
危篤時の結婚式はどうするべき?|重篤・身内・親・欠席・ドタキャン
結婚式は新郎新婦をお祝いするとても重要なイベントの一つです。しかし、結婚式の日に大事な人が危篤だった場合、どのような対応をしたらよいのでしょうか。今回は危篤時の結婚式はどうすればよいのかについて、主催者と招待客の立場も合わせて解説していきます。
目次
最終更新日: 2020年03月10日
危篤時の結婚式はどうしたらよい?
みなさん、大事な結婚式なのにご家族の誰かが危篤状態で参加を見送った経験があるでしょうか。
結婚式もお葬式も頻繁に行うものではありませんが、ごく稀に運が悪く行事が重なってしまうこともあります。
大事な人が危篤の時に、結婚式を開いてもよいのか気になるところです。
そこで今回の「終活ねっと」では、危篤時の結婚式はどうするべきかについて、以下の項目を解説していきます。
危篤時に結婚式を挙げてもいいのか
危篤時に結婚式に参加してもよいのか
結婚式に出席するかしないかはいつまでに報告するのか
結婚式のドタキャンしてしまう場合について
最後までお読みいただければ幸いです。
危篤と重篤の違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
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危篤時に結婚式を挙げていいの?
大事な人の危篤時に結婚式が重なってしまったらどうしたらよいのでしょうか。
選択肢としては結婚式を挙げるか挙げないかのどちらかになるかと思います。
ここでは、危篤状態のときに結婚式を挙げてよいのかについて解説していきます。
父親・母親が危篤状態の場合
ご自身のお父様、お母様が危篤状態の場合は速やかに式を延期にした方がよいです。
もし結婚式を挙げてしまい、最悪にも大事な方が亡くなってしまったら、「あの時結婚式を挙げていなければ」と一生後悔することになるかもしれません。
万一結婚式を開催しても状況を知っている人たちから非常識と捉えられてしまうこともあるかもしれません。
危篤状態だと分かっていれば式を先延ばしにすることは可能です。
仮に結婚式をすることが決まっていて式場も抑えている場合も、キャンセル料金はかかりますが延期することができます。
報告をしてしまっている人達には申し訳ないと思ってしまうこともあるかもしれませんが、状況を説明して理解が得られるようにしておくとよいでしょう。
祖父母が危篤状態の場合
この場合は、自分次第になるケースがほとんどです。
祖父母と親しい関係にあった場合は、結婚式をキャンセルしてでも今の内に顔を見せておきたいと考えると思います。
逆に全く会ったことがないパターンもありますから、緊急事態が起こった際には最も関係の深い方々におまかせしてしまっても問題はありません。
命に関わることなので、ご結婚される旦那さんと奥さんの2人が話し合ってどうしたいのかを決めるのがよいでしょう。
万一結婚式をキャンセルする場合は参列者に状況を説明しておく必要があります。
結婚式場にも連絡を入れ、結婚式の延期が可能かどうか、キャンセル料についても確認しておきましょう。
下記の記事では、配偶者の祖父母の葬儀には参列するのかどうかについて詳しく紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。
家族や祖父・祖母が開催を望んでいる場合
ご家族の方が結婚式を楽しみにしていて、望んでいた場合は式を挙げてもよいでしょう。
危篤状態になる前にそのように聞いているのであれば、その方の意見を尊重するのも孝行の一つです。
結婚式でスピーチする際には「こんな状況でして」とお伝えし、写真などを送って見せるのもよい方法です。
ウェディングドレス姿やタキシード姿をどうしても見せたいと思うなら、式の後に会いに行っても喜ばれるはずです。
本当に危ない時であれば病院の方だったり、近くにいる方に連絡をお願いしましょう。
仮にそのような場面に出くわしたなら、式の途中で抜け出すことも考えておくのもよいでしょう。
ご家族に不幸があって、途中退席したいのに「行くな」という人は中々いないと思います。
せっかくご家族が結婚式を望んでいるのに、わざわざ日程をずらしてまで行わないことは負い目を感じさせてしまう結果を招いてしまうかもしれません。
状況に応じて、開催の準備を進めていってもよいでしょう。
危篤状態の時に結婚式に出席していいの?
お友達が結婚式の時に親族が危篤状態の場合だと出席してよいのか悪いのか気になるところです。
ここでは、大切な友人からの結婚式に誘われている場合、大事な方が危篤状態だったらどのようにしたらよいのかについてに詳しく解説していきます。
身内が危篤状態の時に参加して良いのか?
