葬儀における腕時計のマナーは?つけていい時計とダメな時計とは

葬儀における腕時計のマナーは?つけていい時計とダメな時計とは

葬儀に参列する際に気を付けなければいけないのは服装だけではありません。腕時計にもマナーがあるのをご存知ですか?腕時計の見た目やベルトなど守るべきマナーはいくつかあります。葬儀で失礼にならないように、マナーに沿った腕時計を選ぶようにしましょう。

最終更新日: 2020年02月28日

葬儀における腕時計のマナーについて

葬儀

葬儀に参列する時に身に着ける腕時計には、さまざまな決まりがあることをご存知ですか?
服装やアクセサリーについてのマナーは知っているけど、腕時計のマナーについては知らない人が多いのではないでしょうか。

今回の「終活ねっと」では葬儀での腕時計のマナーについて、下記の内容で解説していきます。

  • そもそも葬儀に腕時計をつけていってもいいの?

  • 葬儀に適した腕時計の形やデザイン、ベルトの素材とは?

  • 女性がつける腕時計のマナーとは?

  • 葬儀に適した腕時計を持っていない場合は、携帯電話などで代用してもいいの?

知っているようで知らなかった葬儀における腕時計のマナー、こちらの記事でしっかりと勉強していきましょう。
葬儀でマナー違反をしないためにも、ぜひ最後までお読みください。

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葬儀に腕時計をつけてもいい?

葬儀

葬儀に参列する際には喪服を着用して、華美なアクセサリーなどもつけないのがマナーになっています。
それでは腕時計はどうなのでしょうか?
結論から言うと、時間を見るという機能を重視した腕時計ならつけていても問題ありません

葬儀社の方なども腕時計をして葬儀に参列していますよね。
このように、腕時計をしていてもマナー違反に当たりません。
これは葬儀に限らず、通夜や法事などの仏事一般についても同じです。

昔は、フォーマルな場では懐中(かいちゅう)時計を持つことが世界中のマナーとされていました。
懐中時計とはその名の通り、ポケットの中に入れる小型の携帯用時計のことです。

腕時計が誕生すると、その利便性から懐中時計が使われることが少なくなってきました。
しかし、現在でも高齢の方や趣味で持っている方も多いのではないでしょうか。

もちろん懐中時計は現代の葬儀に持って行っても大丈夫です
その際にはやはり、腕時計と同様にあまり華美な装飾はマナー違反となるため、シルバー色でシンプルなデザインな物が望ましいとされます。

以下の記事では葬儀のマナー全般に関して解説しておりますので、合わせてご覧ください。

葬儀に適した腕時計とは

困った人々

それではどのような腕時計ならマナー違反にならないのでしょうか。
その見た目や文字盤の形、針の本数などを細かく見ていきましょう。

見た目

まず腕時計の価格としては、高すぎず安すぎない一般的な価格の腕時計が望ましいです。

余りにも高価すぎたりするものは葬儀にはふさわしくありません。
逆に安すぎるカジュアルな腕時計も、葬儀というフォーマルな場にふさわしくないといえます。

また、葬儀に限らず人前に出る時には汚れたものや古びたものはふさわしくないでしょう。

このように価格だけでなく、時計の状態もチェックすることが大切です。

色・デザイン

腕時計の色やデザインはパッとした見た目ですぐ分かるため、特に気を付けなければいけないポイントです。

葬儀は厳粛な雰囲気の中で行われるため、ゴールドなどの派手な色の腕時計などは控えるようにしてください。
シンプルなシルバー色であれば、葬儀につけて行っても大丈夫です。

またダイヤなど宝石の付いた腕時計も華美になりすぎるためふさわしくありません。
他にもジュエリーのような華やかなデザインも葬儀にして行くにはマナー違反になります。

腕時計はあくまでも時間を見るためだけのものと考えて、時間を見る機能に特化した腕時計を選びましょう。

ケースの形状

ケースとは針が収まっているガラス部分のことを指します。
ケースは円形が最も一般的ですが、他にも正方形や長方形などの形もあります。

円形ケースの腕時計はもちろん葬儀に付けていっても大丈夫ですが、正方形や長方形のケースでもマナー違反には当たりません

ただしケースの大きさが大きすぎる腕時計はファッション性が高くなってしまうため、葬儀にはつけないように気を付けましょう。

針の数

それでは腕時計の針の数についてはどうでしょうか?

一般的に腕時計には分針と時針が付いている2針のものと、それに秒針が付いた3針のものがあります。
どちらも腕時計としては必要最低限の機能のため、葬儀につけて行っても問題ありません

ただしカレンダー機能やクロノグラフと呼ばれるストップウオッチ機能の付いた腕時計はマナー違反です。
葬儀ではそこまでの機能は必要ないため、余計な機能が付いている腕時計は適しません。

文字盤の色

また文字盤の色についても細かくマナーがあります。
葬儀では喪に服すという意味で、黒色の喪服を着ますよね。
腕時計でもそれが当てはまりますので、通常は黒や白い文字盤のものを選びましょう。

間違っても葬儀ではブルーやレッドなど、派手な色の文字盤の腕時計は身に付けないように気を付けましょう。

ベルト

時計のベルトに関しては、金属製ならシルバーのベルト、革製のベルトなら黒やダークブラウンのような落ち着いた色を選びましょう。

葬儀ではアクセサリー類などの光り物は付けないというのがマナーです。
ここで問題になるのは、シルバーの腕時計を光り物と見るかどうかです。
シルバーの腕時計を光り物としてしまうと、ほとんどの方が使っている腕時計がダメということになってしまうため現実的ではありません。

