家族葬の費用相場は100万円?費用内訳など一般葬と比較して解説

家族葬の費用相場は100万円?費用内訳など一般葬と比較して解説

近しい親族だけで行う家族葬は費用が抑えられるイメージがありますが、100万円かかるという話も耳にします。実際には家族葬の費用はどのくらいかかるのでしょうか。今回は家族葬の費用は本当に100万円かかるのかについて、費用の内訳と一般葬との比較も合わせて解説します。

最終更新日: 2020年02月09日

家族葬の相場は100万円なの?

葬儀

家族葬には100万円かかるともいわれますが、たくさんの友人・知人や会社関係者などが参列する一般的な葬儀と比べると、少ない人数で行う家族葬は費用がもっと安く抑えられるイメージがあります。

本当に家族だけで行うお葬式に100万円もかかるのでしょうか?

そこで今回「終活ねっと」では、家族葬の費用相場は100万円なのかという疑問について詳しく解説していきます。

  • そもそも家族葬とは?

  • 家族葬の相場は100万円なのか?費用相場と内訳について

  • 家族葬での費用を抑える方法について

  • 一般葬と家族葬との違いはどこにあるのか?

  • 家族葬を行うにあたって注意すべきポイント

以上の内容を中心に解説します。

家族葬に100万円かかることについてその内訳と、納得のいく葬儀を行うために注意すべきポイントを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら?内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。

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家族葬とは?

葬儀

家族葬とは、家族や親しい親族、限られた友人だけの少人数で執り行うお葬式で、小規模の通夜・告別式を行います。

参列者の数はおおよそ10人から30人位までです。
費用も一般葬に比べ安く抑えられるとされています。

家族葬のメリットのひとつとして一般会葬者への対応がない分、故人とゆっくりお別れの時間を過ごせるという点があります。
気心の知れた身内だけなので、「こんなお葬式にしたい」という遺族の希望をある程度取り入れることも可能です。

また、遺族のお返しの負担を減らすために、家族葬では供花や香典は辞退するケースも少なくありません。

以下の記事では、家族葬が増えている理由について詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

家族葬の相場は100万円くらい?

お金

家族葬の費用は実際にどのくらいかかるのでしょうか。
ここでは家族葬の費用の相場とその内訳について解説します。

家族葬の費用相場

家族葬の費用相場は平均100万円だといわれています。

葬儀社が紹介している一般的な家族葬のプランは、参列者20名位の設定で約50万円が相場になっています。
この金額は葬儀本体の基本料金であり、宗教者へのお布施と会葬者の飲食費用などを加えるとおおよそ100万円くらいになります。

プランに含まれないオプションを付けるなど葬儀の内容によっては、さらに費用がかかる場合もあります。

家族葬にかかる費用の内訳

家族葬にかかる費用は、儀式一式の費用・宗教者への支払い・参列者への飲食代の3つの項目に大きく分けられます。

それぞれの費用の内訳について詳しく見ていきます。

儀式一式の費用

儀式一式の費用としては、まず祭壇・棺・骨壷・遺影写真・受付用品・焼香台など、葬儀を行うために必要な備品や物品の料金がかかります。
葬儀場の使用料や、司会進行・セレモニースタッフの人件費も必要となり、それらを全て合わせると40万円位は必要となります。

告別式の後には火葬が行われますので、火葬場の使用料、遺体の搬送費用がかかります。
火葬に関する費用は、公営の火葬場を使用した場合10~15万円程度が見込まれます。
民営の火葬場を使用したり、公営であっても市外の火葬場を使用するとなると、費用は数万円単位で高くなります。

一般的に遺体の搬送費用でパッケージプランに含まれるのは走行距離が10キロまでで、距離が長くなるごとに追加料金が発生します。
また逝去から火葬まで日数がある場合には、ドライアイスを追加しなければなりません。
プラン内容をよく見ておかないと、予想外の費用がかかってしまうこともあります。

宗教者への支払い

一般的な仏式の葬儀では僧侶に読経をしていただいたり、戒名を付けていただいたりするので、それらのお礼として僧侶にお布施をお渡しします。

お布施の額は地域や宗派によって異なりますが、通夜から初七日法要までの分として読経料には20~30万円程度を包みます。

戒名のお布施は一般的な信士・信女の場合で20~30万円が目安となります。
位の高い戒名をいただくのであれば、相場はさらに高くなります。

お布施は明確な金額がわからないため、葬儀費用の中でも特に悩む方は多いです。
心配な時はお寺や葬儀社に相談すると良いでしょう。
「お気持ちで」とされるお布施ですが、おおよその相場はあります。

付き合いのある菩提寺が無い場合は、葬儀社が僧侶を紹介してくれます。
葬儀社によってはお布施の金額を定額制にして、公開しているところもあります。

参列者への飲食代

参列者への飲食代は、葬儀に参列する人数によって大きく変わります。

通夜の後には通夜振る舞いが行われます。
通夜振る舞いには、すし桶やオードブルなどみんなで囲める大皿料理をいただくことが多いです。
飲み物を含めて1人あたり2500円程度が目安で、20名分とすれば5万円かかる計算になります。

