香典袋の旧姓の書き方とは?中袋がある場合とない場合に分けて解説!

香典袋の旧姓の書き方とは?中袋がある場合とない場合に分けて解説!

葬儀で持参する香典袋には必ず名前を記すのがマナーとされています。夫婦で一緒に名前を書く場合も多いですが、もし妻が旧姓を書きたいということになった場合どのように書けばよいのでしょうか。今回は妻の立場で香典袋に旧姓を書く方法について見ていきます。

最終更新日: 2020年12月17日

旧姓の香典について

葬儀

葬儀やお通夜で故人を弔う気持ちを包み喪主にお渡しすることになる香典ですが、香典を包む香典袋には表書きとともに名前を必ず書くのが作法とされています。
名前は基本的に香典を包んだ方のフルネームを書きますが、中には夫婦連名で香典を包んで2人の名前を一緒に書くこともあるでしょう。

この場合、夫であればそのままフルネームで書くということで問題ありませんが、妻の場合は下の名前を書くというのが一般的です。
ただ妻の中には旧姓で書きたいという方も多いでしょう。
中には籍を入れることなく旧姓を今まで通り使う方もおり、今後増えていくことも予想されます。

だからこそ今後のことを考えれば、香典袋に旧姓を書く方法やマナーは知っておいた方が良いといえるでしょう。
そこで今回「終活ねっと」では、香典袋に旧姓を記すための方法やマナーについて詳しくご紹介します。

  • 旧姓を香典に書いても問題はないのか?

  • 葬儀の受付で記帳する際に旧姓を書いても良いのか?

  • 香典の書き方にまつわるマナーとは?

  • 香典の金額相場は一般的にいくら?

香典袋に旧姓を書く方法を知りたい方にとって非常に役立つ内容となっていますので、ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

旧姓を香典に書いていいの?

葬儀

香典袋に名前を書く際に旧姓で書きたいと考える方は非常に多いでしょう。
はたして旧姓で名前を書くことは、香典袋の書き方からして作法にかなったものなのでしょうか。

ここでは香典袋の名前を旧姓で書くことが大丈夫なのかどうかや、実際に書く場合の方法を詳しく見ていきましょう。

結婚したことを知らない相手であれば可能

一般的には結婚した立場で香典袋に名前を書くときは、夫の姓に合わせて夫のフルネームと妻の下の名前で記すのが作法とされています。
このため一見すると旧姓を記すというやり方はできないように見えるでしょう。

しかし故人やそのご遺族が結婚した事実を知らない場合であれば、旧姓を使って書いても問題はありません。

恩師や同級生

学生時代の恩師や同級生が故人である場合、旧姓で名乗ったり呼ばれていたりしていた関係であることから旧姓の方がわかりやすいでしょう。
このため新しい名字に添える形で、カッコをつけつつ「旧姓○○」というように記す方法がおすすめです。

スペースに余裕がある場合は、同窓の学校名や実家の住所も合わせて書くとよいでしょう。
特に結婚したことさえ知られていない場合、この方法は有効です、

何年かに一度しか会わない知人

知人の中には、何年かに一度程度しか会わないような付き合いの方もいるでしょう。
このように疎遠な関係の方が故人の場合は、結婚報告をしているかどうかで書き方も変わってきます。

もし結婚報告をして相手が新しい姓を知っている場合であれば、一般的な夫のフルネームに合わせた書き方をしましょう。
しかし故人が新しい姓を知らない場合であれば、旧姓をそのまま記しても問題はありません。

その他

以上のケースに当てはまらない場合で、たとえば夫の代理で葬式に参列することになった場合は旧姓を書くということはありません。

外袋で表書きの下に名前を書く際も新しい姓を使ったフルネームで記します。
加えて中袋に書く場合も新しい姓を使って名前を書くようにしましょう。

香典袋の旧姓の書き方

ケースごとに旧姓を書くべきかどうかについて見てきたところで、ここからは具体的な旧姓の書き方を見ていきましょう。

香典袋への旧姓の書き方は香典袋に中袋(内袋)があるかどうかで変わってきますので、両方のケースを覚えておくのがおすすめです。

中袋がある場合

コンビニやスーパーで市販されている香典袋には基本的に中袋が付いているため、市販の香典袋を使う場合はこちらの方法を特に知っておくとよいでしょう。
中袋が付いている場合は、外袋の方にはパートナーのフルネームに下の名前を添える一般的な書き方で書きます。

そして中袋の裏面にご自身の名前を記す際に旧姓を一緒に書くようにしましょう。

中袋がない場合

ただし香典袋も地域によっては販売されているものに中袋が付いていないケースもあります。
このような場合は外袋の名前を書くところに一般的なやり方と同じように名前を書いた後で、横に小さく「旧姓○○」というように記すようにしましょう。

葬儀の受付で旧姓を書いていい?

