喪中に初詣は控えるべきなの?|鳥居・寺・浄土真宗・お守り

喪中に初詣は控えるべきなの?|鳥居・寺・浄土真宗・お守り

喪中といえばやってはいけないとされることがたくさんあります。初詣もその1つですが、人によっては初詣しても問題ないという方もいます。果たして喪中に初詣をすることは問題がないのでしょうか。お守りの処分や厄払いとともに見ていきます。

2020-01-23

喪中に初詣をすることはタブーなの?

神社

喪中とは、故人が亡くなってからの1年間を指すとともに、故人の喪に服すための期間です。
このためおめでたいことを行ったり、神社への参拝をすることは避けるべきとされています。
日本人の慣習にはおめでたいこと1つをとってもたくさんあるため、その分喪中で控えるべきとされていることは多いです。

喪中で控えるべきこととされているものの1つに、正月の初詣が挙げられます。
ただし人によっては、喪中に初詣をしても特に問題はないと考える方も多いです。
このように喪中に初詣すべきではないと言う方もいれば、逆に初詣しても良いと言う方もいるため、喪中を理由に初詣を控えるべきかどうか悩むでしょう。

そこで今回「終活ねっと」では、喪中の初詣は控えるべきなのか、それとも初詣しても問題ないのかについて詳しく見ていきます。
あわせて、喪中にお守りを処分することや厄払いについても見ていきましょう。

  • 喪中に初詣は控えるべきなのか?

  • 喪中の参拝で気になる点についてはどうすれば良いのか?

  • 喪中でお寺への初詣は避けるべきなのか?

終活ねっと運営スタッフのサムネイル画像

「終活ねっと」運営スタッフ

正月を喪中で迎える予定がある方や喪中について詳しく知りたい方にとって、大変役立つ内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

喪中に初詣は控えるべき?

神社

喪中に神社やお寺に初詣をしても良いのか、それとも初詣は控えるべきなのかは、喪中の過ごし方を考えるうえで避けられないテーマです。
ここでは喪中に初詣をしても問題がないかどうかについて、詳しく見ていきましょう。

いつまで初詣は禁じられている?

実は喪中であっても、初詣しても問題のない時期と初詣をすることが控えられるべき時期とがあります。
このうち喪中で初詣が控えられるべき時期が、忌中に入っている時期です。

忌中は喪中の中でも、故人が亡くなってそれほど時間が経っていない時期であるため、特に故人のご不幸を悲しみ、喪に服すべきとされています。

そして神社参拝についてですが、神道では、忌中が明けるまで故人が亡くなったことによる穢れが残っているとみなします。
神様はこの死の穢れを嫌うため、初詣を含め神社参拝は避けるべきというのが一般的です。

つまり神社への初詣については、少なくとも忌中が明けるまでは禁じられていると考えられます。

喪中と忌中の違いについて

ここで喪中と忌中の違いについても触れておきましょう。
喪中は最初にも触れましたが、故人が亡くなった日から一周忌を迎えるまでの丸1年間を指します。

一方で忌中は、仏式であれば故人が亡くなった日から四十九日までの期間です。
つまり喪中に比べると、忌中の期間は比較的短いといって良いでしょう。
なお神道の場合は、五十日祭が仏式の四十九日法要に当たるため、故人没後の50日間を指します。

忌中にお寺に初詣に行くことはあり?

忌中に神社へ初詣に出かけることは避けるべきということですが、それでは初詣に出かける先がお寺の場合はどうなのでしょうか。
実はお寺へ初詣することは、たとえ忌中の間であっても特に問題はありません。

お寺は神社と異なり、仏教の施設であるためです。
そして仏教では、神道と異なり死による穢れの影響について一切考えないことから、たとえ忌中に初詣をしても問題はないとしています。

鳥居を避ければ参拝していいの?