告別式後には精進落としの席が用意され、一般的には1人ずつの御膳となるため1人あたりの予算は4000円~となります。
20名分として、飲み物代も含めれば8万円以上の費用がかかることになります。

家族葬の費用は喪主・遺族の裁量による

上記の費用を合計すると、やはり家族葬の費用相場としては100万円くらいになってしまいます。
しかし家族葬は遺族の希望で参列者の人数を調整することができます。

家族葬は10~30人程度までの少人数で行いますが、さらに人数を絞って10人以下で行うこともあります。
参列者が少なければその分の費用が抑えられる上、葬儀の内容もより形式にとらわれる必要がなくなり融通がききやすいです。

葬儀の規模やグレードを喪主・遺族の裁量で決められますので、必要なものとそうでないものを整理すれば費用の変動は大きくなります

例えば自分たちでできることはプランから省いてもらったり、逆にオプションでお花を追加して祭壇に飾るなど、費用を考えながら希望する内容の葬儀に近づけることができます。

以下の記事では、家族葬の費用についてさらに詳しく紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。

家族葬での費用を抑える方法

葬儀

家族葬で費用を抑えるためにはどんなことができるでしょうか。
ここでは具体的な方法を2つ例にあげて紹介します。

飲食をなくす

通夜振る舞いや精進落としでの飲食は、故人に代わって参列者をもてなすために用意するものです。
一般葬であるなら、それらの席を設けないのは参列者に対し失礼にあたります。

ですが、身内ばかりの家族葬の場合、あらたまった会食は必ずしも必要ではありません
葬儀社に食事を依頼しなければ、数万円分の飲食費の負担がなくなります。

その場で自分たちで買ってきて簡単に済ませることもできますし、家族で話し合って柔軟に対応するとよいでしょう。

無宗教式で葬儀を行う

家族葬を含むほとんどのお葬式では、宗教者を招いて宗教儀礼に則った葬儀を執り行うのが一般的です。
ですが葬儀の自由度が高い家族葬では、無宗教式の葬儀を行うことも可能です。

無宗教式の葬儀では読経や焼香などの宗教儀礼を行いません。
僧侶をお呼びしないので、数十万円かかるお布施の費用が一切かかりません
さらに四十九日や一周忌といった後の法要を行う決まりがないので、その分のお布施も不要になります。

無宗教式にすると、故人らしさを大切にした自由な形式の葬儀を行うことができます。
ですが供養の面で、家族が納得できているのかをよく確認した上で行うことが重要です。
信仰心が篤い人や葬儀の形式を重んじる人が身近にいると、反対されることもありますので、きちんと話し合ってから決めましょう

また菩提寺がある場合には、相談せずに無宗教式の葬儀をしてしまうと、お寺との関係に影響を及ぼし、納骨ができない可能性もあるので注意が必要です。

事前にお寺にも相談するようにしましょう。

以下の記事では、無宗派の家族葬について詳しく解説しております。
あわせてご覧ください。

一般葬と家族葬の違い

葬儀

家族葬はごく限られた人数で行うため、一般葬とは葬儀の規模が異なりますが、通夜・告別式を行うという形式については同じです。

葬儀の規模の違いにより、一般葬と家族葬とでは具体的に何が違ってくるのかを解説します。

かかる費用

一般葬にかかる費用の平均はおおよそ200万円といわれています。
家族葬が約100万円といわれるのに比べると、一般葬では倍近い費用がかかります。

参列者の数が多い一般葬では、飲食接待費や返礼品の費用が多くなります。

葬儀本体についても、祭壇は立派なものになりますし、お花もたくさん使うことになり、全体的に費用が上がります。
身内だけの家族葬では受付を用意しないこともありますが、一般葬では必ず必要になります。
葬儀を進行するためのセレモニースタッフの数も要るので、その分の費用が追加されます。

一方で参列者からの香典収入は多くなるため、葬儀費用の一部に充てることができます。

参列者の人数

一般葬と家族葬との最も大きく違う点は、参列者の範囲と人数です。

家族葬の参列者は故人の家族・親族など親しい身内のみ、10人前後から多くても30人程度までです。
誰が参列するかについても遺族が事前に絞り込み、基本的には参列して欲しい人にだけ連絡をし、それ以外の人へは事後連絡となります。

一般葬では故人の家族・親族をはじめ、友人や会社関係の方などが広く参列します。
葬儀は招待するものではありませんので、遺族の側が訃報を伝えると、報せを受けた人は本人の意思で弔問に訪れます。
そのため参列者の数を正確に予想することは難しく、飲食の用意や返礼品の数は少し余裕を見て準備しなければなりません

