お墓や永代供養の全てを解説!調べたい情報が必ず見つかる!

【お墓の情報日本最大級!】お墓について、皆様は詳しく理解していらっしゃいますか?この文章を読めば「お墓の価格の相場」「お墓の選び方」「霊園の運営の母体の種類」「供養の方法」「永代供養の実態」「お墓参りの注意点」などお墓に関する『全て』を理解することができます。

お墓に関する情報を全てまとめました!

あなたは自分の入るお墓がすでに決まっていますか?

お墓は人生で何度も購入するものではないので、形式や購入までの流れなど、悩んだり疑問に思うことがたくさんありますよね。

決して安くないお買い物ですので、どうするかを元気なうちにしっかり考えておくことによって、心配事を少なくしておくと安心です。

すでに自分が入るお墓があるという方やまだまだそんなことを考える年齢ではないという方もいらっしゃると思いますが、この記事ではどんな方もためになるように、新しい形式のお墓や改葬などについても触れています。

購入に関することからお墓参りについてまで、お墓の基礎知識がマスターできるようになっているのでぜひこの機会にご一読ください!

供養には様々な形があります

供養とはそもそも一体何をすればいいのでしょうか?

供養とは先祖のことをただ供養といっても、一概にお墓に入れてあげればいいというわけでは決してなく、実に様々な形の供養方法があります。

そこでここでは、一般的なお墓による供養から、最近増えている樹木葬や散骨、そして手元供養について解説します。

一般的なお墓による供養

お墓による供養というのはやはり様々な供養形態がある中で一番メジャーなものですよね。

でも、そのお墓を建てる墓地にも色々な種類があり、どの墓地を選ぶかによってお墓を建てる費用がかなり変わってくるなど、それぞれ特徴を持っているんです。

ここでは各々の墓地の特徴について説明します。

公営墓地

公営墓地とは、名前からもわかるように、都道府県や市町村などの自治体が管理する墓地のことです。

自治体が管理しているということもあり、運営が安定しているだけでなく、比較的安い金額でお墓を建てることができ、管理料も安くなっています。ですがその分人気が高いうえ、募集の数や時期も限られているので、倍率が高いところでは抽選が行われることもあります。

また、民営墓地や寺院墓地と比べて安いとはいえ、立地条件のいい都内などのにある墓地では、やはりお墓を建てるのにはかなりのお金がかかります。

その他の特徴としては、多くの民営墓地や寺院墓地と異なり、宗教・宗派の指定がなかったり、指定石材店制度がないため自らで石材店を選ぶことができるといった点があります。

基本的に墓地の申し込みは遺骨のある状態でしかできませんが、近年増えてきている合葬墓であれば生前に申し込むことができる場合もあるようです。

民営墓地

民営墓地は、宗教法人や、財団法人などの公益法人が管理する墓地です。

こちらはかなり多くの募集があるため、公営墓地よりも簡単に購入することができ、宗派も基本的には不問であるところが多いです。

ただ、公営墓地よりも永代使用料といわれるお墓の土地の使用料が高く、墓地の管理料もやや高くなっています。さらにほとんどの民営墓地で指定石材店制度という墓地が指定する石材店でしか石材を購入できない制度があるため、基本的に墓地の購入者は石材店を選ぶことができないという特徴があります。

その他の特徴としては、民営のため墓地の管理や運営の質は管理している法人次第であり、墓地によってこれらの差があるという点があります。

寺院墓地

寺院墓地とは、寺院が管理・運営している墓地のことで、お寺の境内などにあります。

寺院墓地にお墓を建てたい場合は、普通入檀料を支払って檀家になり、その寺院に所属する必要があります。

檀家になることによって寺院とのつながりが強くなれば、その分供養を手厚く行ってもらえたり、お盆などの忙しい時期でも優先的に法要を行ってもらうことができたりします。

ただ、檀家になることは寺院の経済的援助を行うことも意味するので、基本的には寺院に支払うお布施などが必要になります。そして民営墓地と同じく、指定された石材店からしか石材を買えないことが多いです。

その他の特徴としては、寺院によって宗教・宗派は決まっているものの、ご住職がいるのでお墓の管理がしっかり行われるという点があります。

このように寺院との関係性が強くなる寺院墓地ですが、近年では檀家離れが進んでいるところもあり、檀家制度以外の関係を新たに構築しているところもあるようです。

みなし墓地

みなし墓地とは、墓地埋葬法(墓地、埋葬などに関する法律)が制定される前にできた墓地のことを指します。

新たな募集はほぼなく、多くの場合申し込み資格もかなり制限されているようです。

さらに墓地の管理はみなし墓地にお墓を持つ人たちがしなければならないことも多く、トラブルが起こることもよくあるようです。

樹木葬

樹木葬とは、従来の墓石を置くお墓ではなく、代わりに樹木を建てるお墓のことです。

高価な墓石を使わず代わりに樹木を建てるので、費用は30-70万円ほどであり、普通のお墓よりもかなり費用を抑えることができます。さらに自然と一体化ができる自然葬であり、承継者の必要もないことから、近年人気が急上昇しています。

また墓地埋葬法に従って、ちゃんと墓地として許可された場所に埋葬しているので、改葬には書類による手続きが必要です。

ただ、樹木葬が可能な公営墓地はまだまだ少なく、需要に対して供給が追い付いていないようです。

散骨

散骨とは、自然葬の一種で、火葬したのち遺骨を粉末にしてそれらを海や山、そして宇宙などに撒いて供養する方法です。

散骨といっても好き勝手に遺骨を撒いてもいいのでしょうか?

実は墓地埋葬法には散骨に関する規定がありません。
ですが法務省が非公式ですが「葬送を目的として、節度を持って行えば、散骨は死体遺棄には該当しない」との見解を表明しているので、基本的には散骨をすることは法律的に大丈夫だと考えていいと思います。けれども散骨するのに適していない場所(他人の私有地など)への散骨はだめですし、地方自治体によっては散骨を条例などにより規制している場所もあるので注意が必要です。

やはり、散骨をする際にはできるだけ優良な業者に頼んで、正しいやり方で散骨をやれるようにするのがいいかもしれませんね。

また、遺骨だとわかるまま散骨をしてしまうと死体遺棄になる恐れがあります。なので遺骨だとわからないようにするためにも、しっかり粉骨を行いパウダー状にしてから散骨を行うことが、後々のトラブルを避けることにもつながります。

海洋散骨

散骨と聞いてまず最初の思いつくのがこの海洋散骨ではないでしょうか?

海洋散骨とは、基本的に海岸からある程度離れたところの海で行う散骨のことであり、粉骨をしっかりした後に行います。

海岸で散骨すること自体は法律では規制されていないのですが、養殖場近くの海域や海水浴場などの場所で散骨を行うと、トラブルになって民事訴訟などを起こされてしまう恐れがあります。

このようなトラブルを回避するためにも、業者にサポートあるいは代行を頼むのが一般的なようです。

宇宙葬

宇宙葬とは、宇宙に遺骨を打ち上げ、散骨することのことです。

宇宙に散骨すると聞いて高額な費用を想定する人も多いでしょうが、実際は数百人規模の遺骨を衛星ロケットに乗せて打ち上げるため、20万円ほどで可能なようです。

また、遺骨をロケットに乗せるのではなく、大きなバルーンの中に入れて宇宙に散骨するという方法もあり、こちらも同様に20万円ほどで可能なようです。

以前は優れた功績がある人などのみにしか宇宙葬は行われていませんでしたが、現在は一般の人を対象にした販売も行っているので、だれでも宇宙に散骨を行うことができます。

モンブラン葬

モンブラン葬とは、フランスで行われているモンブラン山への散骨のことで、モンブラン山の上空から散骨を行います。

このように陸地への散骨も存在し、日本でも鳥取県の隠岐諸島の国立公園内にあるカズラ島は、日本初の散骨島として注目を集めています。

手元供養

手元供養とは、遺骨を親族の手元に置いておくことで、いつでも供養を行えるようにする近年人気の供養方法です。

手元に遺骨を置いておくということに抵抗がある人もいるかもしれませんが、素敵な入れ物あるいは日本の素晴らしい加工技術によって、最近はかなり遺骨をお手元に置いておきやすくなっています。

では手元供養にはどんな種類があるのでしょうか?

