会社関係の香典袋の書き方とは?香典袋の書き方・マナーをご紹介

会社関係の香典袋の書き方とは?香典袋の書き方・マナーをご紹介

会社関係の香典袋の書き方をご存知ですか?個人で香典を渡す場合の香典袋の書き方は大丈夫という方でも、会社関係の香典袋の書き方は不安があるという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は会社関係の香典袋の書き方について書き方・マナーをご紹介します。

最終更新日: 2020年03月07日

会社関係の香典袋の書き方について

葬儀

会社関係の香典袋の書き方についてご存知ですか?
会社関係の香典では会社の規定を考慮したり、連名で包むこともあるため、香典袋の書き方やマナーで悩まれる方が多いかもしれません。

そこで今回終活ねっとでは、会社関係の香典袋の書き方について下記の点を中心に解説します。

  • そもそも香典袋には何を書くの?

  • 会社関係の香典袋に書く住所と名前はどうしたらいいの?

  • 香典袋の書き方の基本的なマナーについて

  • 会社関係の香典に包む金額相場は?

  • 会社関係からの香典のお返しはどうしたらいいの?

葬儀に関するマナーは数多くありますが、その中でも香典袋に関するマナーは多くの方が悩まれるポイントではないでしょうか。
今回の記事では会社関係の香典袋の書き方・マナーを解説しながら、香典袋に関する基本的なマナーについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

香典袋には何を書くの?

困った人々

そもそも香典とはお香やお花の代わりに霊前に供える金品のことをいい、葬儀に参列する場合は香典としてお金を香典袋に包んで持参するのが一般的です。
また、様々な理由で参列できない場合でも香典だけを包む方も多いようです。

では香典袋には何を書いたらいいのでしょうか?
香典袋に書く内容や書き方には決まりがありますので、ここで確認しておきましょう。

香典袋に書く内容は下記の通りです。

  • 表書き

    表書きとは香典袋の表に書かれた御香典・御霊前・御仏前のことです。

  • 名前

    香典袋の表に名前をフルネームで書きます。

  • 住所

    香典袋の裏面に住所を書きます。
    中袋がある場合は、中袋の裏面に住所・名前を書きます。

  • 金額

    香典袋の裏面に金額を書きます。
    中袋がある場合は、中袋の表面に金額を書きます。

香典袋の書き方やマナーについては、後述していますのでそちらをご覧ください。

会社の香典袋の住所・名前の書き方とは?

葬儀

香典袋に書く内容については前述しましたので、ここでは具体的に会社の香典袋の住所・名前の書き方についてご紹介します。

会社関係の香典を包む際の香典袋の住所と名前の書き方は、会社の福利厚生として香典を包む場合・個人として香典を包む場合・有志の連名で香典を包む場合によって異なります。

ここではそれぞれのケース(福利厚生・個人・有志の連名で包む)について、詳しく解説していきます。
香典袋に役職を記載するかについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

会社の福利厚生として香典を包む場合

会社の福利厚生として香典を包む場合の香典に記載する名前については、香典を包む相手の立場や関係性や会社の規定によって異なります。

会社の福利厚生として香典を包む場合には、会社名や社長名で包む場合・会社名と役職名と個人名で包む場合があります。
同じ部署の場合は部署名も書きましょう。
香典を渡す人の立場や関係性を考慮し、会社の規定に則ったものを選びましょう。

名前を書く位置は外袋の水引きの下になります。
会社名のみで包む場合は会社名を中央に書きます。
会社名と役職名と個人名で包む場合は中央に役職名と個人名を書いて、その右上に会社名を書きます。

会社の福利厚生として香典を包む場合の住所は、中袋の裏面の左側に会社の住所を書きましょう。

個人として香典を包む場合

個人として香典を包む場合は、一般的な香典袋の書き方と同じになります。
外袋の水引きの下の中央に名前をフルネームで書きます。
住所は中袋の裏面の左側に個人の住所を郵便番号・番地・建物名までしっかりと書きましょう。

会社関係の香典の場合は、個人で包む場合であっても会社の規定が定められていることもあります。
事前に上司や同僚や担当部署に確認をしてから包むようにしましょう。

有志の連名で香典を包む場合

会社関係の香典は、有志の連名で香典を包む場合があります。
ここでは連名で包む場合の名前・住所の書き方について、2~3人の連名で包む場合・4人以上の連名で包む場合について見ていきましょう。

