喪中の挨拶マナー|年末・新年・メール・LINE・文例・返事・会社

喪中の挨拶マナー|年末・新年・メール・LINE・文例・返事・会社

喪中の挨拶にはいくつかマナーがあります。喪中を知らせる時や喪中の知らせを受け取った時にはどのような対応をするのが正しいマナーなのでしょうか?喪中はがきの書き方から、メールやLINEでの挨拶の仕方まで詳しく解説します。

最終更新日: 2019年10月26日

喪中の挨拶は何に気をつける?

葬儀

新年の挨拶は、日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えつつ、互いに新しい年を迎えられたことをお祝いするものです。
ただし、近しい方が亡くなった場合は、新年であっても「おめでとう」を言うことができません。

喪中の挨拶をしたい場合、どういったマナーに気を付ければ良いのでしょうか?
今回「終活ねっと」では、喪中の挨拶にまつわる様々なマナーについて解説していきます。

  • 喪中の挨拶はどのようにするべきなのか?

  • 新年の挨拶をはがきで送る場合のマナーについて

  • はがきではなく、メールやLINEでも喪中の挨拶はできるのか?

  • 喪中の挨拶をもらったら、どのように返事をするべきなのか?

  • 喪中の人に誤って年賀状を出してしまった時の正しい対応について

マナーを理解していないと、知らないうちに非常識な人間だと思われてしまうかもしれません。
そのような事態を避けるためにも、ぜひ最後まで読んでいただき、喪中の挨拶に関するマナーを身につけましょう。

喪中の挨拶のマナー

人々

喪中とは基本的に近親者が亡くなった日から1年間の期間を指します。
喪中の間は喪に服しているため、新年に限らず、結婚などの祝い事もできれば避けなければならないという風習があり、祝いの言葉を使用してはいけないと言われています。

喪中の挨拶では、祝いの言葉を使わずに、去年の感謝に加え、新年もよろしくお願いしたいという旨を伝えることが一般的です。

とはいえ、喪中の挨拶に関するマナーは慣習的な部分が多く、明確な決まりがないため、対応に迷ってしまうことも度々あります。
そこで、喪中の挨拶について、対応に迷いやすいことについて場面ごとに解説していきます。

年末、新年の挨拶

年末年始の挨拶を行う際は「喪中はがき」というものを送ります。
喪中はがきは、新年を喜ぶ挨拶を控えることを相手にお詫びするために送るはがきです。
決して、相手からの年賀状をお断りする為のはがきではないので、覚えておきましょう。

また、実際に新年を迎えた後、口頭で新年の挨拶をしたい場合にも「おめでとうございます」などの祝いの言葉は避けるべきです。
一般的には「去年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします」とシンプルな挨拶に留めることが多いようです。

神様への挨拶

新年には神様へ挨拶をするために、神社へ初詣に行くのが日本の習わしです。
また、神道では昔から死は穢れとされているため、喪中には神社へお参りしてはいけないのではないか、と考える人もいるでしょう。

しかし、結論から言うと、喪中でも神様への挨拶は禁止されていません。
ただし、親しい人が亡くなってからの49日間は忌中とされ、その期間だけは神社へのお参り等は避けるべきだと言われています。

ただし、お寺には忌中でも喪中でも関係なく参拝することができます。
なぜなら、仏教では死を穢れとみなす教えがないからです。
忌中に初詣がしたい場合は、仏閣に参拝するのが良いでしょう。

以下の記事で喪中の初詣について解説をしていますので、こちらも併せてご覧ください。

結婚の報告

自分が喪中である場合には、結婚の時期をずらす方が好ましいとされます。
トラブルを避けるためには、結婚する当人たちだけではなく、親族とも相談の上で、結婚式を挙げるタイミングを決めるのが良いでしょう。

どうしても喪中に結婚の挨拶がしたい場合には、寒中見舞いや暑中見舞いの中で、さりげなく結婚の報告をするという方法もあります。
ただし、結婚の挨拶がメインとなるような挨拶状を送るのはマナーに違反にあたってしまうので注意が必要です。