様々な種類の方法が手元供養にはありますが、その中でも特に人気なものを紹介します。

ミニ骨壷

ミニ骨董は自宅に置くのに最適な手元供養品で、遺骨の一部をこのミニ骨壺に入れて自宅で保管・供養することができます。

デザインがかわいいものもかなり登場しているので、家に気軽に置くことができるようになってきています。

ペンダント

遺骨を家に置いとくだけじゃなくて、普段から身につけておきたいという場合にはペンダントの中に入れて持ち運ぶという方法もあります。

これならいつでもどこでも供養を行うことができますね。

また、遺骨をそのまま入れるのではなく、遺骨を加工してペンダントにする方法もあります。

遺骨をダイヤモンド加工?

なんと遺骨をダイヤモンドに加工して手元供養品にすることもできます。

ダイヤモンドというものは普通自然の中で生成されたものが販売されていますが、技術の進歩から人工的にも生成することが可能であり、遺骨の中に含まれる炭素をダイヤモンドに加工してしまうことができちゃうんです。

ダイヤモンドに加工された遺骨は、ペンダントはもちろんリングやブレスレットにすることができます。

近年増えてきている永代供養墓

「永代供養」という言葉を最近よくテレビや新聞などで耳にするようになりましたね。

しかし、永代供養が何であるかをちゃんとわかっている人は案外少ないのではないかと思います。

そこでここでは永代供養の意味から他のお墓との違い、そして種類や費用まで説明します。

永代供養とは

永代供養とは、はじめに永代供養費を納めてしまえば、その先ずっとお寺などによって供養・管理をしてもらえるという、お墓の後継者が少なくなってきている今の時代に合った埋葬方法で、生前から申し込むことができます。

費用の安さなども人気の理由の一つになっているようです。

従来のお墓との比較

永代供養墓は従来のお墓とは違って基本的には追加料金無しで供養・管理してもらえることから、後継者がいない人でも埋葬できます。さらに一定期間が経過すると他の人の遺骨と合祀(合葬)する事がほとんどであることから、費用が従来からのお墓と比べて安くなっているという利点を持っています。

しかし、合祀されれば遺族が遺骨を取り出すことができなくなってしまうことや、合祀という行為そのものが、親族から理解を得るの難しいという問題もあります。

どんな種類があるか

永代供養がどんなものであるかはお分かりになっていただけたとは思いますが、永代供養のお墓といってもその中で様々な種類があり、その形態によってかかる費用が変わってきます。

永代供養は種類が多く煩雑ですので、ここではとりあえず納骨の方法の違いによって分類して解説したいと思います。

合祀型

永代供養墓の中では最もスタンダードなお墓で、これまで述べてきたように費用が普通のお墓と比べてかなり安く抑えられるというメリットがあります。

個別型

こちらははじめ納骨堂に個別に納骨され、その多くが一定の契約期間が過ぎると合祀型と同じく他の人の遺骨と合祀される墓になります。

中には永代供養の契約期間が無期限のものもあるようですが、その分値段も上がるため、費用が安いという利点が小さくなります。
契約期間は17、33、55回忌といった期間が多いようです。

その他

個人墓地といって一人だけで入る墓地や、最近人気の樹木墓地なども永代供養墓です。

個人墓地の場合は個別型と同様に、契約期間が過ぎると他の人の遺骨と合祀されることが多いです。

永代供養墓の費用

永代供養墓は基本的に最後は合祀することになるため、普通のお墓と比べて費用を抑えられるのですが、その相場は実際どれぐらいなのでしょうか?

合祀型

おおよそ3-10万円とバラバラですが普通のお墓と比べて、やはり格段に安いですね。
値段が安いという点では永代供養の良さを最大限生かせている形態ではないでしょうか。

個別型

ロッカー式納骨堂は10万円前後、仏壇式は30-100万円ほどかかります。
どちらの場合も費用の安さという点では合祀型には劣りますが、それでも普通のお墓よりは安いことが多いようです。

初めから合祀されたくないけど、遺族に迷惑はかけたくないという人におすすめです。

お墓の費用は何で決まる?相場はいくら?

お墓を建てるとなるとかなりの金額がかかることになりますが、一体何にこれほどのお金がかかっているのでしょうか?

ここではそのような疑問を解消すべく、お墓にかかる費用の内訳やポイントを解説しています。

また、費用にかなり大きな影響を及ぼす、普段あまり聞きなじみのない指定石材店制度という独自の制度についても触れていきます。

すべてのお墓の平均費用はどれくらいなの?

そもそもお墓を建てるのにかかる平均金額はどれぐらいなのでしょうか。

様々な諸費用などを合算するとお墓を建てるのにはおおよそ170万円前後ほどかかるようです。思ったよりも高額ではありませんか?

しかし、これはあくまですべての種類のお墓の平均費用なので、墓地・墓石の種類などによって大きく変わってきます。

また、ほとんどのお墓ではお墓を建てた後も管理料を支払う必要があります。

お墓にかかる費用の内訳

割と高額な買い物であるお墓の購入ですが、なぜこれほどお金がかかるのでしょうか?

ここでは実際にどのような点でどれほどのお金がかかっているのかを、それぞれ分けて説明していきたいと思います。

墓石

墓石代はお墓を購入するにあたって、費用の大きな部分を占めることになります。

墓石は石材店から購入することになるのですが、公営墓地じゃない墓地ではほとんどの場合、指定石材店制度により決まった石材店からしか石材を購入できないないので注意が必要です。

石の産地や大きさ、デザイン、彫刻の有無によってもかなり価格の差が大きくなります。

墓石にかかる費用は、このようにばらつきはあるものの全体の平均費用はおよそ70万円前後になっています。

また、墓石の価格は単純に希少価値が高いか低いかで決まっている事も多いので、別に高いからといって墓石の質がいいというわけではないという場合もあるようです。

和型

国内で最もよく見られるお墓の形ですが、洋型と比べて高さが高いこともあり、同じ敷地面積の墓地に建てた場合、洋型よりも費用が少し高くなります。

和型墓石の相場は170万円前後になっているようです。

洋型

洋型は近年人気が出てきている墓の形で、和型のお墓と比べて高さが低いので、費用が安くなっているだけでなくて、掃除をするのも楽になっています。

洋型墓石の相場は150万円前後になっているようです。

デザイン型

デザイン型とは和型・洋型にとらわれない新しい形のお墓のことで、どんなお墓にすることかを選ぶことができます。
そのため自由性が高く、個性的なお墓を建てることができるので、近年人気が上昇してきています。

ですが、加工することなどに費用がかかるため、少し高くなっています。

デザイン型墓石の相場は180万前後になっているようです。

永代使用料

永代使用料とは、お墓を設置する時に必要な土地の使用料のことで、置く土地の管理者に対して支払います。あくまで土地を使用させてもらう権利であり、土地そのものを購入しているわけではないことに注意してください。

永代使用料は墓地の種類、そして墓地の立地場所によって大きく違います。

公営墓地の方が一般に民営墓地よりも永代使用料も安くなっていますが、都内など立地条件のいいところでは、公営墓地でも区画が狭くなるうえに、永代使用料はおおよそ130万ほどになるようです。

