
川崎市の葬儀費用はいくら?相場や安くする方法、給付金制度をご紹介
川崎市の葬儀費用の相場はどのくらいでしょうか?葬儀費用は高額になると言われますが、川崎市で葬儀を行うとしたら費用はどのくらいかかるのか、費用を安くする方法も知りたいものですね。この記事では、川崎市の葬儀費用の相場と費用を安くする方法を分かりやすく解説します。
2019-11-28
川崎市の葬儀費用はいくらなの?

川崎市の葬儀費用の相場は、どのくらいなのでしょうか?
葬儀を行うときに最初に悩むことは葬儀の仕方と葬儀費用のことです。
急な葬儀で高額の費用が掛かりそうだがどのようにしたらよいのか、と戸惑う方も多いでしょう。
葬儀費用は具体的にどのくらいのお金が必要なのか分からないと不安ですね。
特に諸費用が高い川崎市で葬儀を行う場合は葬儀費用の相場はどのくらいになるのか、費用を安くする方法はあるのかなど心配にもなりますね。
そこで今回終活ねっとでは、川崎市の葬儀費用の相場について、以下の項目を分かりやすく解説していきます。
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葬儀費用の全国平均は、どのくらいなのか?
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川崎市の葬儀費用の相場は、どのくらいなのか?
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川崎市で葬儀費用を抑える方法は、どのようなものがあるのか?
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川崎市の給付金制度は、どのようなものがあるのか?
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川崎市の葬儀の特徴・風習は、どのようなものがあるのか?
川崎市の葬儀費用の相場と費用を安くする方法について分かりやすくご紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
葬儀費用の全国平均

葬儀にかかる費用は思いのほか高いと言われますが、実際にどのくらいかかるのでしょうか。
まず葬儀費用の全国平均からご説明します。
平均費用相場
葬儀費用は葬儀のやり方や参列者の数、それに地域の慣習などによってかなり違いがあります。
葬儀費用の全国平均の相場は、おおよそ190万円~200万円前後と言われています。
調査対象や調査年度による違いもありますが、最近は葬儀費用は次第に下がってきているようです。
主な内訳
葬儀費用の主な内訳を見ていきましょう。
葬儀費用は大きく次の3つの項目に分けることができます。
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葬儀一式費用
お通夜・葬儀・告別式に必要な費用一式です。
具体的には祭壇費・式場利用費・人件費・車両費・その他の諸費用になります。
葬儀一式費用は100万円~120万円前後で、葬儀費用全体の5割~6割を占めます。 -
飲食接待費用
通夜振る舞いや精進落しなどの会食・飲食費、会葬御礼費用などです。
飲食接待費用は参列者の数と食事内容によってかなり変動します。
平均の費用相場は30万円~40万円程度で費用全体の2割前後になります。 -
寺院関連費用
仏教の場合は僧侶に対するお礼のお布施です。
お布施の内容は読経料・戒名料・お車代・お膳代です。
寺院関連費用はおよそ20万円~50万円で費用全体の2割前後になります。
以下の記事では、葬儀費用の相場について内訳や料金を安くする方法または注意点を含めて詳しく解説しています。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
川崎市の葬儀費用の相場

