香典は経費になるの?勘定科目・仕訳の方法についても詳しく解説!

葬儀で持参するものとして決まっている香典ですが、特にビジネス関係であれば次のような疑問がわくでしょう。香典は経費として計上できるのか、という疑問です。実際のところ香典は経費とみなされるのでしょうか?今回は香典が経費になるかどうかについて見ていきます。

目次

  1. 香典は経費になるのか?
  2. 香典は領収書がなくても経費になる
  3. 香典の金額に上限はあるの?
  4. 社葬の場合は経費になる?
  5. 香典が経費になるのかまとめ

香典は経費になるのか?

困った人々

葬儀で香典を持参するのは、ほぼ当たり前のように行われます。
そして、葬儀は身内や知人・友人との関係だけでなく、時にはビジネス関係で行われることも多いです。

ビジネス関係の葬儀で香典を持参した場合、多くの方がある疑問を抱くのではないでしょうか?
それは、「香典は経費にできるのか」という疑問です。
実際に香典は経費として計上できるのでしょうか?

そこで今回終活ねっとでは、香典を経費として計上できるかを、以下の3点を中心に詳しくご紹介します。

  • 香典は経費として計上できるのか?
  • 香典の金額に上限はあるのか?
  • 社葬で持参した香典は経費として扱われるのか?

ビジネス関係での香典にまつわる知識について、深く知りたいという方にとって役立つ情報を多く載せています。
ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。
香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。

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香典は領収書がなくても経費になる

お金

香典に限らずビジネス関係で発生したお金が経費になるかどうかは、事業をやっている方や事業に携わっている方にとっては気になる話題といえるでしょう。
ここでは、香典が経費とみなされるかどうかについて、詳しく見ていきます。

個人事業主でも香典は費用になる

結論から先に書けば、ビジネス関係で持参した香典は経費として計上することができます
そしてこの点は、企業経営をしている方だけではなく、個人事業主であってもあてはまることです。

ただし、経費として計上できる香典は、あくまでもビジネス関係の葬儀に対して包んだものに限られます。
別の言葉で言い換えれば、事業と関係ない方の葬儀に包んだ香典の場合は、経費として計上できませんので注意しましょう。

なおサラリーマンや公務員の場合は、残念ながら香典を経費として計上することができません。

領収書がないため会葬礼状を保存しておく

ただし香典については、領収書が発行されないのが一般的です。
ましてやご遺族に領収書を依頼することは、どこか不謹慎な行為のようでもあるため難しいでしょう。

このため会葬礼状をいただいた折に、香典のために出費した年月日や金額をきちんと記録しておくことがポイントとなります。

なおこの時に残した記録は確定申告の際に提出は求められないものの、税務調査が行われた場合に役立ちますので、きちんと残しておくとよいでしょう。

支払い先により異なる勘定科目

香典を経費として計上する際に避けて通れないのが、勘定科目の分類です。
香典を勘定科目で分類する際には、香典をお渡しした先によって分ける必要があります。
なお葬儀会場への移動で発生した交通費も経費として計上できますので、覚えておくとよいでしょう。

社員親族や従業員の場合

香典をお渡しした先が社員のご親族や従業員の場合は、福利厚生費として計上します。
社員のご親族や従業員については、家賃補助などの面でも福利厚生の一環とみなされるためです。
ところによっては、会社の慶弔規定に基づいて計上することになるでしょう。

取引先の場合

一方香典をお渡しした先が取引先の関係者である場合は、交際費や接待費として計上されます。
いくら日ごろビジネスでお世話になっているとはいっても、あくまでも社外の人間に対する経費ということであるためです。

香典の金額に上限はあるの?