郊外や地方であれば都内ほど高額ではないものの、平均で80万円ほどするようです。

また、寺院の場合は加えて檀家になるための入檀料が、永代使用料とは別途にかかる場合があるようです。

管理料

永代墓地を除いて、普通は墓地の管理してもらうために管理料を管理者に支払う必要があります。

管理料は公営墓地の方が民営墓地よりも少し安くなっており、年間の管理料は公営墓地は500ー5000円ほどであり、民営墓地も1万5千円以下ぐらいで収まるようです。

その他費用

お墓の設置工事にも当然費用はかかり、墓地のある地域や区画の大きさなどによって工事にかかる費用は変わってきます。

また、耐震補強工事などを行う場合には、追加で費用が必要になることが結構あります。

お墓を購入する際は、ちゃんと提示された金額のうち、何が費用に含まれているのかをじっくりと確認する必要がありそうですね。

お墓の費用が決まるポイント

ここまで見てきたように、お墓の費用は数十万円のものから300万円を超えるものまで大きく幅があります。

この費用の違いには様々な要因があるので、要因についてさらに詳しく以下で順番に説明していきます。

墓石の大きさ

大きさが大きくなれば、その分やはり費用も高くなりますね。

都内にお墓を建てたいという人は、どうしても高額になる永代使用料なども考慮して、小さめのお墓を建てて費用を節約するという手もあります。

墓地の立地

これまでにも説明した通り、立地が良く地価の高い都内では永代使用料がかなり高くなり、郊外や地方では比較的安くなります。

場所と値段の兼ね合いが大事になりそうですね。

墓地の種類

墓地の種類でかかる費用はかなり違ってきます。

公営墓地は、自治体によって管理されているのもあり、墓地の中では一番安くお墓を建てることができ、管理料も一番安いです。

民営墓地は、民間の法人により管理されているので、公営墓地と比べると永代使用料が高く、管理料も少し高いです。

寺院墓地は、お寺による管理が行われており、立地条件がいいことも多いことから永代使用料や管理料が高い場合も多いようです。

石の良し悪しを判断する基準

墓石の価格は、その石の品質によって影響をかなり受けますが、そもそも石の品質は一体どうやって判断すればいいのでしょうか?

ここでは石の品質を判断するのに目安となる3つのポイントを紹介します。

見かけ比重

見かけ比重とは石の質量を体積で割り、そのあと水の密度で割った値になります。

この見かけ比重が大きいほど、石の重さは重くなり、頑丈で長持ちする石であるといわれています。

吸水率

吸水率は墓石が水をどれだけ吸収しやすいかを示した値で、吸水率が低いほどいい石だといわれています。

吸水率が高いと墓石についた汚れなどが水と一緒に吸い込まれ、変色する恐れがあったり、カビやシミなどができやすくなるからだそうです。

また、水を吸収した状態で、外気温が低下し、墓石内の水が凍結すると墓石にひびなどが入ってしまう恐れがあるので、こういった点を考慮しても吸水率は低い方がいいかもしれません。

ですが、いくら吸水率が低いからといって必ずしもいい石であるとは限りません。
たとえ吸水率が低くても、排水をほとんどしない石であったらそれはいい石であるといえるのでしょうか?

吸水率というものはあくまで目安に過ぎないことを心にとめておいてください。

圧縮強度

圧縮強度とは、墓石がどれぐらい力が加えられるまで砕けることなく耐えられるかを示した値です。
この値が高いほど強度の高い石であるといえるでしょう。

そして圧縮強度が高い石ほど、磨くと光沢が出るようです。

石の品質の判断基準まとめ

墓石の品質は、見かけ比重・圧縮強度が高ければ高いほど、吸水率が低ければ低いほど、一般的にはいいものであるといえるでしょう。

特に墓石としての利用が多い御影石などはやはり見かけ比重・圧縮強度が高く、吸水率が低いようです。

石の産地による違い

基本的には国産の石の方が値段は高く、外国産の石の方が安くなっていることが多いのですが、これは単純に国産の石の方が質が良くて、外国産の石の方が質が悪いというわけではありません。

というのも、なぜこのような差が生まれているかというと、単純に国内で取れる石の量が少ないため、希少価値が高くなっているからなんです。

そして反対に、外国産の石は中国などの国内で大量に取ることのできる石が多いため、希少価値は日本国産のものに比べて低く、値段が安くなっているのです。

そのため国産かそうでないかで石を選ぶのもいいですが、大事なのは石そのものの質をしっかり検討して石を購入することだと思います。

またやはり、産地がどこであれ高級な石というものも存在し、高級になればなるほど値段は上がっていきます。

ここではまず石の産地別に、相場や品質などの違いを見ていきます。

日本国産

日本国産は希少価値が高く、値段は全体的に高くなっています。

一部には値段が高いだけで質はそれほどよくないものもあるようですが、国内最高級ともいわれる庵治石のようにやはり品質が優れているものがたくさんあります。

ただ、価格が高価であることから安価な中国産などに最近は押されており、国内で流通している石材もかなりの部分が中国産のものになっています。

国産墓石の相場は幅がありますが、100-300万円ほどになっており安価なものが少なくなっています。

石の加工が、中国など海外で行われていることもあるようです。

中国産

中国産は生産量がかなり多く、日本よりも人件費が安いことなどから日本国産と比べて安くなっている場合が多いです。

もちろん、中国産の中にも高級なものなどもあり、それらは日本国産よりも高価であることもあります。

中国産の墓石の相場は30-130万円ほどになっており、基本的には日本産と比べてかなり安く購入することができます。

ただ墓石を単純に値段で決めるのではなく、一生の買い物ですから石の品質などをしっかり検討してから決めてくださいね。

価格があまりにも安い場合は、吸水率が高いなど品質が悪い可能性が十分にあります。

インド産

昔から一定の人気を保っているのがインド産の石です。

というのもインド産の石は、値段は中国産の石と比べて少しだけ高くなっているものが多いのですが、圧縮強度が高く、吸水率がとても低いため、かなり品質のいいものが多くなっているんです。

そのため、国産を買うほどのお金に余裕はないけど、中国産ほど安いものは嫌だという人にとてもおすすめの石材となっています。

インド産の石の相場はだいたいにはなりますが50-160万円ほどであるようです。

その他外国産

ファイングレーと呼ばれる世界最高級な墓石で有名なスウェーデン産など、中国産やインド産のほかにも国内で墓石として人気の石はたくさんあります。

価格は石の品質や採掘状況によって決まります。

ちなみに最高級のファイングレーの相場は200-350万ほどだそうです。

産地による石の違いまとめ

産地による石の違いについてわかりましたか?

現在日本で販売されている墓石の大半は安価な中国産であることからもわかるように、産地で石を選ぶよりも前に、自分がどのような品質の石を求めているかを先に考えるのも大切だと思います。

また、外柵も墓石と合わせて購入することになると思いますが、墓石は国産にして、外柵を中国産などの外国産にするといった選択も増えているようです。

石の種類

産地だけでなく石の種類が違えば、その分かかる費用は変わってきます。

ここでは墓石として主に使われる御影石の種類とその特徴について、簡単に説明をしたいと思います。

黒御影石

一般的には花崗岩よりも少し黒っぽい石である閃緑岩・斑れい岩のことを指すようですが、高級な黒御影石であるスウェーデン産のファイングレーやインド産のクンナムなどは花崗岩のようです。

黒御影石は高級石材であり、価格は御影石の中で一番高くなっています。

ただ国産の黒御影石はほとんどなく、基本的に黒御影石といえば海外産のものになります。

黒御影石は特に関東で人気で、墓石としてよく使われています。

赤御影石

赤御影石は黒御影石ほど高くはないですが、白御影石よりも価格が高くなっています。

黒御影石と同様に、赤御影石も国産のものはほとんどなく、基本的には海外産のものになります。

白御影石

墓石として日本国内で最も多く使われている石で、価格はかなり安くなっています。

もちろん高級な白御影石もありますが、安価な白御影石の品質は他の高価な石と比べると落ちてしまうようです。

白御影石は特に関西で人気の石で、墓石としての利用もあるほか、関東でも外柵としての使用が近年徐々に増えているようです。

その他の御影石

上記以外にも、御影石には青御影石・桜御影石があり、有名な石もたくさんあります。

例えば、青御影石には世界で一番高価な石としても有名な庵治石があります。

庵治石の相場は300-500万円ほどとやはり非常に高価になっています。

石の加工

どうせ建てるなら、かっこいいまたはおしゃれなお墓にしたいという気持ちはありませんか?

