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葬儀・お葬式の基礎知識を全て解説!

葬儀について皆さんはどれくらい理解しているでしょうか?この記事を読むと、葬儀の準備や葬儀の服装とマナー、葬儀の一連の流れ、お布施の相場、葬儀の種類などのような、葬儀の全てを知ることができます。いっしょに葬儀について学んでいきましょう。

葬儀に関する知識を全てまとめました!

葬儀

人が亡なった時には葬儀が行われます。
あなたの親族や大切な人が亡くなったとき、いつまでも悲しみに暮れてはいられません。

この記事では

  • 葬儀の準備
  • 葬儀の手続き
  • 新しい葬儀の形

などについて解説いたします。

すでに葬儀を行ったことがある方や、まだそんなことを考える年齢ではないと考えている方もいらっしゃると思いますが、全ての方にとって価値のある葬儀の情報を提供します。

是非最後までお読みください。

葬儀の準備をする時に

葬儀

あなたにとって身近な人が亡くなった場合、あなたが葬儀の準備をすることになります。
とはいっても葬儀の準備って何をすればいいのでしょうか?

ここでは、そんな葬儀について日程や費用などに触れつつ解説していきます。

そもそも葬儀とは何?

葬儀とは、遺族や近親者、友人などが集まって、故人の冥福を祈り、成仏することを願って営む宗教儀式のことです。

日本では基本的に葬儀は故人を送り出すための儀式とされています。

葬儀とお葬式の違いは?

日本において、お葬式は通夜・葬儀・告別式をまとめたものを指します。
なので、葬儀はお葬式の一部となります。

通夜、告別式との区別は?

通常、葬儀に関連して通夜と告別式がおこなわれます。
でも、その区別がわからない人もいると思います。

そこで、通夜と告別式の違いについて解説します。

通夜

通夜とは、本来は葬式の前夜、死者に悪霊が取りつくのを防ぐために、故人とごく親しかった人たちが、一晩中故人に付き添い、故人の別れを惜しむ儀式でした。

ですが現在の通夜は、葬式の前夜に一般の弔問客を迎えて午後6時か7時ごろから1~2時間ほどで済ませる「半通夜」がほとんどです。

仕事などの都合で、葬儀に告別式に出席できない人が、お別れをするための儀式という色合いが強くなっています。

また、通夜が終わったあとは、弔問客に食事をふるまう「通夜ぶるまい」があります。

告別式

告別式とは、故人の親族や友人が故人との最期の別れをする儀式のことで、もともとは会葬者全員で遺骨を墓地に埋葬する前に行われていました。

しかし、現在は大規模な葬儀でなければ、基本的に葬儀と告別式は同時に行われるようになってます。

なので、「葬儀」といったときに、告別式の意味も含んで使われることが多いです。

喪主の選び方

通夜や葬儀の準備を始めるとき、まず葬儀の主催者である喪主を決めないといけません。
喪主は遺族が協議して決めることになります。

喪主は遺族の代表者で、故人に代わって弔問を受ける大事な役割を務めます。
また、後に年忌法要なども主催します。

喪主は、一般的には法律上の相続人が務めます。
夫婦のどちらかが亡くなった場合は、その配偶者が喪主になります。
配偶者が高齢や病気などで難しい場合は、成人した子ども(長男や長女)がいれば務めることが多いそうです。

また、未成年者が喪主となる場合は、親族のひとりが後見人を務めることとなります。
故人に縁者がいない場合は、友人などが喪主の代わり(施主)をすることもあります。

このように、喪主は基本的には故人との関係が深い親族から務めることが多いようです。

日程の決め方は?

喪主が決まったら次は葬儀の日程を決めます。
葬儀の日程にはなにか決まりがあるのでしょうか。

ここでは、そんな葬儀の日程の決め方について見ていきます。

一般的な日程の決め方

一般的な流れは、

  • 死亡当日→納棺
  • 2日目→通夜
  • 3日目→葬儀、告別式、火葬

となります。

火葬は基本的に、死後24時間以上経過してから行うことが法律で定められています。
ただし、夏場は死亡当日に納棺と通夜を行い、翌日には葬儀・火葬をすることがあります。
夏場はご遺体が痛みやすいからです。

友引を避ける風習

友引の日というのは、死者が友人を呼び寄せるという風習から、葬儀を行わないのが通例となっています。
火葬場も友引の日は休みにするところがほとんどです。

また、正月の三が日も休みにするところが多いです。
その場合は、4日以降に葬儀を行うことになります。

亡くなってから1週間以上経ってもいいのか

基本的には亡くなってからすぐに葬儀は行われますが、事情によってすぐに葬儀を取り行えない場合があります。
その場合は、ご遺体を安置する場所や適切な保管方法を考えるようにしましょう。

