで区別しています。

骨葬とするケースには地域性の他にも様々な事情があります。
例えばご遺体の状態があまり良くない場合は、ご遺体を保存し対面することが望ましくないため、あらかじめ骨葬として執り行われることもあるでしょう。

また何らかの事情で故人が生活していた場所から遠く離れた地域で葬儀を行う場合も、ご遺体の保存や搬送が難しいことから骨葬とする場合もございます。

骨葬の注意点

骨葬を通常から行っているような地域であれば、特に注意することはないでしょう。

しかしお住まいの地域に骨葬の習慣がない場合は、先に火葬をすると言うとご遺族や参列者の皆さんに驚かれてしまう可能性が考えられます。
場合によってはその理由を尋ねられたり、叱責されてしまうこともあるかもしれません。

色々なご事情が重なってのことであれば仕方がないですが、もし何もご事情がないようでしたら、火葬の順序はお住まいの地域の慣習に合わせたほうが良いと言えるでしょう。

火葬後にすぐに納骨したい場合

お墓

納骨とは、火葬後に骨壺に納めたご遺骨をお墓や納骨堂に入れることです。
通常の納骨は、四十九日の法要を終えるのと同時に行われることが多いです。

しかし何らかの事情で火葬後すぐに納骨したい場合もあるでしょう。
ここでは、火葬後にすぐに納骨したい場合について解説します。

直葬とは

火葬後すぐに納骨することを、直葬と言います。

普通は四十九日までの間はご自宅などでご遺骨を保管するのですが、納骨の時期については法的な決まりがありません
つまり火葬後すぐに納骨しても問題はないと言えます。

直葬とする理由は色々ありますが、火葬後すぐに納骨することにより、納骨までの儀式を減らすことができるという利点があります。

葬儀や法事を執り行いますとそれなりの費用がかかりますので、費用や時間の削減という意味ではメリットがあるでしょう。

その他、宗教的な理由で火葬後すぐの納骨が望ましいとされる場合もあります。

直葬の注意点

直葬を選びますとメリットもありますが、注意点もございます。

一番気を付けたいのは、やはり直葬は一般的ではないという点です。
火葬をした後は一定期間お骨を自宅で保管するという考えのある方がほとんどですので、直葬を選んだ場合は親戚の方から良い顔をされない可能性があります。

また直葬の場合、基本的に僧侶のお経がありません
火葬の後に何もせず納骨となりますので、これで成仏できるのかという不安を持つ方もおられる可能性があります。

こうした直葬によるデメリットもしっかりご留意いただく必要があるでしょう。

直葬のプランは、127,000円(税抜)よりご用意しており、「終活ねっと」の早割で最大75,000円の割引もご利用いただけます。
葬儀についてお困りでしたら、24時間365日電話対応しておりますので、お気軽にご相談ください。



火葬後の供養方法

仏壇

火葬までが終わりますと、葬儀の一連が終了したことになります。
ここでは、火葬後の供養方法について解説します。

納骨する

火葬後は、時期には違いがあるものの納骨をするのが通常となります。

納骨のスタイルにも色々ございます。
お墓を建ててそこに納骨する方もおられれば、お寺に永代供養を依頼する方もおられます。

永代供養とは何かと申しますと、ご自身でお墓を作らない供養の方法です。
お墓を購入してそこに納骨をされますと、お墓参りなどの供養はご遺族で行うことになります。
しかし様々な事情でご遺族でお墓を管理することが難しいこともあるでしょう。

こうした場合にはお寺に管理や供養を任せる選択ができます。
これが永代供養です。

手元供養

実は、ご遺骨は必ずお墓に入れなくてはならないというものではありません。
お手元に置いて手元供養とすることもできます。

手元供養にはこれといった決まりはなく、ご自宅に祭壇を作りそこにご遺骨を置いたり、または祭壇なども作らずそのままご遺骨を保管するだけでも構いません。

ご遺骨をそのまま保管する場合は骨壺の中でカビが発生してしまうこともあるため、ある程度の管理が必要となります。
しかし遠方のお墓に出向いたりする必要がなくなるため、手軽な供養の方法として広まりつつあります。