追加料金を支払えば、普通のお墓よりも細かな加工を行うことができ、個性を持ったお墓を建てることもできます。

こちらも日本で加工してもらうよりも、中国などの職人さんに加工してもらう方が、人件費などの関係から安く仕上げてもらうことができるようです。

費用にも関わる指定石材店制度とは?

墓地を考える際に必ずと言っていいほど耳にすることになる指定石材店制度。
普段生活してて全くなじみのない言葉である指定石材店制度とは一体どういった制度なのでしょうか?

制度の内容

指定石材店制度とは、主に民間墓地や寺院墓地においてその土地の使用権を購入する時に、建てるお墓に使用する墓石を購入できる石材店が、墓地側からあらかじめ指定されている制度のことです。

この制度により、墓地によっては墓地の購入者が自分で石材店を選ぶことができない場合があるので注意が必要です。

制度が存在する理由

なぜこのような制度が存在しているのでしょうか?

それは民営墓地などを管理しているのが基本的に宗教法人や財団法人のような営利を目的としない公益法人によって管理されているからです。

というのも墓地の管理には自治体による許可が必要なのですが、許可は誰に対しても許可が出るわけではなく、石材店などの営利法人に対しては許可が出ません。そのため、石材店は墓地の経営を行うことができません。

ですが、管理を行うことができる公益法人には墓地を開発・管理するのにかかる費用をまかなえる財力がない場合が多いため、多くの民営墓地や寺院墓地では石材店による経済的な支援が行われています。

そしてこの石材店による経済的支援のお返しとして登場するのが指定石材店制度です。

この制度の存在により、墓地を直接経営することのできない石材店などの営利法人と、独力で墓地を開発・管理していくことが困難である宗教法人などの公益法人が、お互い協力して霊園の管理をしていくことができるようになっているのです。

公営墓地の場合

制度が存在する理由からもわかるように、自治体が税金を掴んて管理する公営墓地では指定石材店制度はありません。

そのため、お墓の購入者が石材店までしっかり選ぶことができ、選んだ石材店によってかかる費用は変わってきます。

民営墓地の場合

民間墓地には、公営墓地と違ってほとんどの墓地に指定石材店制度が存在します。

指定石材店制度によってお墓を建てる側は石材店を選ぶことができず、場合によってはかなり高額な費用がかかってしまう場合があります。

しかも、一度石材店が指定されれば、その担当を変更することはおろか、他との値段などの比較も認められないというような、かなり厳しいものであることもあるようです。。

そのため、この制度を知らないで民営墓地にお墓を建てようとした人たちと石材店の間でトラブルが発生してしまうことも多いようです。

このようなトラブルを避けるためにも、まずはこのような制度が存在することを知っておきましょう。そしてこの制度の存在を知ったうえで、墓地を選ぶ際には墓地がどのような石材店が指定されているのかを前もって知っておくことが大切になりますね。

寺院墓地の場合

寺院墓地の場合も、民間墓地と同じように石材店が指定されている場合がほとんどです。

民営墓地と同様の点に気を付けて、寺院を選べばいいのですが、宗派の指定など寺院はその他の制約も多いので少し大変かもしれませんね。

トラブル回避のためにも、事前に寺院についてしっかり調べておくべきだという点は民営墓地とは全く変わりません。

生前のお墓の購入は節税になる?

生前にお墓を建てることは、寿陵といって昔から長寿を授かる縁起のいいものとして考えられてきました。

さらにお墓を生前に購入することは、縁起がいいというでなく、節税にもなるのですが、どうしてでしょうか?

それはお墓が祭祀財産という非課税財産であり、相続するのに相続税がかからないからです。

お墓をもし死後に購入した場合、当然相続税で資産が減った後にお墓を購入することになりますよね。

ですが、お墓は相続税がかからないので相続税で財産が減る前にお墓を購入してしまえば、少しですが相続税で取られる資産の割合が小さくなります。

このようにして相続税を抑えることができます。

ただ、墓地によっては生前にお墓を建てることを認めていない墓地もあったり、早い段階から維持費がかかることにもなるので、注意も必要です。

霊園や石材店選びのポイント!

いろいろ気を付けなければならない点が多すぎて、結局どうやって霊園や墓地を選んだらいいのかわからない!という人も多いのではないでしょうか。

ここでは霊園や石材店選びに失敗しないための、自分に合った霊園の選び方や、優れた石材店の選び方をお教えします。

霊園

そもそも皆さんが墓地を選ぶ際に気にかけるポイントは何なのでしょうか?
それはおそらく大体の人が費用であったり、指定石材店制度などであると思います。

霊園による費用の違いについてはここまで十分に説明してきたので、ここでは費用以外のその他重要だと思われるポイントについて確認していきたいと思います。

交通の便がいいか

やはり費用以外で気になるポイントといえば交通の便がいいかどうかだと思います。

霊園が駅からどれぐらいの距離のところにあるのかなどを、事前に調べる際にはチェックしておきましょう。

宗派

自分の家の宗派が何であるかということも、墓地を選ぶのにあたって重要になることがあります。

公営墓地であれば、宗派の指定は基本的にはないのですが、民営墓地には一定数、宗派が指定されている墓地もあり注意が必要です。

また、寺院墓地はやはり基本的には宗派の指定がされているのですが、近年は寺院側もお寺にお墓を作ってもらうために、宗派を不問としているところも増えているようです。

どんな設備があるか

どのような設備が霊園にあるのかというポイントは見落とされがちですが、これも大切な霊園選びのポイントになってきます。

例えば、お墓参りに必要な道具を霊園内で販売しているのか?とか、大きな駐車場やトイレ、休憩所などはあるのか?など意外と大切なポイントがたくさんあります。

霊園の中に法要を行う設備があるところもあるようですね。

承継者の有無

承継者がいるかいないかでも墓地の選び方は変わってきます。

承継者がいる場合は基本的にどのような墓地でも大丈夫なのですが、承継者がいない人の場合には墓じまいをせず、新たにお墓を建てるためには永代供養墓を建てる必要があります。

永代供養墓は公営墓地・民営墓地・寺院墓地のいずれの墓地でもやっているので、行きたい霊園に永代供養墓があるかどうかの確認をすれば大丈夫です。

優良な石材店を選ぶには

指定石材店制度があることから、民営墓地や寺院墓地などでは石材店を選ぶことができない場合も多いのですが、ここでは自分が選ぼうとしている、もしくは墓地に指定された石材店が、本当にちゃんとした石材店なのか?ということを見分けるポイントをいくつかご紹介します。

お互いの意思疎通をちゃんととることができるか

石材店と意思の疎通ができるかが、石材店の良し悪しを判断する際に一番大事なポイントになります。

石材店側と意思の疎通をしっかりとることができないのであれば、そもそも要望通りのお墓を建ててもらえない可能性があります。

逆に意思の疎通がしっかりとれるのであれば相手がしっかりした石材店の場合、いろいろ話をすることができ、トラブルなどの発生する可能性が当然低くなります。

アフターサービスがあるか

墓石は頑丈な石ではありますが、やはり年月が経てば修繕の必要が出てくる場合があります。修繕をするとなった場合、石材店による保証があれば通常の費用に比べて安い費用で修繕を行うことができます。