施設に安置する場合は、料金がかかりますので確認するようにしましょう。
自宅に安置する場合は、ドライアイスが必要となります。

1週間以上経過してしまう場合、費用はかかりますがエンバーミングという方法もあります。
エンバーミングとは科学的処置で遺体を生前のままの姿に保つことです。

世話役を決める

喪主や遺族は、僧侶や弔問客の対応に追われるため、葬儀全般の実務を取り仕切る世話役を決めます。
友人・知人や会社の同僚などから選ぶのが一般的です。

世話役の仕事

世話役は基本的に各係の代表です。
葬儀の係には、受付や会計、接待、進行係などがあります。

世話役は喪主や葬儀社と葬儀の打ち合わせをして、各係に指示を出します。
必要な世話役と人数は葬儀の規模によって変わってきます。

また、世話役は必ず喪章をつけて、遺族側で人間であることをわかるようにしましょう。

葬儀を開催する時間帯

葬儀の日程を決めたら、次は葬儀を開催する時間を決めます。
葬儀の開始時間は何時頃が良いのでしょうか。みていきましょう。

開始時間

葬儀・告別式は火葬の予定に合わせて行われますが、開始時間は10時~11時が一般的です。
火葬場の稼働時間が10時~15時のところがほとんどなので、午前中に取り行われることとなります。

火葬の2時間前を開始時間の目安にするといいそうです。
また、火葬場の都合上午後に行われることがありますが、通夜のように夜に始まることはありません。

避けたほうが良い時間帯

葬儀の開始時間に特に決まりはありません。

しかし、開始時間が早すぎると大勢の人が集まるには向いていません。
逆に開始時間が遅すぎると帰りが遅くなって次の日に支障をきたします。

なので、午前だと10時以前、午後だと1時以降に開始するのは避けた方がよさそうです。

葬儀にかかる時間

一般的に葬儀は告別式から精進落としまでで、大体4~5時間程度かかります。

しかし、宗派や地域によっては流れが異なることあるので、ちゃんと確認するようにしましょう。
たとえば、火葬のみを行う直葬というのもあります。

葬儀にかかる費用

葬儀にはある程度まとまったお金が必要となります。
葬儀全体にかかる費用は一般的に150万~200万円程度がかかるとされています。

故人が生前に葬儀費用として残しておくことも多いですが、それでは足りない場合もあります。
故人の死亡とともにすぐに預金口座が凍結され、すぐに引き出せないことがあります。

葬儀の規模や費用は故人の社会的地位、交際範囲や経済状況から無理のない範囲で考えるようにしましょう。

葬儀の案内状について

葬儀の日程が決まったら案内状を発送します。
案内状を送る相手は基本的に故人の親族や友人、職場の同僚など故人と交流のあった人です。
電話で連絡することもあります。

案内状はできるだけ早くだすようにしましょう。
そのためにも葬儀の日程を早く決めることが大切になります。

案内状にはそれに適した手紙と封筒があります。
専門の業者に委託することもありますが、部数が少ない場合は、自宅で作成することも可能です。

案内状でも電話の場合でも適切な連絡を心がけましょう。
あいさつは手短にし、連絡した本人の氏名と、故人の氏名、死亡した日時と場所、通夜と告別式の日時・場所・電話番号を正確に伝えます。

死去の連絡は近しい人以外は通夜・告別式の日時が決まってから連絡します。

葬式の日程の確認方法

訃報の連絡だけ受けて通夜や葬儀の日程を聞いていない場合、親族の方に連絡して、日程を教えてもらいましょう。

電話をするのが気が引ける場合はメールで連絡してもいいですが、電話の方がスムーズにいくことが多いです。

葬儀屋の賢い選び方!

通夜や葬儀の準備を始めるときに葬儀屋(葬儀社)を決めます。
遺族が望んだ葬儀を行ってくれて、費用も良心的な業者を選びたいですね。

葬儀屋選びのポイントとしては、

  • 対応が丁寧で誠実か
  • 予算に応じて葬儀を設定してくれるかどうか
  • 葬祭ディレクターがいるのか
  • 料金体系が明確か
  • 実績があり、評判も良いか
  • 地域の事情に詳しいか
  • 個人情報守秘義務は守れるのか

などがあります。

葬儀屋の中にも料金体系が明確でなかったり、希望していないサービスを押し付けてくるところもありますので、慌ただしくても慎重に判断しましょう

葬儀屋には葬祭専門業者のほかにも、互助会や生活協同組合、自治体などもあります。
各々利点が変わってくるので、短い時間ですが適切な選択をできるようにしましょう。

また、業者と交渉する場合は、友人など第三者に立ち会ってもらって、客観的な判断をしてもらうほうが良いでしょう。

通夜の準備の際のポイント

通夜の準備には以下のポイントを気をつけましょう。

  • 世話役と打ち合わせのもと、通夜の準備をする
  • 僧侶を迎えて打ち合わせをする
  • 祭壇の飾りつけをする
  • 通夜ぶるまいの準備をする
  • 遺影、お布施を用意する
  • 喪服を用意する

葬儀の準備の打ち合わせポイント

葬儀の打ち合わせには以下のポイントを気をつけましょう。

  • 喪主のあいさつの内容を考える
  • 弔辞・弔電を依頼する
  • 弔電を披露する範囲をきめる
  • 棺を運ぶ人を決める
  • 火葬場に同行する人の確認
  • 火葬場での接待係を決める
  • 心づけの用意

