重篤と危篤の違いとは?|重体・重症・重篤・危篤・読み方・意味

重篤と危篤の違いとは?|重体・重症・重篤・危篤・読み方・意味

重篤や危篤と聞けば、すぐに家族は駆けつけなければと焦る人も多いと思います。しかし、重篤と危篤では患者の状態に大きな違いがあります。そこで、重篤と危篤の違いやその意味について、実際に連絡があった場合の対処方法などと共に詳しく解説していきます。

最終更新日: 2020年12月21日

重篤と危篤の違いをご紹介

困った人々

重篤(じゅうとく)や危篤(きとく)という言葉を、ニュースやドラマで耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、重篤と危篤の意味を理解してその違いを明確にわかる人はそれほど多くはいないでしょう。

そこで今回「終活ねっと」では、重篤と危篤の違いについて主に以下の項目を軸に解説していきます。

  • 重篤とはどのような状態なのか

  • 危篤とはどのような状態なのか

  • 重篤・重症・重体の違い

  • 家族が危篤状態になったらどうすべきか

  • 危篤状態で本人の意識はあるのか

今回を機に重篤と危篤の違いを理解していただけると幸いです。

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重篤と危篤の違いについて

困った人々

みなさんは重篤や危篤の意味をご存じですか?
重篤や危篤といった言葉は、なんとなく命に危険がある状態だというのはわかりますが、その明確な違いは何なのでしょうか。

特に重篤という言葉は、もとは医療従事者の間で使われる用語であり、医療機関でもなるべく患者には使用しないようにとの指導もあるそうです。
しかし実際は、重篤の一般認知度が50%程度であるにもかかわらず、病院関係者は重篤という言葉を頻繁に使用しています。

どちらも命に危険が及ぶ状態であることには変わりはありませんが、重篤と危篤は危険の度合いが大きく変わってきます

それぞれの意味の違い

重篤と危篤は、病院から家族に知らされる言葉です。
それぞれの言葉には大きな違いがありますが、どちらの言葉を聞いても病院に急行することになるでしょう。

しかし、重篤と危篤ではそれぞれ意味合いが異なり、病院から聞かされる言葉によって家族のその後の対応もかなり変わってきます。
間違った解釈でパニックになってしまわないように、以下で重篤と危篤の意味の違いを明白に説明していきます。

重篤とは?

重篤とは、症状が非常に重く、このままの状態では死に至ってしまう状態のことを指します。
病院では一般的に重篤という言葉を患者や家族には使わないよう指示があり、重篤という言葉の代わりに非常に重く、生命に危険が及ぶ症状といった使い方をします。

またこのままでは命の危険がある場合でも、治療により回復の見込みが高い症状の時に重篤な状態と使われます。

危篤とは?

今にも息を引き取りそうな状態であり、回復があまり見込めない状況のことを危篤といいます。
危篤と病院から聞かされた時、患者の容体としては血圧の極端な低下、呼吸微弱などで回復が見込めないと医師が判断した場合が一般的に危篤といわれています。
重篤からさらに状態が深刻になっている状態です。

危篤は数時間から数日続くこともあり、回復することもまれにあります。
ですので危篤状態と連絡を受けたら、一刻も早く病院に駆けつけるようにしてください

重症と重体の違い

上述したように、重篤も危篤もどちらも命が危険な状態であることを指します。

また同じように命の危険がある状態でも、患者の症状はかなり違っているといえます。
重篤や危篤と同じように使われる言葉に、重症と重体といった言葉があります。
この重症や重体も重篤や危篤とはまた意味が変わってきます。

この中で、重症だけが命に別状なはい症状の時に使われます。
そして重体は重篤と同じく、このままでは命に関わるような症状の時に使われる言葉となります。

しかし、重体と重篤は同じ症状でも使い方が変わります。
重体は交通事故などのけがによる命が危険な時に使われる言葉で、重篤は病気による疾患で命が危機にさらされているときに使われる言葉となります。

危篤・重篤と言われたら?

困った人々

病院や親族から、重篤や危篤の知らせが来たらどうすればよいのでしょうか。
ここでは危篤と告げられたら、どのように行動すれば良いか詳しく解説していきます。

家族はすぐに駆けつける

重篤や危篤の知らせは、病院から家族の緊急連絡先にきます。
そのため家族の方は重篤や危篤の連絡がきてしまったら、一刻も早く病院に駆けつけてください

かなり気が動転すると思いますが、落ち着いて行動をするように心がけてください。
実際に危篤の知らせを聞いて、車のスピードを上げすぎて事故を起こすケースは少なくありません
また、気が動転して階段を踏み外すトラブルも多く発生しています。
まずは落ち着いてから行動しましょう

遠方の家族が危篤の際についての対応は、下の記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

危篤状態の本人にたくさん声をかける

危篤状態の本人に意識がない場合や、意識が残っている場合などがありますが、声をかけてあげることで、本人が回復する可能性が高まることがあります。

また瞳孔が開いた意識がない状態でも、危篤状態でも本人に言葉が通じていることがあります

聞こえているかもしれない

危篤状態の場合、意識がない場合や意識がある場合がありますが、どちらでも本当に声が届いている場合があります
意識がない状態の時は、当然聞こえているか不安になりますが、意識があっても周りとの受け答えができない状態の時がほとんどです。