また、もし工事などに不備があった場合などに、保証があれば石材店が対応してくれないなどといったトラブルも回避することができますね。

これらのアフターサービスがしっかりと書面で保障されているかどうかは、その石材店が優れているかどうかを見極めるポイントになります。

見積書や契約書、図面などを提示してもらえるか

見積書・契約書・図面などは、石材店から石を購入する人にとって石材店を判断する材料になりますよね。

これらをちゃんと提示してもらえない場合、そもそもその石材店のことを信用できませんし、優良な石材店であると判断するのは難しいですね。

霊園の近くに石材店の店舗または展示場があるか

霊園の付近に石材店があるかどうか?ということも良し悪しを判断する材料になります。

霊園の近くに石材店があれば、何か問題が発生した場合にすぐに相談しに行くことができますし、霊園のある地域に昔からある石材店などであれば、それだけで昔から地域住民から信頼を得ているということの証明にもなります。

実績がちゃんとあるか

これまでどれぐらいの実績を上げてきたのかということも、石材店を判断するのに重要なポイントになります。

しっかりとした実績があるところであれば、安心してお墓に関することを相談・お任せすることができます。

お墓の構造と各部位の名称

お墓の形とかはわかるんだけど、細かいところの名前などは何もわからない…
そんな人のためにも、ここでは意外と知らないお墓の構造、そして各部位の名称を確認していきます。

棹石・竿石(さおいし)

棹石とは墓石の一番上にある目印となる石のことで、普通は「○○家之墓」というように家名が彫刻されています。

棹石の文字

基本的にはどんな文字を書いてもいいようで、特に書体や文字に決まりはありません。

家名を彫刻したお墓が一般的ですが、中には戒名を彫刻しているお墓や、時代の流れからか自分の好きな言葉を彫刻しているお墓も増えているようです。

ただ、あまり一般的でない彫刻を行う場合は代々継承していくお墓にはあまり適していませんし、宗派によっては認められなかったりする場合も多いようなので、注意が必要です。

上台

上台とは棹石を支える石のことで、棹石の下にあります。

中台

上台の下・芝台の上にある石のことで、種類によっては水鉢や花立などと一体化しているものもあります。

芝台

芝台とは中台の下に置かれる石のことで、絶対になくてはならない部分ではありませんが、和型のお墓には普通この石があり、お墓を高く見せる役割などを果たしていることが多いです。

ただ、芝台を付けるということはその分お墓のサイズを大きくするということにもなりますので、墓石代は高くなります。

水鉢・花立

水鉢とは故人に対して水をお供えするのに使用する入れ物のことで、水以外は基本入れません。
水以外のものを入れるとシミなどの原因になりますので、故人が好きだったからなどの理由からお酒など他の物を入れないようにしましょう。

花立とはお花をお供えするのに使用する入れ物のことです。

また、浄土真宗の場合、水鉢は普通ありません。

塔婆立

主に納骨・年忌法要・お盆・お彼岸の時に、卒塔婆をたてる場所です。
浄土真宗の場合は卒塔婆をたてて、供養を行うことがないため、お墓に塔婆立はありません。

墓誌

墓誌とは故人の戒名・死亡年月日・享年・俗名・来歴・功績などを彫刻する石のことです。
お墓のスペースが足りない場合などは墓誌を置かない場合もあるようです。

合祀型の永代供養墓では大きな墓誌が建てられ、これが墓石の代わりに用いられることもあるようです。

相場は石の産地にもよりますが、5-10万円程度のことが多いようです。

拝石

お墓の前に敷かれた、カロートの入り口のふたになっている石のことで、納骨の際にはこの拝石をどかす必要があります。

香炉・香立

香炉とは線香をお供えする容器のことで、線香を立てて入れるものも横に倒して入れるものもあります。

香立とは線香を入れるための入れ物で、容器ではありません。

以前は香立がメジャーだったのですが、香立は雨の日や風の強い日などに、線香に火がつかなかったりすぐ消えたりしてしまっていたので、最近は囲いのある香炉の使用が多くなっているようです。

カロート(唐櫃)

カロートとは骨壺をしまう納骨室のことで、一般的にお墓の下にあります。
骨壺がしまいやすい棚状の構造をしており、複数の骨壺お納骨することができます。
ここに骨壺が入らなくなった場合骨壺から遺骨を取り出して、納骨袋などに移し替えて納骨することもあります。

外柵

外柵とは、墓石の周りを囲い、隣のお墓との境目をわかりやすくするための石のことです。

ところで、墓石の料金などを調べると、墓石と外柵の料金が別で記載されている事が多いですよね。一体何ででしょうか?

これは基本的に墓石の工事が外柵と違うタイミングで行われるからで、外柵の工事が終わってから次に墓石の工事が行われます。

2回に分けて工事を行った場合、墓石と外柵の工事でそれぞれ別々に料金を取られてしまうことがあるため、記載も別にしているところが多いようです。

納骨式について

納骨式とは遺骨を納骨する際に行う儀式のことです。

ただ納骨といってもお墓に埋葬する場合もあれば、納骨堂に入れる場合もあります。

納骨式はいつ行う?