収骨したままの状態ですと骨壺が大きすぎるという場合は、お骨を粉砕してコンパクトにすることもできます。

またお骨をアクセサリーやオブジェなどに加工してくれる業者も近年増えてきましたので、こういった方法も供養のひとつです。

散骨する

近年広まってきた供養の方法として有名なのが散骨でしょう。
お骨を粉砕して私有地や海上などに散骨します。

自然に還ることができるという点から、ご自身の葬儀後の供養方法として生前から希望される方も増えています。
樹木の元に散骨する樹木葬も人気があります。

しかし散骨は正しい方法を取らないと違法になることがあります
例えば粉骨していないお骨を撒いてしまいますと、仮に私有地であっても遺棄罪に問われます。
散骨するためには散骨用のお骨処理が必要ですので注意してください。

また散骨をする場所もどこでもいいというわけではありません
私有地はであれば所有者の許諾が必要ですし、海上であっても管轄元の許可を取る必要があります。

一番安心なのは、散骨を実施している葬儀会社を利用することです。
正しい方法で散骨による供養をすることが第一です。

0葬

通常の火葬では、ご遺骨をご遺族が持ち帰ります。
しかしご遺骨を持ち帰れば管理する必要があります。

この手間すらを省いてしまうのが0葬です。
火葬後にご遺骨を引き取ることをせず、火葬場がご遺骨を処分するという方式です。
ご遺族としては、手元に残るのは遺影のみという形になります。

0葬とするメリットは、費用を火葬代だけに抑えることができるという点です。
お墓を作るのも永代供養をするのにも、散骨をするにあたっても費用はかかります。
0葬とすれば火葬後に発生する費用も実質0となりますので、非常に安く済ませることができます。

しかし、現代ではまだ0葬は一般的とは言えません
骨葬や直葬と同じように、周りからの反応はあまり良くない可能性が高いです。
その点をご留意ください。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、お墓が不要な場合の供養方法について解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

ペットの火葬後の供養方法

葬儀

最近はペットも火葬する方が増えています。

ペットの供養につきましても、概ね人間と同じように考えてください。
お墓を建てる方はお墓納骨しても良いですし、骨壺をずっと手元に置いておいても問題ありません。

散骨については人間と違い、撒く場所などの法律は特にありません。
しかし動物のご遺体とわかる状態で撒いてしまうとモラルの面で問題がありますので、粉骨した上で散骨するのが良いでしょう。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、ペットの供養方法について解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

故人の火葬後についてまとめ

お墓

いかがだったでしょうか。
今回「終活ねっと」では、故人の火葬後はどうすることが正解なのかということについて以下のポイントを中心に解説しました。

  • 火葬の後はご遺族全員で骨上げをする。
    全てを骨壺に納めるかどうかは地域によって違いがある。

  • 予め火葬をした上で葬儀を行うことを骨葬と言う。
    地域によっては骨葬を普通に行っているところもあるが、全国的にはあまり一般的ではないため骨葬を選択する時はその旨を注意して行うこと。

  • 火葬後は一般的に四十九日までご遺骨を手元に置くものだが、すぐに納骨してしまっても問題はない
    すぐに納骨するスタイルを直葬と呼ぶ。

  • 火葬後の供養方法としては納骨することが普通である。
    しかし納骨しなければならないという決まりはないため、手元にご遺骨を置いて供養したり、散骨をするという方法もある。

  • ペットの火葬後も、人間と同じように納骨したりご遺骨を手元に置くといった供養方法がある。

    散骨については人間のような法律はないが、人と同じような散骨方法を取ることが望ましい。

火葬後の供養方法まで詳細に知っている方は少なかったことでしょう。
今回の記事で、供養の方法についてがお分かりいただければ幸いです。

いつどなたの供養をすることになっても慌てないように、今一度読み返して供養方法などをお考えいただくと良いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

また「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
以下の記事では、火葬場の待合室について解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。

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