またベルトが革製な腕時計も、出来ることなら黒色でクロコダイルや蛇革などの模様が入っていない種類を選んでください。

葬儀では殺生を嫌うため、動物の皮革を使ったものは身に付けないようにと教えられた方もいるかもしれません。
しかしこれを守ろうとすると革製の靴やバッグなども持ってはいけないことになります。

これも現実的ではないため、黒一色であれば革製の靴や腕時計を身につけていても問題ないとしています。

女性の葬儀における腕時計のマナー

葬儀

それでは女性が付ける腕時計に関するマナーはどうでしょうか?
女性の葬儀での腕時計も、男性がつける腕時計と同じ基準で考えると良いでしょう。
基本的に時間を見るという機能を重視した、派手ではないフォーマルな腕時計を付けてください。

特に女性は袖部分も黒いアンサンブルの喪服などを着用するため、文字盤の色は黒い方がコーディネート的にも合います。
間違ってもブレスレットのような腕時計やキラキラした装飾の腕時計、カラフルな文字盤の腕時計などは付けないようにしましょう。

ちなみに、女性はアクセサリーにも気を付けてください。
真珠のネックレスやイヤリング、結婚指輪以外はアクセサリー類は外します。

服装については、以下の記事に男女別で詳しく書かれているのでぜひ参考にしてください。

マナー違反の恐れがある腕時計

困った人々

これまでは、葬儀にふさわしい腕時計について解説してきました。
それでは逆にマナー違反にあたる腕時計はどのようなものでしょうか。

上述した腕時計に反したもの

まずマナー違反になる腕時計は、前項で示したふさわしい腕時計以外のものとなります。
ケースのサイズが大きすぎたり、文字盤の色がカラフルな腕時計はマナー違反です。

またジュエリーのような華美な腕時計や金色の腕時計なども避けるようにしましょう。

カジュアルな腕時計

上で挙げたマナー違反の腕時計以外にも、マナー違反になる腕時計があります。
下で示すようなカジュアルな腕時計は、葬儀では避けるようにしてください。

  • クロノグラフなどの多機能時計

  • 一般的な円形のデザインからかけ離れた時計

  • スマートウォッチ

万が一このような腕時計を葬儀につけて行ってしまった場合には、腕から外してバッグにしまうか、ズボンのポケットに入れておきましょう。
周りの人の目に触れなければ、誤って葬儀に持って行ってしまったとしても問題ありません。

腕時計は携帯で代用してもいいのか

葬儀

最近では出先で時間を確認するのに腕時計ではなく、スマホや携帯電話を見る人が増えました。
スマホや携帯電話さえあれば、腕時計をわざわざ使う必要もないのかもしれません。

しかし故人を偲ぶ場所である葬儀では、スマホで時間を確認するのは止めましょう
ポケットなどからスマホを取り出してちらちら見るのは、周りの方々に不快感を与えてしまうためです。

また葬儀に集中していないと見られ、亡くなった方に心を寄せていないという印象を与えてしまうだけでなく、常識のない人とも思われてしまう可能性があります。

葬儀に参列する前にスマホや携帯電話はマナーモードにするか、電源を切るようにしましょう。

葬儀に適した腕時計を持っていない場合

葬儀

最後に、葬儀に適した腕時計を持っていない場合の対処法をご説明します。
そのような時には、余計なトラブルを回避するためにも腕時計を付けないというのが一番の解決法になります。

そもそも、お葬式やお通夜の最中に時計をちらちら見るのはマナー違反になること覚えておきましょう。
周りの方に「早く終わらないかなあ、早く帰りたいなあ」という気持ちの表れと思われてしまいます。

携帯電話やスマホで時計の代わりとするは、前項で説明した理由から避けましょう。
また、あらかじめ葬儀にふさわしい腕時計を新調して準備しておくのも一つの手です。

葬儀での腕時計のマナーについてのまとめ

葬儀

いかがだったでしょうか?
今回「終活ねっと」では葬儀での腕時計のマナーについて、下記のことを解説してきました。

  • 葬儀でも時間を見る機能のみの腕時計なら付けていてもマナー違反にならない。
    価格は高すぎず安すぎない腕時計で、汚れていたり古いものは避ける。

  • 腕時計は華美にならないシンプルなデザインでケースは丸型か角型、針は2針か3針の物を選ぶ。
    文字盤の色は白がベストだが黒でも可、ベルトは革製で黒かこげ茶色を選ぶ。

  • 女性が付ける腕時計も男性と同様シンプルな形やデザインにする。
    喪服の袖の色と合わせるためにも黒の文字盤であると良い。
    ブレスレットのようなアクセサリー風の腕時計や、宝石の付いた華美な腕時計は避ける。

  • クロノグラフやスマートウォッチなどはカジュアルに見えてしまうので避ける。

  • 葬儀中にスマホで時間を見るのはマナー違反である。

葬儀では服装や持ち物だけでなく、腕時計に関してもさまざまなマナーがあったんですね。
腕時計をつけて行くべきか迷った時には、トラブルを避けるために腕時計をつけて行かないのも一つの方法だと覚えておきましょう。

また、葬儀などフォーマルな場所にふさわしい腕時計を一つ準備しておくのも、大人としてのマナーなのかもしれません。

「終活ねっと」では、他にも葬儀に関する記事を多数掲載しています。
以下の記事には葬儀にリュックを持っていくのはありなのかを詳しく解説しています。
ぜひ、こちらもあわせてお読みください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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