香典を郵送する時のマナーは?|方法・手順・書き方・タイミング

香典を郵送する時のマナーは?|方法・手順・書き方・タイミング

香典はお葬式の際などに直接持参するという方が多いかと思いますが、遠方の方など、直接持参するのが難しいという場合もあるかと思います。香典は郵送でも問題はないのでしょうか?今回の記事では、香典を郵送してもよいかや、香典に沿える手紙の例文などについて紹介します。

最終更新日: 2020年12月16日

香典は郵送してもいいの?

葬儀

香典は、お葬式やお通夜の際に持参していくことが多いかと思います。
ただ、遠くて行けない場合であったり、どうしてもいけない場合も無いとは言い切れません。
香典は、郵送しても良い物なのでしょうか?

今回「終活ねっと」では、香典の郵送について以下の内容を紹介していきます。

  • 香典を郵送しても問題はないの?

  • 香典を郵送する方法、そして香典を郵送する際のタイミングについて

  • 気になる、香典の金額相場はいくらくらい?

  • 宗派ごとに分けた、香典の詳しい書き方

  • 香典を郵送で頂いたときは、香典返しはどのようにすれば良いの?

以上の点について、詳しく紹介していきます。
香典を送っても良いのか悩んでいるという方や、香典の書き方について悩んでいるという方がいましたら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

「DMMのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。
葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。

葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

香典を郵送しても問題はない?

困った人々

それでは、香典を郵送しても問題はないのかという事についてみていきましょう。

結論を先に書いてしまいますと、香典は郵送しても問題はありません
ですので、遠方で直接香典を持参することが出来ない、という方や何らかの理由でどうしても参列することが出来ないといった場合には、香典は郵送してもマナー違反にはなりません。

ただ、香典を郵送する際には知っておきたいマナーや、郵送する方法の決まりなどがあります。
香典を郵送してマナー違反になってしまわないように、次の項目で紹介する香典の郵送方法についての記事をぜひ詳しく読んでみてください。

香典を郵送する方法

困った人々

それでは、香典を郵送する方法について見ていきましょう。
郵送の手順や使用する不祝儀袋などについて順番に紹介していきますので、香典を郵送したことが無いという方もぜひご覧になってください。

郵送の手順

まずは、香典の郵送の手順について紹介していきます。
香典を送る際には、不祝儀袋の中に現金を入れて、お悔やみの言葉を添えた手紙を入れて送ります。
送るときは郵便局の窓口から送りましょう。

詳しい注意点などについては、以下の項目で詳しく紹介していきます。

使用する不祝儀袋・封筒

まずは、使用する不祝儀袋・封筒について紹介していきます。
どのようなものを使用するのか、そして注意点についても紹介していきますので順番に見ていきましょう。

不祝儀袋

香典を送る際には、不祝儀袋というものを使用しましょう。
不祝儀袋というのは葬儀などの際に現金を包むときに使用する袋の事で、香典袋と呼ばれるものと一緒です。
黒白の水引きが結ばれているのが特徴となっています。

まずは、こちらの不祝儀袋に送りたい分のお金を入れましょう。
不祝儀袋にお金を入れる際には、新札やあまりにしわしわのお札では失礼には当たります。
新札ですとあらかじめ準備をしていたように感じますし、しわしわのお札では印象も悪く失礼となります。
新札しか手元になく新札以外のお札が準備が出来ない、といった場合にはお札を半分に折れば失礼なく使用することが出来ます。

封筒

続いては、封筒についても見ていきましょう。
現金を送る際には、普通の封筒は使用することが出来ないので気を付けてください。

香典などで現金を送るというときには、現金書留の封筒を使用しましょう。
現金書留の封筒に、お金を入れた不祝儀袋とお悔やみの言葉を書いた手紙を入れたら、郵便局に行って現金書留を送る手続きをしましょう。

現金書留の送料は送る金額、そして重量によって異なりますので、送料は郵便局で調べてもらった方が良いかと思います。

宛名・住所の書き方

続いては、宛名・住所の書き方を紹介していきます。
誰を、どこの住所を書けばよいのかを順番に紹介していきます。

宛名は誰を書く?