葬儀当日の流れ

葬儀

基本的に遺族は一般会葬者より前もって、葬儀の10分前には着席します。
そして、会葬者も全員着席したのを確認してから式場係が僧侶を案内します。

では、開式から火葬までの当日の流れをみていきましょう。

開式の宣言

葬儀の進行(司会)は、世話役代表か葬儀社の担当者が務めます。
開式の宣言は、「ただいまから故〇〇〇〇の葬儀を執り行います」と、敬称をつけずにあいさつします。

このとき、簡単に故人の人柄・経歴に触れることもあります。
開式の宣言は簡潔に行うようにしましょう。

弔辞・弔電

弔辞

弔辞・弔電とは故人に縁ある方が、故人の冥福を祈りささげる言葉です。
式に参列していて仏前で送る場合は弔辞、参列できない場合に送るのが弔電といいます。

そんな弔辞・弔電にはいくつか決まりがあります。
一緒にみていきましょう。

誰が弔辞を読むのか

弔辞は基本的に「故人と最も親しかった人」が読むものです。
家族や親族ではありませんので気をつけましょう。

弔辞は友人側から喪主に弔辞をさせてほしいとお願いするのが通常です。
ですが喪主の方からお願いすることもあるそうです。

また、弔辞の紹介では、「ただいまより、弔辞を頂戴します。友人代表〇〇殿」と指名します。

弔辞の準備方法

遺族の方は、是非ともこの人に弔辞をお願いしたいと思って依頼します。
なので、弔辞の依頼を受けた場合は快く引き受けましょう。

弔辞を引き受けたら、話すことを事前に考えます。
間違ってもその場で考えてから発言するようなことはないようにしましょう。

また、弔辞が長くなったり短くなったりしないように、しっかり原稿を作るようにしましょう。
弔辞を読むのは1~3人程度なので、ちゃんと打ち合わせをしておきましょう。

時間は一人2~3分程度を目安にかんがえていきましょう。
また、前後の人と内容が重複しないかにも気を付けましょう。

弔辞は、故人の冥福をお祈りするのはもちろん、遺族の気持ちを慰めるものでもあります。
なので、あまり感傷的な内容ばかりにならないよう気を付けましょう。

文体はもちろん丁寧さが必要ですが、あまりなじみのない難しい言葉ばかり使わずに、自分の言葉で書いたほうが自然で良いでしょう。

忌み言葉について

葬儀には使わないほうがいい忌み言葉というものがあります。
たとえば、重ね言葉の「重ね重ね」、「たびたび」や「なお」、「続いて」は不幸が続く意味合いがあるので使うのは避けましょう。

また、「浮かばれない」や「迷う」は成仏ができないような意味合いと取られるので、使わないようにしましょう。

直接的な表現も避けるようにしましょう。「死ぬ」は「他界」や「永眠」、「ご存命中」は「生前」、「悲しみ」は「傷心」や「悲哀」というように婉曲表現を使います。

宗教用語にも気をつけるようにしましょう。
例えば、キリスト教や神道などの場合では「冥福」、「成仏」などの仏教用語は使いません。

弔電の送り方

親しい方が亡くなられたが葬儀に参列できない場合は、お悔み電報を送って追悼をお祈りします。
お悔み電報のことを弔電といいます。

弔電は電話で申し込む方法(115)とWebで申し込む方法があります。
Webの場合は電報業社のサイトから申し込むことになります。

弔電は基本的にお葬式で読まれます。なので、遺族の自宅ではなく式場に直接送るようにしましょう。

また、弔電を書く台紙は自分で選びます。台紙にも色んな種類があるのでちゃんと選ぶようにしましょう。

焼香の仕方

葬儀

焼香とは香を焚くことで、仏様や故人を拝むことです。
焼香には基本的にやり方が決まっています。また、焼香にもいくつかやり方があります。

そんな焼香の仕方について一緒にみていきましょう。

立礼焼香

立礼焼香は椅子の式場で主に行われる方法です。
流れは次のとおりです。

  • 祭壇の前で僧侶と弔問客に一礼する
  • 祭壇に一礼する
  • 香をつまんで胸のあたりに持っていき、目を閉じて頭を下げる
  • 香を香炉にくべる
  • 遺影や位牌を見つめて合掌し、礼拝する
  • 僧侶と弔問客に一礼して席に戻る

この流れを喪主や親族から順番に行っていきます。

座礼焼香

座礼焼香とは畳の会場で行われる方法です。
立礼焼香とちがう点は、

  • 順番がきたら次の人に一礼する
  • ひざをついた状態で焼香をして合掌をする
  • 祭壇前に座布団がある

というようなものです。
立ち上がらずに焼香をする点で立礼焼香とは違いますが、焼香のやり方は基本的に同じです。

回し焼香

回し焼香とは、座った状態でお盆にのった焼香をとなりの人に回して行われる方法です。
なので、焼香台まで移動することはありません。

となりの人から焼香炉をもらって、焼香をします。
作法は基本的に立礼焼香と同じです。

焼香の回数

抹香での焼香の場合、焼香の回数が宗派によってかわってきます。
一般的に天台宗、真言宗と日蓮宗などは3回と言われています。

浄土宗などのように回数に決まりがない宗派もあります。
回数がわからなくても、心を込めて行うことが大切です。

焼香の順番について

焼香は基本的に血縁の近い順から行われます。一般会葬者は席順で行われます。
喪主からはじまり故人の子供、故人の親兄弟…のような順番が一般的です。

ですが、焼香の順番を決めるのが難しいという理由から、焼香を近親者のみにしたりと省略するケースも最近ではあるそうです。

閉式の宣言

葬儀

葬儀の終わりに司会の人が閉式の宣言をします。
閉式の辞では、「これをもって葬儀を終了します」などのあいさつをします。

そのあとに告別式がある場合は案内をします。
告別式終了の場合は「これをもちまして、故〇〇〇の葬儀並びに告別式を終了します。」とあいさつをして、出棺の案内をします。