困った人々

葬儀で名前を書くことになるシーンは、香典袋に書く場合だけではありません。
会場に設置された受付で記帳をするときも必ず名前を書くことになります。
この際にも姓を書くときに旧姓で記したいと考える方はいるでしょう。

結論を先に書くと、受付で記帳する際にも旧姓を書くことはできます。
そうなると記帳の際に旧姓を記すときはどうすればよいのでしょうか。

一般的に結婚している場合での記帳する方法は、新姓で記すのが作法です。
このため最初は新しい姓で名前を記した後、名前の下の方にカッコつきで「旧姓○○」と書くようにしましょう。

香典の書き方

葬儀

香典袋に書く項目は名前のほかにも、表書きや香典として包んだ金額が挙げられます。
ここでは表書きや金額の書き方についても触れておきましょう。

表書き

香典袋に記される表書きは、香典を何のために包んでお渡しするのかを示す役割があります。
誰の目から見てもわかりやすい場所に書かれるため、適切な表書きを書くことは非常に重要であるといってよいでしょう。

表書きは相手方の葬儀を行う宗教や宗派によって適切なものはさまざまです。
間違えて恥ずかしい思いをしないように以下の各項目で見ていきましょう。

仏式の場合

日本で行われている葬儀で最も多いのが仏教の考え方に基づいた仏式葬儀で、僧侶の方がお経を唱え、参列者が焼香を行うというもイメージどおりのものです。
仏式葬儀で最も広く使われる表書きに御霊前があり、ほとんどの仏教宗派の葬儀であれば使うことができます。

ほかにも仏教のどの宗派でも使えるものに御香典や御香料もあり、もし宗派がどうしてもわからないという場合に使うと無難です。

浄土真宗の場合

仏式葬儀の中でも、相手方の宗派が浄土真宗の場合は御霊前ではなく御仏前を使うのがマナーです。
実は浄土真宗の場合、亡くなった方は霊の状態を通り越して仏様として極楽浄土に生まれ変わるという考え方があります。

このため四十九日などで使われる御仏前の香典袋に香典を包んで持参するとよいでしょう。
なお浄土真宗でも御香典や御香料の表書きを使うことができます。

神式の場合

神社で知られる神道に基づいた神式葬儀の場合も、御霊前の表書きをそのまま使うことができます。
神道の場合は、亡くなった方は50日間は霊の状態となっており、その後家を守る神様として生まれ変わるという考え方があるためです。

神道にはほかに独特の表書きもあります。
代表的なもので、御玉串料や玉串料、御神饌料です。

キリスト教式の場合

教会で知られるキリスト教の場合、御霊前はカトリックでのみ使うことができます。
大きな宗派としてカトリックのほかにもプロテスタントがあるキリスト教の場合は、御花代や御花料が最も無難な表書きです。

ほかにもカトリック専用の御ミサ料と、プロテスタント専用の弔慰金がありますが、両方とも他の宗派では使えないため、相手方の宗派を確認しておきましょう。

金額

香典袋には包んだ金額を書くのも一般的な作法とされています。
金額の書き方は普通に「○○円」ではなく、「金○○圓」と書くのが作法です。

数字の部分は縦書きの場合と横書きの場合で書き方が異なり、特に縦書きの場合は漢数字の旧字体である大字を使って書きます。

中袋ありの場合は中袋の表面に、中袋なしの場合は香典袋の裏面右側に記しましょう。
なお横書きで書く場合は、金額に合わせて住所や氏名も横書きにするとよいです。

注意点

さて香典袋の書き方では注意すべき点が何点かあります。
まず葬儀に持参する場合は、普通の濃さの墨ではなくある程度濃さが薄い薄墨を使うという点です。
葬儀は故人に対して弔意を示す場であるため、涙が混じって薄くなったように見える薄墨を使うのが作法とされています。

