香典の裏書きの書き方|金額・住所・数字・注意点・表書き

香典の裏書きの書き方|金額・住所・数字・注意点・表書き

香典で書く項目といえば表書きや名前などがありますが、ほかにも裏書きと呼ばれるものもあります。表書きであればまだイメージがしやすいですが、裏書きとなるとどのようなものかがあまり想像のつかない方が多いのではないでしょうか。今回は香典の裏書きについて見ていきます。

最終更新日: 2020年12月17日

香典の裏書きはどう書くの?

葬儀

葬儀やお通夜などで香典を持参する際、香典袋にいろいろと書く必要があります。
主に書くべき項目として、香典の目的を示す表書きや包んだ方の名前などが挙げられますが、他にも裏書きというものも重要です。

裏書きについては表書きの逆のように見えますが、いまいちどのようなものかがよくわからない方も多いでしょう。
はたして裏書きとはいったいどのようなもので、何のために記すものなのでしょうか。

そこで今回「終活ねっと」では、香典の裏書きについていろいろと見ていきます。

  • そもそも裏書きとはどのようなものなのか?

  • 香典の裏書きの書き方とは?

  • 中袋が付いていない場合の香典の包み方とは?

  • 香典にまつわるマナーとは?

裏書きがどのようなものなのか気になる方や、初めて裏書きという言葉を聞いた方にとって理解しやすい内容となっております。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

そもそも裏書きとは?

葬儀

最初に、裏書きとはいったいどのような意味を指す言葉なのでしょうか?
まずは裏書きについて簡単に説明しておきましょう。

裏書きとは、香典袋の裏面に書く項目をまとめて指すもののことです。
具体的には香典として包んだ金額や香典を包んだ方の住所を記します。

なお裏書きは手持ちの香典袋に中袋が付いていない場合に記すものです。
このため一般的に中袋が付いている場合は裏書きはしませんので、この点も覚えておきましょう。

香典の裏書きの書き方

葬儀

裏書きに記入する項目には具体的にどのような書き方をするのでしょうか。
ここでは裏書きの書き方や作法について、より詳しく見ていきましょう。

香典袋の裏側に金額と住所を書く

先ほども少し触れましたが、裏書きとは香典袋の裏側に金額と住所を書き込むことです。
特に香典の金額はご遺族側が香典を管理したり計算したりする際に不可欠な情報となりますので、間違いなく書くようにしましょう。

金額

香典の裏書きで金額を書くときは、基本として「金○○圓」という書き方で香典袋の裏面右側に書きます。
書き方については、ちょうど契約書や株券などで使われる正式な書き方と同じです。

特に重要なのが数字の部分の記し方で、香典を書く際に多く使われる縦書きの場合は漢数字の旧字体を使って書くのが作法とされています。
漢数字の旧字体は具体的に以下の表に示すような表記です。

伍・陸・漆・捌の旧字体は、現在では使われることは少ないので、一般的な漢数字で書いても構いません。

普通の数字 漢数字の旧字体
1
2
3
5
6
7
8
10
100
1000
10000

なお上記の表では4と9について載せていませんが、これは香典では4と9は使われないためです。
4は「死」を、9は「苦」を連想させる縁起の悪い忌み数とされています。

住所

香典の裏書きで住所を書く場合は、香典袋の裏面左側に記します。
基本的に縦書きで書かれる場合が多いですが、縦書きで書く場合は数字の部分は漢数字を使いましょう。

なお住所で書く漢数字は普通に使われるもので大丈夫です。
さらに番地などに使うハイフンは縦ハイフンを使いましょう。

注意点

香典袋の裏書きを記すときは2つほど注意点がありますので、この点はしっかりと注意しましょう。
注意点として挙げられるのが、使用するペンに関することと数字の書き方です。

使用するペンは?

一般的に葬儀や四十九日までの期間に香典袋に表書きなどを書く場合は薄墨で、かつ筆ペンや毛筆を使って書くのが作法です。
しかし、裏書きの場合は葬儀や四十九日法要の場合でも筆ペンだけではなくボールペンなども使ってよいことになっています。

基本的に裏書きに記される金額と住所は、ご遺族側が香典の管理をするために必要な情報を書き込む意味があるためです。
このため作法にかなっているかどうかよりも、むしろわかりやすく書かれているかどうかの方が重要となってきます。

数字

裏書きで数字を書くときは、縦書きの場合は漢数字の旧字体、横書きの場合は算用数字を使います。
以下にいくつか具体例を記しますので、ご自身が実際に香典を包む際にお役立てください。

漢数字の旧字体 算用数字
三千円 参仟圓 3000円
五千円 伍仟圓 5000円
一万円 壱萬圓 10000円
三万円 参萬圓 30000円
五万円 伍萬圓 50000円
十万円 拾萬圓 100000円

