妻の父の葬儀マナーとは?義父のお葬式は手伝うべきか香典金額も解説

妻の父の葬儀マナーとは?義父のお葬式は手伝うべきか香典金額も解説

葬儀に参加する際のマナーって難しいですよね。例えば、妻の父の葬儀ではどのようなマナーがあるのかわからない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は妻の父である義父の葬儀には参列するべきかを中心に、挨拶・香典・服装マナーについて解説していきます。

最終更新日: 2020年02月22日

妻の父の葬儀のマナーとは?

葬儀

葬儀やお通夜に参列するか否かで迷われた経験はありませんか?
子供の頃は両親に任せていた事でも、社会に出ると自分で判断する必要があり、どうするべきか迷う事も多いのではないでしょうか。

結婚したりすると一気に親戚も増えますから、妻や夫の親族の葬儀での振る舞い方やマナーも迷いの種としてよく挙げられる話です。

そこで「終活ねっと」では、妻の父の葬儀でのマナーについて以下のポイントをまとめていきたいと思います。

  • 義父にあたる妻の父の葬儀には、参列すべきか?

  • 妻の父の葬儀で自身が気にすべきマナーってなんだろう?

  • 妻の父の葬儀での香典についてのマナーは?

  • 妻の父の葬儀に参列する場合の、服装や持ち物についてのマナー

妻の父の葬儀では、自分の家族との葬儀とは違う役割が求められるので、注意すべきマナーも色々とあります。

ぜひ最後までご覧頂き、少しでも不安を解消して頂ければ幸いです。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

妻の父(義父)の葬儀には参列すべき?

困った人々

身内や友人・知り合いにご不幸があった場合に、葬儀もしくはお通夜に参列すべきかどうかについて迷う事もあるでしょう。

実の父母や祖父母、兄弟が亡くなられた場合は参列すると思いますが、義父にあたる妻の父の葬儀には参列すべきでしょうか?

また、都合がどうしてもつかない場合はどうすればいいのでしょう?

ここでは、妻の父の葬儀に参加すべきかどうかについて解説していきます

もちろん通夜から参列する

妻の父は義父と呼ばれるくらいですから、自分のもう一人のお父さんとして大切な方です。
通夜・葬儀には参列して親族として振る舞うのが礼儀とされています。

長年ご病気を患った後に最期を迎えられる場合には、ある程度の覚悟や心の準備をしておく事はできるかと思います。
しかし、急に亡くなる場合や、例えばご自身が海外勤務で場所が遠いといった場合は、なかなか準備ができていない事も考えられます。

そのような事情があったとしても、妻の父は自分にとっても父ですから妻の父の葬儀には参列すべきです。

家族葬などの小規模な葬儀で、喪主(例えば妻の母など)から配慮があったとすれば相談する事は可能ですが、基本的には参列する事を優先しましょう。

また、妻の父の葬儀に出席するための忌引き休暇が多くの会社では認められています。
一般的には3日間の取得が可能と言われています。

このように制度として認められているので、仕事を理由に欠席しないようにしましょう。

自分(夫)の両親は参列すべき?

では妻の父の葬儀には自分の両親は参列すべきなのでしょうか?

結論的には、参列しなくてもいいです。

近しい関係でもあるので、近くに住んでいる場合は参列するのが礼儀でしょう。
また、生前特に親交が厚かったのであれば参列する場合もあります。

しかし、それ以外の場合は自身の両親は葬儀に参加しなくても問題ありません。
また両親が葬儀場所から遠方に住んでいる場合も考えられるため、その場合は香典だけでも失礼に当たりません。

妻の父の葬儀でのマナーは?

葬儀

ここからは自分にとっても大切な妻の父の葬儀に参列するにあたり、どのような心構えで臨めば良いかを解説していきます。

普段は会う機会も少ないですが、妻側のご親戚が多数参列する場でもあります。
義理の息子として恥ずかしい振る舞いをする訳にもいきませんので、最低限のマナーについては知っておくようにしましょう。

挨拶はどうしたらいい?

