危篤の時にお見舞い品は必要?|重篤・差し入れ・お見舞金・マナー

危篤の時にお見舞い品は必要?|重篤・差し入れ・お見舞金・マナー

病床の人を見舞うときに持っていくお見舞い品は、危篤の際のお見舞いにも必要なのでしょうか?今回は、危篤の際にお見舞い品は必要なのかどうかや、お見舞い金、危篤の際のお見舞いのマナーなどについて詳しく解説します。

最終更新日: 2020年03月10日

危篤の際にお見舞い品は必要なの?

病床の人を見舞うときに、お見舞い品を持っていくと大いに喜ばれます。
しかし、このお見舞い品は危篤の際にも必要なのでしょうか?
今回「終活ねっと」では、危篤の際にお見舞い品が必要なのかどうかやお見舞金、危篤の際のお見舞いのマナーなどについて詳しく解説します。

  • そもそも危篤とはどんな状態なの?

  • 危篤の際にお見舞い品を持っていってもいいの?

  • 危篤の際に差し入れを持っていってもいいの?

  • 危篤の際にお見舞い金を持っていってもいいの?

  • 危篤の際にお見舞いに行くべき人は誰?

  • 危篤の際のお見舞いの服装は?

  • 危篤の際にはどんな言葉をかければいいの?

以上の項目について解説します。
危篤の際のお見舞い品について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

また、お急ぎの方は今すぐお電話ください。「DMMのお葬式」の相談窓口スタッフが、迅速に対応いたします。

危篤状態とは?

危篤状態とは、回復する見込みがほぼなく、まもなく死を迎えるだろうと医師に判断された状態のことです。
医学的に厳密な定義があるわけではありませんが、医師に危篤状態と判断された人は早ければ数時間、遅くとも数週間以内には亡くなることがほとんどです。

まれに危篤状態と判断されてから数カ月にわたって生存したり、危篤状態から回復したりすることもありますが、基本的にはもうすぐ死を迎えることを覚悟しなければなりません。

似たような言葉で「重篤」という言葉があります。

危篤と重篤の違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

危篤の際のお見舞い品について

危篤と判断された人やその家族の元にお見舞いに行く場合、お見舞い品は必要なのでしょうか?
以下で危篤の際のお見舞い品について詳しく解説します。

必要ではない

結論から言うと、危篤の際にお見舞い品は必要ありません
以下で、危篤の際のお見舞い品についてさらに詳しく解説します。

とにかく早く駆けつける

危篤の際のお見舞いは、とにかく早く駆けつけることが大事です。
先に解説した通り、危篤状態とは本人の命が差し迫った状態であるため、いつ亡くなってもおかしくありません。

そのような事態で悠長にお見舞い品を準備している余裕はないため、必要最低限の準備だけで十分です。
普通のお見舞いであればお見舞い品に気を遣うべきですが、危篤の際は一刻も早くお見舞いに向かうことを優先してください。

家族の心理

仮にお見舞い品が準備できていたとしても、危篤の際には必要ありません。

危篤状態と判断された人の家族はとても冷静ではいられず、場合によっては取り乱していることも考えられます。
そのような心理状態の家族にお見舞い品を受け取る余裕などなく、かえって迷惑をかけることになってしまいます

またお見舞い品を準備していると死を予期していかのように見えるため、不謹慎と思われかねません。
家族の心理を考えれば、やはりお見舞い品を渡すべきではないのです。

危篤状態が数日以上続く場合

危篤状態と判断された人は、数時間で息を引き取る場合もありますが、数日~数週間にわたって危篤状態が続くことも珍しくありません。
そのような状態のところにお見舞いに行く場合の注意点について解説します。

家族に差し入れを持っていくとよい

危篤のお見舞いの際にお見舞い品は必要ありませんが、危篤状態が長く続いている場合は家族に差し入れを持っていくとよいでしょう。

お見舞い品はあくまで本人に渡すものですが、差し入れは付き添いで疲れている家族に渡すものです。
お見舞い品とは意味合いが異なるため、不謹慎と思われることはまずありません
あくまで準備できる余裕があればの話ですが、家族に差し入れを持っていくことをおすすめします。

どんなものがいいの?

