49日に渡す香典のお札の入れ方|向き・枚数・新札・包み方

49日に渡す香典のお札の入れ方|向き・枚数・新札・包み方

故人の方が仏教徒である場合、亡くなってから49日目に49日法要を行います。49日法要でも香典を渡すのですが、お札はどのように入れるといいのでしょうか。今回は49日で渡す香典のお札の入れ方について解説していきます。

2019-10-22

49日に渡す香典のお札の入れ方とは?

葬儀

故人の方が亡くなり葬儀が終わると、忌日法要が行われます。
故人の方が仏教徒であった場合には、亡くなってから49日目に49日法要を行います。
49日の際には、葬儀の時と同じく香典を持参する必要がありますが、49日に持参する香典にはお札はどのように入れるといいのでしょうか。
今回終活ねっとでは、49日に渡す香典のお札の入れ方について以下の内容を中心に解説していきます。

  • 香典にはどんな役割があるの?

  • 49日に渡す香典にはお札をどのように入れるの?

  • 49日に渡す香典はどうやって包むの?

  • 49日の香典袋の選び方は?

49日に参列することはあまりないので、葬儀での香典の用意の仕方は知っている方でも49日の香典については分からないということもあります。
ぜひ今回の記事を最後まで読んで、49日の際にも正しく香典が包めるようにしておきましょう。

香典とは?

葬儀

葬儀などに参列したことがない方は、香典という言葉は知っていても香典にどんな役割があるか知らない場合があります。
まずは香典がどういったものなのかご紹介していきますので、覚えておきましょう。

香典は葬儀や法要などの際に、香の代わりにお供えする金銭です。
香だけでなくお花の代わりとして香典をお渡しする方もいらっしゃいます。
香典をお渡しすることで遺族の方に弔意をお伝えする意味があります。

また金銭をお渡しするので、葬儀などで大きな出費がある遺族の方を金銭面でサポートする意味も香典には込められています。

香典に包む金額には相場があり、故人との関係性や自分の年齢によって金額に違いが出てきます。
ただ香典はお気持ちですので、金額が相場より少ないからといってマナー違反になることはありません。
自分の無理にならない程度の金額を香典に包んでお渡しするようにしましょう。

49日に渡す香典のお札の入れ方

葬儀

香典にどういった役割や意味があるのかご紹介してきました。
故人へのお供え物としてお渡しする香典ですが、正しくお札が入れられていないと失礼な行為となってしまいます。

香典を用意する場合には、正しいお札の入れ方を知っておく必要があります。
ここでは49日に渡す香典のお札の入れ方について解説していきます。

お札の向きについて

お札には向きがあります。
上下に関しては金額が描かれている方が上、肖像画が描かれている方が下になります。
表裏に関しては肖像画が描かれている面が表、肖像画描かれていない面が裏となります。

お札を香典袋に入れる際に、お札の向きはどうすればいいのでしょうか。
ここではお札の向きについて解説をしていきます。

特に決まりはない

お札の向きに関しては諸説あるので、明確な決まりはないとされています。
一般的には香典袋からお札を取り出した際に金額が分かりやすい様に、お札の上側(金額が書かれている方)が上に来るように入れます。
ただ地域によっては向きが違う場合もあるので、事前に確認をしておくといいでしょう。

お札の向きに関しては明確な決まりはありませんが、お札の向きがバラバラだとマナー違反になります。
お札の向きは必ず揃えるようにしておきましょう。

表面と裏面はどちらが上?

