遠方から危篤の連絡があったら?|持ち物・準備・連絡・仕事

遠方から危篤の連絡があったら?|持ち物・準備・連絡・仕事

家族と離れて暮らす方にとって危篤の連絡を受けることは非常に辛い瞬間です。危篤で遠方に駆けつけるのにはあらゆる準備が必要ですが、連絡を受けたショックもあり困惑してしまうこともあるかと思います。そこで今回は遠方に住む家族の危篤連絡を受けた時の対策方法を解説します。

2019-10-27

遠方に住む家族の危篤には駆けつける?

人々

遠方に住む家族が危篤状態になった連絡を受けた時、皆さんはまず何をするべきかすぐに思いつきますか?

家族と別居している以上誰しもがいつかは経験するであろう悲しい連絡ですが、離れて住んでいる場合実家に駆けつけるにしても時間も限られているため、ショックと焦りとでスムーズに準備をすることはなかなか難しいかもしれません。

そこで今回終活ねっとでは、遠方に住む家族の危篤について、以下のポイントを中心に詳しく解説したいと思います。

  • 危篤状態とはどんな状態のことか

  • 遠方の家族の危篤に駆けつけるべきかどうかの判断基準

  • 両親や祖父母など関係性で判断する場合について

  • 遠方から駆けつける際の持ち物

  • 遠方に住む家族の危篤に駆けつける時の準備について

今はみんな元気で暮らしているから安心だという方にとっても、もしもの時のために大変参考になる記事になっております。

ぜひ最後までご覧ください。

危篤状態とは?

葬儀

危篤状態とは命が危険な状態のことです。
突然の事故にあわれた方、病院で長期間入院されていた方など人によってその状況は様々です。

全ての人が危篤状態からすぐ亡くなるというわけではありませんが、多くの場合は残念ながら亡くなってしまう危険性がかなり高く、そうでなくても回復の可能性がわからない状態にあります。

遠方に住む家族の危篤に駆けつけること

介護

家族が危篤状態になったという連絡を受けることは頻繁にあることではありませんので、多くの方は突然の場面でどうしたらいいか困惑してしまうのが普通でしょう。

近所の家族ならすぐに会いに行けますが、遠方の場合、危篤状態の連絡を受けたらすぐに駆け付けるべきなのか、適切な対処やマナーについて詳しくご説明します。

遠方に住む家族の危篤に駆けつけるべき?

遠方に家族が住んでいる場合、もしものことを一度は考えたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

危篤の連絡を受けるのは最も避けたい瞬間で、実際にその瞬間となってしまったら悲しみと驚きで気が動転してしまうこともあるでしょう。
多くの方にとって、危篤の連絡というのはそのくらい悲しい瞬間です。

ただ、自身の生活もありますし中には夫婦で住んでいたり子供がいる方もいらっしゃるため、そんななかでも遠方に実際に駆けつけるかどうかという判断は、冷静に考えて決めなければなりません。

そのためここでは遠方の家族の危篤に、実際に駆けつけるかどうかの判断基準をいくつか紹介していきます。

後悔しない選択を

遠方の家族の危篤に駆けつけるかどうか決めかねる時、一番大事にするべきなのは、自分がこの先後悔しない方を選ぶということです。

もしかしたら回復するかもしれないという願いもあるでしょう。
ただ危篤状態に駆け付けるということは、万が一のことを想定して最後に声をかけたり顔を見るために駆けつけるという意味もあります

またほかの家族への心配りやサポートなど、辛い場面で一緒に支えあいたい気持ちもあるでしょう。

あの時駆けつけておけばという気持ちは、一生後を引きずることもあります。
人によって状況は色々ですし、家族との関係も様々かとは思いますが、自分の後悔しない選択をするようにしましょう。

