火葬の際入れ歯はどうするの?火葬の際の注意点も合わせて解説!

火葬の際入れ歯はどうするの?火葬の際の注意点も合わせて解説!

高齢になってくると、入れ歯をされている方も多いのではないかと思います。もし亡くなって火葬を行う際、入れ歯はつけていても大丈夫なのでしょうか?今回の記事では、火葬の際に入れ歯はどうするのか?また、火葬の際に棺へ入れてはいけないものなども合わせて解説いたします!

最終更新日: 2020年02月10日

火葬の際入れ歯はどうするの?

困った人々

高齢になると、人によっては入れ歯が必要になってきますよね。
その入れ歯ですが、火葬を行う際にはどうしたらよいのでしょうか?
お葬式を経験された方の中には、火葬の際に棺へ入れてはいけないものがあるという話を、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

では、入れ歯は棺へ入れてはいけないものに当てはまるのでしょうか?
入れ歯だけでも総入れ歯や部分入れ歯など種類がありますし、入れ歯だけではなく差し歯やインプラント、金歯や銀歯などもあります。
これらについても、火葬の際にはどうすればよいか悩まれるのではないでしょうか。

今回「終活ねっと」では、火葬の際に入れ歯についてを中心に、火葬を行うにあたって副葬品として棺の中へ入れてはいけないものについて、以下のように解説いたします。

  • 火葬の際、入れ歯はどうすればよいのか。

  • 入れ歯以外の差し歯やインプラントなどはどうするのか。

  • 故人様に入れ歯をつける必要がある理由について。

  • 火葬の際に棺へ入れてはいけないものとは。

とくに初めてお葬式で喪主になる方は、必要な手続きなどで頭がいっぱいになり、このような細かいことを考えている余裕もあまりないかと思われます。
いざというときに安心してお葬式を執り行えるよう、ぜひ最後までお読みください!

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火葬の際の入れ歯について

葬儀

火葬の際に入れ歯はつけていてもよいのでしょうか。
それとも外さなければならないのでしょうか。
差し歯やインプラント、金歯に銀歯などはどうするか。
もし外さずに火葬されたらどうなるかもこちらで触れています。

ここでは、火葬の際に入れ歯をどうするのかについて解説していきます。

基本的には外す

火葬の際、入れ歯は基本的に外します。

なぜ外すかというと、入れ歯は金属類として扱われているからです。
金属類は燃え残りや、ご遺体に付着して損傷を招いたり化学反応でお骨に色をつけてしまったりする可能性があります。
火葬場によっては、そもそも入れ歯をお断りしているところもあるようです。

故人様にはできるだけ生前のお姿でいてもらいたいものですが、火葬の際には基本的に外すようにしましょう。
しかしながら、ご遺体は口を閉じていますのでうっかり忘れがちです。
のちほど説明しますが、含み綿がありますので早い段階で入れ歯は外しておいてもよいでしょう。

外すのは仕方がないとして、じゃあもう誰が使うわけでもない入れ歯はどう処分すればよいのか?
という声もあると思います。
火葬は行えませんが、一緒に納骨はできますのでご安心ください。

差し歯やインプラントの場合

差し歯やインプラントなどは、もともと簡単に抜けてはいけないものなので、火葬の際も外さずそのままです。
差し歯の場合はプラスチックであれば燃え尽きてしまいますが、セラミックなどを使用していれば燃え残ります。

インプラントで使用されている人工歯根の素材は主にチタンなどで、その多くは火葬後も燃え残っています。
歯の部分もセラミックを使用していれば燃え残っていることでしょう。

総入れ歯の場合

総入れ歯は着脱が簡単です。
なので先ほどお伝えしたとおり、基本的には外しましょう。

もしも外さずに火葬を行った場合ですが、プラスチック製であれば歯茎の部分は燃え尽きます、歯の部分は燃え残ることもあるようです。

金属が使用されていれば、素材の多くはチタンやコバルトクロムなどです。
これらは、火葬炉の燃焼温度よりも融点が高いので燃え残ります。

金歯や銀歯の場合

金歯や銀歯も、取り外すことなくご遺体と一緒に火葬されます。
火葬炉の温度は1000~1100℃ほどですが、この温度はあくまで炉全体の平均的な温度です。

金と銀の融点はこの温度より低いですが、状況によってそのまま残るか溶けるか違いがでます。
もし火葬の途中であごから落ちて、燃えづらい位置に入り込むなどした場合は溶けないこともあるようです。

入れ歯は故人様の顔を整えるのに必要

人々

これまでは火葬の際の入れ歯について、どうするのかをお伝えしました。
火葬の際には基本的に外しますが、実は故人様に入れ歯が入っていることは大事なことなのです。

続いては、故人様にとっての入れ歯の重要性について解説いたします。

口元で印象が大きく変わる

ご自身やご家族が入れ歯をされている方はイメージできると思いますが、入れ歯を外すと顔の印象が大きく変わります。
とくに総入れ歯ともなれば、口元はすぼまったようになり、シワもかなり目立つようになるでしょう。

