群馬県の香典は独特?新生活の香典相場やマナー、通夜についても解説

群馬県の香典は独特?新生活の香典相場やマナー、通夜についても解説

一言で葬儀といっても、全国各地には地域独特の慣習があります。そして北関東の群馬県も香典にまつわる独特の慣習があることで有名です。群馬県ならではの香典に関する独特の慣習とはどのようなものなのでしょうか。今回終活ねっとでは、群馬県の香典の慣習について紹介します。

最終更新日: 2020年12月18日

群馬県の香典について

葬儀

葬儀に対して私たちが持つイメージは、僧侶がお経を読んだり参列者が焼香したりするというものでしょう。
しかし全国各地には地域独特の葬儀にまつわる慣習が多く存在します。

そして北関東の群馬県でも香典にまつわる独特の慣習があることで有名です。
香典にどのような独特の慣習があるのか不思議に思う方も多いでしょう。
そこで今回「終活ねっと」では、群馬県の葬儀の独特な慣習についてご紹介します。

  • 群馬県の香典に見られる特徴とは?

  • 群馬県で特有な新生活の香典に関するマナーとは?

  • 群馬県のお通夜に見られる特徴とは?

全国各地の香典にまつわる特徴に興味のある方にとって非常に楽しんでもらえる内容となっています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

群馬県の香典の特徴は?

葬儀

群馬県は全国的に見ても香典関係で独特の慣習がある土地として知られています。
群馬県独特の香典にまつわる慣習は「新生活」と呼ばれるものですが、いったいどのようなものなのでしょうか。

新生活とは

群馬県で見られる新生活とは、葬儀の際に参列者側が香典として包む金額を少なくすることで、ご遺族側が香典返しをしなくてもよいとする慣習を指します。
この慣習はもともと終戦直後の時期に群馬県で行われていた新生活運動が起源です。

終戦直後は日本中がどこも焼け野原で多くの人々が経済的に困窮している状況でした。
群馬県も例外ではなく、経済的に苦しい状況を乗り越えるために贅沢を控えることで経費を切り詰める必要がありました。

葬儀の香典については、参列者もご遺族も極力負担がかからないようにする慣習が生まれました。
香典の額を抑えることで特にご遺族が故人を見送った後に迎える新生活を応援するという趣旨です。

より具体的には、参列者側も香典の金額を1000円から3000円程度にすることで、ご遺族も香典返しせずに済むというやり方です。
戦争が終わってから長い年月が経った現在でも、群馬県や埼玉県などではこのようにして葬儀の際の経済的な負担を軽くするための慣習が残っています。

受付が一般と新生活に分かれる

群馬県など新生活の慣習では、葬儀会場の受付が一般用と新生活用に分かれます。
一般用の場合は普通の相場で包んだ金額をお渡ししたうえで普通通りに香典返しを受け取りますが、新生活用の場合は比較的少なめの香典をお渡しするだけです。

もし群馬県で行われる葬儀に参列するのであれば、受付が分かれていることをあらかじめ理解したうえで驚かないようにしましょう。
また受付係を行う場合も、事前に新生活の慣習や受付が分かれることを知っておくことが大切です。

群馬特有の新生活の香典におけるマナー

葬儀

群馬県のほか埼玉県の一部地域で残っている新生活の慣習ですが、香典の金額や書き方のマナーも知っておくとよいでしょう。
ここでは新生活で一般的な香典の相場や香典の書き方にまつわるマナーを詳しく見ていきます。

新生活の香典の金額相場

葬儀の参列者も、また葬儀を行う側であるご遺族のどちらにとっても極力経済的な負担を軽くする趣旨であるだけに、新生活の場合に包む香典の金額は比較的少なめです。
広めに考えると1000円から5千円が相場とされていますが、特に1000円から3千円を包む場合が多く見られます。

どちらにせよご遺族側としては、香典返しをしなくてもよい金額の範囲内といえるでしょう。
加えて5千円の場合、少額でも香典返しをする必要があるかどうか迷うこともあるため、極力5千円は包まない方がいいです。

