葬儀屋になるには資格が必要?葬儀屋の仕事や開業のための資格も解説

葬儀屋になるには資格が必要?葬儀屋の仕事や開業のための資格も解説

葬儀は故人とご遺族にとって最期のお別れをする大切な儀式です。その葬儀を取りまとめる葬儀屋になるためには何か特別な資格を取得しなければならないのでしょうか?葬儀屋にまつわる資格について、また葬儀屋になるためにはどのようにすれば良いのか詳しく紹介します。

2019-03-10

葬儀屋の資格について

葬儀

現代の社会では、数多くの職業が存在していますよね。
また近年では、趣味の域を含めると実に様々な資格があり、将来自分が就きたい職業に合わせて資格を選ぶ必要があります。
また、資格を持っていることによって職場からの評価も高くなり、給料に資格手当てが支給されるというケースも多くあるでしょう。

ところで、葬儀屋さんにも特別な資格が必要なのでしょうか?
葬儀には様々なマナーがあり、葬儀を取り仕切る葬儀屋には難しい資格が必要にも思えます。
今回の終活ねっとでは、葬儀屋の資格について詳しく紹介していきます。

  • 葬儀屋とは、どのような仕事をしているの?

  • 葬儀屋になるには資格が必要?

  • 葬儀屋が持つと良い資格とは?

  • 葬儀屋になるためには?

  • 葬儀屋を開業するためには資格が必要?

以上の流れに沿って紹介をしていきます。

葬儀屋の開業を目指す方や葬儀屋に就職を考えている方にも役に立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

葬儀屋さんはどんな仕事をしている?

葬儀

葬儀屋とは、葬儀の全てをお世話する職業です。
葬儀屋の仕事を具体的にみていきましょう。

一般的に葬儀屋は、いつでも訃報の連絡を受けることができるように24時間体制で待機をしています。
訃報の連絡を受けると、ご遺族より指定された場所へと出向き、今後の葬儀についてご遺族と打ち合わせを行います。
その後、ご遺体を指定の場所へと移し安置します。

ご遺体を安置すると同時に、葬儀の準備や火葬・霊柩車などの手配を行っていきます。
そしてご遺体を納棺し、通夜の会場へと運びます。
通夜の席では司会進行を行い、今後のスケジュールなどをご遺族へ説明します。

葬儀・告別式では、司会を行う人、参列者の方の誘導を行う人、会場をセッティングする人など複数のスタッフでそれぞれ役割を分担して行います。

そして告別式が終了次第、会場の片付けを始め、火葬場から戻って来たご遺族を迎える準備をします。
ご遺族が火葬場から戻って来た後に初七日が行われ、その後会食となります。
ご遺族が会食をしている間に、骨壷やご遺影をきちんとご遺族へとお渡しできるよう準備をします。
全て終了し、ご遺族を見送ったところで葬儀屋の仕事が終了となります。

その後、請求書などの事務処理を行ったり、場合によっては仏壇のことなどご遺族からの相談にも応じることもあります。

葬儀屋になるには資格は必要?

困った人々

葬儀屋になるためには特別な資格が必要なのでしょうか?

結論から言えば、葬儀屋の仕事をするために必要な資格は特にありません
資格がなくても葬儀屋として働くことは可能です。

しかしながら、実際には葬儀屋として働く上で持っていると良いと言われている資格はるようです。
後に詳しく紹介しますが、その資格の一つに厚生労働省認定の葬祭ディレクターという資格があります。
この資格を持っていることで、葬祭業界において自分の知識や実力が一定のレベル以上あるという証明となります。

葬儀屋が持つと良い資格をご紹介

葬儀

先程、葬儀屋になるために資格は必要ないと述べましたが、実際に葬儀屋として仕事をする上で持っていた方が良いとされる資格があります。

ここでは、葬儀屋が持つと良いとされる資格についてみてきましょう。

葬祭ディレクター

葬祭ディレクターとは、葬祭ディレクター技能審査協会が実施している葬祭ディレクター技能審査に合格すると認定される資格です。
葬祭ディレクター技能審査は、厚生労働省が認定している試験です。
この葬祭ディレクターの資格を持っていると、葬祭業界で働く上で知識や技術が一定レベル以上あると認められるため、葬儀屋などで重宝されます。