香典の宛名は、喪主の氏名を記名するようにしましょう。
葬儀は喪主の方が一切を仕切っていますので、香典も喪主の方に送ります。

喪主の方がかかわりのない方ですと、喪主の方も誰から受け取った香典なのかがわからずに悩んでしまう可能性がありますから、一緒に添えた手紙には自分の名前や、故人との関係も記載しておくと良いと言われています。

また、喪主の方の名前がどうしてもわからず、宛名に困ってしまったという場合もあるかと思います。
こういった場合には、「(故人の方の名前)様ご遺族様」という宛名にすれば失礼なく香典を送ることが出来ます。

住所はどこを書くべき?

また、香典を送る際の住所は、喪主の自宅に送るようにしましょう。
宛名も喪主宛となっていましたので、住所も喪主の自宅に送るようにします。

そうなると、斉場へ香典を郵送したのでは駄目と思われた方もいるかと思います。
香典は現金書留で郵送しますが、現金書留では日時指定をすることが出来ません。
ですので、香典が斉場に届いたときに、喪主の方がいないという事も考えられます。

現金書留は送り先の本人が受け取らなければならないという決まりがありますので、不在の場合には現金書留を郵便局の方が一度持ち帰る、という事になります。

現金書留をより正確に喪主の方に届けるためにも、送り先は喪主の方の自宅にしましょう。

お悔やみの手紙を用意する

現金書留で香典を送る際には、お悔やみの手紙を用意しましょう。
手紙や封筒などのデザインについてなのですが、あまり明るい色のものは避けるようにしましょう。
基本的には無地タイプの封筒や便箋を使用するのがおすすめです。

ただ、色付きの封筒や便箋が必ずしも駄目だというわけではありません。
明るい色ではないグレーや、すみれ色などの封筒なら失礼な印象を与えることなく、手紙を送ることが出来るのではないでしょうか。

ですので、香典を送る際の便せんや封筒は専用のものを購入しておくことをおすすめします。
不祝儀用の送り状なども発売されていますので、香典袋などを購入する際には一緒にお買い求めになってはいかがでしょうか。

ここでは、香典に沿えるお悔やみの手紙の例文などを紹介していきます。

手紙なしでも問題ない?

郵送で香典を送る際、お悔やみの手紙を添えましょうという事を紹介しましたが、お悔やみの手紙は必ずなくてはならないものなのでしょうか?

手紙が必須なのか、という質問に答えるのなら、答えは必須ではないという事になります。
しかし、香典のみを送るよりもお悔やみの手紙が添えられていた方がより丁寧な印象を与えることが出来るでしょう。

失礼のないように香典を送りたいという方は、出来るだけお悔やみの手紙を添えた方が良いのではないでしょうか。

手紙の例文

続いては、香典にお悔やみの言葉を添えるための、手紙の例文について紹介していきます。
お悔やみの手紙は初めて書くという方ですと、書き方に困ってしまうという方も多いかと思います。
こちらの項目では、香典を送る相手ごとに分けて、香典に沿える手紙の例文を紹介していきますので、手紙の文に困っているという方がいましたらぜひご覧になってください。

また、香典を誰に送る場合であっても葬儀に出席できなかったことへのお詫びの気持ちと、遺族の方への励ましになるような文章の手紙にすると良いかと思います。
基本的なお悔やみの手紙の構成は、お悔やみの言葉を述べ、可能であれば故人との思い出を入れて、故人の冥福を祈る言葉を入れたら遺族の方も気遣う言葉も入れましょう。

また、お悔やみの気持ちを伝える際の手紙は、普段の手紙とは少し書き方が異なっています。
普段の手紙ですと「拝啓」などの頭語は不要となります。
そして、季節を表す時候の挨拶も不要となりますので、お悔やみの手紙には書かないように気を付けて下さい。

家族・親戚

まず最初に、家族・親戚の方に香典を送る際の手紙の例文について見ていきましょう。
親戚の方に香典を送る際の手紙の例文は、以下の通りになります。

〇〇様の突然のご逝去のお知らせを受け、ただ驚いております。

〇〇様もたいへん心を痛められ、気を落とされているかと思われますが、どうぞお気持ちを強く持っていただきますよう、お祈り申し上げます。

本来ならばすぐにお伺いするべきなのですが、遠隔地のために葬儀に向かうことが出来ずにいた失礼をお許しください。

ささやかですが、香料を同封しましたのでご霊前にお供えいただきますよう、お願い致します。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
友人・知人

続いては、友人・知人の方に香典を送る際の例文を紹介していきます。
こちらでは、ご両親が亡くなったという場合の友人へ向けた例文を紹介していきます。
以下が友人に香典を送る際の手紙の例文を紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。