特にこの時期にするべきだという決まりなどはなく、家族や遺族などが定めたタイミングに行うのが一番いいでしょう。

一般的には四十九日などの法要の時に一緒に行うことが多いようですね。

ただ、納骨を行うにはやはり感情の整理などが伴うこともあるので、しっかりと相談をしたうえで時期を決めるのがいいのではないでしょうか。

納骨式を行うまでの手順

では、実際にどのような手順で納骨式を行っていったらいいのかを簡単に確認していきたいと思います。

場所

まず、いつ納骨式を行うかを家族や親族で話し合って決めた後は、どこに納骨を行うかを決めます。

被相続人からの遺言や遺書などがある場合はそれに従い、もし、そのような指定がない場合は、場所も家族や親族の間で話し合いを行ってください。

会食

時期・場所が決まったら、式の内容をどうするかを決めましょう。

法要と一緒に行う場合は式の後に会食を行うのが普通なので、会食を行う場所の予約などが必要になります。

会食の場所選びは、会食には向かないおめでたい料理が出てこないようにするなどの配慮を持ってやりましょう。

準備

ここでは具体的に必要な準備について説明します。

宗派によっては卒塔婆が必要な場合もあるので確認しておきましょう。

埋葬のための許可証

死後7日間以内に提出しなければならない死亡届を役所に提出すると、火葬許可証が発行されます。

そして火葬が行われたあと火葬許可証に印を押してもらうとこれがそのまま埋葬のための許可証になります。

この埋葬のための許可証(火葬許可証)がなくては埋葬できませんので必ず忘れずに納骨式に持参してください。

石材店への連絡

納骨の際、お墓の石を動かす必要がありますので、石材店への連絡も入れておきましょう。

墓石に名前などを新たに彫刻する場合も石材店に頼む必要があります。

墓地やお寺への連絡

納骨式を行う前にはお墓のある墓地の管理者に事前に連絡を入れておきましょう。

そして、お寺への連絡をして、式に必要なものなどの再確認もしておきましょう。

宗派によっては卒塔婆が必要なこともあります。

また、遺骨は骨壺に入れたまま入れるのか、それとも納骨袋に入れて納骨するのかを相談しておきましょう。

親族への連絡

納骨式に来てもらいたい親族などに納骨式の日程を連絡しておきましょう。

案内状を送るのが通例ですが、式に呼ぶのが親しい人だけであれば電話だけの連絡でもいいでしょう。

お布施の用意

お布施として渡すお金と、お布施を包む封筒、そして封筒をのせるお盆が必要になります。

新しくお墓を建てた場合などには別途、開眼供養のお布施が必要になります。

その他必要なもの

数珠、線香、マッチ、お供えの花、お供え物などを持参する必要があります。

当日の流れ

納骨式を行うための準備ができたら、当日の流れを確認しておきましょう。

流れ

1.法要を行った後、施主が法要のお礼を述べ、参列者を墓地に移動させます。

2.お墓の前に移動したらお花やお供え物などを置きましょう。

3.まず石材店の人にカロートを開けてもらい、施主が遺骨をカロートの中に納骨します。

4.納骨が終わったら、僧侶に読経を行ってもらいます。

5.僧侶が読経を行ったら、僧侶の指示に従って焼香を始めます。

施主が一番最初に焼香をして、次に故人と縁が深かった参列者から順番に焼香をしていきます。

6.施主が挨拶を行い、そのあと会食がある場合は会食会場に参列者を移動させます。

会食は1時間ぐらいであることが一般的で、会食後に再び施主がお礼を述べて終わりになります。

開眼供養

開眼供養とはお墓を建てた際に行う、墓石に魂を入れる儀式のことで、この儀式を行うことによってはじめてお墓がお墓としての役目を果たすようになります。

新しくお墓を建てた場合には、この儀式も納骨式と一緒に行う必要があります。

納骨式の費用

納骨式を行うにはどれだけの費用がかかるのでしょうか。

その内訳とともに見ていきたいと思います。

納骨

納骨をするためには、普通石材店にカロートの開け閉めを依頼する必要があるので2-3万円ほどかかります。

自分で石の移動を行う場合はこの費用はかかりません。しかし石は結構重いうえに、石を元に戻した後にカロート内に水が入らないように目地止めを行う必要もあるので、ほとんどの人が石材店に依頼します。

卒塔婆

卒塔婆とは故人の供養のために用いられる細長い板のことで、納骨・年忌法要・お盆・お彼岸のタイミングで供養のためにお墓の後ろの塔婆立に置かれます。

卒塔婆を置くのにかかる費用は、お寺が指定する塔婆料が2-5千円ほど、それとは別にお布施が5千円前後かかります。

浄土真宗の場合は必要ありません。

墓誌への彫刻

墓誌への戒名の彫刻は普通納骨式までに行うことが多く、石材店に頼む必要があります。

費用の相場は3-4万円ほどですが、文字の量が違っても手間はほとんど変わらないため、基本文字数によっては費用が変わらないようです。

また、指定石材店制度のある墓地では指定された担当の石材店に頼む必要があります。

お布施

納骨式を行うにあたって、お寺に対して必要となるのがお布施です。

お布施の相場は3万円ほどであるようですが、お布施以外にも追加で御車代や御膳料がそれぞれ1万円ほど必要になる場合があります。

御膳料とはお坊さんが会食への参加を辞退した場合に渡さなくてはならないお礼のことです。

また、お布施の渡し方には注意する点があって、直接手渡しするのではなくて、封筒をお盆に乗せて渡すのがマナーとなっています。

お盆の代わりにお供えのものの上に乗せて渡すのもマナー違反ではないようですね。

お供え物

開眼供養の時には、お供え物も必ずというわけではないですが、基本的には必要になります。

お供え物にはお花や、果物、お菓子などが一般的であり、これらの費用が追加でかかることになります。

会食

会食の相場は5千ー1万円ぐらいのようです。

また引出物として2-5千円程のお土産を用意する必要もあります。

服装

四十九日の法要と一緒に行う場合は、喪服を着るのが普通ですが一般の参列者であれば略式喪服とよばれる普段の服に近めの地味な服で大丈夫な場合もあるようです。
ただ、地域によっては参列者も喪服でなくてはならない場合もあるので、不安であれば喪服を着るようにしましょう。

四十九日の忌明け後であれば、施主や親族も略式喪服などで大丈夫ですし、参列者も地味な平服などでも大丈夫なようなので、四十九日を境に服装も変化することを覚えておきましょう。

香典

香典とは、死者に対して線香などのお供え物の代わりに供えるもののことで、参列者が不祝儀ののし袋に現金を入れて葬儀や法要の際に持参することになっています。

香典の相場は?

法要の際の相場は5千ー1万円ほどですが、会食がある場合などは会食のことも考慮して香典の金額を決めましょう。

また香典では4・9などの数字は死や苦を連想させる不吉な数字として扱われることもあるので、これらの数字が入った金額を渡すのは遠慮したほうが良いでしょう。

新札を入れるのもマナー違反になりますので、使用は避けましょう。

書き方

四十九日の法要までは御霊前と書きます。
ただし、浄土真宗には霊という考え方がないため、そもそも御霊前と書く風習がなく四十九日の法要より前でも御仏前と書きます。
四十九日の法要からはどの宗派でも御仏前と書きます。

表書きの下段には名前を書きます。
もし、夫が何らかの事情で出席できず、代わりに妻が出席する場合は、名前の左下に「内」という字を小さく書いておきます。

中袋・中包みは表の中央に金額、裏の左側に住所と名前を書き、現金を中に入れます。
金額の数字は旧字体の漢数字で書くことが通例のようですが、最近では普通の漢数字も一般的になりつつあるようです。

お墓参りのマナーや持ち物

お墓参りには行ったことあるけど、ただ一緒に行った人がやってたことをまねしてただけで実際に何をすればいいのかわからない…

ここではお墓参りで最低限守るべきマナーや、お墓参りに何を持参していく必要があるのかを解説します。

お墓参りの作法

まずはお墓参りをするのにあたって、最低限守らなくてはいけないポイントをお教えします。

挨拶

寺院墓地の場合は、やはりお寺との付き合いも大切になってきますので、まず本堂のご本尊にお参りに行き、ご住職に挨拶をしに行きましょう。

手順

1.多くの墓地で手桶などは借りることができますから、管理事務所などで手桶を借り、水を汲んでからお墓に向かいます。

2.お墓についたらまず合掌をして、お墓の掃除を行います。

3.お墓の掃除が終わったら、お線香をたててから、お花やお菓子などをお供えしましょう。

4.お花は供えたまま持ち帰らずそのままにしておくのが普通ですが、お菓子などは持参した半紙などにのせてお供えをした後に、しっかりと持ち帰りましょう。
また、線香を消す際には必ず口で吹いて消すのではなく、手で仰いで消しましょう。

5.最後にお参りに来た人が故人と縁が深い人から一人ずつ合掌を行い、全員が合掌したら終わりです。

お墓に水をかけたらかけっぱなしにしておくのではなくて、タオルなどで水をふき取ってあげましょう。

お墓参りに行く時期や頻度

お彼岸やお盆、命日に行くことが多いですが、特に決まりはなく、自身が故人に何か報告したいことがある時などに行く人も多いようです。

ただ、墓地の場所が遠くて、あるいは仕事が忙しくてなかなかお参りに行けなかったりするかもしれませんが、大切なのはお参りに行く回数ではなく、普段からどれだけ故人に対して思いを持っているかによると思うので、それほど頻度について深く考える必要はないでしょう。

何時に行く?

お参りをする時間帯についての決まりはありませんが、昼間の明るい時間帯にするのがいいとされています。

これは夜など暗い時間帯にお参りに行くと、けがをしてしまう危険性や、犯罪に合う可能性が高くなるからといった理由や、夜だとそもそも霊園が開いていない場合があるといった理由からこのようにいわれています。

持ち物

お花、線香、ろうそく、マッチ(ローソク)、掃除道具、ゴミを入れる袋、数珠などが必要になります。

墓地によっては墓地内でこれらのものを販売しているところもあるので、チェックしてみるといいかもしれませんね。

服装

お墓参りをする際、普段着で行っても全然マナー違反にはなりませんが、あまりにも派手すぎる服装など、故人と対面するにあたって失礼のある格好はしないようにしましょう。

お墓参りの代行って?