まず知っておきたいマナーは挨拶に関する礼儀作法です。

お通夜や葬儀に参列した際に、妻の母や兄弟などに何と声を掛けると良いのかは知っておきたいものです。
また、普段会う事の少ない親族に対してはどのような会話をしていいかも迷いますが、まずは親族に対してきちんと挨拶を行うようにしましょう。

家族葬でない場合には親族として振る舞う必要もあるため、一般の参列者に対しての挨拶も知っておきたいです。

そこで様々な方々への挨拶について例文を交えながら解説していきます。

喪主・親族に対して

妻の父の葬儀で喪主を務める方は妻の母や妻のご兄弟の場合が多いかと思います。

ご自身は身内ではありますが、あくまで妻側のご家族が主体となって葬儀を執り行いますので、喪主や親族に対してお悔やみを述べることがマナーです。

妻側のご家族と親交も深く、亡くなられる際も共に過ごしたという場合もあるかと思いますが、お通夜・葬儀で顔を合わした場合、形式的にでも最初に挨拶をするようにしましょう。

以下に、参列者としてのお悔やみの言葉の例を紹介します。

・この度はご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。
・お悔やみを申し上げます。この度は残念な事でございました。どうかお力を落とされませんように。
・お悔やみを申し上げます。何かお手伝い出来ることがありましたら、おっしゃって下さい。

一般の参列者に対して

次に、親族側としての立場で一般の参列者に対して挨拶する場合の例も挙げておきましょう。

妻の父が生前にお世話になった方々が多数参列する場合もありますので、義理の息子として恥ずかしくない行動をしましょう。

参列者からはお悔やみの言葉を頂戴する事になりますので、それに対して返答をする言葉を準備しておきましょう。

以下に例文を紹介します。

・ご丁寧なお言葉有難うございます。
・わざわざ足をお運び頂き、有難うございます。
・父も喜んでいると思います。

お手伝いはするべき?

お通夜・葬儀では遺族として自分がお手伝いしなければいけない事はあるのでしょうか?

結論から述べると、葬儀での手伝いとして重要な役割はありません。

食事の準備や細やかな配慮は、基本は親族の女性が行います。
また、基本的なことは葬儀社の方々に任せてしまいますので、手伝いの意識を持つ必要はありません。

しかし、親族の中で小さな子供の世話などを買って出るのは良いことかと思います。
また、妻が喪主を行う場合は、当然ですがサポートをしっかりと行うようにしましょう。

妻の父の葬儀の場合では基本的に妻側家族が主体となりますので、あまり出過ぎた行動をしない事がマナーになりますので、妻側家族よりも目立つような行為は避けるようにします。

主催者である妻側の親族は自分自身以上に気を張り詰めていらっしゃるので、冷静に葬儀のサポートを行うようにしましょう。

妻の父の葬儀の香典マナー

香典

一般的な葬儀であれば香典を包むのが常識となっていますが、妻の父の場合はどうすれば良いのでしょうか?

基本的には葬儀に出席する立場なので香典を包む必要はあります。

しかし、一般参列者とは違い受付設置前にお通夜や葬儀に到着する場合も多いかと思いますので、その場合は喪主や施主に渡すようにしましょう。

それでは香典の金額相場など、香典に関するマナーについて紹介していきたいと思います。

香典の金額相場はどれくらい?

香典の金額は故人との関係性やご自身の年齢によって変動しますが、一般的には5〜10万円が相場とされています。

妻の父の場合は最も親しい続柄と考えられ、自身の両親が亡くなった場合の金額と同等とされています。
ご自身の年齢が20代であれば3万~10万円で、30代以上であれば10万円程度包むのが望ましいとされています。

また、妻にご兄弟がいらっしゃる場合はその方々に相談するのも良いかと思われます。

妻が喪主であれば不要

妻が喪主を務める場合には香典は必要ありません。

その理由としては葬儀の費用を負担する人物と生計を共にしているという考えから、香典を出しても戻ってくるお金になるためです。

香典を渡す意味は、供花などの御供物の代わりという意味と不幸ごとへの助け合いのためのお金の意味があります。

そのため、喪主の夫は不幸ごとを一緒に乗り越える側に当たることから香典を出す必要はありません。

「終活ねっと」では、終活に関する様々な疑問について解説しています。
以下の記事では、妻の父ではなく、自分の父の葬儀での香典について解説しています。
父の葬儀での香典についてよく知らない方は、ぜひお読みください。

妻の父の葬儀での服装・持ち物マナー

葬儀

続いては、妻の父の葬儀での服装や持ち物・身だしなみのマナーを勉強しておきましょう。

葬儀の時には、出過ぎないようにする事が心構えとして必要でしたが、一般参列者からは身内として見られる立場です。

誰から見られてもおかしくない、恥ずかしくない身なりとはどのようなものでしょうか?