2、3人の連名の場合

有志の連名で香典を包む場合は、2名~3名までは香典袋の表に名前をフルネームで書きます。
名前を書く順番は立場順で、立場が上の人から右から左に書きましょう。
同僚同士で目上の人がいない場合は、五十音順で書きましょう。

住所は中袋の裏面に全員分の住所を名前と一緒に書きます。

4人以上で「一同を使う」

4人以上の連名で香典を包む場合は「〇〇一同」と書きます。
例えば、香典を総務部の同僚4人以上で包む場合は、「株式会社〇〇総務部一同」のように書きましょう。

4名以上の連名の場合は、個別の名前・住所を記載した別紙を中袋に入れます。
その場合の記載順は立場が上の人から右から左に書きましょう。

香典袋に役職を書くの?

会社から香典を出す場合には、香典袋に会社名と役職を書きましょう。
これは故人とどういう関係性にあったかをご遺族に示すために大切なことです。
故人と別の部署の場合などは会社名と役職とあわせて部署名も書くといいでしょう。

香典袋を書く上での基本マナー

葬儀

香典袋の書き方のマナーには、香典を個人で包む場合・香典を会社で包む場合にかかわらず基本マナーがあります。
ここでは香典袋を書く上での基本的マナーとして、薄墨を使用する・香典の金額の書き方・香典袋の表書きについてご紹介します。

薄墨を使用する

葬儀の香典袋の表書きには薄墨を使用するのがマナーです。
薄墨を使用する理由は「悲しみの涙が硯に落ちて墨が薄まった」「悲しみの涙で墨がにじんだ」などの理由があるようです。

また、葬儀以降の法事でも香典を包むことがありますが、葬儀以降に包む香典の表書きには薄墨ではなく墨を使用しましょう。
墨を使用する理由は、法事は葬儀のように突然おとずれることではないので「故人を偲んでしっかりと墨をすった」などの理由があるようです。

中袋に書く金額・住所・氏名は薄墨ではなくサインペンなどを使用しても問題ありません。

香典の金額の書き方は?

香典の金額の書き方は、中袋の表面の中央に漢数字の大字を使って書きます。
書き方としては漢数字の頭に「金」の文字を付けて「金○○圓」と書きましょう。

漢数字の大字は以下の通りです。

アラビア数字 漢数字 大字
1
2
3
5
6
7
8
10
1000 仟・阡
10000

上記にない「4・9」は「死・苦」を連想させるため香典には使用しません。

また、中袋によっては横書きで金額を記載する場所が用意されている香典袋があります。
その場合は算用数字(アラビア数字)で書きましょう。

香典袋の表書き

香典袋の表書きは故人の宗教・宗派や渡す時期によって異なります。

仏式の場合の表書きは四十九日前であれば御霊前や御香典、四十九日以降であれば御仏前になります。
しかし、仏式であっても浄土真宗の表書きは四十九日の前後にかかわらず御仏前になります。

これは仏式では人は亡くなると霊になり、四十九日を経て仏様になるとの考えからきています。
しかし、宗派によっては浄土真宗のように霊という概念がなく、人は亡くなると最初から仏様であるとの考え方から時期にかかわらず御仏前とする宗派があります。

神道の表書きは御霊前や御玉串料になります。
キリスト教でカトリックの表書きは御花料や御ミサ料になります。
キリスト教でプロテスタントの表書きは御花料や献花料になります。

会社関係の香典の金額相場

お金

香典に関するマナーで香典の金額相場で悩まれる方は多いのではないでしょうか。
香典は少なすぎても相手に失礼になりますし、多すぎても相手に気を遣わせてしまうので、香典の金額相場を知っておくことはとても大切です。

それでは会社関係の香典の金額相場について見ていきましょう。

福利厚生としての香典の場合

会社の福利厚生として香典を包む場合は、会社の規定に則って香典を包みましょう。
会社の規定によって従業員の勤続年数や、本人の死亡なのか、従業員の家族の死亡なのかによって区分けがされていることが多いようです。

もしも、日頃からの付き合いが深いなどの理由から規定よりも多く包む場合は、個人として包むことも考慮しましょう。
個人で包む場合も会社の規定がある場合がありますので、分からない場合は担当部署に確認しましょう。