出棺

葬儀・告別式が終わったら、遺族や故人と親しかった人たちは最期の対面をします。

そのあと、棺のふたを閉じてくぎ打ちの儀を行ってから出棺となります。
くぎ打ちの儀は、葬儀社が半分打ち込んだくぎを頭から足の方に順に打ち込んでいく儀式です。

葬儀社がくぎを完全に打ち込んだら、棺を霊柩車に運び、出棺となります。
くぎ打ちの儀は省略されることもあります。

自宅で葬儀を行った場合は、死者の霊が戻ってこないために、玄関ではなく縁側から出棺したりすることもあります。


出棺前の対面が最期となるので、納棺のときに故人の愛用品などをいれるようにしましょう。

喪主の挨拶

出棺したあとに、喪主が見送りの会葬者に挨拶をします。
喪主が挨拶をしている間は、喪主の代理が位牌を持ちます。

他の遺族もあいさつの間、会葬者の方を向いて立ち、あいさつが終わったら深く一礼をします。
挨拶は葬儀・告別式の締めとして行われるので、しっかりするようにしましょう。

葬儀・告別式の最後にあいさつを行った場合は、出棺後のあいさつは省略されます。

火葬について

火葬

葬儀がおわり、出棺もおわったら火葬を行います。
そのため、火葬場に移動することになります。

火葬場へは、遺族、近親者のほかに故人と特別に親交のあった方が同行します。
親族で火葬場に行かない人がいるのなら、遺骨を迎える準備をしてもらいましょう。

火葬場へ持っていくものは火葬許可証、火葬場の控え室に置く茶菓子、心づけ、骨壺、骨箱などがあります。

特に、火葬許可証がないと火葬はできないので気をつけましょう。
葬儀社が管理してくれる場合もあります。

火葬にかかる時間

火葬にかかる時間は通常1時間程度といわれています。
火葬の流れは基本的に以下の通りです。

  • 火葬場に到着
  • 火葬許可証を係員に渡す
  • 棺が炉の前に安置され、納めの式を行う
  • 棺が炉に納められ、点火される
  • 控え室で待機。僧侶が同行している場合は喪主がもてなす
  • お骨上げを行う

お骨上げの仕方

火葬がおわると遺骨を骨壷に納めるお骨上げを行います。
お骨上げには作法があるのでいっしょにみていきましょう。

お骨上げは、喪主から順番に二人一組になって行っていきます。
基本的に故人と関係の深い順で続いていきます。

骨上げ用の箸で、足の骨から腕、腰、背中、肋骨、歯、頭と、足から頭に向かって拾いあげます。

こうすることで、故人が壷のなかで立っていることになります。

お骨上げの手順

お骨上げの手順は次の通りです。

  • 遺骨に向かって合掌し、箸を手に取る
  • 骨を左右から二人ではさむ
  • ゆっくりと骨壷にいれる。(ゆっくりと落とさないように)
  • もう一度合掌して、次の人に箸をわたす

お骨上げは全ての骨を拾いあげる場合と、一部の骨を拾いあげる場合があります。
これは地域によって変わるそうです。また、残った骨は火葬場で埋葬されます。

お布施についてのあれこれ

葬儀

お布施とは僧侶へのお礼金のことをいいます。
でも、お布施といってもいくら渡せばいいのかわかりませんよね。

また、お布施は何に包めばいいのでしょうか?
またいつ渡すのでしょうか?

そんなお布施について、ここでは見ていきます。

お布施の渡し方

お布施を渡すときに注意することがあります。
お布施は手で直接渡してはいけません。

封筒をお盆に乗せてから渡す必要があります。

また、お布施を供物に乗せて渡すこともあるそうです。

金額の相場はいくらくらい?

