危篤の時の待期期間ってどれくらい?|重篤・臨終・日数・持ち直す

危篤の時の待期期間ってどれくらい?|重篤・臨終・日数・持ち直す

家族が危篤と診断されると、臨終に立ち会うための覚悟をしなければなりませんが、危篤になってから臨終までにはどれくらいの期間があるのでしょうか?今回は、危篤のときの待機期間について、待機中にやるべきことなども合わせて解説します。

最終更新日: 2020年12月18日

危篤の期間はどれくらいなの?

一度危篤と診断された人は、多くの場合そのまま臨終を迎えます。
付き添いの家族は臨終に立ち会うための覚悟をしなければなりませんが、危篤になってから臨終までにはどれくらいの期間があるのでしょうか?

今回「終活ねっと」では、危篤のときの待機期間や待機中にやるべきことなどについて以下の項目を解説していきます。

  • 危篤・臨終とはどのような状態なの?

  • 危篤と診断されたときの待機時間はどれぐらい?

  • 危篤の待機期間中には何をすればいいの?

  • 危篤になったときに会社の休みはどうやってとればいいの?

最後までお読みいただけると幸いです。

また、お急ぎの方は今すぐお電話ください。「DMMのお葬式」の相談窓口スタッフが、迅速に対応いたします。

危篤・臨終とは

危篤とは、病気やけがなどの症状が重く命が極めて危険な状態にあることです。
どのような状態であれば危篤なのかという厳密な定義はなく、病気やけがの状態を見て医師が診断します。

危篤に陥った人の容態の推移の仕方はさまざまですが、多くの人はそのまま臨終を迎えます。
臨終とは、人が亡くなる瞬間のことです。
仏教用語の「臨命終時(りんみょうじゅうじ)」を略した言葉で、現在では人が死ぬことの婉曲表現として用いられています。

臨終直後には「末期の水(まつごのみず)」と呼ばれる儀式を行います。
臨終を迎えた人の唇を水(病院では脱脂綿などを使う)で湿らせます。
あの世に旅立っても喉が乾かないようにという説や生き返りの儀式であるという説などがありますが、理由ははっきりしていません。

危篤と重篤の違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

危篤状態での待期期間は?持ち直すことは?

危篤状態での待機期間は状況によって変化するため、一概には言えません
一般的には数時間~数日で息を引き取りますが、中には数週間~数カ月の長期間にわたって生き続ける人もいます。
一度危篤と診断されたものの持ち直し、ケガや病気から快復したというケースすらあります。

危篤状態は当人のケガや病気の種類、そのときどきの病状などによって総合的に診断されるものであり、画一的な判断はできません
ただし、どのようなケースでも命の危険が差し迫っていることは間違いないため、付き添う人には死に向き合う覚悟が求められます

危篤の待期期間にできることはある?

大切な人が危篤と診断されると、付き添う人は取り乱してしまいがちです。
無理もないことですが、慌ててばかりもいられず、できるだけ冷静に対処する必要があります。

ここでは、危篤の待機期間にできることについて解説します。

臨終に立ち会う心の準備をする

先に解説した通り、危篤に陥った人が快復する可能性はありますが、基本的には死を迎えることを覚悟しなければなりません。
付き添いの家族などは、臨終に立ち会う心の準備をする必要があります。
まずは深呼吸などをして心を落ち着けて、その後は静かに寄り添って見守りましょう。

当人に話しかけるなどしてコミュニケーションをとることも大事です。
一般的に危篤状態では意識がなくなりますが、中には呼びかけに反応する場合もあります。
また意識がない人も周囲の呼びかけが聞こえている可能性があること示唆する研究もあります。

いずれにせよ最後のやり取りになる可能性があるので、悔いのないようにしっかりとコミュニケーションをとっておきましょう。

葬式のことを考えておく

あまり気が進まないことですが、危篤状態と診断されたときから葬式のことも考えなければなりません
命が危険な状態とはいえ、まだ当人が生きているのに葬式のことを考えるのは不謹慎に思えます。
しかし、当人が亡くなってしまったら葬式を行わなければならず、避けることはできません

臨終を迎えると、死亡届の提出や葬儀社の選定、葬儀についての打ち合わせなどが行われるため、家族は忙しくなります。
危篤状態の待機期間に具体的な準備までする必要はありませんが、葬式の準備が待ち受けていることは覚悟しておいた方がよいでしょう。

危篤であることを知らせる

当人が危篤状態になったら、付き添いの家族が親族や友人などに危篤であることを知らせる必要があります。
一般的には親族にのみ連絡しますが、親しい友人などに連絡する場合もあります。

親族や友人全員に連絡する必要はなく、あくまでも普段付き合いのある人のみで構いません。
特に亡くなる前に一目会わせておきたい人には、取り急ぎ連絡して駆け付けてもらいましょう。

危篤の場合に会社の休みは取れる?

