香典返しをする際には六曜を考慮するの?香典返しのマナーもご紹介!

香典返しをする際には六曜を考慮するの?香典返しのマナーもご紹介!

葬儀と六曜に関係があることは広く知られていますが、葬儀後に参列者に送る香典返しと六曜にも関係があるのでしょうか?今回は、葬儀や香典返しと六曜の関係性や香典返しを送る際に重要なマナーについて詳しく解説します。

最終更新日: 2019年06月27日

香典返しと六曜の関係性について

葬儀

葬儀と六曜に関係があることは広く知られており、実際に葬儀の日取りに六曜が活用されています。
では、葬儀後に参列者に送る香典返しと六曜には関係があるのでしょうか?
今回「終活ねっと」では、香典返しと六曜の関係性や香典返しを送る際のマナーについて解説します。

  • そもそも六曜って何?

  • 六曜と葬儀にはどういう関係があるの?

  • 六曜と香典返しに関係はあるの?

  • 香典返しを送る時期はいつ?

  • 香典返しの品物の金額は?

  • 香典返しで避けた方がよい品物は?

  • 香典返しにお礼状は必要?

上記の項目について解説します。
香典返しと六曜の関係性について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

以下の記事では、香典返しに関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典返しの基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

六曜とは?

困った人々

六曜は、現代の日本で広く用いられている占いです。
冠婚葬祭との関係が深く、葬儀や結婚式の日取りに活用されることがあります。
しかし、六曜の意味を正しく理解している人は以外に少なく、間違った思い込みをしている人も見受けられます。

以下で六曜の基礎知識を解説します。

六曜とはなんなのか

六曜とは、日本の暦注(暦に記されている吉凶占い)の一種です。
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類があり、現在の日本で最も一般的な暦注と言われています。
古代中国発祥の吉凶占いとされていますが、詳しいことは分かっていません。

日本には14世紀ごろに伝わり、明治時代に現代の形に落ち着きました。
かつての中国では、時刻の吉凶占いとして用いられていましたが、現代の日本では、日の吉凶占いとして用いられています。
特に日本では冠婚葬祭との関係が深く、これらの日取りにおいて六曜が重視されることがあります。

六曜それぞれの意味と縁起のよさ

前述の通り、六曜には、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類があります。
以下でそれぞれの意味と縁起のよさについて解説します。

大安

大安(たいあん)は、万事に吉とされており、六曜の中で最も縁起がよい日です。
大安日、大吉日などとも呼ばれており、この日に物事を始めたり祝い事を行ったりするとうまくいくとされています。

特に結婚式は大安に行うのがよいとされており、現在の日本で広く見られる習慣です。
大安は祝い事を行う日という印象が強いですが、葬儀を行っても特に問題はないとされています。

友引

友引(ともびき)は、勝ち負けのない日とされており、正午は凶だがそれ以外の時間帯は吉とされる日です。
陰陽道に友引と呼ばれる方角があり、友人に災いが及ぶ方角とされていますが、六曜の友引とは無関係です。

正午を除くと縁起が良い日ですが、日本では友引の日に葬儀や火葬を行うと「死を呼ぶ」ため、基本的に葬儀や火葬は行わないという習慣があります。
実際に火葬場は友引の日を休みにしているところが多いため、告別式や火葬を行うことは避けられています。

この習慣は、江戸時代に「友引」の字面が「友を引く」という意味だと解釈されたことに由来しています。

先勝

先勝(せんしょう、せんかち、さきがち)は、できるだけ急ぐことをよしとする日です。
午前が吉、午後が凶とされており、吉の午前のうちに物事を済ませておくのがよいとされています。
また、訴訟などの勝負事も先勝の日に行うと勝てると言われています。

葬儀において先勝が重要視されることはなく、この日に葬儀を行うことを避ける習慣はありません。
ただし、先勝の次の日が葬儀や火葬が忌避される友引であるため、先勝の日に通夜を行うことは避ける傾向があります。

先負

先負(せんぶ・せんまけ・さきまけ)は、何事も静かに待つとよいとされており、先勝とは正反対の日です。
午前が凶で午後が吉とされており、焦らずにじっくりと物事を進めるとよいとされています。
午前のうちに済ませなければならないような急ぎの用事は、基本的に避ける傾向があります。

先勝とは逆に訴訟などの勝負事は避けるべきだと言われています。
葬儀において先負が重要視されることはなく、この日に葬儀を行うことを避ける習慣はありません。

赤口

赤口(しゃっこう、しゃっく)は、万事に凶だが正午のみ吉とされており、友引と正反対の日です。
吉の時間帯もありますが、基本的には凶日なので、この日に物事を行うことを避ける習慣があります。

葬儀においては赤口が重要視されることはなく、この日に葬儀を行うことを避ける習慣はありません。
凶日なので避けた方がよいと解釈する人もいますが、凶日はあくまで「物事の始め」や「祝い事」を避けるべきだということであり、葬儀を行っても問題ないと解釈されています。

仏滅

仏滅(ぶつめつ)は、万事に凶とされており、六曜の中で最も縁起が悪い日です。
あらゆる物事との相性が悪く、特に仏滅に結婚式を行うことを避ける風習があります。
葬儀において仏滅が重要視されることはなく、この日に葬儀を行うことを避ける習慣はありません。

ただし、「仏滅」という字面が「仏を滅する」と解釈されて仏式の葬儀は避けた方がよいと思われる場合があります。
しかし、六曜と仏教に直接的な関係はないため、気にする必要はありません。

先に解説した通り、六曜は古代中国発祥の習俗であり、仏教由来ではありません。
仏教で仏(釈迦)の死のことを「仏滅(入滅)」と呼ぶことがありますが、六曜の「仏滅」とは全く違うものです。

香典返しと六曜は関係あるの?

