大安に火葬場は利用できる?六曜の意味や火葬場の休みとともに解説

大安に火葬場は利用できる?六曜の意味や火葬場の休みとともに解説

葬儀の日取りはご遺族や参列者の都合だけでなく、大安などの六曜と火葬や葬儀との関係も考慮して決める必要があります。今回は、大安に火葬場を利用できるかどうかや六曜の意味、火葬場における火葬の流れなどについて解説します。

最終更新日: 2019年10月24日

大安に火葬場を利用することについて

葬儀

葬儀を行う際に最も重要なことの1つに日取りがあります。
ご遺族や参列者の都合なども重要ですが、大安などの六曜と火葬や葬儀との関係も考慮して決める必要があります。

今回「終活ねっと」では、大安に火葬場を利用できるかどうかや六曜の意味、火葬場における火葬についてご紹介します。

  • そもそも六曜って何?

  • 大安はどんな日だとされているの?

  • 大安の日に火葬場を利用してはいけないの?

  • 火葬や葬儀を避けるべき日はいつ?

  • 火葬場はいつでも営業しているの?

  • 火葬の具体的な流れが知りたい。

以上の項目について解説します。
火葬場の利用と六曜の関係について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

六曜の大安ってどういう日?

困った人々

そももそも六曜の大安とはどのような謂れのある日なのでしょうか?
以下で六曜や六曜の1つである大安について解説します。

六曜って?

六曜とは、暦注(暦に記載されている注記)の一種で日の吉凶占いです。
発祥は古代中国で元々は時刻の吉凶占いだとされていますが、詳しいことは分かっていません。

日本には14世紀ごろに伝わり、陰陽道などに取り入れられて独自の発展を遂げます。
江戸時代に現在に近い形になり、日の吉凶占いとして庶民の間に広まりました。

現在の六曜は先勝(せんしょう、せんかち)・友引(ともびき)・先負(せんぷ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう)の6種類に分かれており、元旦を先勝として順番に配置されています。

葬儀や結婚式など、日本の冠婚葬祭との関わりも深く、日本で最も親しまれている吉凶です。

大安の意味

六曜の1つである大安の日は、万事に吉とされる日です。
大安以外の六曜は時間帯によって吉と凶が変わる場合もありますが、大安は終日吉とされており、六曜の中で最も縁起がよい日です。

旅行や結婚、事業の開始など、あらゆる物事を始めるのに適した日とされています。
特に結婚式を大安に行うことは、現在の日本に広く根付いている風習です。

大安に火葬場は利用していいの?

困った人々

先に解説した通り、大安は結婚式などの慶事の際に重要な日ですが、火葬や葬儀とも関係があるのでしょうか?
以下で大安と火葬の関係について解説します。

利用しても特に問題ない

結論から言うと、大安の日に火葬場を利用しても特に問題ありません。
後ほど詳しく解説しますが、火葬場の利用が避けられる日は、大安ではなく友引です。
大安は結婚式などの慶事の際には重要視されますが、葬儀などの弔事の際に大安を気にすることはありません。

ちなみに仏滅の日に葬儀や火葬を行うことを避ける人もいますが、行っても特に問題ないとされています。
仏滅の「仏」という字から仏教との関係を連想し、「滅」という字を悪い意味で捉えてしまう人が多いですが、六曜と仏教に直接的な関係はありません。

先に解説した通り、六曜は中国発祥であり、同じく中国由来の陰陽道と混ざり合って現在の形になりました。
六曜は本来仏教とは全く関係ないものなのです。

参列者が嫌がる可能性があるので注意

大安の日に火葬場を利用しても問題ありませんが、大安の日に葬儀を行うことを嫌う参列者も一部にいます。

大安は慶事の日という印象が強いため、葬儀などの弔事にはふさわしくないという印象があるからでしょう。
また単純に大安と友引を混同している可能性もあります。

大安の日は火葬場も通常通り営業していることが多いため、火葬を行っても問題ありません。
しかし、嫌がる人がいた場合は、きちんと説明して誤解を解いたり、避けられるようであれば避けたりするなどの気遣いが必要です。