忌中の神社参拝でよくいわれることの1つに、「鳥居を避ければ問題はない」、つまり「鳥居をくぐらなければ大丈夫」というものがあります。
たしかに鳥居は神社の出入口であるため、ほかの場所からこっそり入れば後ろめたくないようにも感じられるでしょう。

しかし「鳥居をくぐる」は本来、神社参拝そのものを意味します。
このため忌中であっても、鳥居をくぐらなければ神社に参拝しても良いという意味にはなりません。

加えて神道では、鳥居が神社の正式な出入口であると考えられているため、鳥居以外の場所から入ることは参拝する際の態度としてふさわしくないとされています。

どうしても忌中に参拝する必要がある場合は、参拝先の神社の神職に相談したうえで、鳥居の前でお祓いを受けてから入るようにするべきです。

喪中の参拝で気になる点について

神社

基本的に喪中であっても忌中以外の期間であれば、神社へのお参りをしても問題はないということに触れてきました。
加えてお寺の場合であれば、忌中や喪中に関係なくお参りして良いということも見てきました。

とはいえ、喪中は普通の期間と異なるだけに、神社やお寺にお参りをするうえで気になることがいろいろと出てくるでしょう。
ここでは、喪中の神社やお寺へのお参りでよく聞かれる疑問にお答えしていきます。

喪中にお守りや破魔矢の処分はしていいの?

喪中は故人が亡くなってからの1年間ですが、一方神社で授かった破魔矢やお守りも基本的に1年経ったら処分すべきといわれています。
このような場合、喪中にお守りや破魔矢の処分をしても良いのかどうかが気になる方もいるでしょう。

まずお守りについては、一般的には購入した神社やお寺にお返しします。
この際に忌中の期間でなければ、喪中であってもお返しして大丈夫です。
一方破魔矢についても、忌中でなければお返しして問題はありません。

加えて神社やお寺では、古いお守りなどを処分するお焚き上げを年中受け付けているため、忌中以外の時期に申し込むと良いでしょう。

なおお守りを処分する際は、購入したのが神社であれば神社に、お寺であればお寺で処分してもらいます。

お守りや破魔矢を新調していいの?

お守りや破魔矢について、喪中との関係でもう1つ問題になるのが、喪中に新調しても良いのかどうかという点です。
慎重についても処分する場合と同じように、忌中以外であれば購入して問題ありません。

ただし破魔矢は基本的に年末年始のみの扱いとなっているため、年末と忌中が重ならなければ年末に購入するのがおすすめです。

喪中におみくじを引くことは不謹慎?

初詣の楽しみとしてよく挙げられるのが、おみくじです。
正月三が日に初詣に出かけた際、今年1年の運勢を知るうえでおみくじを引くことは楽しみとなっているでしょう。

さて喪中に神社やお寺への参拝をしても良いものの、1年の運勢を知るためにおみくじを引くことは不謹慎に当たるのではないかという方もいるのではないでしょうか。
喪中におみくじを引くことも、神社の場合は忌中以外の時期であれば問題ありません。
さらにお寺であれば忌中であっても大丈夫です。

喪中に厄払いはしていいの?

無病息災を祈る意味で行う厄払いについては、特に問題はないのでしょうか。
厄払いについても、神社であれば忌中の期間でなければ問題なく受けられます。
お寺であれば、忌中や喪中であってもそうでなくても、厄払いを受けられるのが一般的です。
特に忌中の場合は、お寺で厄払いしてもらうのが無難でしょう。

ただし神社とお寺では、厄払いの持つ意味が違うという点に注意すべきです。
具体的には神社の場合は、ご自身で厄を乗り越えるためのご利益をいただくのに対し、お寺の場合は仏様のお力によって厄を払っていただくという意味があります。

喪中に避けるべきお寺

お墓

初詣をお寺で済ませるという方も多いでしょう。
基本的に喪中にお寺へ初詣に行くことは問題ありませんが、中にはお祝いムードがあるために避けた方が良いお寺もあります。
最後にここでは、お寺であっても喪中の初詣に避けるべき場所をご紹介しましょう。

浄土真宗に忌中はない?