お布施の金額は設定されている場合もありますが、基本的に決まった額はありません。
お寺や僧侶の格などによって変わってきますが、一般的には3~5万円程度が目安とされています。

どの袋に包むのか

お布施はに包んで僧侶にわたします。
基本的には2種類の袋があるようなのでみていきましょう。

奉書紙

奉書紙とは、楮を原料として作られた白い厚紙のことです。
お布施を包むことの他にも、弔辞を書く紙としても用いられることがあります。

奉書紙で包むときは、お金を一度半紙で包み、その上から奉書紙で包むというやり方が、一番丁寧な包み方とされています。

奉書紙には表と裏があるので気をつけましょう
手触りがつるつるしている側が表です。

白の封筒

奉書紙がない場合は白の封筒で包むようにしましょう。
封筒は郵便番号を書く欄がないものを使います。

封筒の場合は奉書紙とちがって、お金をそのまま入れても大丈夫です。
封筒の裏には、金額と住所を忘れずに記入しましょう。

水引について

葬儀

水引は、封筒のような包み紙を結ぶ紐のことで、祝儀や不祝儀のときに使われます。
結ぶ紐の本数や結び方によって、意味合いが変わってきます。

お布施は、僧侶へのお礼なので水引は基本的に必要ありません
ですが、寺院によっては必要な場合もあります。

表書きの書き方

お布施の表書きは「お布施」または「御布施」と通常書きます。
お布施以外の場合は「○○料」とそれぞれに書きます。

また、袋の下の部分には「○○家」または氏名を記入します。

お札の入れ方

人々

お札の方向を表側、肖像画のある方を表向きにして入れます。

渡すタイミング

お布施は葬儀の前に渡すことが多いです。
その場合、僧侶にあいさつをするタイミングで渡します。

葬儀の前に渡せなかった場合は葬儀が終わったあとにお布施を渡しましょう。

お車代と御膳料について

お布施は僧侶にわたすお礼のことですが、これとは別に渡すお礼があります。
代表的なものがお車代御膳料です。

お車代

自宅などで葬儀を行う場合、僧侶に出向いてもらうことになります。
その場合、僧侶に移動費としてお車代を渡します。

金額は五千円~一万円とされています。
なお、自分たちで送り迎えをする場合は特に必要ありません。

御膳料

僧侶がお斎(葬儀後の会食)を辞退された場合には御膳料を渡します。
お斎も葬儀の一部だと考えられているからです。

金額は五千円~一万円が一般的です。
会食代プラスαと考えて、切りのいい数にすると良いでしょう。

僧侶がお斎に出席された場合は、必要ありません。

葬儀の受付について

葬儀

葬儀を行う上で、受付は大切な役目といえます。
弔問客の対応の他に記帳の記入や、香典の管理のような大事な仕事をするからです。

では、葬儀の受付について一緒にみていきましょう。

受付係は誰に頼むのか

受付係は親族が担当することもありますが、在住の地域や町内の方にお手伝いとして頼むこともあります。

受付係は、葬儀が始まってから終わるまで居る必要があるので、途中で抜けたりはできません。
そのため、親族の場合は直系でない方に受付係を頼んだ方が良いでしょう。

受付の挨拶

受付の方は、弔問客・会葬者の方々に来てくださったお礼として挨拶をします。
挨拶は遺族側の立場に立ってすると良いでしょう。

挨拶の例文

「お忙しいところ足を運んでいただきありがとうございます。」
「お足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。」

などのような挨拶があります。

香典の受け取り方

香典

受付係は弔問客からの香典を預かります。
香典は後で遺族の元へ渡されるので、あくまで預かるという意識が大切です。

なので、香典を弔問客から受け取る際は「お預かりします」と言うようにしましょう。
また、香典は両手で受け取ります。

会計の仕事

会計係の仕事は、

  • 香典の管理
  • 遺族代表から預かった現金の出納と精算
  • 出納帳の記入

などがあり、基本的に葬儀に関わる経理の全般を担当します。

芳名帳への記帳

芳名帳とは、式典や葬儀にくる来賓の氏名を控える帳簿のことです。
受付係は弔問客に記帳をお願いしましょう。

芳名帳の書き方

芳名帳は縦書き、一行で書きます。
上の部分に住所を、下に氏名を書きます。

住所と氏名を書くスペースが分かれているなら簡単ですが、分かれていない場合は、文字の大きさやバランスに気を付けましょう。

会葬御礼品をお渡しする

通夜や告別式の会葬者に対するお礼として、会葬御礼品を渡します。
御礼品は会葬礼状と一緒に渡すのが一般的です。

御礼品はもともとは、通夜ぶるまいに出席しない弔問客に渡すものでした。
現在は、告別式に参加するかわりに通夜に参加する人が増えたので、通夜と告別式に参列した人全員に渡すようになりました。

香典返しとの違い

香典返しとは、香典を頂いた人に対して贈るお返しのことです。
会葬御礼品は、来ていただいた会葬者へのお礼なので、意味合いが異なります。

本来、香典返しは四十九日の忌明けのときに渡すものでしたが、葬儀当日に渡す場合もあります。

会葬御礼品の選び方

会葬御礼品は葬儀社に手配してもらうのが一般的です。
ハンカチ、お茶、お酒のセットなどで千円程度のものが多いそうです。

注文する数がわからない場合は、故人が最後にもらった年賀状の数から判断しましょう。
足りなくならないように、見積もりは少し多めにした方が良いです。

会葬礼状

葬儀に参列された会葬者に会葬礼状を送ります。
元々は葬儀・告別式の後日に送るものでしたが、通夜や葬儀の当日に御礼品とともに渡すのが一般的です。

礼状の文面は、葬儀社に例文が用意されているので、その中から選べば良いでしょう。
もちろん、自分で文章を作ることもできますが、割高になる場合がほとんどです。

礼状も会葬者の人数より多めに作るようにしましょう。
また、葬儀に参列できない方で、弔電や供物を頂いた方には後日に会葬礼状を送ります。

その場合は礼状を手書きで郵送するようにしましょう。

香典のことがわからない!