避けるのは大安ではなく友引である

先に解説した通り、火葬を避けるべき日は大安ではなく友引です。
友引とは、本来は勝ち負けがないとされる日のことです。
運がよくもなければ悪くもない日だったのですが、後に陰陽道で凶とされる方角である友引と混同されてしまい、葬儀を行うことを忌むという俗信が広まりました。

友引の本来の意味を重視するなら葬儀や火葬を行っても問題はありませんが、現在では俗信の方が広まってしまっているため、友引の日の葬儀や火葬は避けることがほとんどです。

友引と葬儀や火葬の関係についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

友引の日に火葬場を利用できるのか?

友引の日は葬儀や火葬を行わないという習俗が広まった結果、現在では友引の日は営業しない火葬場がほとんどです。
最近は六曜を気にせずに葬儀の日取りを決める人も増えていますが、火葬場が閉まっていると告別式も行えないため、基本的には葬儀ができません。

通夜は友引の日に行っても問題ないとされているため、どうしても葬儀の日程が友引と重なる場合は通夜にするとよいでしょう。
ただし、友引の翌日の火葬場は混み合うことが予想されます。
早めに予約しておかないと、うまく日取りが決められないので、注意しましょう。

火葬場での火葬の流れについて

葬儀

最近は家族葬や一日葬、直葬など、さまざまな形式の葬儀が行われていますが、火葬の流れはどのような葬儀でも大きくは変わりません。
火葬場についてからの流れは大体以下の通りです。

  • 火葬許可証を提出

    死亡届を出した際に受け取った火葬許可証がないと火葬はできない。最近は手続きを葬儀社が代行してくれることが多い。

  • 僧侶による読経・焼香

    納めの式と呼ばれており、僧侶による読経と焼香がある。故人との最後のお別れとなる。

  • 火葬

    火葬には1時間~2時間程度かかる。火葬場の別室で待つか、一度斎場に戻って待つ。

  • 骨上げ

    ご遺族や親族が箸を使って遺骨を骨壺に入れていく。作法については火葬場のスタッフが手助けしてくれる。

  • 初七日法要・精進落とし

    斎場に戻ったら初七日法要を行う場合がある。本来は7日後に行うものだが、最近は火葬直後に行うことが多い。法要後に僧侶や参列客をもてなす料理を振る舞うことを精進落としという。

火葬の流れについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

大安に火葬場を利用することのまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、大安に火葬場を利用することについて解説しました。
最後に記事の要点をまとめておきます。

  • 六曜とは、暦注(暦に記載されている注記)の一種で日の吉凶占いである。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類に分かれており、日本の冠婚葬祭との関わりが深い。

  • 六曜の1つである大安の日は、万事に吉とされており、六曜の中で最も縁起がよい日である。結婚式を大安に行うことは、現在の日本に広く根付いている慣習である。

  • 大安の日に火葬場を利用しても特に問題ない。大安は結婚式などの際には重要視されるが、葬儀で大安を気にする必要はない。ただし、中には気にする人もいるので注意する。

  • 火葬を避けるべき日は大安ではなく友引である。友引とは、本来は勝ち負けがないとされる日のことだが、陰陽道で凶とされる方角である友引と混同されてしまい、葬儀や火葬を忌むようになった。

  • 友引の日は営業しない火葬場が多い。火葬場が閉まっていると告別式も行えないため、基本的には葬儀が行えない。葬儀の日程が友引と重なる場合は通夜にするとよいが、翌日の火葬場は混み合うので注意する。

  • 火葬場ではまず火葬許可証を提出し、僧侶による読経・焼香の後、火葬する。火葬後は骨上げを行い。斎場に戻って初七日法要や精進落としを行う。

最近は葬儀の際に六曜を過剰に気にする人は少なくなっていますが、火葬に関してはそもそも火葬場が営業していないため、どうしても気にしなければなりません。
今回解説したことをしっかりと覚えておきましょう。

「終活ねっと」では、他にも火葬や葬儀全般に関する記事を多数掲載しています。
そちらもぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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