喪中の範囲はどこまでになるの?|祖父・嫁・叔父・年賀状

喪中の範囲はどこまでになるの?|祖父・嫁・叔父・年賀状

近しい人が亡くなり、自分は喪中の範囲に入るか悩んだ経験はありませんか?喪中の範囲はどこまでなのか、自分が喪中になるか悩むような微妙な血縁関係の場合はどうしたらよいのでしょう。そこで今回はどこまでが喪中になるのか、喪中の範囲についてご紹介します。

最終更新日: 2019年10月07日

喪中の範囲はどこまでなの?

葬儀

近親者が亡くなったとき、自分が喪中に入るのかどうかと悩んだり迷ったりした経験はありませんか?
近しい人がなくなるという経験は、誰にとってもあまり頻繁に訪れることのない出来事のため、はっきりと喪中になるのがどこまでの関係の血縁者なのかを考える機会も少ないのではないでしょうか。

いざというとき、自分が喪中になるのかどうか、亡くなった故人からみてどこまでが喪中の範囲の人なのか、改めて誰かに聞くこともできませんよね。

今回「終活ねっと」では喪中の範囲はどこまでなのかについて、以下のような項目を中心に解説していきます。

  • 親族のどこまでが喪中の範囲になるのか

  • 喪中はがきをだすのはどこまでの範囲にすべきか

  • 喪中の期間はどれくらいなのか

  • 続柄によって異なる喪中の期間について

喪中の範囲は普段誰かに聞くわけにもいかないけれど、あまりはっきりと知る機会もないものです。

そのため、もしもの時の慌てないように覚えておいてくださいね。
親族の関係性と喪中の期間の違いについても詳しくご紹介していますので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてみてください。

喪中の範囲について

お墓

まずは多くの人があいまいな概念で覚えていることが多い、喪中の範囲はどこまでかという点について見ていきましょう。
喪中は親族が亡くなったときに喪に服し故人を偲ぶ期間として設けられていますが、実はどこまでかは血縁関係によって異なってきます。

亡くなった人と自分とが、どれだけ近しい血縁関係だったかによって以下のように分類されます。

喪中の範囲は親族のどこまで?

亡くなった人から考えて、近親者の場合にはもちろん喪中となります。
まず、確実に喪中になる血縁者は亡くなった人から見て下記のような1等親です

  • 亡くなった人の両親(義理を含む)

  • 子ども(子供の配偶者は親等に関係しません)

そして2等親も喪中になりますが、2等親とはどのような関係になるのでしょうか。

祖父・祖母の場合は?

2等親としての血縁関係には、まず祖父母が入っています。
つまり祖父母は2等親となるため、祖父母が亡くなった場合には喪中という事になります。

さらに2等親として喪中になる血縁者としては兄弟姉妹、孫がいます。

叔父・叔母の場合は?

では自分から見て、叔父や叔母が亡くなった場合にはどうなるのでしょうか。
親の兄弟姉妹である叔父や叔母のときには喪中になるのかどうか、血縁関係と等親から考えてみます。

叔父や叔母と一緒に同居していたり、近くに住んでいて幼いころからよく面倒を見てもらったという人も多いでしょう。
近くに感じる存在である叔父や叔母を、まるで家族同然のように考えている人も少なくありません。

しかしながら、実は血縁関係による等親からみると、叔父や叔母は3等親に位置することになります
3等親といえば、喪中の範囲には入らないという事になり、一般的には喪中という期間を設ける必要がありません。

配偶者(嫁)の家族の場合は?

では結婚していた場合、配偶者の家族はどうなるのでしょうか。
住んでいる場所が遠いと、夫や嫁の家族に会う機会が少なく、あまり近しい人と感じないこともあるでしょう。

配偶者の両親は血のつながりがなくても、子供と同じように1等親という位置付けになります
近くに住んでいて深いつながりがあれば亡くなって喪に服すのも当然です。
ですが、遠くに住んでいて普段まったく交流する機会がない場合でも、配偶者の両親の場合には1等親として喪中になるのです。

そして、自分の祖父母や兄弟が2等親となるように、配偶者の祖父母や兄弟も2等親として扱われることになります。
中には、結婚してから一度も会ったことがない配偶者の祖父母や兄弟という場合でも、亡くなったので喪中になるというケースもあります。

喪中の範囲は人によって異なる

一般的にどこまでが喪中になるかという点では、だいたい2等親までは喪中になるという認識になっていますが、喪中の範囲は人によって異なると言えるでしょう。

3等親であっても、ごく近しい関係性で普段から交流する機会が多い場合には、故人の死を悼みしのぶ思いを込めて喪に服すという考え方もあります

またあまりにも関りが薄く全く見ず知らずの人と同然だったり、絶縁関係にあるような2等親であれば、亡くなっても喪に服さず喪中はがきなどを出さないという場合もあります。

喪中ハガキを出す範囲はどこまで?