葬儀

葬儀当日、故人への供養として弔問客は現金を持参します。
この場合の現金のことを香典といいます。

故人への冥福を祈るとともに、葬儀にかかる多額の費用に対する心づかいの形として始まったとされています。

また、香典は基本的に喪主以外の全ての葬儀参列者が渡すことになります。
自分の親が亡くなった場合でも、喪主以外は払うことが多いそうです。

しかし、香典を誰に渡すのか、またいくら渡せばいいのかわからないですよね。
ここでは、そんな香典について解説します。

気になる香典の相場

香典の相場は故人との関係によって変わってきます。
通常、故人と親戚といった親族関係にある場合は一万円~、親族関係でない場合は五千円~程度だそうです。

あまりに少なすぎると遺族に負担がかかるので、できるだけ多めに包むようにしましょう。
香典返しや会食の準備など、多くの費用が葬儀にはかかるので、遺族のことを考慮して金額を考えましょう。

なお、4(死)と9(苦)は意味合いが悪いとされるので、避けるのが一般的です。

香典袋の書き方

  • 表書きは四十九日前か四十九日以降かで変わってきます。
  • 四十九日より前の葬儀の場合は「御霊前」と書きます。
  • 四十九日後の法要の場合は「御仏前」、「御香典」、「御花料」などと書きます。
  • 表書きは、水引の上中央に書きます。
  • 水引の下に氏名を書きます
  • 連名の場合は、右から左に目上の人から順に書きます。
  • ボールペンではなく筆ペンを使います。

これらのことに気を付けて、香典袋に書くようにしましょう。

また、香典袋は四十九日前の場合は薄い墨で書きます。
四十九日以降は濃い墨で書きます。

四十九日前後で表書きが変わる理由は、他界して四十九日までは「御霊(みたま)」であり、それ以降は「仏様」になるとされているからです。

ただ、浄土真宗では四十九日前後に関わらず御仏前を使います。
これは「往生即成仏」という考え方からきています。

浄土真宗で御霊前は使わないので気をつけましょう。

お札の入れ方

お札は中袋に入れて包む場合も、香典袋にそのまま入れる場合も、お札の入れ方は同じです。
基本的に、お札が袋に対して裏を向くように入れます。
二枚以上入れる場合は向きを揃えるようにしましょう。

また、中袋を使う場合は表側に金額を、裏側には住所と氏名を記入します。
金額を書く際には漢数字を使うことが多いですが、アラビア数字で書くこともあります。

漢数字は縦書き、アラビア数字は横書きで書きましょう。
中袋の場合も薄い墨で字を書きます。

なお、香典のお札は新札を使ってはいけないので、気を付けて下さい。新札を使うと、ご不幸を見越していたとされるからです。

香典を渡すタイミング

香典は基本的に通夜に出席したときに渡します。
通夜にのみ出席する人はもちろん、通夜と告別式の両方に参列する人も通夜に出席した際に渡します。

葬儀・告別式にのみ出席する人は、葬儀当日に受付で渡すのが一般的です。

また、香典は一度の弔問で渡しましょう。
何度も渡すと、不幸が何度も繰り返されるという意味合いが含まれるからです。

通夜・葬儀・告別式に参列できない場合は、後日に香典を郵送で送ることができます。

香典返しについて

香典とは、弔問客が故人の冥福を祈る気持ちを包んだものです。
その気持ちに対して、感謝の意を表すために行うのが香典返しです。

現在では、忌明けのときに遺族が香典返しをするのが一般的です。
忌明けとは、忌服が終わる日のことで、仏教においては四十九日の法要後、神道では五十日祭後とされています。

香典返しの金額は、頂いた金額の半分~三分の一を目安に考えます。
香典の金額には開きがあるので、金額に応じた品物を3種類ほど準備しておくと良いでしょう。

品物は葬儀社などに依頼をすることが多いようです。
また、最近では品物ではなくカタログを送り、その中から選んでもらうという形式もあるそうです。

香典返しを送るときは、忌明けの挨拶状を添えるようにしましょう。
忌明けの挨拶状では、葬儀参列、や香典のお礼、忌明けの法要が終わったことを伝えます。

香典返しをしない場合

勤務先など、複数の人が香典を共同で包むことがあります。
このような場合、一般的に香典返しをしません。

また、香典の中に「香典返し不要」と書かれている場合があります。
こういったときも、香典返しはしません。

ただし、お礼状は送るようにしましょう

なお、一家の大黒柱が亡くなった場合も、香典返しをしないことがあります。

香典の即日返し

香典の即日返しとは、忌明けを待たずに葬儀の当日に香典返しをすることです。

この場合、品物は全員同じものとなります。
高額の香典を頂いた方には後日、ふさわしい品物を送ると良いでしょう。

葬儀に参列する範囲はどこまで?