仏教宗派の中でも喪中や忌中の存在をまったく気にしないところが、鎌倉時代に親鸞聖人によって開かれた浄土真宗です。
浄土真宗では亡くなった方は、すぐさま仏様のお力で極楽浄土に成仏するという考え方が特徴としてあります。

このため浄土真宗では、故人の冥福を祈る忌中や喪中の期間が存在するとは考えません。
だからこそ浄土真宗では故人が亡くなって1年以内でも、喪中はがきではなく喪中という言葉を使わない年賀欠礼はがきや普通の年賀状を送ります。

浄土真宗で混み合うお寺

とはいえ、浄土真宗は歴史や伝統のある宗派であることから、初詣で混み合うお寺もあります。
浄土真宗のお寺で初詣の際に賑わう場所は、以下の通りです。

  • 西本願寺

  • 東本願寺

  • 築地本願寺

浄土真宗で忌中や喪中の初詣が問題ないとはいえ、これらのお寺は正月に初詣客で大変賑わいます。
もし喪中に賑やかな中でお参りすることに気が引けるのであれば、ほかの浄土真宗のお寺にお参りすると良いでしょう。

真言宗で混み合うお寺

一方初詣で人気のスポットとして、真言宗のお寺もいくつかあります。
代表的なお寺が以下の通りです。

  • 成田山新勝寺

  • 川崎大師

  • 西新井大師

  • 高尾山薬王院

  • 太融寺(大阪)

特に成田山や川崎大師は、全国的に見ても初詣で人気があるところとして有名であるため、非常に賑わいます。
喪中に初詣するのであれば、比較的静かなお寺を選ぶと良いでしょう。

喪中の初詣についてのまとめ

神社

今回「終活ねっと」では、喪中の間に神社やお寺への初詣を控えるべきなのかどうかについて、詳しく見てきました。
今回の記事で触れた内容をまとめますと、以下のリストに挙げられる各ポイントの通りです。

  • 神社については喪中でも四十九日までの忌中が明けるまでは初詣ができないが、それ以降であれば問題はない。
    お寺への初詣については忌中や喪中に関係なく可能である。

  • 喪中の神社参拝では、忌中以外であれば破魔矢やお守りの処分・新調も、またおみくじを引くことや厄払いも問題はなく、お寺であれば時期に関係なくできる。

  • 浄土真宗では亡くなった方がすぐに成仏するという考え方であるため、忌中や喪中がないが、真言宗の場合も含めて人気のあるお寺での初詣は避けた方が良いとされている。

故人が亡くなってからしばらくの期間を忌中や喪中といいますが、神社については初詣も含めて忌中以外の時期であれば参拝しても大丈夫です。
一方お寺については、神道のように忌中で穢れを避けるという考え方がないため、忌中や喪中に関係なくお参りして良いとされています。

以上のことから神社の場合で忌中の時期にお参りしないことを除けば、基本的に喪中であっても神社やお寺に初詣して良いです。
ただしあまりにも人気があって、大勢の初詣客で賑わっているようなところはお祝いムードに満ちているため、なるべく避けた方が良いでしょう。

喪中の状態で年末年始を迎える際に、あらためてこの記事の内容を思い出していただければ幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

下のリンクから喪中のお正月の過ごし方について解説した「終活ねっと」の記事をお読みいただけます。
ぜひ一度目を通していただけると幸いです。

葬儀をご検討の方へ

安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。
終活ねっとでは、葬儀についての疑問・不安のある方や、もしものときのために、24時間365日ご相談を受け付けております。
経験豊富なスタッフがていねいにサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
また、葬儀をするにあたって必要なあらゆる知識を記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

終活ねっとのお葬式 keyboard_arrow_right

費用を抑えて満足のいく葬儀をするために必要な知識まとめ

keyboard_arrow_right

「喪中・初詣」に関連する記事

よく読まれている記事一覧

この記事に関するキーワード

カテゴリーから記事を探す

人気のキーワードの記事一覧

関連する記事

よく読まれている記事一覧

place 終活ねっとでお近くの斎場を探す
終活ねっとで斎場を探す
女性オペレーターの画像

事前相談・資料請求で葬儀費用が5000円割引

call 0120-641-026
assignment

無料資料請求
はこちら

無料資料