中袋なしの場合の香典の包み方

葬儀

最近市販されている香典袋には実際にお金を包むための中袋が付いていることが一般的ですが、場合により中袋がない場合もあります。
中袋がない場合は香典袋自体にお金を包むことになりますが、どのようにすればよいのでしょうか。

この場合は直接香典袋にお金を包みます。
注意すべきなのが向きで、お札の肖像が印字されていない裏面を上に向けて、肖像の方が底側に来るように入れましょう。

中袋がない場合の香典袋の書き方やお金の包み方は、以下の記事により詳しく説明されています。

香典に関するマナー

葬儀

最後にここでは香典袋にまつわる作法を簡単に説明しておきましょう。

表書きの書き方

表書きは香典袋の中で最も重要で目立つ部分です。
このため香典袋の表書きは、相手方の宗教や宗派に適したものを選びます。

最も広く使われているのが御霊前で、ほかにも仏教であれば宗派問わず使うことができる御香料や御香典、キリスト教で宗派問わず使える御花代や御花料もおすすめです。
表書きについては以下の記事でより詳しく説明されていますので、ぜひともご参照ください。

金額相場

香典の金額相場は、特に葬儀や四十九日法要の場合では故人との関係別に決まっています。
特に血縁関係にある場合は、血縁関係にない場合よりも多く包むのが一般的です。

故人との関係別の金額相場

故人との関係別に見ると、故人が親の場合で5万円から10万円、兄弟姉妹で3万円から5万円、叔父や叔母の場合で1万円から3万円です。

また血縁関係にない知人や友人、会社の同僚などの場合はやや少なめで、5千円から1万円が相場とされています。
ただ血縁関係にない故人でも、生前に親しい付き合いをしていた場合は相場以上の金額包むとなおよいです。

葬儀で持参する香典の金額相場については、以下の記事でより詳しく説明されています。

法要別の金額相場

葬儀が終わった後に行われる法事でも香典の相場はおおよそ決まっています。
全体的には一周忌までであれば葬儀よりも若干低めの金額を、三回忌以降は1人当たりの金額が決まっている傾向です。

一周忌までであれば故人が親の場合で1万円から10万円、叔父や叔母の場合で5千円から3万円、知人や友人の場合で3千円から1万円程度とされています。
一方三周忌以降であれば1人あたり5千円から3万円ほど持参し、夫婦で一緒に包む場合はその倍の金額を包むのが一般的です。

法事で持参する香典の相場については、以下の記事でより詳しく説明されています。

渡し方・タイミング

香典は渡し方やお渡しのタイミングも重要です。
タイミングは葬儀会場に着いて受付で記帳を済ませるときが挙げられます。

お渡しするときはまず袱紗から香典袋を取り出して、受付係が見やすいように載せましょう。
そしてお悔やみの言葉や御霊前にお供えしてほしい旨を伝えつつ差し出します。

香典をお渡しするタイミングや渡し方の作法について詳しいことは、以下の記事をご参照ください。

香典の裏書きについて

葬儀

今回「終活ねっと」では、香典袋の裏書きについていろいろと見てきました。
内容をまとめますと、以下に挙げるポイントの通りです。

  • 裏書きとは香典袋の裏面に書く、香典として包んだ金額や包んだ方の住所のことである。
    なお裏書きは香典袋に中袋が付いている場合は書かない。

  • 裏書きで金額を書くときは、香典袋の裏面右側に記す。
    金額は「金○○圓」と記し、縦書きの場合は漢数字の旧字体で書く。
    住所も縦書きで書く場合は、番地などの数字を普通の漢数字を使って書く。
    筆記用具は表書きの場合と異なり、筆ペン以外にもサインペンを使ってもよい。

    数字については縦書きでは漢数字の旧字体を使うが、横書きの場合は算用数字を使って書く。

  • 中袋がない場合はお札を直接香典袋の中に包む。
    お札の裏面を上に向けた状態で、肖像が底側に来るように入れる。

  • 香典で表書きは、相手方の宗教・宗派に適したものを選んで書く。
    金額相場については葬儀と一周忌までの法事の場合は故人との関係性に応じた金額を、三回忌以降は1人当たり5千円から3万円ほどを包む。

    お渡しは会場で受付する際で、袱紗から取り出して係員の見やすい向きに載せたうえで、お悔やみの言葉などを掛けつつ差し出す。

香典の裏書きとは、香典袋の裏面に記す金額や住所をまとめた言葉のことですが、中袋がある場合は書きません。
書くときは特に金額の数字の書き方に注意しましょう。

以下の記事では、香典を連名で出す際の書き方や金額相場について解説しています。
ぜひ、こちらの記事も併せてご覧ください。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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