お墓がある場所が遠かったり、仕事などが忙しくてなかなかお墓参りに行きたくても行けないって人も多いかと思います。

そんな中、最近ではお墓参りを代行してやってくれるという、面白い業者が登場してきています。

サービスの内容

基本的にはその名の通り、お墓のお参りや掃除を依頼者の代わりにやってくれるというサービスですが、本当にしっかりお参りをやってくれるのかなど、そういった類の心配が多少なりともあると思います。

そこで業者側もサービスに様々な工夫を行っていますのでそれらを少し紹介します。



1.まず、最初にやってくれるのは合掌と、作業をする前のお墓の写真撮影です。

この写真と作業後に撮影する写真が、業者が作業をちゃんとやったことを証明するための証拠になります。

2.次に、多くの業者がお墓の雑草を抜いたりするなど簡単な掃除を行い、お線香や仏花をお供えしてくれます。

3.最後にもう一度合掌を行い、作業を行った後の写真の撮影を行い作業をしたことの証拠にします。

後日、郵便などによって依頼者のお墓の状況の報告や作業をやる前とやった後の写真を送ってくれます。

費用

お参りや掃除が必要な時期に毎年お墓に行って作業をしてくれる年契約をする形態や、依頼者が行ってほしい時に単発で依頼する形態もあります。

掃除もやってくれる場合、お墓のサイズによっても費用も変わってきますが、お参り1回当たりおよそ1万円前後でやってくれる業者が多いようです。

お墓の掃除

お墓の掃除って意外と大変ですよね。
ここではお墓掃除をする適切なタイミングと、きちんときれいにする方法を紹介します。

時期はいつがいい?

しなければならないという時期が定まっているわけではないですが、親族などが集まったりするお盆やお彼岸などの直前にやっておくのがベストかもしれないですね。

ただ、時期に関しては都合などが付かない場合もありますので、帰省のタイミングなどで全然構わないと思います。

お墓の掃除方法

せっかく掃除するのだからしっかりお墓を綺麗にしたい!という人も、面倒だから簡単にすましたいという人もいるかと思います。

なのでここではとりあえず掃除に使う道具に関する説明と、簡単な掃除の手順について、気を付けるべきポイントともに説明します。

道具

・墓石の掃除:スポンジ、歯ブラシ、たわし、タオル、バケツ、ごみを入れる袋など

便利なお墓参り掃除道具セットなるものが通販などで販売されていますが、百円ショップに打ってある品物でも十分に掃除をすることができます。

ただ、頑固な汚れがある場合は専用の洗剤を使用する必要がある場合があります。

専用の洗剤以外を使うとしみになる場合があるので、家庭用の洗剤などで代用するのは絶対にやめましょう。

・お墓周りの掃除:箒と塵取り、雑草を抜くときにつける軍手など

手順

1.まずはお墓周りの掃除からしましょう。

雑草を抜いたり、落ち葉を箒で履いて集めるなどして、周辺をきれいにしましょう。

2.次に、墓石の掃除を行います。

スポンジあるいはたわしで水洗いをし、墓石の汚れを取りましょう。

ただたわしは墓石を傷つけてしまう恐れがありますので、十分注意をして使用してください。

3.文字の部分を歯ブラシで丁寧に掃除します。

4.その他の備品などを歯ブラシなどで洗います。

5.掃除の過程において水で濡れてしまったところをタオルで拭いてしまいましょう。

お墓掃除の代行サービス

お参りの代行サービスと同様に、お墓が家から遠くにある、または仕事などが忙しくてなかなかお墓掃除に行くことができない人向けに、お墓掃除の代行サービスを行っている業者がいます。

基本的にはお墓参りの代行サービスと同じで、お参りから掃除までやってくれます。

また、お参りはせずに掃除だけをやってくれるサービスもあり、掃除だけであればお参りの代行に抵抗のある人でも、まだ抵抗が小さく済むのではないでしょうか。

サービスの内容

サービスの内容は、お参り代行のサービスと同じなのでここでは追加料金を支払うことでやってもらえるサービスを少し紹介します。

通常料金であれば、掃除といっても簡単な掃除をやってくれるだけなのですが、追加料金を支払えば墓石のクリーニングや石材を保護してくれるコーティングなどをしてもらうことができるようです。

こういった暮石のクリーニングや、コーティングなどは専門知識のない人が自力でやるのは難しい分野であると思いますので、試しに1度業者に頼んでみるのもありだと思います。

費用

お墓周りの簡単な掃除だけじゃなくて、墓石のクリーニングや、コーティングなどをやってもらう場合、1回当たり5万円前後と割と高めの費用がかかるようです。

お墓の相続はどのように行われる?

お墓の相続って一体どのように行われるのでしょう?

ここではお墓の承継者が誰になるかということやその手続きについて、お墓の承継者がいなくなってしまった場合も含めて解説します。

お墓の承継者は誰になる?

基本的には遺書や遺言など、被相続人の指定に従います。

もし、被相続人による指定がなかった場合には相続人の間で相談をする必要があります。

承継の手続きはどのように行う?

お墓の承継者が決まったら、次は実際に承継に必要な手続き・書類の準備を行っていきましょう。

手順

手順自体は難しいものではなく、継承するお墓がある墓地の管理人に、お墓の名義人を変更したいという連絡を入れ、墓地の使用規約にのっとって名義変更の手数料を支払えば大丈夫です。

ただここで用意しなければならない書類がたくさんありますので紹介します。

まず申請する人全員が必要な書類は、承継使用申請書・誓約書・印鑑登録証明書・申請者本人の戸籍謄本・現在の名義人と申請者との戸籍上の繋がりを証明できる戸籍謄本で、同時に申請者の実印も必要になります。

また承継することを被相続人により指定された人は、指定されたことを証明する遺書などが必要になる場合もあります。

反対に誰も承継者が指定されておらず、話し合いなどで決まった場合もそこでの決定事項を記載した正式な書類が必要になる場合もあります。

費用

名義変更にかかる手数料は墓地の種類によって様々ですが、公営墓地の場合は2000円程度、民営墓地の場合は1万円程度かかるようです。

相続税ってかかるの?

お墓の相続と聞けば、相続税がかかりそうな気もしますが、お墓は非課税の祭祀財産であるため相続するのに税金はかかりません。

そのため、生前にお墓を購入することによって節税をすることもできますが、相続開始後には控除できませんので、早めに購入しておくことが大事になります。

墓じまい

お墓の承継者がもしいなくなってしまった場合、お墓はどうなってしまうのでしょう?

誰がお墓を承継するのかを決定できなかった場合は、家庭裁判所によって承継者が指定されるのですが、もし指定されても墓地の管理料をその人が支払わなければ、永代使用権は剥奪されてしまい、そのお墓は無縁墓となってしまいます。

無縁墓となったお墓は、墓地の管理者によって撤去され、納められていた遺骨も取り出されて無縁墓地・合祀墓の中に、他の無縁墓に入っていた遺骨と一緒に入れられてしまいます。

無縁墓地に遺骨が入れられてしまえば、もう遺骨を再度取り出したいと思っても、取り出すことができません。

このような事態を招かぬためにも、承継者がいない人はお墓を自ら撤去する墓じまいを行う必要があります。

ここでは墓じまいの手順とかかる費用を説明します。

手順

基本的な手順は下で説明する改葬と同じですが、ここでは継承者がいない場合を考えているので、遺骨を取り出した後、散骨や永代供養墓に納骨する場合の手順を紹介します。

どちらの場合も遺骨を取り出すために改葬許可証が必要になります。

散骨

散骨の場合受入先というものがないので、受入証明書は必要ないのでは?と思うかもしれませんが、受入証明書がないからといって墓地側が遺骨を取り出してくれないなど、受入証明書がない場合にトラブルが発生することも多いです。

なので散骨をする場合でも受入証明書を発行してくれる業者などを前もって探しておけば、トラブルを回避することができます。

永代供養墓

永代供養墓であれば初めに永代供養費を払ってしまえば、お墓の継承者がいなくても供養してもらうことができるので、継承者のいない人にとってのお墓の引っ越し先として適しています。

手順自体は普通の改葬の手順と同じです。

費用

かかる費用の内訳は、遺骨を取り出すために石材店に支払わなければいけない費用と、魂抜きの時にお寺に払うお布施、そして散骨や永代供養墓に入れる場合、散骨の業者に支払うお金や永代供養費といったものであり、基本的に下で説明する改葬とかかる費用は同じです。

ただ、現在のお墓のある場所が寺院墓地である場合、墓じまいをする際に普通10-20万円ほどの離檀料が発生しますが、ごくまれにお寺側が法外な金額を要求してくる場合もあるようなので、もし手続きの段階でお寺との間に問題が生じたら、とりあえず行政書士・司法書士に相談するといいようです。

改葬

住居が変わって、お墓のある場所が自宅から遠くなってしまった…

簡単にお墓参りに行けるように、現在の住居の近くに今あるお墓を移したいという場合はどうしたらいいのでしょうか?

