喪中はお正月のお飾りはしない?|おせち・年賀状・お年玉・墓参り

喪中はお正月のお飾りはしない?|おせち・年賀状・お年玉・墓参り

近親者が亡くなった際には、さまざまな事項について制限がかかって難しいですよね。特に、喪中にお正月をむかえる際、お飾りはOKなのかどうか気になる方も多いでしょう。今回の記事では、喪中の正月お飾りについて解説します。

2019-11-09

喪中のお正月のお飾りはどうする?

神棚

近親者が亡くなると、「~したらダメ」というルールがたくさんあって大変ですよね。
特に、喪中の期間にお正月を迎える場合、お飾りをしてもいいのかどうか、分からずに悩んでいる方は多いかと思います。

今回、終活ねっとでは、喪中の期間のお正月のお飾りについて、以下の項目を中心に解説します。

  • そもそも忌中と喪中とはどう違うのか?

  • 喪中のお正月のお飾りはNGなのかどうか

  • 喪中に年末年始を迎える場合、どう過ごすべきなのか、してはいけないことは何なのか

  • 喪に服さなければならない近親者の範囲はどこまでなのか

喪中と年末年始・お正月のお飾りなど、幅広い項目について解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

忌中と喪中の違いは?

葬儀

喪中とは、故人をしのぶための期間です
近親者の死後1年間が喪中だとされています。

これに対して、忌中とは、故人のためにいのって、ケガレを清めるための期間です
忌中は、近親者の死後49日間(神道では50日間)とされています。

忌中や喪中の期間は忌服期間といい、一定の行動を控えるようにするべき期間だとされています。
期間が長い喪中よりも、亡くなったばかりの忌中の期間の方が、制限されている事項が多いのです。

忌中と喪中の詳しい違いについて知りたい方は、終活ねっとの以下の記事を参考にしてみてください。

お正月のお飾りはだめ?

神棚

喪中や忌中など忌服期間には、お正月のお飾りをしてもいいのでしょうか?
結論からいうと、喪中などにはお正月のお飾りをしない方が好ましいです

お正月のお飾りは、縁起の良いものなどを揃え、新年を祝うためにするものです。
しかし、忌中や喪中には、何かを祝うことは基本的に好ましくないとされています

たとえば、親しい人の結婚式など重大な出来事であっても、忌中であれば参加を見送るべきだとされているのです。
その他、年賀状を送ることについても、新年を祝うことになるため控えるべきとされています。
新年に誰かとあっても、「おめでとうございます」というお祝いの言葉を使うのは避け、「お世話になりました」など感謝の気持ちを伝えるだけにとどめます。

年賀状や新年のあいさつも自重するのですから、新年を祝う意味のあるお飾りも当然NGとなるのです

具体的に控えるべきお飾りには、「門松」・「鏡餅」・「しめ飾り」などの種類があります。
いずれも新年を祝い、年神様をお迎えするために飾るものです。

喪中・忌中どちらの場合でも、正月のお飾りを避けるべきだとされていますが、最近では49日が過ぎて忌があけたら正月のお飾りをしても良いとする考え方も出ています
とはいえ、まだまだ新年のお飾りは自重すべきだという考え方が根強いので、周りの目が気になる方はお飾りを控えるようにした方が無難でしょう。

喪中の年末年始の過ごし方について

葬儀

忌中や喪中のときに年末年始を迎えると、しても良いこととしたら良くないこととがあって大変です。
以下では、喪中・忌中などの忌服期間に年末年始を迎えた際、しても良いことと良くないことをそれぞれ紹介していきます。

しても良いこと

まずは、喪中の年末年始であっても、してもいいことを紹介していきます。
お祝いではなく、感謝を伝えるためのものであったり、願をかけるためのものだったりすれば問題ないというのが基本的な考え方です。

お寺への参拝

忌中には、神社の参拝はケガレを持ち込まないように禁止されています。
しかし、喪中であっても忌中であっても、お寺への参拝は問題ありません

ケガレというものに対する理解が、仏教と神道とでは違っているのです。
また、お寺への参拝はご先祖様や故人を供養する意味合いもあるので、忌中であっても積極的に行うべきだとすら言えるでしょう。

喪中で初詣に行きたいのであれば、神社ではなくお寺を選ぶようにしましょう

墓参り

喪中であっても、お墓参りはして構いません。
お墓参りは、故人を供養する目的であり、ご先祖さまや仏さまに感謝の念を伝えるために行うことだからです

喪中の年末年始に実家に帰省している際には、ぜひお墓参りに出向き、故人へ想いをはせてみましょう。

年越しそば

喪中は、お祝い事を避けなければならない期間です。
しかし、年越しそばは新年が良き一年になるように願をかけながら食べるものです。
お祝い事にはあたらないので、喪中であっても年越しそばを食べることは全く問題ありません。

しない方が良いこと

次に、喪中の年末年始でしない方がいいことについてご紹介していきます。

忌中が明けたら問題ないとの考え方が出ているものもありますが、一般的にどう考えられているのかについてご紹介します。

新年の挨拶や年賀状

喪中の場合、新年の挨拶では「おめでとう」という言葉を使わないように注意しましょう
「今年もよろしく」「去年はありがとう」など感謝やお礼の気持ちは伝えても問題ありません。

「おめでとう」と言ったり言われたりすることがないように、喪中には年賀状を控えるのが一般的となっています。
喪中で年賀状を出さない範囲について詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

神社への参拝

神道は、死をケガレとして扱っています。
そのため、「忌中」の場合には神社への参拝は控えるべきとされています

もっとも、忌中に限った話で、忌が明けてしまったら喪中であっても参拝して構いません

お屠蘇やおせち料理

お屠蘇やおせち料理は、正月のお飾り同様、新年をめでたいと祝うためのものですから、喪中には避けるようにしておきましょう。
鏡開きをせずに、単におもちやお雑煮を食べる程度でしたら、問題はありません。

お年玉

お年玉には、本来新年を祝う意味はありませんが、「明けましておめでとう」と伝えながら渡すのが通常となっていますので、新年を祝う行事として喪中には避けるべきです

ただし、おめでとうと添えずに、「お小遣い」として渡すのは問題ありません

喪中の範囲は?祖父母まで?

困った人々

どれくらいの範囲の近親者が亡くなったら、喪に服さなければならないのでしょうか。
一般的には2親等までの方が亡くなったら、喪に服するべきだとされています

2親等までですので、義理もふくめて、祖父母や兄弟・姉妹、孫までとなります。


同居しているか否かなど細かい基準もありますので、喪に服する範囲について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

喪中のお正月のお飾りについてまとめ

困った人々

いかがだったでしょうか。
今回、終活ねっとでは、喪中のお正月のお飾りなどについて解説してきました。

  • 喪中は個人をしのぶ期間(1年間)で、忌中はケガレを清めるための期間(49日間)

  • 喪中にはお正月のお飾りは控えるべき

  • 喪中にしていいことは、お寺やお墓への参拝や、年越しそば

  • 喪中にしていけないことは、新年の挨拶やお年玉など

  • 神社は忌中には参拝してはいけない

  • 喪に服するべき範囲は2親等内の親族が亡くなった場合

以上の項目について解説してきました。
喪中や忌中期間中には、お正月飾りをはじめ多く控えるべきことがあるということがご理解いただけたと思います。
喪中期間にしてもいいことであっても、あまり羽目を外しすぎず、思慮深い行動を心がけるようにしましょう。

また、以下の記事では、喪中のマナーについて詳しく解説しておりますのでぜひ、あわせてお読みください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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