人々

葬儀に参列する場合その範囲はどこまでなのでしょう。
故人が何回かしか会ったことのない知人でも、参列すべきなのでしょうか。

また、親族といった場合はどこまでを指すのでしょうか。
このほかにも、参列するかどうかで悩んでしまう場面が多いと思います。

ここでは、そのような葬儀に参列する範囲の疑問にお答えします。

何を基準にするべきか

基本的に、故人と親しい関係にあったかどうかを基準とすることが多いです。
ですが、連絡が来た場合は参列した方が良いでしょう。

なかには、故人と直接の面識はなくても、間接的な関わりがあるなら参列する方もいます。
ですが、参列する範囲の基準は、人それぞれで変わってきます。

親族の場合

故人が親族の場合は、参列するものと考えるでしょう。

ですが、親族と言っても幅が広いですよね。
血族といってもどこまでが範囲なのかは判断が難しいです。


一般的に、親族の参列は喪主とその配偶者の両親、兄弟姉妹、兄弟姉妹の配偶者、祖父母、叔父叔母、場合によって孫やいとこまで、とされています。


三親等までは基本的に参列、四親等からは故人との関係次第となるそうです。
また、喪主の考えや事情によって範囲が変わることもあります。

会社の関係者の場合

故人が会社関係者であった場合、実際仕事上で関わりのあった人は通夜に参列し、葬儀には代表者が参列ことが多いそうです。


仕事のあとに行けることから、通夜にだけ参列する人もいます。
一般的には、会社関係者の両親や配偶者が亡くなった場合にだけ、参列する人が多いようです。


会社関係者の葬儀参列に関しては、会社によって規定がある場合がありますので、一度確認してから参列するかどうか考えるのも良いでしょう。

家族葬で参列を辞退したい場合

家族葬とは、家族を中心に故人とごく親しかった友人らで行われる、小規模の葬儀のことです。
そのため、会社や遠い親戚の方などには参列辞退と香典辞退を伝えます。

ご厚意を無下にするようで、言いにくいかもしれませんが、「家族葬のため、参列と香典は辞退します」ということをちゃんと伝えるようにしましょう。

参列を辞退する場合は、相手に対して失礼のないようにしましょう。
故人の顔を立てる意味でも大切なことです。

どんな服装でいけばいいの?

