
危篤が続く場合は年賀状はどうするべき?|重篤・年末・身内・新年
皆様、危篤が続く場合の年賀状について正しいマナーはご存知でしょうか?危篤が非常につらい状況なのに対し、年賀状はおめでたいものです。今回は危篤という状態の説明も含め、危篤の場合の年賀状に関してわかりやすくご紹介しておりますので、どうぞご覧ください。
最終更新日: 2020年12月10日
危篤が続く場合の年賀状はどうするべき?
皆様、危篤の場合の年賀状について考えたことはございますか?
身内に危篤になったという経験がなければ危篤とはどういう状態なのか首をひねられる方もいるかも知れません。
危篤の際のマナーに関してはなかなか人に聞きづらいものです。
どうすれば良いものか悩まれる方も多いでしょう。
危篤とは本人をはじめ、身内にとって非常につらく、心休まらない状況なのです。
今回、「終活ねっと」では以下の項目に沿って、危篤が続く場合の年賀状についてご紹介いたします。
危篤とは?
自分の身内に危篤が続く場合の年賀状について
相手の身内に危篤の方がいる場合の年賀状について
身内の方が危篤状態になってしまうことはないに越したことはありません。
しかし、誰もが経験してしまう可能性があります。
ぜひ最後までお読みいただき、いざという時に慌てずに済むようにしておきましょう。
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危篤とは?
危篤とは、病気などの症状が重く、いつ亡くなってもおかしくない状態であることを指します。
事故の際も同じように危篤という状態が起こり得ます。
危篤状態に陥ってしまうと数日のうちに亡くなってしまうことが多く、もって1週間ほどであるとされています。
ただし、必ず亡くなってしまうというわけではなく、快復した事例もあります。
入院中等で医者に危篤と判断された場合は、すぐにご家族に連絡が入ります。
大切な人の最期の時をなるべく一緒に過ごしてもらう為です。
危篤の方は残された時間があとわずかであることがほとんどです。
そのため、もしも危篤であるという連絡を受けたらとにかく一刻も早く病院へ駆けつけることが重要です。
危篤と重篤の違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
危篤が続く場合の年賀状について
それでは、危篤が続く場合の年賀状に関してご説明いたします。
危篤状態が長く続いてしまう場合、ご家族は病院に泊まり込んだりと忙しい日々を送ることになります。
お身内に危篤の方がいるとなると神経質に日々を過ごすことになります。
おめでたい年賀状に関しては最低限のマナーを心得るよう意識しましょう。
危篤が続く場合に年賀状は出すべき?
そもそも危篤が続く場合、年賀状は出すべきなのかどうかについてご説明いたします。
皆様悩まれるポイントですので、少しでも不安が解消できれば幸いです。
無理して出す必要はない
危篤が続いている場合、基本的には身内も心休まる状況ではありません。
気持ちが沈んでいる中で、おめでたいことを考えることは難しいものです。
泊まり込みをしていたり、私生活と病院との行ったり来たりをしていたりで時間もなかなかとれないことが多いです。
年賀状は無理して出す必要はないでしょう。
状況が落ち着いてから事情を伝えれば良いのです。
特に親しい仲の友人など年賀状が届かないと心配するかも知れないという懸念がある場合、メールや電話で一言状況を伝えておくのも良いでしょう。
寒中見舞いを送る
危篤が続く場合は、寒中見舞いを送るという選択肢もあります。
寒中見舞いとは、1月7日から2月4日までの間に出すハガキのことです。
喪中で年賀状を送れなかったが年賀状を出していただいたお礼、お相手が喪中だと知らずに年賀状を送ったときのお詫びとして送ります。
危篤や喪中により、新年の挨拶が途切れてしまったり、うやむやになってしまうことは少なくありません。
そんな場合にも、お世話になっている方へのお礼やお詫びを伝え合えるものが寒中見舞いなのです。
急逝した際の喪中ハガキについて
危篤の状態から、不幸にも亡くなってしまった場合についても少しご説明しなければなりません。
大切なマナーですので、どうぞご覧ください。
そもそも喪中ハガキとは?