ただし中袋に金額などを記す際は、普通の濃さの墨を使ってもよいです。
これはご遺族側で香典の金額や持参した方の名前や住所を管理するためという理由があります。

また香典袋に表書きなどを記す際はサインペンやボールペンは略式とされるため、筆ペンや毛筆を使って記しましょう。

香典の金額相場

お金

最後にここでは葬儀や法事で持参する香典の相場について見ておきましょう。

通夜・告別式

最初に通夜と告別式、つまり葬儀の場合から見ていきましょう。
葬儀で持参する香典の金額相場は、故人とどのような関係にあったかによって変わってきます。

特に血縁関係で結ばれているうえに、血縁上近い故人の葬儀であればより多く包む傾向です。
具体的には親が故人の場合で5万円から10万円またはそれ以上、祖父母の場合で1万円から5万円程度、叔父や叔母の場合で1万円から3万円程度、知人や友人の場合で5千円から1万円となります。

葬儀の際に持参する香典の金額については、以下の記事でより詳しく説明されていますのでぜひともご参照ください。

四十九日

四十九日は故人が成仏する節目とされているため、香典も葬儀と同じくらいの金額を包むのが一般的です。
このため故人が親の場合で5万円から10万円程度、叔父や叔母の場合で1万円から3万円程度、知人や友人の場合で5千円から1万円ほど包みます。

四十九日に持参する香典の相場については、以下の記事でさらに詳しくご紹介されていますので、気になる方はご参照ください。

一周忌

故人が亡くなってちょうど1年の節目で迎える一周忌でも、故人をしのぶために法要を行います。
その際に持参する香典の金額は、四十九日法要までに比べて同程度かやや少なめの金額を持参してもよいです。

具体的には故人が親の場合で1万円から10万円、祖父や祖母の場合で5千円から3万円、叔父や叔母の場合で3千円から3万円、知人や友人の場合で5千円から1万円となります。
一周忌で持参する香典の相場については、以下の記事でより詳しく説明されていますので、興味のある方はぜひお読みください。

三回忌

三回忌以降は香典の相場もそれまでと異なり、1人につきいくらという形になるのが一般的です。
これは三回忌以降の法事では、基本的に参列者が故人のご遺族やご親族に限られてくる分、全体の人数も少なくなるためといえます。

さて三回忌法要の場合は、1人につき5千円から3万円が持参する香典の金額相場です。
なお夫婦で包む場合は2人分として倍の金額をまとめて包みます。
三回忌の香典の相場については以下の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひともご参照ください。

十三回忌

法事も十三回忌となると、以前に比べて参列する顔ぶれが随分と少なくなります。
ただ基本的には三回忌の時と同じくらいの金額を包んでおくとよいでしょう。

このため十三回忌で持参する香典の相場も5千円から3万円で、夫婦で一緒に包む場合は2人分として倍の金額を包みます。
十三回忌の香典で包む金額の相場配下の記事でさらに詳しいですので、ぜひともご参照ください。

旧姓の香典についてのまとめ

葬儀

今回「終活ねっと」では、香典袋に名前を書く際に旧姓を記す方法について見てきました。
内容をまとめますと、以下の各ポイントに示す通りです。

  • 香典袋に旧姓を書くことはできるが、基本的に故人やそのご遺族に結婚したことが知られていない場合であれば書いてもよい。
    旧姓を書くときは新しい姓を書いたうえで旧姓も併記するやり方が一般的である。
    場合により同窓の学校名や実家の住所も書く。

    旧姓を書くときは中袋が付いている場合は中袋の裏面に、付いていない場合は香典袋の裏面に記す。

  • 受付で記帳するときに旧姓を書く場合は、新しい姓で名前を記したうえで下の方に旧姓をカッコつきで記す。

  • 香典を書くとき、表書きは相手方の宗教や宗派に適したものを使う。
    金額を記すときは「金○○圓」という書き方を用い、数字は縦書きの場合は漢数字の旧字体を、横書きの場合は算用数字を記す。

    注意点として葬儀の場合は薄墨を使う点とサインペンなどではなく筆ペンなどを使って書くという点が挙げられる。

  • 香典の金額相場は葬儀や一周忌までの法事であれば、故人との関係に応じてさまざまである。
    しかし三回忌以降は1人当たりの金額が決まっており、夫婦で包む場合は相場の倍にあたる金額を包むことになる。

香典袋の名前で旧姓を記す場合は、基本的に新しい姓を使って名前を書いてから隣にカッコつきで旧姓を併記するやり方が一般的です。
言い換えれば新しい姓とともに書くことになる点は忘れないようにしましょう。

香典袋への名前の書き方については、夫婦連名で書いてもよいかどうかという点も疑問に感じる方が多いです。
以下の記事では夫婦連名で名前を書いてよいかどうかについて説明されていますので、ぜひともご活用ください。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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