個人で香典を送る場合

個人で香典を送る場合は、故人との関係性や包む側の年齢によって金額相場が異なります。

個人で包む場合の香典の金額相場は以下の通りです。

故人との関係 20代~ 30代~ 40代~
勤務先の上司 3,000円~5,000円 5,000円~1万円 1万円~
勤務先の上司の家族 3,000円~ 3,000円~5,000円 5,000円~1万円
勤務先の同僚 3,000円~5,000円 5,000円~1万円 1万円~
勤務先の部下 5,000円 5,000円~1万円 1万円~

個人で包む場合も会社の規定がある場合がありますので、分からない場合は担当部署に確認しましょう。

会社からの香典に対するお返しについて

葬儀

お通夜や葬儀で香典をいただいた場合には香典返しをするのが一般的ですが、会社からの香典に対するお返しはどうしたらいいのでしょうか?

ここでは会社からの香典に対するお返しについて、会社の規定でもらった場合・会社関係の個人からもらった場合についてご紹介します。

会社の規定でもらった場合

香典を会社の規定でもらった場合には、香典返しの必要はありません。
公的機関や一部の民間企業では香典返しの受け取りを規則で禁止している場合もあります。

会社関係の個人からもらった場合

会社関係の個人からもらった場合には、香典返しの必要があります。
香典返しは香典の3分の1~半返しを目安に返礼品をおくりましょう。

有志の連名の香典は一人当たりの金額が少額の場合もありますので、忌引き休暇明けに皆で分けれる菓子折りなどを持参するといいでしょう。
連名の香典であっても一人当たり金額が3,000円以上であれば、個別に返礼品をおくるようにしましょう。

会社関係の香典袋の書き方についてのまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、会社関係の香典袋の書き方について解説してきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 香典袋には表書き・名前・金額・住所を書きます。

  • 香典を会社の福利厚生で包む場合は、会社名や社長名で包む場合・会社名と役職名と個人名で包む場合があります。
    会社名で包む場合の書き方は、外袋の水引き下の中央に会社名を書きます。

  • 会社名と役職名と個人名で包む場合は中央に役職名と個人名を書いて、その右上に会社名を書きます。
    福利厚生で包む場合の住所は会社の住所を中袋の裏面の左側に書きましょう。

  • 個人として香典を包む場合は、外袋の水引きの下の中央に名前をフルネームで書きます。
    住所は個人の住所を中袋の裏面の左側に書きましょう。

  • 香典を有志の連名で包む場合の名前と住所の書き方は、3人までの場合は個人で包む場合と同じく名前をフルネームで書きます。
    名前は立場順で上の人から右から左に書きます。
    住所は中袋の裏面に全員分の名前・住所を書きます。

  • 香典を4名以上の連名で包む場合は、外袋には「〇〇一同」と書きます。
    4名以上の連名の場合は、個別の名前・住所を記載した別紙を中袋に入れます。
    その場合の記載順は立場が上の人から右から左に書きましょう。

  • 会社から香典を出す場合には、香典袋に会社名と役職を書きましょう。

  • 香典袋を書く上での基本マナーとして、葬儀で包む香典袋は薄墨を使用しましょう。
    香典袋の金額の書き方は、縦書きの場合は漢数字の大字を使って「金○○圓」のように書きます。
    横書きの場合はアラビア数字で書きましょう。

  • 香典袋の表書きは故人の宗教・宗派や渡す時期によって異なります。
    仏式の表書きは御霊前・御香典・御仏前になります。
    神道の表書きは御霊前や御玉串料になります。
    キリスト教は御花料や御ミサ料や献花料になります。

  • 会社関係の香典の金額相場については、福利厚生で包む場合は規定に則って包みましょう。
    個人で包む場合は、故人との関係性や包む側の年齢によって異なります。

  • 会社からの香典に対するお返しについては、会社の規定でもらった香典に関してはお返しは必要ありません。
    個人でもらった香典にはお返しをしましょう。
    有志の連名でもらった香典には、忌引き休暇明けに皆で分けれる菓子折りなどを持参するといいでしょう。

この記事で会社関係の香典袋の書き方について、ご理解いただけたのではないでしょうか。

会社関係で香典を包む場合は、会社の規定が決められていることが多いので、まずは会社の規定を確認しましょう。
分からない場合は上司や同僚、担当部署に確認を取りましょう。

「終活ねっと」では他にも様々な記事をご紹介しています。
ぜひ、そちらもあわせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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