そういった理由から、入れ歯をされていた故人様には入れ歯を入れておいてあげることで、生前のきれいなお顔立ちの維持に役立ちます。

数日間してないだけで合わなくなる

たった今、故人様には入れ歯を入れたほうがよいとお伝えしましたが、気をつけなければならないことがあります。
それは、入れ歯というものはたった数日間していないだけで、合わなくなってしまうということです。

高齢で末期となり食事もとらなくなると、基本的に入れ歯を外されている可能性があります。
なのでその状態で亡くなったとき、入れ歯を無理に入れたとしてもどうしても不自然になってしまいがちなのです。

では生前のお顔立ちでいていただくために、故人様からわざわざ型を取って入れ歯を作り直さなければならないのでしょうか?
次の項目で、解決策をお伝えいたします。

含み綿で整える

先ほども軽く触れましたが、みなさんは含み綿というものをご存じでしょうか?
これは読んだとおり、お口の中に含ませる綿です。
これをすることで、無理に入れ歯をしなくとも口元のすぼまった感じはなくなり、生前のようなお顔立ちを再現できます。

これにより生前使用されていた入れ歯が合わなかったとしても、無理に入れる必要はありませんのでご安心ください。

火葬の際棺に入れられないもの

困った人々

入れ歯は基本的に外すべきであり、火葬の際に棺へ入れてはいけないものとお伝えしてきました。
それでは、入れ歯以外に棺へ入れてはいけないものとは、どのようなものがあるのでしょうか?

続いては、火葬の際に棺へ入れてはいけないものについてご説明いたします。
これらを勝手に入れてしまうことは、トラブルの元となったりマナー知らずとされたりしてしまいますので注意しましょう。

故障や環境汚染につながるもの

これは火葬の際に、十分に気を付けるべき事項です。
副葬品が原因で火葬炉が故障をした場合、損害賠償を請求される恐れもあります。

ではどのような副葬品が、故障や環境汚染につながってしまうのでしょうか?
それはライターなどの火器や、燃焼により爆発の恐れや有毒ガスが発生する危険性のあるものなどです。
カーボン製のものも、繊維が火葬炉をショートさせてしまう恐れがあるので入れてはいけません。

植込み式のペースメーカーは破裂する可能性があります。
亡くなった際に病院で取り外してもらうか、葬儀社へ事前に申告をしてください。

メガネなどの金属類

金属を使用している製品は入れ歯の説明の際にもお伝えしましたが、ご遺体を損傷させる恐れがあるなどの理由から棺へは入れられません。
メガネの場合は、レンズに使用されているガラスも好ましくないとされています。

ただし、最近では金属製以外のフレームや樹脂レンズもありますので、一概に駄目とはいえません。

分厚い本

意外に思われる方もいるかも知れませんが、分厚い本も棺へ入れてはいけないもののひとつです。
薄ければ大丈夫なのですが、あまりに分厚い本は燃え残りがあり好ましくないとされています。
多量の灰が出てしまうため、収骨が面倒になってしまうことも理由のひとつです。

どこまでが棺へ入れてもよい厚みの本かは、一般の方では判断が難しいと思いますので、葬儀社に確認するのがよいでしょう。

生きている人の写真

友引の日にお葬式を行わないことは、ご存じの方も多いと思われます。
これは不幸が続くことをさけるためですが、同じような理由で生きている人の写真を棺に入れることも敬遠されています。

ただし写真に関しては、燃え残るわけでも故障や汚染の原因にもなりません。
どうしても生きている人が写っている写真を入れたいのであれば、写っているご本人はもちろん、ほかのご遺族や親族などにも相談をしてみるとよいでしょう。

これまでお伝えした、いずれの品々も故人様が生前ご愛用されているなどの理由から、どうしても入れてあげたいという気持ちがあると思います。
葬儀社と相談して大丈夫なのであれば入れるとか、入れたいものそのものは無理でも写真としてなら確実に入れられますのでおすすめです。

火葬の際の入れ歯についてまとめ

葬儀

いかがでしたか?
入れ歯をはじめ、火葬の際には棺に入れられないものが結構あって、おどろいた方もいるのではないでしょうか。
今回「終活ねっと」では、火葬の際に入れ歯をどうするもかについて解説しました。

今回の記事をまとめると、以下のとおりです。

  • 火葬の際入れ歯は基本的に外すが、インプラントなどはそのまま火葬される。

  • 入れ歯の素材によって、燃え残ったり燃え尽きたりする。

  • 入れ歯自体は故人様の顔を整えるのに必要であるが、数日間外しているだけで合わなくなるので含み綿を入れる。

  • 火葬の際に棺へ入れてはいけないものは、葬儀社に相談するかそのものを写真に収めて入れる。

火葬はお葬式の日に、最後に執り行われる儀式です。
そこで必要のないトラブルを生むことのないよう、丁寧に故人様をお送りしましょう。

「終活ねっと」では、このほかにも葬儀やお墓に関する記事を多数掲載しております。
よろしければ、併せてご覧ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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