
危篤の場合のメールはどうする?|重篤・会社・友人・文例・言葉
危篤とは命の瀬戸際にある状態を指します。家族が危篤の際、連絡をメールで行うこともあると思いますが、文章はどのように作成すればよいのでしょうか?今回は家族が危篤の際の連絡メールや、上司や部下の家族が危篤となった場合の連絡メールへの返信文例について紹介します。
最終更新日: 2020年12月18日
危篤の時のメールはどうすればよい?
危篤とは病気や怪我で重篤な状態となり命が危ぶまれている状態を指します。
家族が危篤状態となった時は仕事や学校を休むこともあると思いますが、やむを得ず連絡をメールで行う場合どのような文例にすればよいのでしょうか?
逆に危篤の連絡を上司や部下、友人や知人から受けた場合もどのように対応すればよいのでしょうか?
今回「終活ねっと」では、家族が危篤になった場合のメール文例や、危篤のメールを受け取った場合の返信文例を紹介した上で、友人の家族が危篤の場合の注意点なども解説します。
危篤とはどのような状態を指すのか?
家族が危篤の場合、会社の上司や大学の教授に休む旨を伝えるメール文例とは?
会社の上司や部下、友人や知人の家族が危篤との連絡をメールで受けた際の返信文例とは?
友達の家族が危篤の場合、自身の振る舞いにおいて注意点はあるのか?
家族が危篤になった場合のメール作成や、危篤の連絡を受け取った際の返信でお悩みの方は最後までご覧いただき、文章作成の参考にしてみてください。
危篤と重篤の違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
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危篤とは
危篤とは病気や怪我で重篤な状況となり、命の危険が差し迫った状態を指します。
しかし一言で危篤と言っても状態はさまざまです。
長い間病気を患っており、徐々に病状が悪化していった結果危篤に陥るという場合もありますが、突発的な事故で大怪我を負い、急に危篤状態に陥る場合もあるのです。
もちろん危篤だからと言って必ず亡くなるわけではなく、その後幸運にも持ち直すといった場合もあり、まさに生きるか死ぬかの瀬戸際で、非常に緊迫した状態だと言えます。
自身の家族が危篤の場合のメール文例
基本的に会社や学校を休む場合は、電話で直接その旨を伝えることが最も丁寧な手段です。
しかし、緊急を要する場合や、時間帯、相手の都合によってはメールの方が良い場合があります。
その時の状況に応じて、電話とメールを適切に使い分けるようにしましょう。
では早速、自身の家族が危篤の場合のメール文例を紹介していきます。
今回は会社の上司にメールを送る場合と、学生で所属する大学の教授に講義やゼミを休む際に送るメール文例の二種類を紹介します。
会社の上司に休むと送る場合
〇〇部長
××部の△△です。
夜分遅くに失礼いたします。
私事で誠に恐縮なのですが、深夜に実家の父親の容態が急変し危篤状態となりました。
医師によると一刻の猶予も許さない状況のため、病院で付き添いたいと考えております。
そのため、明日は一日休みを頂きたくご連絡致しました。
夜が明けましたら、私より電話連絡を入れさせていただきます。
急なご連絡となり大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
業務時間外であっても相手のプライベートの連絡先を把握している場合は、緊急性のある内容という事もありメールにて連絡することもあるでしょう。
内容としては家族が危篤で付き添いたいため、休みが欲しいことを簡潔に述べるようにしましょう。
その他にも業務引継ぎなど伝えたいことは色々とあると思いますが、文章が長くなるとややこしいので、詳しくは夜が明けてから電話で話すようにするとスマートです。
大学の教授に送る場合
〇〇教授
××学部××学科4年 191001(学籍番号)△△です。
私事で誠に恐縮なのですが、深夜に実家の父親の容態が急変し危篤状態となりました。
医師によると一刻の猶予も許さない状況のため、病院で付き添いたいと考えております。
そのため、明日のゼミを欠席させて頂きたくご連絡致しました。
宿題となっていたレポートは取り急ぎこちらのメールに添付して提出いたします。
修正等ございましたら、ご指摘いただけると幸いです。
急なご連絡となり大変申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い致します。
大学生の場合、あまり目上の人へメールを送る機会もなく、メールと言えば友達とのやり取りばかりと言う人が多いかと思います。
しかし大学教授は友達ではないので、きちんとビジネスマナーに則った形式でメールを作成するようにし、家族が危篤で付き添いたいため、休みが欲しいことを簡潔に記載するようにしましょう。
友達とのメールではあまり付けない件名や、始めの自己紹介は忘れがちなので注意してください。
また、他の大学でも教壇に立たれている教授には念のため大学名から記載するとよいでしょう。
さらに、大学は生徒数が多いので場合によっては生徒の名前と顔が一致しないことも想定できます。
念のため学籍番号も一緒に記載しておくと安心でしょう。
危篤の連絡を受けた場合のメール文例
逆に危篤の連絡メールを受ける立場となった際、そのメールにはどのように返信すればよいのでしょうか?