結婚式も直前に知らせが届くわけではないので、当日に危ない状態なのかどうかまでは予測はできません。
これには色々な方の意見があるかと思いますが、参加する意向は伝えてもよいでしょう。
ご友人も絶対に来てもらいたいと願うのであれば、その気持を汲んであげるのも大切です。
自分の身体のことで結婚式に参加できなかったと知ると、それは危篤状態の方(ご本人)も申し訳ないと感じさせてしまうかもしれません。
特にご結婚される方にお伝えする必要はありませんので、その日はおめでとうという気持ちを持ってお祝いしてあげてください。
あなたがスピーチを頼まれているなどの特別な場合でなければ、急遽容態が悪化して飛び出さなくては行けない状態になっても、事後報告してもらえれば問題はありません。
しかし、身内が危篤で結婚式でしっかりお祝いするような心境ではないという場合は無理に参加する必要はないでしょう。
その際は、相手に結婚式を欠席することを理由も合わせて伝えておきましょう。
招待状が届いた際に危篤が見込まれる場合
招待状は遅くても一ヶ月前には届くはずです。
余裕を持ちたい方であれば二ヶ月前に送る人もいます。
あなたが参加したいのであれば、その時点では出席するということを伝えればよいでしょう。
返信用の封筒に「身内が危篤状態で」などと文言を付け加える必要はなく、逆に心配させてしまうことになりますから不要です。
招待状が届き返答する際には「嬉しいご報告ありがとうございます」などの言葉に、お祝いのメッセージを書いておくことがマナーとなります。
不参加である場合であっても、お祝いのメッセージと、なぜ行けないのかなどの報告をしておくとよいでしょう。
あくまで悲観的にならずに、前向きなメッセージを送ってあげてください。
危篤の場合の連絡方法について詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。
結婚式の出欠の連絡はいつまでにすべき?
結婚式に参加はしたいけいど、他に用事もあるし参加するのか迷うということがあるかと思います。
ここでは結婚式の出欠はいつまでにするべきか、マナーについて解説していきます。
出欠連絡の期限目安は?
基本的には招待状が送られてきてから1周間以内だと言われています。
ただ、昔と今とでは状況が異なってきていて、連絡先の分かる友人であればメールや電話などで期限を聞いておいたり、あらかじめ出欠の有無を伝えることができます。
どうしても参加できない用事が入ってしまいそうな可能性があるのであれば、そのことを先に伝えておいてから決めても遅くはないでしょう。
メールなどである程度の意思を伝えておき、招待状を出して間に合う期限を伺っておくのもよいとされています。
ただマナー的に、式の数日前になって連絡をするのはやめておきましょう。
相手も準備がありますから、余裕をもった行動をするよう心がけてください。
出席から欠席に変更する場合はいつまで?
分かった時点で報告するようにしましょう。
いつまでにといったルールは存在しませんが遅すぎるということはないようにしましょう。
出席から欠席にするということは、あまりにも突然な出来事だったことが想定されます。
早く報告すればその分の手間が無くなりますので、相手側も助かるはずです。
ただし、おおよそ式から10日〜20日以内の話になってくるとキャンセル料がかかってきてしまう可能性があるため、ご祝儀として渡すはずだった金額の半分くらいは後日包んでお渡しした方が良いでしょう。
結婚式をドタキャンする場合
ドタキャンと聞くとあまり良い印象を受けないのは確かです。
基本的には欠席の場合には事前に連絡をしておきましょう。
しかし、どうしても外せない急な用事が入り、結婚式をドタキャンしなくてはいけなくなった場合の対処法をご説明します。
ドタキャンする場合の連絡方法
あまりにも急な場合は、メールではなく電話で直接伝えるようにしてください。
なぜ行けなくなってしまったのか、「用事ができてしまって」では相手も納得することができないかもしれないので、しっかりと理由を伝えましょう。
体調を崩してしまった場合(特に感染症の疑いが病気)や、身内での不幸があった場合は当然そちらを優先した方がいいのは、仲の良い友人関係であれば理解してもらえるはずです。
理由もなく結婚式をドタキャンしてしまうということは、関係性が悪くなることもあり非常識であると取られてしまうため絶対にしないようにしましょう。
ドタキャンした場合のその後の対応
ドタキャンした当日はもちろんの事、式後にもう一度謝りの電話をしておくとよいでしょう。
いくら友達同士といえども再度、なぜ行けなくなってしまったのかなど整理してしっかりと伝えるようにしてください。
ドタキャンした場合はキャンセル料金も発生しているので、ご祝儀で渡すはずだった金額分を渡すのがよいです。
成人した男性で仕事をしている方であれば3万円、学生の場合は1万〜2万など相場は様々となっています。
直接お会いしてお渡ししても良いのですが、お互いの都合もあるため現金書留で郵送しても問題はありません。
郵送で送る場合は、現金と一緒に手紙を添えると丁寧です。
危篤時の結婚式についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では、危篤時の結婚式はどうしたらよいのかについて以下の項目を解説していきました。
ご両親が危篤である場合は結婚式には参列しないほうがよい。祖父母の場合は関係によって決める必要がある。
危篤以前に結婚式の開催の了承を得ている場合は結婚式を開催してもよい。
身内が危篤状態である場合の結婚式の参列は参列したい場合は参列してもよいが身内が危篤であるということを伝える必要はない。
基本的には結婚式の出欠連絡は一週間以内であるとされている。出席から欠席にする場合の連絡は分かったら迅速に連絡する。
結婚式を止むを得ずドタキャンしてしまう場合は電話で直接理由を話す。式が終わったら改めていけなくなった理由を伝える。キャンセル料も発生しているため、ご祝儀で渡す予定だった金額を渡す。
人により事情は様々です。
危篤状態のご家族がいるのに、結婚式参加を無理に勧めてくる人もいません。
結婚式を開催するのか、出席するのかを決めるのは本人ですので十分に考えてから決めるようにしましょう。
危篤の場合の対応についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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