困った人々

ビジネス関係の葬儀で持参した香典が経費として扱われることはわかっても、香典として出費したお金がいくらまで経費になるのかは多くの方が気になるところでしょう。

香典を経費とすることができる金額には上限があります。
あくまでも一般常識から見て適切とみなされる範囲内の金額であることが重要です。

もし香典として出費した金額が、10万円を超える場合であれば、経費とした理由を筋道立てて説明できるようにしておきましょう。
なおビジネス関係で持参する香典の金額相場は、以下の通りです。

  • 社長など経営者:3万円から10万円
  • 副社長や役員など:1万円から10万円
  • 社長など経営者のご家族やご親戚:0円から5万円
  • 社長経験者:0円から10万円
  • 取引先の担当者:5千円から3万円
  • 担当者の関係者:5千円から3万円

以上の相場を見ると、多く包んでも10万円以内に収まる内容です。
先ほど10万円以上の金額について説明できるようにするべきと書いたのは、このような相場が存在するためであるともいえます。

以下の記事では、一般的な香典の金額相場についてさらに詳しく紹介しています。
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社葬の場合は経費になる?

困った人々

ビジネスに関わっていると、社葬に参列したり社葬の進行に関わったりする場合も多いです。
ここでは、社葬で持参した香典が経費としてみなされるかどうかについても見ておきましょう。

経費になるもの

社葬の場合は、費用項目によって経費にできるものとできないものとがあります。
経費になるものは以下の通りです。

  • 葬儀場の使用料
  • 供花も含めたお供え物の費用
  • 僧侶などへのお布施
  • 送迎にかかった費用
  • 運転手やスタッフへの心づけ
  • 会葬礼状や会葬御礼の費用
  • テントなど備品の使用料
  • ご遺族や葬儀委員の飲食代
  • 案内状の作成や発送にかかった費用

このように葬儀に直接関係のある費用については、そのまま経費として扱うことができます。

経費にならないもの

一方社葬の費用でも経費とみなされないものもあります。
以下に挙げられる費用がその代表例です。

  • 戒名料
  • 仏壇や仏具の購入費用
  • 初七日法要や四十九日法要の費用
  • 墓地や霊園関係の費用
  • 香典返しにかかった費用
  • 納骨にかかった費用

頂いた香典は非課税

なお社葬で参列者から頂いた香典は課税対象に含まれません
いくら社葬が会社主催の葬儀であっても、頂いた香典はご遺族の収入として扱わるためです。
ただ香典の金額が社会的な常識から見て、適切とみなされる範囲内であることが条件となります。

特に社葬を開催する立場であるのであれば、香典は会社に対してではなくご遺族に対する収入であるという点はきちんと覚えておきましょう。
この点を理解していないと、ご遺族との間でトラブルになりかねないためです。

香典が経費になるのかまとめ

お金

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、ビジネス関係の葬儀でお渡しした香典が経費としてみなされるかについて見てきました。
記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 香典は経費として計上することができる。この点は企業経営者だけではなく、自営業者やフリーランスなど個人事業主であっても当てはまる。
  • 基本的に香典に対する領収書は発行されないため、葬儀に参列した際に頂いた会葬礼状にお渡しした相手と年月日、金額をきちんとメモして保存しておく。なお勘定科目については、社員のご親族や従業員の場合は福利厚生費として、取引先関係者の場合は厚生費や接待費として計上する。
  • 香典の金額で経費にできるのは、社会的な常識から見て適切とされる範囲内の金額である。このため10万円以上の金額を香典として出費した場合は、筋道立てて説明できるようにした方がよい。加えてビジネス関係の香典の金額の相場も決まっているが、多くて10万円までである。
  • 社葬を行う場合は、費用項目によって経費として扱われるものと扱われないものとが存在する。社葬の費用で経費として扱うことができるのは、葬儀場の使用料やお布施、備品使用料など葬儀に直接関係ある項目である。
  • 葬儀後の法事や香典返しなど葬儀に直接関係のない費用は経費として扱われない。
    なお社葬での香典は非課税であるが、あくまでもご遺族に対する収入として扱われる。

ビジネス関係の香典は経費として扱われますが、金額が常識の範囲内である点やお渡しした先によって勘定科目が異なるという点に注意しましょう。
そして社葬についても、経費にできる項目が限られるという点もあわせて覚えておくことが大切です。

終活ねっとでは、葬儀に関する記事を多数記載しています。
以下の記事では、香典の表書きについて詳しく紹介しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。

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