親族が亡くなった場合には、会社の忌引き休暇制度が利用できます。
この忌引き休暇制度は、親族が危篤になった場合にも利用できるものなのでしょうか?

以下で危篤の場合の会社の休み方について解説します。

忌引き休暇にはならないことが多い

家族や親族が危篤になって会社を休まなければならなくなったしても、忌引き休暇にはならない場合がほとんどです。
忌引き休暇制度はあくまで親族が亡くなった場合に葬儀などに参列するための制度であり、危篤の際に休暇をとるための制度ではありません。

ただし、忌引き休暇制度は会社によって内容が異なるため、危篤の場合の取り決めがある会社もあります。
詳しく知りたい方は、勤めている会社の就業規則を確認してみましょう。

有給休暇を取る場合が多い

危篤の際にどうしても会社を休まなければならなくなった場合、一般的には有給休暇制度を利用します。
忌引き休暇には法的な根拠がありませんが、有給休暇は法律で労働者の権利として定められたものであるため、全ての労働者が取得できます

一般的には事前に申請して取得しますが、急を要する場合は後日の申請も可能です。
具体的な申請方法は、勤めている会社に確認してみてください。

有給休暇がとれない場合

有給休暇は労働者の権利ですが、いつでも無制限に取得できるわけではありません。
有給休暇制度は、労働時間ごとに所定の日数の有給を取得する権利が与えられるという制度です。
何らかの理由で有給休暇を使い果たしている状態で運悪く家族が危篤になってしまうと、有給が取得できません。

そういった場合は欠勤するしかないため、給料が減ってしまうことを覚悟しておきましょう。

危篤の場合は上司に相談する

有給を取るにしても欠勤するにしても、家族や親族が危篤になった場合は、まず直属の上司に相談しましょう。

危篤と診断されると急を要するため、仕事の引き継ぎや休みの手続きなどをゆっくりとしている時間はありません。
また危篤と診断された時点では、どの程度の期間休まなければならないのかも分からないため、事務的な手続きのしようもありません。

1人であれこれと考える前に、上司に相談した方がことがうまく運びます。
急を要することなので、連絡手段は電話がよいでしょう。
できれば就業時間中がよいですが、運悪く就業時間外になってしまった場合でも連絡した方がよいでしょう。

家族が危篤状態の場合の会社への連絡についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。

危篤の期間についてまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では、危篤の期間について以下の項目を解説してきました。

  • 危篤とは、病気やけがなどの症状が重く命が極めて危険な状態にあることだが、厳密な定義があるわけでなない。

  • 臨終とは、人が死ぬその瞬間のことである。仏教用語の「臨命終時(りんみょうじゅうじ)」を略した言葉で、現在では人が死ぬことの婉曲表現として用いられている。

  • 危篤状態での待機時間は一概には言えないが、一般的には数時間~数日で息を引き取る。ただし、中には数週間~数カ月生き続ける人や持ち直してケガや病気から快復する人もいる。

  • 危篤の待機期間中は、臨終に立ち会う心の準備をする必要がある。まずは深呼吸などをして心を落ち着けて、当人に寄り添ってコミュニケーションをとることが大事である。

  • 危篤状態と診断されたときから葬式のことも考えなければならない。臨終を迎えると、死亡届の提出や葬儀社の選定、葬儀についての打ち合わせなどが行われるため、心の準備だけでもしておく。

  • 当人が危篤状態になったら、付き添いの家族が親族や友人などに危篤であることを知らせる必要がある。特に亡くなる前に一目会わせておきたい人には、取り急ぎ連絡して駆け付けてもらう。

  • 家族や親族が危篤になって会社を休まなければならなくなったしても、忌引き休暇にはならない場合がほとんどである。代わりに労働者の権利である有給休暇制度を利用して休みをとるとよい。

  • 有給休暇は労働者の権利だが、いつでも無制限に取得できるわけではない。有給休暇を取得できなければ欠勤するしかないので、給料が減ることを覚悟する。

  • 家族や親族が危篤になった場合は、まず直属の上司に相談する。仕事の引き継ぎや休みの手続きなどをゆっくりとしている時間はないため、上司に相談した方がことがうまく運ぶ。

いざ家族や親族が危篤になると冷静ではいられず、今回解説したことを落ち着いて実行するのは難しいものです。
1人で抱え込まずに周囲の協力を得ながら対応していきましょう。

危篤の場合の準備についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクもご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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