仕事を長期間休む可能性

遠方に駆けつける際は数日間仕事の休みを取る場合もありますので、まずは職場への連絡を迅速に行ってください

ただ、危篤状態になっても重篤の状態や安定した状態を繰り返し、不安定なまま数週間ほど危篤状態が続く場合もあります

2~3日程度なら休みの負担も職場のみなさんがフォローしてくれるかもしれませんが、長期になると業務にもかなり影響があるかもしれません。

その際は職場とこまめに連絡を取り家族の状態を説明したり、電話やメールでできる作業をするなど配慮するとよいでしょう。

また状況によっては一度職場に戻らなければいけないことも考えらえます。
そのことも踏まえて、職場とのこまめな連絡は常に心掛けるようにしましょう

ただ家族の危篤で仕事を休むことは会社側でも理解してくれることが多いようですので、できるだけ早めに連絡をして迷惑がかからないようにすることが大切です。

危篤状態と回復を繰り返すことも

上の段落でも説明しましたが、危篤状態なのでもうダメかと思いすぐに駆け付けたら、意識がないまま1週間以上同じ状態を維持するというケースもあります。

危篤状態と言われても、回復したり容態が急変するなど様々です
最後の別れになることを覚悟して家族に会いに行かれる方がほとんどですが、危篤状態から回復して退院するほど元気になる方も稀にいます。

そのため遠方の危篤状態にある家族と過ごすのは、はっきり期間がわからないものであることを覚えておきましょう

関係性による判断について

家族が遠方に住んでいる場合は、危篤連絡を受けてもすんなりと今すぐにでも駆けつけるという判断ができない場合もあるかと思います。

関りが深い人なら最後は一緒に立ち立ってあげたいものですが、危篤状態にある方との関係性によっては判断が難しい場合もありますよね。

次のそれぞれの関係で、対処方法のポイントをご説明します。

両親(義父・義母)の場合

危篤の連絡をするのは一般的には3親等までと言われています。

なかでも両親の場合は、万が一のことを考えてすぐに駆け付けるべき存在といえるでしょう

高齢の親の場合は子供も万が一の心構えがある程度あるかもしれませんが、そうは言っても危篤状態になるのは大変ショックなことです。

家族のなかでも親子関係は一番大切で、臨終に立ち会えない場合は生涯後悔する可能性もあります。
親が危篤状態だと連絡を受けた場合はできるだけ急いで駆けつけるようにしましょう

祖父・祖母の場合

危篤で駆けつける優先順位は、両親に続いて祖父母になります。

祖父母とは同居されていない方も多いと思いますので、年齢のことも考えると危篤連絡を受ける可能性は最も高いと言えるかもしれません

ただ、両親ならすぐに駆け付けるものの、祖父母の場合は仕事を休んでまで会いに行くべきかどうか迷うでしょう。

その場合はどのような付き合い方をしていたか考えてください。
両親の代わりに自分を育ててくれたような大切な関係、もしくは数年に一度しか会わない関係の方もいるかもしれません。

わからない時は親や兄弟、親類に相談して決めることもおすすめです
もしくは1日~2日だけ休みをもらい駆けつけることも考慮しておきましょう。

叔父・叔母の場合

ここまで、両親や祖父母など身近な存在の場合について解説してきましたが、叔父や叔母も自分にとっては大切な存在だという方も、もちろんいらっしゃるでしょう。

ただ、優先順位をつけるなら叔父や叔母は祖父母の次に当たる存在で、親や兄弟、祖父母とは多少距離感があります。
また叔父や叔母は親戚という関係でひとくくりされることもありますので、仕事を休んでまで駆けつけるかどうかは人によって考え方が異なり、判断はケースバイケースになります

