三万円の香典を渡す場合の中袋の書き方|金額・連名・夫婦・外袋

三万円の香典を渡す場合の中袋の書き方|金額・連名・夫婦・外袋

香典はお通夜や告別式などに参列する際、持参すると思います。では、三万円程度の高額な香典の場合には、香典の中袋にも特殊なマナーがあるのでしょうか、今回は三万円の香典を渡す場合の中袋の書き方をご紹介します。また、連名の書き方や外袋のマナーなども詳しく見ていきます。

最終更新日: 2020年12月18日

三万円の香典の中袋の書き方とは?

葬儀

香典とは、線香やお花などの代わりに故人の霊前に供える品物のことですが、その香典は通常、約三千円程度が相場です。
そのため、金額が三万円の香典を渡すケースはかなり限られてきますが、こうした場合の中袋は通常と違うルールがあるのでしょうか。
それとも、普通と同じで良いのでしょうか。

今回「終活ねっと」では三万円の香典を渡す場合の中袋の書き方についてをご紹介していきます。

  • 香典に三万円を入れるのはどういうケース?

  • 三万円の香典を入れる際、中袋はどう記入するべきか

  • 連名の書き方

  • 外袋の書き方のマナーについて

  • 三万円の香典を入れる時、香典袋はどのようなものを選ぶのが良いか

お通夜や告別式は急に行くことになるものですから、その時になってから急にマナーを調べるにもなかなか時間がないものです。
前もって知っておけば慌てずに済みますので、今回の記事で知識を身に着けておいてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただければ幸いです。

三万円の香典を渡すケースとは?

人々

通常、香典の相場は約三千円程度とされています。
これは、友人や知人、ご近所の方が亡くなった時の一般的な額です。

それに比べると三万円という額はかなり大きいものとなりますが、多くの場合、兄弟や姉妹が亡くなった時は三万円が相場だと言われています。
親戚関係でしたら一万円程度を入れる方が多いようです。

こういった額はあくまで一般的な額ですので、明確な決まりがあるわけではありません。
ただ、周りの方と香典の額があまりにもかけ離れているのはあまり良くありませんので、できればこういった基準に寄せたほうが良いです。

ちなみに香典は、割り切れる数を嫌うという日本古来の風習から、奇数とするのが通常です。
三千円、五千円、七千円、というような額にすると失礼がありません。
一万円以上は、二万円のように偶数でもさほど問題ないとされています。

以下の記事で香典の金額相場について、故人との関係や法要別に解説していますのでぜひご参考にしてください。

三万円の香典の中袋の書き方

葬儀

香典の中袋の書き方は、入れる金額によって明確に異なるルールがあるわけではありません。
基本的にはどういった金額でも同じ書き方で大丈夫です。
ここでは三万円の香典の中袋の書き方について解説していきます。

金額の書き方

香典の中袋には、必ず入れた金額を書きます。
通常は、中袋の表面の中心に縦書きにします。
もし記入する欄があるようでしたらそちらに記入してください。

これは、香典を受け取った側が金額を控える手間を省けるというのもありますし、記入した金額と中身に相違がないかを確かめるという意味もあります。

香典の中袋に書く金額の数字は、かならず旧漢字を使ってください。
例えば一なら「壱」、三なら「参」、万は「萬」といったような書き方です。
金額の単位の円も「圓」の字を使います。

つまり、三万円の香典を入れる場合は「参萬圓」と記入します。

これは、一や二のような漢数字ですと、金額の改ざんが簡単に行えてしまうからです。
しっかりとお金のやり取りを行う上でも大切なことですから、覚えておきましょう。

住所・氏名の書き方

香典の中袋には香典を出した本人の住所と氏名も記載します。
中袋と外袋が分かれている香典袋ですと、受け取った側が開封した後、外と中がバラバラになってしまい、どなたから受け取った香典袋なのかわからなくなってしまうことがあります。

中袋に住所や氏名がかかれていればこうしたトラブルを防ぐことができます。
ご遺族の余計な手間を増やさないためにも、ぜひ面倒がらずに記入するようにしてください。

書く位置

香典の中袋には、裏面に住所と氏名を記入する欄があることが多いです。
そちらに記入してください。

記入する欄が見当たらない場合は、中袋の裏面に書けば大丈夫です。
住所を比較的小さく、氏名を気持ち大きめに記入しますとバランスが良くなります。

連名の場合

香典を一人ではなく複数人で出したいときは連名を記入します。
中袋の右側が年長者、もしくは目上の方の住所と名前になります。
3人以上の場合も、右から年長者順になるようにします。

さらに人数がおられて中袋の裏面だけでは収まらなかった場合は、中袋には「○○一同」と記入し、個々の住所と氏名は別紙に記載します。
こちらも、立場が上の方が右側です。
全ての方のお立場が同等の場合は、姓の五十音順に書かれると良いでしょう。

ご夫婦の連名の場合は、お二人の住所は同じである場合が多いでしょうから、住所を記入した後に夫の氏名、その左側に妻の名前を書きます。
姓は同じですから、妻のほうには書く必要はありません。

中袋も薄墨で書くべき?