葬祭ディレクターには1級と2級があり、毎年9月の友引に試験が行われます。
試験を受けるには、以下のような受験資格が必要となります。

  • 葬祭ディレクター2級

    「葬祭実務経験を2年以上有する者」

  • 葬祭ディレクター1級

    「葬祭実務経験を5年以上有する者」もしくは「葬祭ディレクター2級を合格し、その後2年以上の葬祭実務経験を有する者」

葬儀屋で仕事をする上で必要な資格は特にありません。
しかしながら、厚生労働省認定の葬祭ディレクター技能審査に合格し葬祭ディレクターの資格を持っていることで、葬祭業界において確かな知識と経験を持っていると評価されます。

仏事コーディネーター

葬儀が終わるとご遺族は法事を行ったり、仏壇などを購入すると思います。
その際に仏事コーディネーターの資格を持っていることで的確なアドバイスをすることができます。

仏事コーディネーターとは、仏事コーディネーター資格審査協会が実施している民間の資格です。
仏壇や仏具・法事といった仏教に関わる知識についてを認定する資格であり、仏事コーディネーターの試験に合格すると、仏事のプロとして評価を受け、仏壇仏具店などで大いに活躍することが可能です。

仏事コーディネーターの試験を受けるためには、以下のような受験資格が必要となります。

  • 満20歳以上になる仏壇仏具店の経営者もしくは社員であり、実務経験を3年以上有する者。

  • 全日本宗教用具共同組合の組合員もしくはその従業者。

仏事ディレクターの試験に合格すると、認定証と顔写真付きのIDカードが支給され、このIDカードは更新するにつれて色が変わります。
試験に合格してから5年目の更新まではシルバー、更新後はゴールドのカードになります。
更に10年目の更新時には星のマークが2つ付けられ、このIDカードを見ることで、確かな知識と経験を持っていることが分かるようになっています。

お墓ディレクター

お墓ディレクターとは、日本石材産業協会が実施している資格制度で、葬儀後に購入されるであろうお墓にまつわる知識や教養を認定する資格です。
お墓の種類や形状などのアドバイスや、お墓に使用する石材や加工法などの提案、墓地や埋葬・改装に関する法律上の手続きといったものから、お墓の歴史や文化に至るまで、お墓にまつわる広い知識や教養が問われる資格となります。

お墓ディレクターには1級と2級があり、試験を受けるために必要な受験資格は以下のようになります。

  • お墓ディレクター2級

    お墓もしくはお墓の関連業に携わる者(実務経験は問わない)。

  • お墓ディレクター1級

    お墓ディレクター2級を取得しており、かつ実務経験を3年以上有する者。

葬儀後にお墓を購入する際、お墓にまつわる知識を持っているお客様はそう多くはありません。
お墓に関してお客様へと様々なアドバイスを行うことができるお墓ディレクターは、お墓のプロとして石材店などで活躍することが可能です。

終活カウンセラー

終活カウンセラーとは、終活カウンセラー協会が実施する民間資格であり、葬儀を含む終活を行う方に対しアドバイスを行うアドバイザー的な存在です。

終活を行う上での悩みや疑問などをヒアリングし、それぞれの問題を解決するためにはどのような専門家に相談をすれば良いのかを的確にアドバイスします。
そのため、終活カウンセラーは、終活にまつわる幅広い知識だけではなく、人とのコミュニケーション能力なども必要となります。

終活カウンセラー自体は実務を行うことは出来ないため、あくまでも相談者と相談者の問題を解決するための専門家との橋渡しの役割を担います。
しかしながら、終活カウンセラーの資格をとることで葬儀などの終活にまつわる知識を得ることができるため、葬儀屋として持つと良い資格となります。

葬儀屋さんになるには?