それでは川崎市の葬儀費用の相場についてご説明します。
葬儀といえばお通夜から始まり翌日の葬儀・告別式、そして火葬と続くものと言うのが一般的なご理解だと思います。
しかし、最近は大都市部を中心に葬儀の形式も多様化してきています。
従来からの一般葬が現在でも多いのですが、葬儀を家族だけで行う形や葬儀を1日で行う形、お通夜や告別式は行わずに火葬だけを行う形などがあります。
葬儀の形式により葬儀費用も当然異なります。
葬儀の形式別に葬儀費用を具体的に見ていきましょう。
一般葬
一般葬はお通夜・葬儀・告別式・火葬と続く一般的な葬儀形式です。
神奈川県における一般葬の葬儀費用は、およそ180万円~190万円前後と言われています。
内訳は葬儀一式費用が100万円前後、飲食接待費用が30万円前後、寺院関連費用が50万円前後です。
同じ関東の神奈川県と隣接する東京都は約170万円~190万円前後です。
これに対して千葉県と北関東の群馬県・茨城県・栃木県は、およそ200万円~250万円前後と高くなっています。
特に千葉県は全国的に見ても葬儀費用が高い県になります。
家族葬
家族葬はご遺族を中心にした近親者などで行う葬儀です。
家族葬の費用相場は90万円~100万円前後とされています。
家族葬の費用が安い理由はもちろん参列者が限られるためです。
参列者数に応じて飲食接待費を抑えることができます。
さらに式場も小さくでき、場合によっては自宅での葬儀も可能です。
ですので、式場費用など葬儀一式費用もある程度抑えることができます。
以下の記事では家族葬の費用について、詳しくご紹介しております。
あわせてご覧ください。
一日葬
一日葬はお通夜を行わずに葬儀・告別式から火葬までを1日で行います。
時間に追われる方が多い大都市などの葬儀に向いています。
一日葬の費用相場は30万円~100万円程度です。
葬儀の参列者を少数に絞れば飲食接待費や返礼品費が少なくなり、費用総額も低く抑えることができます。
一方で豪華な葬儀を行えば、お通夜を行う一般葬と同じくらいの費用が掛かることもあります。
以下の記事では一日葬の費用について、詳しく紹介しております。
あわせてご覧ください。
直葬
直葬はお通夜や葬儀・告別式を行わずに、ご遺体の火葬のみを行います。
直葬の費用相場は20万円~30万円程度です。
直葬の費用が安く抑えられるのは葬儀一式費用と飲食接待費、それに寺院費用のほとんどが必要なくなるからです。
必要な費用はご遺体の搬送と安置の費用と火葬場の費用くらいです。
以下の記事では直葬の費用について、詳しくご紹介しております。
あわせてご覧ください。
こちらの記事では葬儀費用の総額について、詳しく紹介しております。
こちらの記事もあわせてご覧ください。
川崎市で葬儀費用を抑える方法

ここでは川崎市で葬儀費用を安く抑える方法についてご紹介していきます。
先にも触れましたが、葬儀費用は思いのほかに高額になります。
大切な故人の葬儀ですからしっかり弔いたいと思うのはご遺族として当然のことです。
しかし、葬儀費用には抑えることのできる費用もあるはずです。
先々の生活もありますので、不必要に高額の費用をかけることはありません。
葬儀費用はただ安くすればいいというものではありませんが、できる範囲で抑えたいものです。
葬儀費用を抑える具体的な方法を、詳しく見ていきましょう。
給付金制度を利用する
葬儀費用には健康保険による給付金制度があります。
亡くなられた方あるいは喪主の方が加入している保険から葬儀費用の助成金がもらえるのです。
この給付金制度を活用することで費用の支出を抑えられます。
詳細は次の見出し「川崎市の給付金制度」でご紹介します。
費用を抑えられる葬儀形式を選ぶ
次に費用を抑えられる葬儀形式を選ぶことです。
先にご説明しましたように、近年は家族葬・一日葬・直葬などと葬儀形式が多様化しており、費用を抑えられる葬儀形式が一般的に浸透しつつあります。
故人のご意思を尊重しつつご遺族の間でよく話し合い、それぞれのご家族にふさわしい葬儀の形を選ばれるとよいでしょう。
公営の斎場・火葬場を選ぶ
公営の斎場や火葬場の使用料は民間の施設に比べると料金が安いです。
民間の施設ではなく公営の斎場・火葬場を選ぶことによって、費用を抑えることができます。
特に公営の斎場に火葬場が併設されている場合は移動の時間も費用も抑えることができます。
川崎市の給付金制度