家族への差し入れは、簡単に食べられる軽食がよいでしょう。
危篤状態が長く続くと、家族は患者に付きっきりでろくなものを食べていないということも珍しくないため、食べ物の差し入れは家族の助けになります。

だからと言って、大切な家族の命が危うい状態で豪華な食事が取れるような心理的余裕は到底ありません。
できるだけ簡単に食べられるような軽食、例えばおにぎりやサンドイッチなどを差し入れましょう。

差し入れを準備する十分な時間があれば、栄養バランスなどを考えたメニューにしてもよいでしょう。

お見舞い金について

先に解説した通り、危篤の際にお見舞い品は基本的に必要ありません。
しかし、どうしても何かを渡したいというのであれば、お見舞い金を渡すという手もあります

一度本人が危篤になると、そのまま亡くなってしまう可能性が高く、家族は葬儀の準備などに追われることになります。
当然費用がかさむため、お見舞金は多少の助けになります
お見舞いにいった際に家族が落ち着いたところを見計らってお見舞い金を差し出しましょう。

ただし、繰り返しになりますが、基本的に危篤の際にお見舞い品のたぐいは必要ありません
お見舞金を渡すべきかどうかは、相手との関係をふまえて慎重に検討しましょう。
参考までにお見舞金の大体の相場をご紹介しておきます。

  • 親族

    5000円~1万円

  • 友人・知人

    3000円~5000円

  • 仕事関係

    3000円~5000円(上司など、目上の人に現金を渡すのは失礼という見方もある)

危篤の際のお見舞いのマナー

危篤の人のお見舞いに行くことになった場合、何に気を付ければよいのでしょうか?
以下で危篤の際のお見舞いのマナーについて解説します。

危篤のお見舞いに行く人とは?

そもそも危篤のお見舞いは、誰もが行ってよいものなのでしょうか?
以下で、危篤のお見舞いに行くべき人やお見舞いに行くのを控えた方がよい人について解説します。

家族・親族が中心

危篤の際にお見舞いに行く人は、家族・親族が中心です。
家族・親族以外の人、例えば友人や知人、仕事関係の人などは、基本的にお見舞いを控えた方がよいでしょう。

危篤になった本人に付き添う家族は心身ともに疲れているため、お見舞いの客に対応する余裕がありません。
大勢の人がお見舞いに押しかけると家族に負担をかけてしまい、かえって迷惑になってしまいます。

本人との最期の別れになる可能性が高いため、お見舞いに行きたい気持ちは分かりますが、家族の気持ちを考えてお見舞いに行くことは控えましょう。

家族からお願いされたらお見舞いに行く

家族・親族でなかったとしても、家族からお見舞いをお願いされれば行っても構いません
本人と親しくしており、かつ家族とも親交があれば向こうからお見舞いを請われることもあります。
そういった場合は、もちろんお見舞いに行くべきです。
できるだけ早く駆けつけて家族と共に見守りましょう。

ただし、あくまで家族に気を遣って自制的に振る舞うよう心がけてください

危篤のお見舞いをする場合の服装

危篤のお見舞いの際の服装に特に決まりがあるわけではありませんが、いくつか気を付けなければならない点があります。
以下で詳しく解説します。

平服で行く

危篤の際のお見舞いは、基本的に平服で行きましょう
平服とは、簡単に言うと普段着のことです。
冠婚葬祭の場合は、平服とは一般的に略礼装(スーツなど)のことを指しており、カジュアルな服装(ジーンズなど)は含みません。

お見舞いの際も略礼装が無難ではありますが、着用にそれなりに時間がかかるため、地味なデザインであればカジュアルな私服でも構いません
アクセサリー類は基本的に必要ありません。