香典の外袋は薄墨で書くのがマナーですので、中袋も薄墨で書かなければならないと思っておられる方も少なくないかもしれません。

ですが、実は中袋は薄墨で書く必要がありません。
外袋と違って中袋は、どういった方からいくら受け取ったのかを確認するための記入欄です。
内容をしっかりとお相手に伝えるという性質上、薄墨で書いた文字は読みづらいのでふさわしくないと考えられています。

黒くて読みやすい字で、丁寧に書いてください。
その際、住所氏名の欄が小さすぎて筆ペンだとはみ出してしまうという方は、万年筆やサインペンで記入しても構いません。

香典の外袋の書き方について

香典

香典袋の外袋の書き方についてもご説明します。
外袋については薄墨を使うのがマナーです。
薄墨用の筆ペンを使用するなどして、丁寧に記入しましょう。

表書きについて

香典の表書きは、通常御霊前でほとんどの宗教において問題ありません。
御香料や御香典という香典袋も販売されていますが、そちらでも構わないです。

ただ、浄土真宗だけは御霊前ではなく「御仏前」を使いますので気をつけてください。

名前について

外袋の名前はどのように記入すべきなのでしょうか。

名前の書き方

外袋の御霊前といった文字の下に、香典を出す人の名前を書きます。

中袋と違うのは、住所は記載しません。
名前だけで問題ありません。

連名の場合

連名で香典を持参する場合も、中袋と同じく右から順に目上の方から名前を書いていきましょう。
こちらも住所は必要ありません。

なお、連名で香典を出す場合は金額は全員で揃えましょう。
連名で香典を受け取っても香典返しは一人ずつに返す場合がほとんどです。
ここで一人ずつの金額が違いますと、香典返しを一律に返すことができなくなり、ご遺族側の負担になってしまいます。

その他、連名で香典を出す場合の書き方については以下のページでさらに詳しくご紹介しています。
職場や友人など立場による考え方の違いも解説していますので、ぜひご一読ください。

夫婦で出す場合

夫婦で連名とする場合も、中袋と同じく中心に夫の氏名を書き、その左側に妻の名前を書きます。
ご夫婦連名の場合の香典返しは一世帯まとめてとなりますので、金額はお二人で三万円という形で差し支えないでしょう。

お二人がそれぞれ故人と親しかったような場合は、香典袋を分けてそれぞれに三万円を入れて持参するような形でも問題ありません。

ご夫婦の香典の連名については、下記のページでさらに詳しくご紹介しています。
ぜひご参考ください。

三万円の場合の香典袋の選び方

葬儀

香典袋といっても、たくさんの種類のものがあります。
三万円の香典を入れる場合、どのような香典袋を選ぶのが適切なのでしょうか。
ここでは三万円の場合の香典袋の選び方について解説していきます。

水引と封筒が別になっているもの

香典袋は、外袋のみのシンプルなタイプもあれば、上質な和紙でできていて中袋も立派になっているタイプなど色々なものがあります。
どれを選んでも基本的には問題ないのですが、やはり香典の額が大きければ香典袋もそれなりに立派なものを選んだほうが良いでしょう。

三万円という香典は一般的に見てかなり高額ですから、香典袋としては上級である水引と封筒が別になっているものを選ぶのが適切です。
香典袋の多くは水引が印刷されているのですが、上質な香典袋は外袋を折りたたんだ後にひも状の水引を上からかけて封をするというような形式になっています。

手間はかかりますが、それだけ大きな哀悼の意を示すということになります。
文房具屋さんなどで購入できますので普段からひとつ用意しておくと安心でしょう。

水引の色と結び方

香典袋の水引というと、全て同じものだと思う方もおられるかもしれません。
ですがよく見ると香典の水引にも色々な種類があります。

多くは黒と白のもので、通常はこちらを選べば問題ないでしょう。

印刷されている水引には青白いものもあります。
関西では一周忌以降の香典は黄色と白、高額の香典を包む場合は銀色の水引を使う場合もあります。

水引は、二度と繰り返したくないという意味を込めてあわび結びという結び方になっています。
通常は御自身で結ぶような形式にはなっておらず、既に結んだ形になっていますのでご安心ください。

三万円の香典を入れる場合は、黒と白のあわび結びになっている、水引きと封筒が別になっているものを選べば、まず失礼にはならないでしょう。

香典袋の選び方についてもっと知りたい方には、以下のページをおすすめします。
宗教の違いや各種法事での香典袋についてなど、細かい部分でお悩みの方はぜひお役立てください。

三万円の香典の中袋の書き方まとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では三万円の香典を渡す場合の中袋の書き方を中心にご紹介してきました。
以下、本記事の中心内容です。

  • 三万円の香典を渡すのは、兄弟姉妹が亡くなったケースが多い。

  • 香典中袋の金額には旧漢字を使うのがマナーなので、中袋には「参萬圓」と書く。
    中袋に薄墨を使う必要はない。

  • 連名の場合は住所氏名を目上の方から順に、右から書く。

  • 表書きは通常は御霊前とするが、浄土真宗だけは御仏前とする。
    氏名の書き方は中袋に準ずる。
    表書きは薄墨を使うのがマナー。

  • 香典袋は三万円の香典に相応しいものを選ぶこと。

一万円以上の香典を渡すケースは限られてきますので、三万円ともなるといつもとは勝手が違うと感じる方もおられるかもしれません。
ですが、金額は違えど、香典袋のルールやマナーは普段と同じです。
あまり緊張せずに、いつもよりも多少気を遣う程度で大丈夫です。

高額の香典を出す際はより身近な方が亡くなられたということですから、香典袋の内容よりも故人との最後の別れに時間を使いたいものです。
今回の内容によって、香典袋について悩まれる時間が減れば幸いです。

「終活ねっと」ではこの他にも香典についての記事を数多くご紹介しています。
以下のページでは、連名の場合の金額相場や、香典返しの基本的なルールについてをご紹介しています。
ぜひお役立てください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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