葬儀

六曜は葬儀の日取りに活用されることがあるため、香典返しとも大きく関係するように思えますが、実際はどうなのでしょうか?
以下で香典返しと六曜の関係について解説します。

香典返しと六曜に関係性はない

結論から言うと、香典返しと六曜に関係はありません。
香典返しは、後日、参列者宅に郵送する(近年は当日渡しも多い)ことが多いですが、六曜を考慮して着日指定をするような配慮は必要ありません。

「仏滅」の項で解説した通り、六曜と仏教には基本的に関係がありません。
友引の日に葬儀や火葬を避ける習慣は例外的に普及していますが、それ以外の葬儀に関わる物事(法事など)に六曜が影響することはありません。

香典返しを送る時期は忌明け

香典返しを送る際に六曜を気にする必要はありませんが、送るのに適切とされる時期は別にあります。
香典返しは、忌明けから1カ月以内に送ることが一般的です。
忌明けとは、四十九日法要が終わり、葬儀に関わる一連の儀式が全て終わったころのことです。

忌明けは法要が全て終わり、遺族がようやく落ち着けるころなので、遺族側に香典返しを送る余裕が生まれます。
また、香典返しは参列者に法要が全て終わったことを報告する意味もあるため、忌明けがよいとも言われています。

香典返しのマナー

葬儀

香典返しは、適当に品物を選んで送ればよいというものではありません。
品物の金額や内容などに十分注意する必要があります。
以下で香典返しのマナーについて解説します。

香典返しは半返しが基本

香典返しに送る品物の金額は、「半返し」が基本です。
半返しとは、頂いた香典の半額の品物を送ることです。
例えば香典の金額が3万円だった場合、半額の1万5千円程度の品物を選ぶことになります。

ただし、あくまで大ざっぱな目安であり、実際にはケース・バイ・ケースです。
香典には、葬儀費用を皆で負担するという相互扶助の意味もあります。
半返しにこだわって高額の香典を頂いた参列者に高額の品物を渡してしまうと、相手を恐縮させてしまう場合があります。

香典の半額を上限として適度な金額の品物を選ぶとよいでしょう。

香典返しに適さない品物

香典返しでよく選ばれる品物は、お茶やお菓子などの食べ物や、洗剤やタオルなどの日用品が多いですが、特に決まっているわけではありません。
最近ではカタログギフトや商品券を送る場合もあり、香典返しに選ばれる品物の幅は広がっています。

ただし、香典返しに適していないとされる品物があり、これらの品物はいまだに避けられる傾向があります。
以下で香典返しに適さない品物について解説します。

お酒類

お酒類は、特に神事におけるお祝い事で用いられる印象が強いため、香典返しには適さないとされています。
ただし、最近では故人が好んていた物を香典返しとして送ることが増えています。

故人がお酒好きだったのであればお酒を送る場合もあり、一概に適さないとは言えませんが、基本的には避けた方がよいでしょう。

四足生臭もの

四足生臭ものとは、肉や魚などのことです。
肉や魚は、香典返しに限らず葬儀では避けられることが多く、かつては忌明けまで肉や魚を食べないという風習もありました。

現在では、通夜や告別式の会食で肉や魚が供されることも珍しくありませんが、香典返しでは相変わらず避けられる傾向があります。
ただし、肉や魚の商品が含まれるカタログギフトであれば問題ありません。

鰹節や昆布

鰹節や昆布も香典返しには適さないと言われています。
お酒類と同じく、鰹節や昆布も基本的にお祝い事で用いられる食べ物であるため、弔事に関わる香典返しでは避けられています。

香典返しにはお礼状を添えよう

香典返しには、基本的にお礼状を添えます。
先に解説した通り、香典返しには法要が全て終わったことを報告する意味もあり、かつては遺族が参列者を訪ねてお礼と報告をしていました。

現在は、遠方に住む参列者も多く、遺族が直接訪ねることが難しいため、お礼状を添えることが一般的になっています。
ただし、香典返しを葬儀当日に渡す「当日返し」の場合は、口頭でお礼を伝えるため、お礼状は必要ありません。

香典返しに添えるお礼状について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

香典返しと六曜の関係性についてのまとめ

葬儀

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、香典返しと六曜の関係性や香典返しのマナーについて解説しました。
最後に記事の要点をまとめておきます。

  • 六曜とは、古代中国発祥の吉凶占いである。現代の日本では日の吉凶占いとして用いられており、冠婚葬祭の日取りに使われている。

  • 友引の日に告別式や火葬を行うことを避ける習慣がある。また、友引の前日が先勝であることから、先勝に通夜を行うことも避けられる。

  • 香典返しと六曜に関係はない。香典返しを送る際に六曜を気にする必要はない。

  • 香典返しは四十九日が終わった忌明けから1カ月以内に送る。

  • 香典返しに送る品物の金額は、香典の半額の品物を送る「半返し」が一般的である。

  • 香典返しの品物に、お酒類、四足生臭もの(肉や魚)、鰹節、昆布などを選ぶことは避けられている。

  • 香典返しにはお礼状を添えて送る。ただし、葬儀当日に渡す「当日渡し」の場合は必要ない。

香典返しと六曜に関係はありませんが、独特のマナーがあるため、いざというときに恥をかかないように、しっかりとマナーを覚えておきましょう。
「終活ねっと」では、他にも香典返しや葬儀全般についての記事を多数掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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