〇〇様の突然のご逝去のお知らせを受け、ただ驚いております。

以前お会いした時にはお元気な姿でしたので、今でも信じられずにおります。
〇〇さんもどれほどお心を痛めているかと思いますが、どうぞ心を強く持たれますようお祈り申し上げます。

本来ならば弔問にお伺いしなければならないところなのですが、遠隔地によりお伺いすることが出来ず、大変申し訳ございません。

ささやかですが、心ばかりの香料を同封させていただきました。
御霊前にお供えいただきますよう、お願いいたします。

ご家族の皆様はどうぞ風邪などを引きませぬよう、ご自愛ください。

〇〇さんのお父様のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
会社

続きましては、会社あてに香典を送る際の手紙の例文を見ていきましょう。
今回の例文では、お世話になった会社の方が亡くなってしまわれた際の香典の手紙の文例を紹介していきます。

以下が会社のお世話になった方が亡くなってしまった際の、香典の手紙の例文となります。

貴社(役職名)〇〇様のご逝去のお知らせを承り、驚きで言葉を失っております。

ご生前、〇〇様には大変お世話になり、様々な指導を承りました。
本日の弊社がありますのも、ひとえに〇〇様のお力添えのお陰であります。

たいへんお力添えいただいた〇〇様の訃報を受け、社員一同これまでの感謝とともに、深い悲しみを感じております。
本来であればすぐに弔問に伺うべきなのですが、遠隔地のために弔問に伺うことが出来ず、暑中でのお悔やみとなってしまった失礼をお許しください。

心ばかりのお香典を同封しておりますので、〇〇様のご霊前にお供えしていただければ幸いです。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

香典を郵送するタイミングはいつまで?

困った人々

それでは、香典を郵送するタイミングは一体いつ頃が良いのでしょうか?
早い方が良いような気もしますし、少し期間を置いた方が良いのではないか、と考える方もいるかと思います。

実は、香典を郵送するにはちょうど良いタイミングがあります。

現金書留は本人が直接受け取らなければならないという決まりがありますし、葬儀前後の忙しい時期に届いてしまうようにするのは避けるようにしましょう。

また、49日の頃に香典返しの手配をしますので、それを超えて香典が届いてしまうと再度、香典返しの負担をかけてしまう事になってしまいます。

ですので、喪主の方に負担がかからないようにするために、香典は1週間から、1か月の間に届くようにすると良いとされています。

香典の金額相場

葬儀

続いては、香典の金額相場について見てみましょう。
いざ香典を送ろうと思っても、香典の金額相場がわからないと金額に悩んでしまうかと思います。
こちらでは状況別に応じた、香典の金額相場について紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

通夜・告別式

まず最初に、通夜・告別式の際の香典の金額相場についてみていきましょう。
香典は、故人との関係性がどの様なものであったかによって金額が変わってきます。

友人・知人の方が亡くなられた場合ですと5千円から1万円ほど、祖父母・配偶者の祖父母の場合ですと1万円から5万円ほどとなっています。

相手との関係性によって金額が変わりますので、詳しく関係性ごとに金額の相場を知りたい、という方はぜひ下の記事をご覧下さい。

四十九日

続いては、四十九日の香典の金額相場について見ていきましょう。
ご自身の年齢によっても金額に開きはあり、例えば両親や兄弟が亡くなられた場合ですと20代の方で1万円から、40代の方になると10万円まで金額相場が上がりますのでご自身の年齢によって金額相場を調べてみてください。

詳しい金額につきましては、以下の記事にて詳しく紹介していますのでぜひご覧になってください。

一周忌

続きましては、一周忌の場合の香典の金額相場を見てみましょう。

一例を紹介しますと、両親の場合ですと3万円から10万円ほど、そして祖父母の場合ですと1万円から3万円ほどが相場となっています。

こちらも、詳しい香典の金額相場につきましては下の記事にて詳しく紹介されていますので、詳しく知りたい方は下の記事をぜひご覧ください。

三回忌

続いては、三回忌の場合の香典の金額相場について紹介します。
三回忌の場合ですと、両親の場合には1万円から5万円ほどが香典の金額相場とされています。
そして、祖父母の場合ですと5千円から1万円ほどが香典金額の相場となっているようです。