女性は化粧などに多少気を遣う必要がありますが、派手にならないよう必要最低限にしておきましょう。

絶対に喪服は着てはいけない

当然のことですが、絶対に喪服を着てはいけません
危篤と診断された人は死が近い状態ではありますが、そのような状態の人のお見舞いでの喪服の着用は、死を予期していたことを意味しており、不謹慎極まりない行為です。
喪服はあくまで葬儀や法事などで着用する服であるため、それ以外の場での着用は避けましょう。

喪服には正喪服、準喪服、略喪服の3種類ありますが、いずれもNGです
略喪服は黒を貴重にした平服であるため、着用してもよさそうに思えますが、黒は死や葬儀を連想させる色であるため、好ましくありません
先に解説した通り、通常のスーツか地味なデザインの私服を着用するとよいでしょう。

危篤のお見舞いの際にかける言葉

危篤のお見舞いの際にかける言葉は、非常に悩むところです。
死を目前にしている本人や家族に向かって何を言えばよいか分からず、沈黙してしまう人もいます。
そのようなことにならないように、以下でお見舞いの際にかける言葉について詳しく解説します。

どんなことを言えばいいの?

危篤のお見舞いの際にはまず家族と話すことになりますが、基本的に込み入った話をする必要はありません
「私にできることがあれば言ってください」「ご自身のお体にも気を付けてください」など、相手を気遣う言葉を一言二言かけるだけで十分です。

危篤状態の本人に対しても同じように短い言葉をかけます
危篤状態というとすでに口がきけない状態と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
仮に口がきけなくとも、こちらの声が届いていることもあります
「お見舞いにきたよ」「そばにいるよ」とこちらの存在を相手に知らせるだけでも十分です。

言葉をかける際の注意点

お見舞いの際には、本人や家族を無理に励ましたり元気づけたりするようなことを言ってはいけません
すでに疲労困憊である家族や死を前にしている本人を激励するような言葉は、かえって相手を傷つけることになりかねません

「元気だしてね」「頑張ってね」などという言葉は、つい口をついて出てしまいがちなので気を付けましょう。
先に解説したような言葉を述べた後は、黙って本人を見守りましょう。

以下の記事で危篤の際にかける言葉について様々な場面で解説していますので、併せてご活用ください。

危篤の際のお見舞い品についてまとめ

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、危篤の際のお見舞い品について解説しました。
最後に記事の要点をまとめておきます。

  • 危篤とは、患者に回復の見込みがほぼなく、まもなく死を迎えるだろうと判断された状態のことである。

  • 危篤の際にお見舞い品は基本的に必要ない。
    とにかく早く駆けつけることを優先するべきであり、家族の心理を考えると渡すべきではない。

  • 危篤状態が長引いているのであれば、家族への差し入れを持っていくと親切である。
    簡単に食べられる軽食がよい。

  • 危篤の際のお見舞いにどうしても何か持っていきたいのであれば、お見舞い金を持っていくとよい。ただし、基本的にはお見舞い金も必要ない。

  • 危篤の際にお見舞いに行く人は、本人の家族・親族である。
    それ以外の人は家族にお見舞いをお願いされれば行ってもよい。

  • 危篤の際のお見舞いの服装は平服が望ましい。
    地味なデザインであればカジュアルな私服でもよい。
    喪服は絶対に着てはいけない。

  • 危篤の際のお見舞いでかける言葉は、家族を気遣う言葉や本人にお見舞いに来たことを知らせる言葉を一言二言かけるとよい。
    本人や家族を無理に励ますような言葉は避ける。

危篤を知らされると、お見舞いに行く方もなかなか平静ではいられません。
いざというときにきちんと行動できるようにマナーなどを勉強しておきましょう。

「終活ねっと」では、他にも葬儀に関する記事を多数掲載しています。
そちらもぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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