血縁関係では両親のように近くはありませんが、自分がどうしても駆け付けないといけない大切な存在であれば、周囲に理由を説明して理解してもらうことが大切です

やはりここでも大切なのは、両親・祖父母・叔父叔母といった名目上の関係性ではなく、自分にとってどんな存在だったか、ということになります。

遠方でも駆けつける際の持ち物

お墓

家族の危篤の際に遠方から駆けつける場合は万が一のことを想定して持ち物にも注意が必要です。
後で慌てないためにも次のアイテムを準備しておくと安心です。

本人に関する書類などがあれば持って行く

危篤状態になると家族の皆さんは最悪の状況を考え心構えが必要です。

遠方から駆けつける際は、危篤者に関する書類などを自分が持っている場合は念のため持参してください。

たとえば銀行口座、預金通帳、印鑑、または保険証などの重要な書類一式があります。
なにが必要になるかわかりませんので、思いつくものはすべて準備しておくと安心ですね。

念のため喪服の準備をしておく

家族の危篤に駆けつける際に喪服を持っていくのはマナー違反だという意見もありますが、遠方から会いに行く場合は往復するのが大変なので、万が一のことを考えて喪服も持っていくと安心です。
もしも亡くなってしまった場合、すぐに葬儀の準備がありますので喪服を買いに行く余裕はないかもしれません

遠方でも駆けつける際の準備

葬儀

家族の危篤はとても辛いことですが、冷静に考えることも色々ありますのでできるだけ心を強く持ち、遠方から駆けつける際の準備を段取りよく進めましょう。

その際に必要な連絡など次のポイントごとに考えていきましょう。

連絡について

病院からの連絡や兄弟からの突然の電話で知る家族の危篤ですが、駆けつける前には危篤状態を知ってもらう人達に手際よく連絡することが必要です。

親族への連絡

危篤の連絡をするのは本人からみて3親等までが一般的です。

危篤者の親戚が多い場合は一人では連絡できないため、ほかの家族と手分けしてできるだけ迅速に対応しましょう。

緊急な事態なのでメールではなく電話連絡で、重篤の場合は深夜や早朝など時間に関係なく連絡してください

職場への連絡

危篤状態で会社を休むのは忌引きでなく有給扱いになります。
職場にできるだけ迷惑をかけないためにも直属の上司にはできるだけ早めに連絡をしてください

もし深夜ならメール連絡にして朝一で会社に連絡を入れるのもよいでしょう。
その際はどのような状態なのか、また休暇取得についても確認しておくと安心です

会社への連絡については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

手続きについて

危篤状態は家族にとって期待と覚悟の両方が必要です。
万が一を想定して必要な手続きについても考えておきましょう

たとえば葬儀社への連絡は亡くなってから慌てるよりも、事前に連絡先などを準備しておくと安心です。
ご本人の宗派により特定の葬儀を希望されることもあります。

また金銭面でも必要な手続きが色々ありますので、現金やキャッシュカードを持っておくことも必要です

遠方に住む親族の危篤に駆けつけるまとめ

人々

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では遠方に住む家族の危篤で駆けつけるべきかどうか、詳しく解説してきました。
記事の内容をまとめると以下の通りになります。

  • 危篤状態とは回復が見込めない危険な状態であるが、回復を繰り返し数日間不安定な状態が続く場合もある。

  • 遠方から駆けつけるかどうかは、自分の意志で後悔しない選択をしよう。

  • 仕事は長期の休みが必要になる可能性がある。

  • 危篤者との関係性を考え両親、祖父母、叔父など優先順位で判断する。

  • 本人名義の銀行関連書類や保険証などは駆けつける際に持参すること。

  • 危篤の連絡は親類に手早く電話をかけ、職場の上司には生活時間を考慮して早めに連絡を入れる。

家族や病院から危篤連絡を受けると動揺するのは仕方がありません。
できるだけ冷静に事態を受け止めて、駆けつける準備を手際よく行いましょう。

臨終に立ち会うことは今までの感謝の気持ちを伝える大切な場面になります。
辛い時ですが納得いく判断をしてくださいね。

また、終活ねっとでは万が一の際の葬儀の準備についても他の記事で多数ご紹介していますので、あわせてご覧いください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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