年賀状

ではここで、喪中の場合に出す喪中はがきの範囲はどこまでかについてもご覧いただきましょう。
近親者の場合、喪中の期間がおよそ1年であることが多いため、必ず喪中はがきを出すという時期が来ることになります。

喪中はがきとは、いったいどの範囲まで出すのが妥当なのか、そしてどういった点に注意して送付すればよいのかについても考えてみましょう。

年賀状のやり取りをしている人全員

喪中範囲をどこまで出せばよいのかについては、あまり悩む必要がないと言えます。
年賀状をやり取りしている全員に出せばよいでしょう
あくまでも、年賀状をもらったとしても新年のあいさつができないため、先方が年賀状を出す手間を省くことができるように出すからです。
また、年賀状が届いたとしてもお返事をしたり、お祝いの言葉やお礼の気持ちに応えることができないため、もらいっぱなしという失礼な形になってしまう事を避けるという意味もあります

このような事から、相手がせっかく年賀状を出したのに、もらっただけでしらん顔をしてしまうという状況を作り出さないため、年賀状のやり取りをしている人全員にはしっかりと喪中はがきを出すようにしましょう。

喪中を知っている人にも送るべき?

喪中という事を知っている人であれば、気を利かせて年賀状の送付をしないという人も多いものです。
では、喪中だと知っている人に対する喪中はがきは、出す必要がないのでしょうか。

実は喪中はがきは、喪中を知らせるために出すものではありません
多くの人が、喪中はがきは先方に喪中だという事を知らせるためだけのはがきだと考えているようですが、喪中はがきはそれだけの意味ではないのです。

喪中はがきの本来の意味、それは近親者がなくなり喪に服している期間のため、新年の喜びの挨拶を控えるということです。
先方がおめでたい挨拶をしてくれるのに、それに応えることができないため、あらかじめ新年を祝う喜びの挨拶をご遠慮するという意味なのです。

そのため、喪中を知っている人に対しても、「喪中です」という知らせではなく、新年の挨拶をご遠慮しますという意味で出します。

喪中ハガキを送付する際の注意点とは?

喪中はがきを送付する際には、いくつかの注意点があります。
先方に失礼のないよう、そしてしっかりとこちらの意志が伝わるように、以下のような注意点に配慮して送るようにしましょう。

  • 先方が年賀状の準備を始める前に送付する(遅くても12月初旬に届くように)

  • 喪中はがきは普通はがきならヤマユリか胡蝶蘭のデザインが望ましい

  • 私製はがきで喪中はがきを作成する場合には、喪中はがき専用の切手を使う

  • 関係のない書き込みやプライベートなメッセージを記入しない

喪中の期間について

葬儀

では、喪中の期間はどれくらいが妥当なのでしょうか。
実は喪中期間は、続柄によって一般的に設定されている期間が異なります。

喪中の期間はどのくらいなの?

1等親であれば、およそ1年が喪中期間となります。
2等親となると、3か月~1年と喪中の期間も考え方や生前の関係性によって異なってくるでしょう。

続柄によって喪中の期間は違うの?

同居していなくても、よっぽどのことがなければ1等親は1年くらいの喪中となります。
しかし、2等親は続柄としては喪中の期間を設ける関係性となりますが、それぞれの関わりの深さと考え方によって、喪中の期間が大きく異なるでしょう

例えば2等親であっても配偶者の方の祖父母で一度も会ったことがなかったり、あまりにも遠くに住んでいてほとんど関わることがなかった孫の配偶者などの場合、喪中の期間を数カ月に短縮したり、喪中という期間を設けなかったりという事もあります。

逆に3等親であったとしても、同居してずっといっしょに暮らしてきた曾祖父母や伯父伯母などが亡くなった場合には、喪中期間を設けるというケースも少なくありません。

喪中の範囲についてまとめ

お墓

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では喪中の範囲はどこまでなのかついて以下のような項目を中心に解説してきました。

  • 1等親や2等親は喪中になる

  • 配偶者の家族の場合でも1等親や2等親となり喪中になる事がある

  • 喪中はがきを出す範囲は年賀状をやり取りしている全員

  • 喪中はがきは喪中を知らせるためのものではない

  • 喪中はがきを出す際にはいくつかの注意点がある

  • 喪中期間は続柄によって異なる

喪中の範囲がどこまでという事と喪中になる期間には、続柄が深く関係していて、さらにそれぞれの関係性や考え方も影響しているのですね。
いざというときに自分が喪中になるかどうか、大切な人や近しい人が亡くなったときに慌てることのないように、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

「終活ねっと」ではその他にも喪中はがきの書き方や考え方などの記事も多数掲載しています。
以下の記事では喪中に控えることについて解説しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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