特に末期がんの患者の場合、明瞭な意識を持った中で生涯を終える方も多くいらっしゃるそうです。
しかし、末期がん患者は痛みとひどい苦しみの中で最後の戦いを繰り広げていますから、周りが声をかけても反応できない場合もあります

この意識がない状態でも担当医師は、「聞こえているので声をかけてあげてください」とおっしゃることが多くあります。
これは、医学では説明がつかないことですが、意識もなく瞳孔が開いた状態でも声をかけることで、涙を流したり手も握り返したりする場合もあるそうです。

たとえ意識がない状態でも、しっかり声をかけてあげて、自分の気持ちを伝えるようにしましょう。

どんな言葉をかければいいの?

危篤状態は薬の影響で意識は朦朧としていますが、本人は周りで話していることが理解できている可能性があるといいます。
そこで、危篤の時に本人にかけてあげる言葉も、今まで楽しかった思い出話や、励ましの言葉をかけてあげるのが良いでしょう。

また、普段伝えることができなかった感謝の気持ちなどを伝え、悔いの残らないようにしてください。

持ち物は?

危篤の知らせを聞いたら、とにかく急いで病院に向かうようにします。
しかしこのような場合でも、最低限の荷物はお持ちください

危篤状態の場合、主に病院であることが多いので、現金もしくはクレジットカードを持っていくようにします。
また車で向かう場合は運転免許証を忘れないように気をつけてください。

危篤状態の時には、本当に命が危険にさらされている状態ですので、他のカバンなどはなしで身一つで十分です。

連絡をする

危篤の連絡を受けるのは、病院からの場合は緊急連絡先となっている家族の方一人にしか来ません。
そこで、危篤の知らせをほかの家族に連絡をしなければなりません

連絡をする相手としては、一般的に3親等までとされていますが、臨機応変に本人の意識がしっかりしていた頃の意思も考慮して、連絡する相手を選ぶようにしましょう。

連絡手段は電話が一般的ですが、危篤なので深夜や早朝でも迷わず連絡を入れるようにします。
また、目上の方であっても失礼にはあたりません。

電話による連絡が取りづらい時には、EメールやFAX、そして電報といったいくつかの方法を織り交ぜて、確実に連絡を取るようにします

危篤の際はもしもの時の準備を

葬儀

担当医から危篤の連絡を受けるということは、命に危機が迫っているので、もしもの時の心の準備をしておくことが必要です。

また家族が危篤になったからと、泊まり込みの用意をするなど、駆けつける前に余計な時間を取ってしまうと、最後に立ち会えなかったと後悔にもつながる可能性もあります。
なので早めの行動をとることが重要になります。

キリスト教信者の場合

危篤となったキリスト教信者の場合はカトリックなら神父を、プロテスタントなら牧師を呼び、儀式を行います。
キリスト教では、洗礼によりキリストと結ばれており、死は終わりではなく死はキリストとともに安息の日々を送ることができるとされています。

キリスト教では、死の直前に生前の過ちを詫びて、許しを請う儀式を行うために、本人の意識があるうちに儀式が行われます。

しかし神父が到着する前に息を引き取ってしまうこともあるでしょう。
その場合は、ご遺体をそのままの状態にし居合わせた親族が祈りを捧げます。

「終活ねっと」では皆さんが抱く疑問を解決する記事を数多くあげています。
下の記事ではキリスト教の葬儀について紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。

菩提寺への確認

危篤の時点で菩提寺への確認を考えるのはまだ早いといえます。
危篤だからといっても、その後の体力により回復が全く見込めないわけではありません。

菩提寺に確認を行うのは、息をひきとってしまってから、葬儀社と相談が終了した後に行うようにします。

重篤と危篤の違いについてまとめ

困った人々

いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では重篤と危篤の違いについて解説してきました。
解説した内容をまとめると以下のようになります。

  • 重篤とは今すぐ亡くならないが、このままでは死に至る状態であること

  • 危篤の意味は、意識のあるなしにかかわらず、今にもなくなりそうな状態

  • 危篤の時にはすぐに家族は逢いに行く。
    その際、最低限の持ち物を除き、必要なものはない。

    また危篤の際に連絡がいくのは1人なので、連絡を受けた方はすぐに家族などに連絡する必要がある。
    その際の連絡手段は電話になるが、時間帯は気にする必要はない。

  • 危篤状態でも本人は周りの声が聞こえているので、本人や家族を励ますような声をかけてあげることが望ましい。
    また、悔いが残らないようにこれまでの感謝や思い出を伝えることも大切なことである。

重篤や危篤の意味は違うことがわかりました。
特に重篤という言葉は、医療用語なのであまり耳にする機会も少なく、危篤と似た言葉なので勘違いされやすいでしょう。
重篤はまだ回復の余地がありますが、危篤ではかなり生命の危機が迫っているということを理解しておきましょう。

「終活ねっと」では、このほかにも葬儀に関する記事を多数掲載しています。
ぜひ他の記事も併せてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

下の記事では家族が危篤の際の休みは忌引き扱いになるのかについて紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。

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