会社の上司、部下、友人や知人の場合でそれぞれ確認していきましょう。
会社の上司に返信する場合
××です。
お父様の件、承知いたしました。
仕事に関しては私共で対応致しますので、ご安心ください。
お父様のご容体が快方に向かわれることを願っております。
上司へのメールの場合、理解した旨を応答する際「承知いたしました」という表現を使うようにしましょう。
なぜなら「了解しました」という表現を偉そうだと感じる人がいるからです。
また、上司を労うつもりで「元気を出してください」といったような表現も上から目線のように感じる可能性があるため注意しましょう。
会社の部下に返信する場合
××です。
ご連絡ありがとうございます。
仕事のことは気にせずお父さんに付き添ってあげて下さい。
また、出社出来そうな目安が分かったら連絡ください。
部下は仕事を休むことを少なからず申し訳なく思っているはずですから、「仕事のことは気にせず」といった一言を入れてあげるだけで気が楽になることでしょう。
ただ、そうは言ってもいつ出社出来るか上司としては把握する必要はあるので、出社可能な時期の連絡の依頼は忘れず記載するようにしましょう。
友人・知人に返信する場合
お父さんとの時間を大切に過ごしてね。
何か辛いことがあったら話聞くから気軽に連絡してね。
友達からのメール連絡の場合、ビジネスメールのような堅苦しい形式にとらわれる必要はありません。
ただ、友達だからと安易に「元気出しなよ」「クヨクヨしてもしょうがないよ」「しっかりしなよ」といった言葉をかけるのは励ましのつもりだとしても、相手を傷つけかねませんので注意してください。
相手の立場に立って辛い心に寄り添うような言葉を選ぶようにしましょう。
友人の家族が危篤の場合の注意点
では、友人の家族が危篤の場合、なにか自身の行動に関して注意するポイントはあるのでしょうか?
お見舞いは基本行かない
友人の家族が危篤だと聞いてもお見舞いには行かないようにしましょう。
危篤とは命が危ぶまれている状態と言えますが、いつ亡くなるかそれとも持ち直すか誰にも分かりません。
そんな状況で友人も疲弊していることは間違いないでしょうから、安易にお見舞いに訪れても気を遣わせるだけです。
ただし、友人からお見舞いに来て欲しい旨を依頼された時は、お見舞い品やお見舞い金は持たずに急いで駆け付けるようにしましょう。
以下の記事で、もしお見舞いをする際のマナーについて解説をしていますので、併せてご覧ください。
電話は控える
また、電話も控えるようにしましょう。
先ほど説明した通り、一刻を争う事態に友人は疲弊していることは間違いありません。
励ますつもりで電話をしたとしても迷惑となる可能性が高いので、相手から連絡が来るまではこちらからアクションを起こすのは止めておきましょう。
危篤の時のメールについてまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では、危篤になった場合のメールの文例について以下の項目を解説していきました。
危篤とは病気や事故で重篤な症状に陥り、命の危機が訪れている状態。
家族の危篤を理由に休む旨を上司や教授にメールで伝える場合は、ビジネスマナーに則り、簡潔に用件を記載する。
会社の上司からの連絡の場合は、上から目線の内容にならないように注意し、部下からの連絡は仕事を休む罪悪感を持たせないような配慮をしてあげると良い。
友人、知人の場合は堅苦しい内容でなくてよいが相手の不安な心に寄り添ってあげる内容が好ましい。
友達の家族が危篤の場合は安易にお見舞いに行ったり、電話をかけたりはしない。
家族が危篤になった際の仕事や学校への休む旨の連絡は、マナーに則って行えば問題はないでしょう。
また危篤の連絡を受ける立場となった時は相手の心に寄り添った内容を返信して上げると親切です。
ぜひメール作成の参考にしてください。
危篤の際の連絡方法についてさらに詳しく知りたいという方は、以下のリンクも合わせてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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