服装

妻の父の葬儀では、一般的なブラックフォーマルと呼ばれる礼服である準喪服を着るのが正しいと考えられています。
その理由は、義息子という立ち位置に最も適している喪服だからです。

葬儀での喪服には、「正喪服」「準喪服」「略喪服」の大きく3種類があります。

正喪服は3頭身までの親族が着る最も格式の高い服装ですので、妻の父の葬儀の場合は避けて下さい。
略喪服は黒系のスーツなどを指し、一般の参列者であれば問題ありませんが親族は避けた方が良いというのがマナーです。

そこで、妻の父の葬儀では準喪服を着用するのが正しく、マナー上も問題ないです。

また、準喪服は自身が喪主を務める場合や一般参列の場合でも着用可能とされているため、一着は準備しておくと良いでしょう。

持ち物・身だしなみ

持ち物や身だしなみについても、一般的な礼儀・マナーを守ることが大切になってきます。
例えば、ハンカチは柄物や光沢のあるもの、タオル生地のものは避けて、白いものを準備しましょう。
バッグが必要な場合には、こちらも光沢や柄物は避けて黒いものとして下さい。

また、数珠は仏式の葬儀の場合に必要とされていますが、特に宗派が無い場合には略式の数珠を持っておけば大丈夫です。

また、時計についてもあまり高級なものやカジュアルすぎるものは避け、銀の文字盤で黒革ベルトのシンプルなものが望ましいです。

派手な指輪やピアスなども避け、華美な髪型も控えるようにし、身だしなみを整えるようにして下さい。

以下の記事では、一般的な葬儀でのマナーについて解説しています。
妻の父の葬儀では、一般的なマナーを守ることが大切です。
一般的なマナーを今一度確認したい方や、不安がある方はぜひ一度お読みください。

妻の父の葬儀マナーのまとめ

人々

今回の「終活ねっと」では、妻の父の葬儀における様々なマナーについてまとめてきました。

大切な存在である妻の父ですので、最期はゆっくりと見送ってあげたいものです。
葬儀では気負い過ぎる事なく今回学んだ事を実践して頂ければと思います。

以下に、今回解説した妻の父の葬儀マナーについて要点をまとめましたので、ご一読ください。

  • 妻の父の葬儀には、基本的に参列するものと考える。
    自身の両親が参列するかどうかは住まいが近く、生前の親交も厚ければ参列すべきだが、そうでない場合には香典だけでも失礼には当たらない。

  • 妻の父の葬儀においては、喪主や親族に対してはお悔やみを申し上げ、一般参列者からお悔やみを頂戴した際には、ご足労頂いた感謝を述べるのがマナーである。

  • 葬儀では妻側の親族が基本的に主体となるため、出過ぎた行動をとらないのがマナーである。

  • 妻の父の葬儀における香典の相場は5〜10万円であるが自身の年齢により変わる。
    ただし妻が喪主を務める場合には戻ってくるお金になるので香典を出す必要はない。

  • 妻の父の葬儀においての服装はブラックフォーマルなどの準喪服が望ましい。

  • 持ち物や身だしなみは、一般的な葬儀に参列する場合と同じと考えて良い。

妻の父の葬儀は妻側が主体となるので、ご自身は一般的な葬儀と同じような振る舞いをすれば良い事を分かって頂けたかと思います。
ただし、普段会う機会の少ないご親戚などに不快な思いをさせないようには配慮しましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

「終活ねっと」では、終活に関する様々な疑問について解説しています。
以下の記事では、妻の父ではなく、自分の父の葬儀について解説しています。
父の葬儀でのマナーや役割分担、進め方などについてよく知らない方は、ぜひお読みください。

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