喪中ハガキとは、身内に不幸があり、年賀状を出すような状況ではないという報告をするために送る挨拶状のことです。
これは、年賀状を送ることができないということであり、決して相手からの年賀状も受け取りたくないということではありません。
喪中ハガキにはこちらからは新年の挨拶を控えさせてくださいという挨拶が含まれているのです。
年内に間に合うなら大丈夫
年賀状とは新年に相手の手元に届くように手配するものです。
ですから、喪中ハガキは、基本的に年内に届くのであれば何も問題ありません。
喪中ハガキを年内に届けることが出来たのなら、年賀状のことは考えなくて良いのです。
年内に間に合わない場合
喪中ハガキが年内に間に合わない場合について解説いたします。
年末に身内が亡くなってしまった場合や葬儀や様々な手続きでばたばたしてしまい、喪中ハガキが間に合わないと言った状況はあり得ます。
中には年賀状を既に出してしまってから、身内が亡くなってしまうといったこともあるでしょう。
いつ人が亡くなるのかは誰にも想像のできないことですから、これに関しては仕方ありません。
年賀状を既に手配してしまった場合は、喪中ハガキは出さなくても良いでしょう。
そもそも喪中ハガキは新年の挨拶が出来ないことを伝えるものなので、年賀状を送ることが出来たのなら特に必要ないのです。
年賀状をまだ出していない場合は、1月7日以降に寒中見舞いを送るようにしましょう。
身内が亡くなったことを寒中見舞いにてお知らせすることもできます。
身内に危篤の方がいる場合の年賀状
それでは、年賀状を送りたい相手の身内に危篤の方がいる場合はいかがでしょうか?
相手の状況や気持ちを考えた対応が求められます。
年賀状を送るべきなのかどうか、またその年賀状の内容についてご説明いたします。
年賀状を送るべき?
お相手のご家族が危篤状態であることを知っているにもかかわらず、年賀状を送るべきなのでしょうか?
結論を申し上げますと、お身内に危篤の方がいる場合でも年賀状は出すべきです。
年賀状を送らなければ、不幸に前もって備えていたような印象を与えてしまうからです。
そもそも相手の身内に危篤の方がいるかどうかなどの正確な情報はなかなかわからないものです。
状態が回復している可能性もあり得ます。
身内に危篤の方がいるかもしれない方への年賀状を遠慮する必要はありません。
年賀状を送るのを控えるのは喪中のみと心得ておきましょう。
危篤の方の状況について事前に詳しく知っている場合は、少し内容に気をつけて年賀状を出すようにしましょう。
どんな内容を書くべき?
お相手のご家族に危篤の方がいる場合の年賀状は基本的に普段書いている内容と大差ないもので構いません。
内容に困ってしまう場合は、無難な言葉を添えましょう。
「お元気にされていますか?」や「また食事でも行きましょうね」などが良いでしょう。
もちろん死や苦しみを連想させてしまったり、縁起の悪い言葉等は避けてください。
危篤が続く場合の年賀状について
危篤が続く場合の年賀状について解説してまいりましたが、いかがでしたか?
自分でも相手でも身内に危篤の方がいる場合の年賀状に関しては、悩んでしまうのも無理はないでしょう。
危篤という非常にデリケートな状況に身内がいる場合、心休まらない日々が続いてしまうのは言うまでもありません。
本ページで皆様の年賀状に関するお悩みが少しでも解消できていれば幸いです。
今回、「終活ねっと」でお伝えしたかったことを以下にまとめました。
本ページの内容の確認にお役立てください。
危篤とは、病気などの症状が重く、亡くなりそうな状態であること。
自身の身内に危篤が続く場合は、年賀状でも寒中見舞いでも出して良い。
喪中ハガキが年内に間に合わないなら、寒中ハガキを送ること。
身内に危篤の方がいる相手への年賀状は通常通り送るべきである。
「終活ねっと」では、他にも喪中はがきなどのマナーや葬儀に関する情報を発信しております。
なかなか人に聞きづらいようなお悩みごとは、ぜひ「終活ねっと」で解消してください。
皆様に少しでもお力添えできれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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