自由度の高さ

多くの人が弔問に訪れる一般葬は、基本的に決まった流れで行われます。
足りないものをオプションで加えることはあっても、葬儀の内容を遺族の希望で大きく変えるようなことは通常しません。

身内だけの家族葬は一般葬よりも自由度が高いため、故人の遺志や遺族の希望を反映させやすいです。
参列者が少ないので自宅葬にすることも可能ですし、故人の好きだった音楽でお別れの時を過ごすこともできます。

時間の調整がしやすいので、気兼ねすることなく故人らしいお見送りの時間を過ごせます

準備の手間

一般葬の場合、遺族は葬儀で決められた通りのことを無事に進めるために、怠りなく様々な準備をしなければなりません。

弔問客への対応にも追われますし、葬儀の間は落ち着いて故人を偲ぶ時間を持てないかもしれません。
葬儀を終えてからも香典返しの作業があります。

家族葬の準備の手間は、一般葬と比べるとかなり少なくて済みます
気心の知れた身内だけなので、心理面の負担もずいぶん違います。

家族葬では香典を辞退するケースも多く、その場合は受付を準備する必要がありませんし、香典返しの手間もありません

家族葬の注意点

葬儀

家族葬を行う場合には、いくつかの押さえておくべき注意点があります。
注意点を理解し、事前に対策できることがないか確認しておきましょう。

一般葬よりも費用がかかる場合がある

一般葬と比較すると家族葬の費用はかなり抑えられるように見えますが、実際の費用負担としてはどちらもあまり変わりません。
場合によっては家族葬の方が持ち出しの額が多くなってしまうこともあります。

その理由は家族葬は参列者が少ない分、香典収入も少なくなるからです。
香典を辞退する場合には、葬儀費用の全額が遺族の負担になります。

親族・近所のトラブル

家族葬で送る場合、事前に誰に訃報を伝えておくかという難しい問題があります。

ごく少数の身内で葬儀を行った場合、事後報告をした親戚や親しい人達から「なぜ報せてくれなかったのか」と苦情を受ける可能性があります。
年配の方や、お葬式の形式を大切に考える方には、家族葬はなかなか受け入れてもらえないこともあります

主な親族には家族葬で行う旨をあらかじめ連絡し、丁寧な説明をしておく方がよいでしょう。
家族葬は故人の遺志であると伝えれば、理解してもらいやすい場合もあります。
説得が難しいのであれば、参列者の人数を増やすことも検討します。

自宅で家族葬を行う場合には人の出入りなどで近所の方が気付き、弔問に来られるかもしれません。
事前に準備で騒がしくなることをお詫びするとともに、家族葬で送ることを話しておきましょう。

葬儀後の弔問対応

みんなが一度に故人とお別れをしてくれる一般葬とは違い、家族葬では葬儀に参列しなかった方が後から次々に弔問に訪れることが予想されます。
遠方の親戚や知人から、香典や供物が届くこともあるでしょう。

弔問客の対応や返礼品の手配に追われ、葬儀後にかえって落ち着けない状況になることも珍しくありません。

故人の社会的地位が高かったり交友関係が広いという場合には、例えば後日お別れの会を設けるなどの対策を考える必要があるでしょう。

以下でも家族葬後のマナーについて解説しているのでぜひご覧ください。

家族葬に100万かかることのまとめ

葬儀

いかがでしたか?
家族葬の費用相場は100万円位なのかという疑問について解説してきました。

記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 家族葬とはごく近しい親族のみで行われる小さなお葬式で、参列者は10人前後から多くても30人くらいまでである

  • 家族葬でかかる費用の内訳は、儀式一式の費用が50~55万円、宗教者への支払いが40~60万円、参列者への飲食代が10~15万円程度が見込まれる

  • 家族葬の費用相場は平均100万円前後といわれているが、かかる費用については葬儀の詳細を決める喪主・遺族の裁量によるところが大きい

  • 家族葬の費用をなるべく抑えるには、飲食物を葬儀社に依頼しない、葬儀を無宗教式で行うといった方法がある

  • 一般葬と家族葬を比較すると、一般葬は参列者が多く費用も高くなり、遺族は準備の負担があるが、身内だけで行う家族葬は行われる内容の自由度が高い

  • 家族葬は香典収入が少ないため、場合によっては一般葬より実質の費用負担が大きくなることもある

  • 家族葬では参列できなかった親族とトラブルになったり、後日自宅に弔問客が次々訪れて対応に追われる可能性があるので、事前にできる対策があれば行った方がよい

家族葬は小規模なお葬式であるにも関わらず100万円くらいの費用がかかり、費用のほとんどを遺族が負担しなければなりません。

しかし家族葬が選ばれる理由はお金の問題よりも、時間に追われることなくゆっくりと、望む方法で故人を送ってあげられる点にあるといえるでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

「終活ねっと」では、他にも家族葬に関する記事を多数掲載しております。
ぜひ合わせてお読みください。

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