香典袋に入れる場合、お札の表面と裏面はどちらが上になるといいのでしょうか。
こちらに関しても明確な決まりはありません
一般的には香典袋の表面を正面にして開けた際に、お札の裏面(人物が描かれていない面)が見えるように入れます

地域によってマナーが異なるので、こちらも事前に確認しておくといいでしょう。
お札の向きと同じく、表面と裏面もバラバラだとマナー違反になるので揃えるようにしましょう。

新札は使わない

お祝い事の際には新札を包んでお渡しをします。
では香典の場合にも、新札を包むのでしょうか。

お葬式などの際に渡す香典に新札を包んでいると、故人が亡くなることを予想してあらかじめ香典を用意していたと思われてしまいます。
また予定が分かっている法要の場合でも、お祝い事ではないので新札を使用していると不快に思われる方がいらっしゃいます。

こういった理由から香典に新札を入れてしまうとマナー違反になるので、注意しましょう。

汚いお札も使うのはマナー違反

香典には新札が使用できないので、旧札を入れることが基本となります。
ただボロボロの汚いお札を香典に入れてしまうと、こちらもマナー違反になります。

香典には状態の良い旧札を入れるようにしておきましょう。

綺麗なお札に折り目をつける

状態の良い旧札が用意できない場合には、新札を一度折り曲げることで香典に入れることができます。
新札に近い綺麗なお札の場合も一度折り曲げて、折り目をつけておくといいでしょう。

複数回折り曲げてしまうとお札がくしゃくしゃになってしまい、マナー違反となるので気をつけておきましょう。

お札の枚数について

香典にお札を入れる場合、お札の向きや状態だけでなく枚数にも気をつけなければいけません。
香典には、4や9がつく枚数割り切れる枚数のお札を入れるとマナー違反になってしまいます。

4や9といった数字は「死」や「苦」を連想させる数字なので、弔事だけでなく慶事でもタブーとされています。
割り切れる数についても、故人とこの世の関係が切れてしまうことを連想させるので縁起が悪いといわれています。

香典にお札を入れる際には、このような枚数にならないように調整するようにしましょう。
特に連名で香典を包む場合、一人一人が避けていても合計した際にこういった枚数になることがよくあります。
香典袋にお札を入れる前に必ず枚数を確認しておきましょう。

49日に渡す香典の包み方

葬儀

ここまでは49日に渡す香典のお札の入れ方についてご紹介してきました。
香典を用意する場合には、お札の入れ方だけでなく香典の包み方にも気をつける必要があります。

正しい香典の包み方ができるように、事前に知識をつけておくといいでしょう。
ここでは49日に渡す香典の包み方について解説していきます。

中包みの包み方

市販されている香典袋には中包みが付属している場合があります。
中包みが付属している場合には、折り目がついているのでそちらに合わせて折り込むようになります。
以下に中包みが付属していた場合の折り込み方をご紹介しますので、覚えておきましょう。

  • 中包みを開き、中央の右寄りにある四角い部分にお金を置きましょう。

  • 上下の折り返し部分を折り込み、左を2回右を1回折ります。

  • 右側を折るとすこし余る部分があるので、そちらを裏に回すように折り完了です。

中包みが付属しておらず、和紙などを用いて包む場合は自分で折るようになります。
和紙などを用いる場合の折り方は以下のようになります。

  • 長方形の和紙をひし形になるように傾けて置く。

  • 和紙の真ん中にお札を横向きに置く。

  • 和紙の下側をお札に沿って上に折る。

  • お札に沿って和紙の左側を右へ、右側を左に折る。

  • 和紙の上側をお札に沿って下に折り、余っている部分を裏側に折り込む。

中袋なしの場合

市販の香典袋によっては中袋が付属していないことがあります。
また地域によっては中袋を使うと袋が2重になるので不幸事が重なることを連想させるとされており、中袋が使用できないことがあります。

こういった場合には、お札は外袋に直接入れるようになります。
中袋を使用する場合、中袋に香典に包んでいる金額や名前、住所を書きます。
中袋が使用できない場合には、外袋の裏面に金額や名前、住所を書くので注意しましょう。

香典袋の包み方についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。

49日に渡す香典袋の選び方

葬儀

49日に渡す香典の包み方をご紹介しました。
香典を包む香典袋には種類があり、適切な香典袋を選んでいないとマナー違反になります。

49日に渡す香典袋はどのように選ぶとよいのでしょうか。
ここでは49日に渡す香典袋の選び方について解説していきます。

金額による違い

49日に渡す香典袋を選ぶ場合、金額に合った香典袋を選ばなければいけません。
金額に見合った香典袋が使用できていないとマナー違反となるので注意が必要です。

以下に香典に金額ごとに使用する香典袋をご紹介しますので、参考にしてください。

香典の金額 香典袋の種類
3千~5千円 水引きが印刷されている香典袋
1~2万円 白黒や黄白の水引きが付いた金封
3~5万円 双銀の水引きが付いた中金封
10万円~ 双銀の水引きが付いた大金封