日本の法律では、たとえ自分の家のお墓であっても勝手に遺骨を取り出すことは禁止されているため、改葬という手続きを取る必要があります。

ここでは墓地埋葬法で定められた手続きも含めた、改葬のやり方と注意点を説明します。

手順

まずは墓地埋葬法で定められた手続きに乗っ取った手順を、しっかり流れに沿って説明します。

受入証明書の発行

まずは新たに納骨を行う予定の墓地の管理者に受入証明書を発行してもらいます。

もし、新しい墓地で新たにお墓を建てたい場合は、石材店を決めてどのような墓石にするかを決定しておく必要もあります。

埋葬証明書の発行

次に現在のお墓がある墓地の管理者に埋葬証明書を発行してもらいます。

現在の墓地が寺院墓地である場合は、寺院とのその後の関係も含めた話し合いをしておくことが、要らぬトラブルを回避することにつながります。

改葬許可証の発行

受入証明書、埋葬証明書を手に入れたら、改葬許可申請書を現在のお墓がある場所の市町村の役場で手に入れましょう。

窓口だけでなく、役場のホームページからダウンロードすることもできます。

改葬許可申請書の記入が終わったら、受入証明書、埋葬証明書と一緒に役場に提出して、改葬許可証を発行してもらいます。

遺骨を取り出す

改葬許可証を手に入れたら、現在の墓地に提出して遺骨を取り出させてもらいます。

遺骨を取り出す際は、魂抜きといってお墓に宿った魂を抜くための儀式を行う必要があるので、お寺などに事前に連絡をしておきましょう。

新しい墓地に遺骨を納骨する

遺骨を取り出したら、遺骨を新しい墓地に移動させて、管理者に改葬許可証を提出し、遺骨を納骨しましょう。

納骨を行う際は必ず、お墓に新たに魂を入れるために開眼供養を行いますので、こちらも魂抜きの時と同様にお寺などに事前に連絡しておきましょう。

墓石の移動に伴う注意点

新しいお墓に、現在のお墓にある墓石を移動して使いたい場合もあると思いますが、いくつか注意するべき点があるのでここでまとめておきます。

そもそも墓石の搬入が許可されているか

まず、墓地によっては他からの墓石の搬入を許可していない場合があるので、新しい墓地で他からの墓石の搬入が許可されているかを確認する必要があります。

また搬入が許可されていても、墓石を置く場所の区画の大きさが一致していなければ搬入は無理なのでそこの確認もしましょう。

費用が結構かかる場合も

墓石を移動するのはかなり大変な作業であり、長距離の移動であればかなりの費用がかかる場合があります。

なので場合によっては新しくお墓を建てるよりも、高額な費用がかかってしまう場合もあり、この点については業者などに相談して決める必要があります。

ペット用のお墓

現代社会において、ペットという存在は家族の一員とみなされることも少なくありませんよね。

家族の一員であるペットをお墓に入れて供養してあげたいという思いは、当然の感情であると思います。

ここではペットのためのお墓に関する情報や、今話題のペットと一緒に入れるお墓に関する情報をお伝えします。

そもそもペットを埋葬するのは合法なの?

ペットの遺体は、人間の遺体と異なり法律上一般廃棄物として扱われます。

そのため、埋葬する場所が自分が所有する私有地であれば基本的には問題ありませんが、他人の土地や公共の場所に埋めるのは違法なのでやめましょう。

ただ、合法だとはいえ、においなどの衛生上の問題があったりしますので、自分の所有する土地に埋める場合はこれらの点への配慮を忘れないようにしましょう。

また、ペット霊園というペット専用の墓地や、まだ数は少ないですがペットと一緒に入れる墓地もあります。

ペットのお墓の値段

ペットのお墓を建てる場合一体どれほどの費用がかかるのでしょうか?

ここでは主に自宅などの自分の土地に埋める場合ではなく、ペット霊園などの専用の墓地に納骨する場合の費用を見ていきたいと思います。

場所

ペットはペット霊園にある個別・共同墓地、あるいは民営墓地の中にある専用の供養塔などに埋葬する事になります。

また埋葬をペット霊園に依頼した場合、火葬などもすべてやってくれることが多いようです。

合同の供養塔などに入れる場合はかなり費用も安く抑えられますが、個別のお墓をペットのために建てる場合は、火葬や埋葬にかかる費用だけでなく、人間のお墓と同じように管理料がかかることになります。

またお墓に入れるのではなく、人間と同じように手元供養や散骨などを行うこともできます。

費用

ペットのお墓を建てるのにかかる費用を決める要素はいろいろあります。

まずは火葬する時にかかる費用も、ペットの大きさやによって、あるいは火葬を個別でするのかそれともほかのペットと一緒に火葬するのかによって変わってきます。

そして、個別にお墓を建てるのかそれとも共同墓地に入れるのかによってもかなり値段は変わってきます。

相場は全体で火葬が1万5千円程度で、お墓は共同の場合数千円、個別の場合10万前後はかかるようです。

個別の場合はさらに管理料などもかかりますのでさらに費用がかかることになります。

自分の土地に埋葬する際のマナー

自宅などの自分の所有する土地に埋葬する場合、法律的には何の問題もないのですが、やはり近隣住民との間にトラブルを起こさないためにも、においなどの衛生面に気を付ける必要があります。

やはりマナーとしては、土葬ではなく火葬してあげるのが良いでしょうし、もし土葬を行う場合も最低2-3メートルの深さを掘って埋めてあげましょう。

ペットと一緒に入れるお墓がある?

近年、家族の一員としての認識が徐々に増えつつあるペットですが、家族の一員だから一緒のお墓に入れてほしいという要望も増えてきているようです。

このような流れの中で、民間霊園の中では少しずつですがペットと一緒に入れるお墓も増えてきています。

ただ、注意しなくてはならない点がいくつかあるので紹介します。

管理者の承諾が必要

ペットが家族の一員であるという認識が広がりつつあるとはいえ、だからといってまだ一緒のお墓に入るという行為が一般的に認められてきたわけではありません。

特にまだ公営の墓地で認められているところはまだありませんし、民営墓地でも指定された区画だけでしか認められていない場合が多くあります。

これには宗教的な面ではまだまだ動物と一緒にお墓に入るということ自体が、タブーとして見られていることも関係しているようです。

そしてどんな場合でも勝手に同じお墓に入れることは認められないので、まずは必ず墓地の管理者の承諾が必要になります。

費用

ペットも人と一緒に入ることになるのですから、基本的にはお墓を建てるのにかかる費用は人間のお墓と一緒になります。

なのでペットを埋葬するのに追加でかかる費用は、ペットの葬式代や火葬代になります。

お墓のまとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでお墓に関する知識を一通り紹介させてもらいました。
このページ以外にも、お墓に関するすべての情報が終活ねっとにありますので、どうぞそちらもご覧ください。

お墓選びというものは、お墓について何も知らない状態からやるのにはとても大変で、非常にややこしいものです。
そんなお墓選びが少しでも楽になるようにとこの記事を書かせていただきました。

皆様のお役に立てれば光栄です。

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