それではここで川崎市の葬儀費用の給付金制度についてご説明します。
葬儀費用の給付金があるのは、次の国民健康保険・後期高齢者医療制度・健康保険(組合健保・協会けんぽ)・共済組合・船員保険です。
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国民健康保険
自営業者やパート・アルバイトの方などが加入します。
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後期高齢者医療制度
原則75歳以上の方が加入者(被保険者)になります。
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健康保険(組合健保・協会けんぽ)
「組合健保」は大きな企業・団体などの社員・職員が被保険者です。
「協会けんぽ」は中小企業のサラリーマンなどの健康保険です。 -
共済組合
国家公務員・地方公務員・私立学校教職員が組合員になっている健康保険です。
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船員保険
保険者は全国健康保険協会で、船長・海員・予備船員が強制被保険者です。
それぞれの健康保険に以下のような給付金があります。
葬祭費
国民健康保険もしくは後期高齢者医療制度の加入者が亡くなったときは、葬儀を行った方(喪主)に対して「葬祭費」が支払われます。
葬祭費の支給金額は川崎市は5万円です。
葬祭費給付金制度の注意点
ここまで川崎市の給付金制度について説明してきましたが、一つ重要な注意点が存在します。
それは葬祭費給付金は自動的に支給されるものではなく、希望者は申請を行わなければいけないということです。
それではここから葬祭費給付金を受け取るための必要な申請手続きについて解説していきます。
申請場所
葬祭費給付金の申請は、川崎市内の区役所や区民センターの保険年金課などの健康保険を扱う窓口で行います。
申請期間
葬儀を行った日の翌日から2年以内です。
(※市区町村によっては「亡くなってから2年以内」としているところもあります。
)
必要書類
申請手続きの際に必要な書類は以下の通りです。
忘れずに持参するようにしましょう。
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被保険者証
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葬祭を行ったことがわかるもの(葬祭費用の領収書等)
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振込先金融機関、口座番号等の控え(葬祭を行った方の名義)
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葬祭費を申請人以外の口座に振込む場合は、申請人の印鑑
埋葬料
「埋葬料」は、健康保険(協会けんぽ・組合健保)や共済組合の被保険者が職務外で亡くなったときに支給されます。
支給を受けることができるのは、被保険者により生計を維持されていた方で埋葬を行う方です。
生計を維持されていた方であれば、ご遺族でなくてももらえます。
被保険者のご家族(被扶養者)が亡くなったたときは、被保険者に「家族埋葬料」が支給されます。
埋葬料(家族埋葬料)の支給金額は、一律5万円です。
死亡が確認できれば、実際に葬儀や埋葬を行わなくても支給されます。
組合健保は独自の付加給付を設けていることも多いです。
共済組合にも埋葬付加金(基本5万円)があります。
付加給付の金額は、加入している健康保険組合・共済組合で異なります。
埋葬費
健康保険や共済組合の被保険者が亡くなった場合で被保険者により生計を維持されていた方がいないときは、実際に埋葬を行った方に「埋葬費」が支給されます。
埋葬費は実際に支払った金額の範囲内で5万円が上限になります。
なお、船員保険の場合は葬祭料の5万円と付加金が支給されます。
他の健康保険と違い、職務上の事由も保険の対象となるなど付加給付が充実しています。
川崎市の葬儀の特徴・風習

最後に川崎市の葬儀の特徴・風習をご説明します。
同じ神奈川県内でも、地域によって風習が変わってきます。
川崎市特有の風習などは見られなかったので、川崎市がある神奈川県の特徴・風習をいくつか記載します。
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お葬式は後火葬
神奈川県のお葬式は、葬儀後に出棺し火葬する「後火葬」です。
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通夜振る舞いには箸をつける
通夜振る舞いとは、葬儀の後参列者に食事を振舞うことです。
通夜振る舞いには必ず箸をつけることが決まりとなっています。
いただくことで故人の供養になるという考え方なので、少しでも口をつけるようにしましょう。 -
葬儀中にお祝いの行事を行うこともある
神奈川県の郊外では、80歳以上の方がお亡くなりになった時には、長寿を全うしたということでお祝いの行事を行うことがあります。
出棺前に5円玉とキャラメルなどのちょっとしたお菓子を配り、火葬中はお赤飯を食べるのがならわしとなっています。
川崎市の葬儀費用についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、川崎市の葬儀費用について、以下の項目を中心に解説してきました。
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葬儀費用の全国平均は、おおよそ190万円~200万円前後で次第に減少傾向にある。
葬儀費用は、葬儀一式費用・飲食接待費用・寺院費用の3つに大別できる。 -
川崎市における一般葬の葬儀費用は180万円~190万円前後である。
千葉県と北関東各県の葬儀費用はおよそ200万円~250万円前後と高い。 -
川崎市で葬儀費用を安く抑える方法は、給付金の利用・費用を抑えられる葬儀形式を選ぶ・公営の斎場などを選ぶなどがある。
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川崎市の葬儀費用の給付金制度は、国民健康保険・健康保険・共済組合などの葬祭費・埋葬料・埋葬費などがある。
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川崎市特有の葬儀の特徴・風習は見られないが、川崎市がある神奈川県にはいくつかの風習がある。
神奈川県でも地域によって風習が違うところもある。
葬儀費用についてはいざというときに慌てて考えるのではなく、日頃からある程度の認識を持っておくことが大切です。
この記事がその際の参考になれば幸いです。
終活ねっとではこの他にも葬儀に関する情報を掲載しています。
ぜひあわせてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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