香典の金額相場についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。

新生活の香典の書き方

新生活で香典を包む場合は、香典袋の書き方も大切です。
表書きは宗教・宗派に応じて御霊前や御仏前などと普通に書けばよいですが、表書きの左端に香典返しを辞退する旨を記します

辞退する旨を記す際には「新生活運動の趣旨に沿って香典返しを辞退します」というように、新生活運動の趣旨が動機であることを明記しましょう。
なお香典袋への一般的な表書きの書き方については以下の記事で詳しく説明されていますので、ぜひともご活用ください。

香典返しは辞退するのが一般的

新生活では香典返しを辞退するのが一般的です。
参列者とご遺族がお互いに経済面で助け合う趣旨であるため、ご遺族に余計な負担を掛けないようにするためにも、香典返しはきちんと辞退しましょう。

そのためにも上記のように表書きの左側に香典返しを辞退する旨は忘れずに記しましょう。
もし香典袋のスペースに不安がある場合は「新生活」の文言だけでも大丈夫です。

香典返しを送る場合は?

もし新生活で香典をいただいたにもかかわらず、香典袋に特別な記載がない場合は新生活であっても香典返しを行います。
新生活で香典返しをする場合の相場は500円程度と、東日本の一般的な香典返しの相場である香典の半額よりもはるかに低めです。

なお香典返しの品物はハンカチや靴下、タオルなど500円で購入できるような品物が多く選ばれます。
一般的な香典返しの場合に多く選ばれる品物については以下の記事で詳しく説明されていますので、ぜひともご活用ください。

群馬県のお通夜の特徴

葬儀

群馬県の葬儀にまつわる慣習は香典だけではなく通夜にも見られます。
具体的には、通夜の儀式が終わった後に行われる通夜ぶるまいが行われない点が大きな特徴です。

ただし参列者に対する通夜ぶるまいを行わない代わりに、数百円程度のお酒やおつまみ、コーヒー、お茶などをお渡しして感謝の気持ちを示します。
なお故人のご遺族やご親族については、他の地域と同じように通夜ぶるまいを行うのが一般的です。

群馬県の香典についてまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、群馬県の葬儀の独特な慣習について見てきました。
今回の記事で触れた内容をまとめますと、以下の各ポイントに示す通りになります。

  • 群馬県で見られる香典の慣習に「新生活」というものがある。
    終戦直後の経済的に困難な時期に葬儀の負担を極力抑えて支え合うためにできた慣習で、葬儀の受付が一般用と新生活用とに分かれている。

    なお新生活で香典を包む場合、包んだ参列者はご遺族からの香典返しを受け取らないのが一般的である。

  • 新生活の趣旨で香典を包む場合は、1000円から5千円が広めの相場だが、特に香典返しが不要になりやすい1000円から3千円の範囲で包む場合が多い。
    香典袋には普通通りに表書きを書いたうえで、その左端に新生活を理由に香典返しを辞退する旨を記す。

    ただし新生活で香典を受け取っても、そこに香典返しを辞退する旨が記されていない場合は500円程度で香典返しをお渡しする。
    なお新生活の場合、香典返しの品物はタオルや靴下、ハンカチなどといった日用品が選ばれる場合が多い。

  • 群馬県の葬儀で見られる独特な慣習には、通夜に関するものもある。
    群馬県で行われる通夜は、儀式終了後に参列者に対して通夜ぶるまいは行わない。
    その代わりに参列者への感謝の気持ちとして、数百円程度のお酒やおつまみ、コーヒーなどをお渡しする。

    ただご遺族やご親族だけは普通通りに通夜ぶるまいを行う。

参列者側で包む香典の金額を極力少なくして、ご遺族側からの香典返しを辞退する新生活の慣習は群馬県ならではの葬儀関係の慣習です。
戦後の経済的に困難な時代の名残で残っていますが、葬儀という大変な場でも参列者とご遺族が支え合う趣旨で現在も行われています。

このため将来的に群馬県に移住する場合や、群馬県で行われる葬儀に参列する場合は事前に新生活の慣習について知っておいた方がよいでしょう。
そうすればご自身も戸惑わずに済みますし、ご遺族にも余計な負担を掛けずに済みます。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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