逆に相手が喪中の時に結婚の報告をしたい場合にも、相手を気遣うことが大事であるということを念頭に置いた上で報告をするべきです。

喪中の友達に対して

親しい友人であっても、マナーを守るよう心がけましょう。
喪中の友達に対しては、お祝いの言葉は使わずに挨拶をするようにします。

ちなみに、相手が喪中であっても、普段の挨拶はいつも通りに交わしても問題ありません。
いつも通りの挨拶の後に、「昨年は大変お世話になりました」と去年の感謝を付け加えてみたり、「今年もよろしく」と新年らしい挨拶を足してみることで、気持ちは十分に伝わるでしょう。

喪中はがきでの正月の挨拶

年賀状

年賀状を送る側は喪中はがきが届いているかを目安に、年賀状を送る相手を決めています。
そのため、相手が年賀状を用意し始める前から、喪中はがきを送ってあげるのがマナーです。
具体的には、11月中か遅くとも12月初旬頃までには届くように心がけましょう。

もし喪中はがきを出すのが遅れ、すでに年賀状を送ってしまったと言われた場合には、喪中はがきの投函が遅れてしまったことをお詫びし、年賀状を受け取ること自体は問題ない旨を伝えます。

では、喪中はがきは誰にどのような文面で送るべきなのでしょうか?
以下で解説していきます。

送る相手

毎年年賀状を送っている相手には、必ず送るようにしましょう。
故人と年賀状のやり取りがあった相手に対しても喪中はがきを送ります。
また、葬儀に参列した人は故人が亡くなったことを知っていますが、喪中はがきを送るのがマナーなので、必ず送付するようにしましょう。

ただし、あらかじめ死亡通知を送っている先に対しては送る必要はありません。
また、基本的に両親や兄弟、よく連絡を取り合う親族に対しても送らないのが一般的です。

さらに、ビジネスの相手に対しては基本的に喪中はがきは送りません。
そのため、職場の上司や取引先の相手に年賀状を送っても、マナー違反にはなりません。
ただし、相手から喪中はがきが届いた場合は年賀状は出さないようにしましょう。

はがきの文例

はがきの出だしでは、喪中のため新年の挨拶を控えることをお詫びする文章を書きます。
その次に、誰がいつ、何歳で亡くなったのかを伝えます。
そして、最後に故人が生前お世話になったことに対するお礼と挨拶を添えて終わらせるのが一般的です。
ここに先方の無事や良い年を迎えられるように祈る言葉を追加すると、より良いでしょう。

喪中はがきの中で、「年賀」という言葉を使用するのは好ましくありません。
「拝啓」や「敬具」といった言葉も入れてしまいがちですが、喪中はがきで頭語や結語は使用しない決まりなので気を付けましょう。

喪中はがきの例文を以下に記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新年のご挨拶を申し上げるべきところではございますが、
亡き父の喪中につき失礼させていただきます。
本年6月に父●●が●●歳にて永眠いたしました。
生前のご厚誼に衷心より感謝申し上げます。
皆様には健やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます。
令和元年●月

以下の記事で喪中はがきの書き方について詳しく解説をしていますので、こちらも合わせてご覧ください。

喪中のメールやLINEでの挨拶

人々

近年では、はがきではなくメールやLINEで新年の挨拶を行う場合も増えてきています。
そのような時代の変化に伴い、喪中の知らせをメールやLINEで送ることも許容されてきているのが現状です。
ただし、送る相手との関係性は、しっかりと考慮するようにしましょう。

目上の相手に対しては、ある程度親しい間柄であっても、喪中の挨拶ははがきを利用するべきです。
逆に、日頃仲良くしている友人で、毎年メールやLINEで新年の挨拶を行うのが恒例であれば、はがきでなくても失礼に思われることはないでしょう。

また、自分の立場によって、文面や送るタイミングなども違ってきます。
ここでは、自分が喪中の場合と、相手が喪中の場合のメールやLINEでの挨拶のマナーの違いについて解説していきます。

自分が喪中の場合

メールやLINEで挨拶をする場合、相手とは堅苦しい関係でないことがほとんどでしょう。
しかし、自分が実際に喪中の時には、新年のお祝いメッセージを受け取ること自体を控えたいと感じることが多いと思います。
そのような場合には、12月下旬頃で構わないので、喪中のメッセージを送っておく必要があるでしょう。

例えば以下のような文面で、堅苦しくなく、相手に喪中である旨を伝えるのはいかがでしょうか?

喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます。
20●●年は大変お世話になりました。
これからもよろしくお願いします。
20●●年が●●さんにとって良い1年となりますように。

仲がいい友達であればもっと砕けた文章でも問題ないでしょう。
ただし、「あけましておめでとう」は使ってはいけません。

相手が喪中の場合

メールやLINEで新年の挨拶をする場合も、相手が喪中かどうかによって文面を変えるべきです。
喪中の相手には「あけましておめでとう」と送らないようにしたり、絵文字やデコレーションなどは控えめにする、もしくは一切使わないようにするなどの配慮が必要になります。

ビジネス相手へのメールの場合は、相手が喪中の報告をしてきたかどうかによって、メッセージの内容を変えます。
相手が喪中であると分かった場合には、お祝いの言葉や「謹賀新年」などのめでたい言葉は使わずに、「明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます」など簡単な挨拶を添えましょう。

喪中メールがきた場合の返信についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。

喪中の挨拶への返事について

年賀状

喪中の挨拶には、お悔やみの言葉やご遺族を励ます言葉で返事をするのがマナーです。
また、喪中はがきに「皆様からのお年始状は楽しみにしております」というような記載がある場合には、ぜひ年賀状を送ってあげましょう。

ただし、喪中の相手へ送る年賀状は、新年の訪れを喜ぶという意味合いのものではありません。
喪中見舞いや年始状という意味を込めて、お悔やみを伝えたり、相手を励ましたりするための挨拶状だと考えましょう。

それでは、実際に喪中はがきや喪中メールを受け取った際には、どう対応すべきなのか詳しく説明していきます。

寒中見舞いのはがきについてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。

喪中はがきを受け取った場合

喪中はがきを受け取った場合は、喪中見舞いか寒中見舞いを送って、お悔やみを伝えるのが一般的です。
喪中はがきを受け取って、すぐに返事がしたいと思う場合には喪中見舞いという形で、時期に関係なく送ることができます。

一方、寒中見舞いは松が明ける1月7日以降から2月初旬までに到着するように送るものなので、落ち着いて返事を出したい場合には寒中見舞いを送ると良いでしょう。

メールを受け取った場合

メールで喪中の知らせを受け取った場合は、メールを受け取ったことを相手に伝える為にも、できるだけすぐに返信します。
ビジネス関係の相手なのか、親しい友人なのかによって文面も使い分けましょう。

また、メールの場合は相手が「返信不要」と書いて送ってくることが多いです。
しかし、その場合でもごく簡単にメールをもらったことへの感謝とお悔やみの言葉を添えて返信するほうが良いでしょう。

返信不要は、あくまでメールを受け取った側を気遣って「お返事はいただかなくても問題ないです」と伝えるための言葉です。
「返事はしないでください」という意味ではないので、覚えておきましょう。

喪中の人に年賀状を出してしまった

困った人々

喪中の相手に年賀状を出すこと自体が、マナー違反というわけではありません
しかし、喪中であることを知らずに送ってしまった場合には、なるべく早くお詫びの連絡をするべきです。

お詫びの言葉は、はがきか手紙で伝えるようにしましょう。
また、本人だけではなく、そのご家族に対するお詫びの言葉を添えることも忘れてはいけません。

喪中の挨拶についてまとめ

年賀状

いかがでしたでしょうか。

今回「終活ねっと」では、喪中の挨拶の仕方やマナーについて解説してきました。
記事の中で紹介した内容は以下の通りです。

  • 喪中の挨拶ではお祝いの言葉を使わないのがマナー。

  • 喪中はがきは新年の挨拶ができないことをお詫びするためのもの。
    11月中旬から12月初旬には到着するように送付すること。

  • メールやLINEでも喪中の挨拶はできるが、送って失礼のない相手に限る。

  • 喪中の挨拶に対しては「喪中見舞い」や「寒中見舞い」で返事を出すのが一般的。

  • 喪中と知らず年賀状を出してしまった場合は、すぐにお詫びの手紙やはがきを送ったほうが良い。

喪中であっても、親しい人への感謝や励ましの言葉を伝えることは悪いことではありません。
丁寧な言葉で相手を気遣いながら、喪中の挨拶をすればトラブルを避けられるでしょう。
その際には、本記事で紹介したマナーを参考にしていただければと思います。

また「終活ねっと」では他にも葬儀や終活に関する記事を多数掲載しております。
以下では喪中の過ごし方について解説をしていますので、併せてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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