葬儀

これから先も葬儀屋の需要がなくなる可能性は低く、将来的に葬儀屋になりたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、葬儀屋になるためにはどのような方法があるのかみていきましょう。

学校で勉強して就職する

葬儀屋になるために一番手堅い方法として、専門学校へ通う方法があります。

看護学校や料理学校などのように、葬儀専門の学校として運営しているところはあまり無いようです。
しかしながら、ブライダル関係やホテル関係といったサービス業を専門に勉強する専門学校内で「葬祭マネジメント学科」、「フューネラル学科」といった学科を設けているところがあります。

このように、葬儀を専門に勉強できる学校は葬儀会社と提携しているところも多く、卒業後も比較的葬儀屋に就職しやすいと言えるでしょう。

バイトや派遣社員から就職する

近年では、バイト探しや転職活動もインターネットで行うこと出来ます。
このようにインターネットの求人サイトで検索をすると、時々葬儀屋の情報を見かけることがあります。
一般的には、葬儀屋としての求人よりは「葬祭ディレクター」や「セレモニースタッフ」といった名称で求人が出されていることが多いようです。

このような求人の多くは経験者を求めていることが多く、未経験でいきなり社員として入社するのは難しいかもしれません。
まずはアルバイトや派遣社員として葬儀屋に入社し、実際に葬儀屋で働きながら経験を積み、葬祭ディレクターの資格を目指せば更に就職もしやすくなるでしょう。

転職する

葬儀屋は家族経営をされているところも多く、特に地域密着型の葬儀屋の場合、求人を募集するよりは地域の方や知り合いに紹介をお願いすることも多いようです。

特に葬儀屋と深い関わりのある下請けの業者には葬儀屋から声がかかるケースもあり、また、逆に自ら葬儀屋に声をかけて転職活動を行うケースもあるようです。

葬儀屋を開業する場合に資格は必要?

困った人々

葬儀屋になるためには特別な資格を必要としませんが、葬儀屋を開業する場合には何か資格が必要なのでしょうか?

結論から言えば、葬儀屋を開業する場合であっても必要な資格はありません
税務署で開業届けを提出することで葬儀屋を開業することが出来ます。

霊柩車などを保有する場合であれば、国土交通大臣と地域運輸局から「一般貨物自動車運送事業(霊柩限定)」の許可が必要となりますが、霊柩車の運用を外注する場合には何も問題はありません。
また、式場なども自治体などで借りることが可能なため、開業時に無理に準備をしなくても特に問題はありません。

このように、葬儀屋を開業するために特別な資格は必要としませんが、開業をする以上、葬儀にまつわる知識はきちんと身につけてから開業しなければならないでしょう。

葬儀屋の資格に関するまとめ

葬儀

今回終活ねっとでは、葬儀屋の資格にまつわる記事を紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめると以下のようになります。

  • 葬儀屋の仕事は、訃報の連絡を受けてから通夜・葬儀・告別式・火葬・初七日を終え、故人のご遺影と骨壷をご遺族にきちんとお渡しするまで、葬儀の全てをお世話する職業である。

  • 葬儀屋になるために特別な資格は必要としない。

  • 葬儀屋がもつと良い資格に、葬祭ディレクター、仏事コーディネーター、お墓ディレクター、終活カウンセラーなどがある。

  • 葬儀屋になるための主な方法として、学校で勉強して就職する、バイトや派遣社員から就職する、転職するといった方法が挙げられる。

  • 葬儀屋を開業するために特別な資格は必要としない。

葬儀には、古くからの風習やマナーなどが多くあります。
そのため、葬儀屋になるためには難しい資格が必要に思う方も多かったのではないでしょうか?
今回の記事で、葬儀屋になるためにも葬儀屋を開業するためにも特別な資格を必要としないことが分かりました。

しかしながら、葬儀屋は、葬儀に関すること全般のプロであることには変わりません。
また、葬儀屋になるためにはもっておいた方が良いとされる資格もたくさんあります。
これから葬儀屋を目指す方は、ぜひこれらの資格を取得し、知識や技能面だけではなく、ご遺族にとって精神的にも安心して葬儀を任せることができる葬儀屋を目指してはいかがでしょうか?

終活ねっとでは、葬儀に関する記事を多数掲載しています。
ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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