他の関係性の方の香典の金額相場について知りたいという方は、下の記事でぜひ金額の相場を確認されてみてください。

十三回忌

続いて、十三回忌の場合の香典の金額相場について紹介していきます。
両親の十三回忌の香典の場合、1万円から5万円ほどが相場となっています。

十三回忌の場合には最後の法要となりますので、規模を大きくして行う場合もあります。
こういった場合には、香典は大目に持参した方が良いでしょう。

他の関係性の方の十三回忌の香典の金額相場について知りたいという方は、下の記事をご覧になってください。

香典の書き方

困った人々

続いては、香典の書き方について見ていきましょう。
香典が郵送でも良いという事は分かりましたが、香典の書き方がわからないという方もいるかと思います。
香典の書き方について知りたいという方はこちらをぜひご覧になってください。

表書き

まずは、表書きの書き方から紹介していきます。
宗派に分けて紹介していきますので、ご覧になりたい宗派の項目を確認してみてください。

仏式の場合

仏式の場合の表書きは、御香典・御仏前・御霊前などになります。
水引きの下中央には、差出人の指名を表書きよりも少し小さめの文字で書くようにしましょう。

浄土真宗の場合

浄土真宗の場合の表書きは、ご仏前またはその旧字体である御佛前という言葉を使用しましょう。
また、御香典という言葉も使用できるようです。

神式の場合

神式の場合の表書きの書き方は、御玉串料・御榊料・御神前・御花料などの言葉が使用されます。

キリスト教式の場合

キリスト教式の場合の表書きは、献花料という言葉を使用するようです。
プロテスタントでは、弔慰料カトリックでは、御ミサ料を使用することもあるそうです。

金額

香典袋の中に入れる中袋には氏名や住所、金額を書きますが、金額は表に漢数字で書きます
例えば、一万円の場合ですと金壱萬円・金一万円、五千円の場合ですと金五阡円・金五千円と書くようにしましょう。

注意点

香典にお金を入れる際には、中に入れるお札に注意しましょう
新札を香典に使用してしまうのは、前々から用意していたように感じてしまうため、失礼に当たります。
色々な宗派がありますが、この点ではどの宗派でも共通しているのだそうです。

新札しかないという場合でも、一度折り目を付けるなどすれば失礼には当たりません。
また、いくら新札が失礼だからといってあまりにくしゃくしゃなお札も失礼となりますので、注意してください。

また、お札を複数枚入れる場合には同じ向きになるように注意してください。

香典を郵送で頂いた場合の香典返し

葬儀

続いては、香典を郵送で頂いた場合の香典返しについて見ていきましょう。

香典返しについて

香典返しを郵送で送るといった場合にも、失礼には当たりません
香典の場合と同じく、遠方などで直接香典返しを返すことが出来ないといった場合には郵送しましょう。

以下の記事ではこのことについて詳しく紹介されています。
香典返しの郵送についてもっと詳しく知りたい方はぜひご覧になってください。

香典返しに添えるお礼状について

香典返しを送る際には、郵送の場合でも品物と一緒にお礼状を添えるのを忘れないようにしましょう。
お礼状に何を書けばよいかわからない、という方もいるかと思いますが、香典返しの専門店であればお礼状を作成してもらう事も可能です。

香典返しに沿えるお礼状についての詳しい解説につきましても、以下の記事にて詳しく紹介しています。
こちらもぜひご覧ください。

香典の郵送についてのまとめ

葬儀

いかがでしたでしょうか?
今回「終活ねっと」では、香典の郵送について、以下のようなポイントを紹介してきました。

  • 香典は原則的には直接持参するものですが、遠方の方などでどうしても持参することが出来ないという場合には香典を郵送しても問題はありません。

  • 香典は郵送しても問題はありませんが、書き方などの決まりがありますのでしっかりと確認して、失礼のないような香典を送るようにしましょう。

  • 香典を郵送する際には、香典返しの事も考え、1週間から1か月の間に届くようにしましょう。

  • 香典の金額相場は相手との関係によって変わってきますので、相手との関係にあった香典の金額相場を参考にしましょう。

  • また、香典返しを郵送で送るのも問題はありませんので、遠方の方などにはお礼状を添えて香典返しを郵送するようにしましょう。

遠方の方のお葬式の場合や、どうしても香典を持参することが出来ないといった場合には香典は郵送で送っても大丈夫です。
書き方、送り方などのマナーもチェックして、失礼のないように香典を送るようにしましょう。

また、「終活ねっと」では、香典を夫婦連盟で書いても良いのかどうか、という点などについて以下の記事で詳しく紹介しています。
こちらの記事も、ぜひ併せてご覧ください。

ここまで記事を読んでいただき、どうもありがとうございました。

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