表書きについて

香典袋には表書きをすることがマナーとなっています。
市販の香典袋に関しては、表書きがすでに書かれている場合もあります。
49日の場合には、どういった表書きを選ぶといいのでしょうか。

49日の香典の表書きには御仏前御香典御供物料」といった表書きを書きます。
仏教のお葬式の際に使用していた「御霊前」は49日以前に使用する表書きです。
49日以降は御霊前は使用できないので注意しておきましょう。

仏教の宗派である真言宗は49日以前であっても御仏前を使用しますので、こちらも覚えておきましょう。

神道では故人が亡くなってから50日目に50日祭と呼ばれる忌明け法要を行います。
50日祭に持参する香典の表書きには「御玉串料」や「御榊料」、「御神前」といった表書きをします。
神道にも宗派がありますが、仏教のように宗派によって表書きが変わるということはありません。

カトリックとプロテスタントという宗派がキリスト教にはあります。
それぞれ忌明け法要の時期や名前が違いカトリックは故人が亡くなってから30日目に追悼ミサを、プロテスタントは亡くなってから1ヵ月目に昇天記念式を行います。
カトリックの場合「御ミサ料」や「御花料」、プロテスタントでは「御花料」や「忌慰料」といった表書きを書きます。

香典袋の表書きについてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。

宗教による違い

香典袋は宗教によっても使うものが異なります。
仏教の場合には、無地の香典袋か蓮の絵が描かれている香典袋を使用します。

神道やキリスト教ではどういった香典袋を使用するのでしょうか。
以下にご紹介していきます。

神道

神道では、無地の香典袋を使用します。

水引きに関しては仏教と同じく、白黒や黄白の結び切りのものを付けます。
黄白の水引きは関西などの一部地域で使用しますので、事前に確認しておきましょう。

関東と関西の香典袋についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。

キリスト教

キリスト教では無地の香典袋か十字や百合の絵が描かれている香典袋を使用します。
仏教や神道とは違い水引きは使用しないので、注意しておきましょう。

以下の記事では香典袋の選び方についてご紹介をしています。
香典袋の選び方を宗教、金額、法事の種類ごとに詳しく解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。

49日に渡す香典のお札の入れ方まとめ

香典

いかがでしたでしょうか。
今回終活ねっとでは、49日に渡す香典のお札の入れ方について、以下の項目を解説していきました。

  • 香典は香の代わりに故人に供える金銭のこと。
    遺族を金銭で補助する意味もある。

  • お札の上側(金額が書かれている方)が上に来るように入れ、お札の裏面(人物が描かれていない面)が見えるように入れる。
    お札の向きは揃える。

  • 新札は使わず、綺麗な旧札をつかう。
    新札しかない場合は新札に一度折り目をつけてから使用するとよい。

  • 4や9がつく枚数や割り切れる枚数のお札を入れないようにする。

  • 中包みがある場合には、お札を中包みに包んでから外袋に入れる。
    中袋が無い場合は、外袋に直接お札を入れる。

  • 金額に合った香典袋を選ぶ必要がある。

  • 49日の香典の表書きには「御仏前」や「御香典」、「御供物料」といった表書きを書く。

  • 神道では、無地の香典袋を使用します。
    水引きに関しては仏教と同じく、白黒や黄白の結び切りのものを付ける。

  • キリスト教では無地の香典袋か十字や百合の絵が描かれている香典袋を使用する。

49日で渡す香典のお札の入れ方がお分かり頂けましたでしょうか。
お札の入れ方や包み方に関しては葬儀の際の香典と変わりはありません。
49日では表書きの種類が変わるので、そちらは注意しておきましょう。

香典袋の正しい書き方についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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