葬儀

葬儀に参列する際は喪服を用意します。
喪服とは、文字通り喪に服していることを表しています。

喪服は通夜と葬儀で、違うものを着ることがあるって知っていましたか?
また、親族と会葬者で少し違う部分もあるそうです。

ここでは、葬儀に参列する時の服装について見ていきます。

男性の服装

会葬者の男性は基本的に、シングルかダブルのブラックスーツを着ます。
親族の男性はモーニングコートを着用することもありますが、昼間しか着ません。

ワイシャツは白で無地のものを、ネクタイは黒を身に着けましょう。
靴下は黒のものを履きます。

会葬者は、できるだけブラックスーツやブラックフォーマルのような、略式の服装を着ていきましょう。

親族より格が上だと思われては、失礼にあたるからです。

通夜との違い

通夜に会葬者として参列する人は喪服でなくても大丈夫です。

一般的にはブラックフォーマルのスーツですが、突然の知らせで会社帰りに来る場合は、仕事のスーツでも問題ありません。

葬儀用のブラックスーツでも、もちろん良いです。

親族として参列する場合は、ブラックスーツが望ましいでしょう。

女性の服装

女性の喪服には洋装和装があります。

洋装が礼式、和装が略式とされています。
それでは、女性の服装について確認していきましょう。

洋装

洋装の場合、黒無地のワンピースやスーツを着用します。
スカートの丈は正座したときに膝が隠れる長さにします。

ストッキングは黒で、柄のあるものは避けましょう。
バッグは、光沢や装飾のない黒のものにしましょう。

また、香水は控え、ナチュラルメイクを心がけ、マニキュアは控えるようにしましょう。

和装

和装の場合は、黒無地で染め抜き5つ紋つきの羽二重(はぶたえ)か、一越縮緬(ひとこしちりめん)の着物を着ます。
羽織は着ません。

夏は平絽か紗を着用します。
下着と半襟は白で帯、帯締め、帯揚げ、バッグは黒にしましょう。

化粧は洋装のときと同じく、ナチュラルメイクでいきましょう。

通夜との違い

通夜における服装は、女性の場合も会葬者か親族かで変わってきます。
親族の場合は、一般的に黒のワンピースやスーツを着用します。

会葬者として参列するときは、男性の場合と同じくブラックフォーマルでシンプルな服装を意識しましょう。

子供の服装

子供の服装は基本的に学校の制服を着用します。
制服がない場合は、黒系の地味な服にします。

男の子の場合はジャケットにズボン、女の子の場合はスカートにするといいでしょう。

喪服のレンタルをする

喪服は、葬儀社や貸衣装店でレンタルすることができます。
和服の場合は、帯揚げや草履、バッグなど、洋服の場合はネクタイなどの小物も借りられます。

借りるもの、借りる人数や和服なら家紋を伝えると服に家紋を入れてもらえます。
ただ、下着やワイシャツ、足袋などは扱っていない場合がほとんどなので気をつけましょう。

喪服が用意できない場合

通夜・葬儀においては喪服を着ることが一般的です。
しかし、突然の訃報だったりすると、喪服を用意できないこともあるでしょう。

葬儀の場合は基本的に喪服を着る必要がありますが、通夜の場合は平服でも参列することができます。

その場合、ビジネススーツやダークスーツなどで参列するといいでしょう。

通夜に弔問客として参列する場合は、平服でも問題ありませんが、遺族の場合はやはり喪服を用意した方が良いでしょう。

それでも、喪服を用意できない場合はブラックフォーマルで参列するようにしましょう。

上で説明したように喪服をレンタルするのも、一つの手段といえます。

防寒着の扱い方

冬の葬儀に行く場合、コートやジャンパーのような防寒着を着ていきますよね。
葬儀中は上着を着ないので、脱ぐ必要があります。

その際、クロークがある場合はクロークに預けますが、ない場合がほとんどです。
クロークがない場合は、上着を持って葬儀場に入ります。

多くの場合、葬儀場に手荷物を置く場所が設置されているので、そこに置くようにしましょう。

また、防寒着は基本的に受付で脱ぎますが、受付が屋外にある場合は中に入ってから脱いでも大丈夫です。

アクセサリーについて

アクセサリーは基本的に身に着けません。

男性の場合、ポケットチーフやネクタイピンを付けないようにしましょう。

女性の場合も、結婚指輪を除いて基本的に身に着けません。
ただ。パールの一連のネックレスやイヤリングはつけても問題ありません。

葬儀に適した靴選び

葬儀には、それに適したがあります。

男性の場合、靴はプレーンなデザインのを選びましょう。
女性は洋装か和装かで靴が変わってきます。

洋装の場合、靴はあまり光沢のない地味なものを選びましょう。

和装の場合は白の足袋に、黒い布製の草履が正式です。

髪型について

葬儀にはそれにふさわしい髪型があります。

男性と女性の髪型について以下で説明していきます。

男性の髪型

男性の場合は基本的に短髪がふさわしいでしょう。
耳が出る程度の短さが、清潔感がでるため良いとされています。

また、ワックスは香りが強くないものを選びましょう。

女性の髪型

女性の髪型で大切なのは、焼香をするときなどに、髪が邪魔にならないようにすることです。
ゴムで髪をまとめる場合は、耳から下でまとめましょう。
ヘアゴムは黒のものを使います。

髪色は暗い茶色であれば問題はないですが、できれば黒に染めると良いでしょう。

葬儀当日に持っていく持ち物について

葬儀

葬儀当日に何を持っていけばいいかわからない…
色とかに何か決まりがあるの?

そんな人のために、ここでは葬儀当日の持ち物について確認します。

袱紗

葬儀

袱紗(ふくさ)とは、香典やお布施を包むもののことです。
不祝儀用の袱紗の色は、紫やグレーのような寒色系のものが一般的です。

また、袱紗には金封袱紗、爪付き袱紗、台付き袱紗があり、それぞれ包み方が違うので気をつけましょう。

ハンカチ

葬儀に持っていくハンカチは、白か黒の無地のものにしましょう。
また、色物や光沢のあるものは控えましょう。

ハンカチは男女で大きな違いはありません。

手袋

葬儀に手袋をしていく人もいると思います。
その場合、手袋は黒の布製のものにしましょう。網手袋でも良いでしょう。

なお、焼香をするときは手袋は外すのがマナーなので気を付けましょう。

供花の選び方と送り方

葬儀

供花って聞いたことあるけど、よくわからない…
供花ってどうやって送るの?

そのような疑問にここではお答えしていきたいと思います。

供花とは

供花とは、故人に対してお供えする花のことです。
故人の冥福をお祈りする気持ちを表し、基本的に祭壇や式場の両側に飾られます。

故人に対して、親族や会社関係者などが一般的にお供えする花のことです。

また、供花は地域や宗教によって違いがある場合もあります。
芳名名札は、世帯主の氏名や会社名などを記載して、供花につけられます。

枕花との違い

人々

枕花とは、故人の枕元に飾る花のことです。
枕花は通夜の前から葬儀がおわるまで飾られます。

供花も枕花も、故人への哀悼の意を表現するという点では同じですが、飾られる場所に違いがあります。

供花の選び方

基本的に供花には百合が選ばれますが、故人が好んでいた花を贈るのも良いでしょう。
もし、故人が菊や百合を嫌っていたなら、避けることもあります。

また、葬儀の式場に合わせた大きさのものを選ぶようにしましょう。
置き場所に困るようなことがないように、注意が必要です。

料金相場

供花の相場は1万円~三万円ほどであるようです。
しかし、これは一基の値段で、一対(二基)だと値段が倍になることがあるので、注意しましょう。

最近では、一対だと負担が大きいことから、一基で送るのが主流になりつつあります。

供花の手配方法

供花は基本的に葬儀社に注文することが多いです。
その場合、喪家に連絡をして担当葬儀社を聞いてからにしましょう。

葬儀会館によっては、外部からの持ち込みができないことがありますので気をつけましょう。

葬儀の様々なかたち

人々

近年、葬儀の形式が多様化してきています。
ここまで紹介してきたものは伝統的な仏式葬儀です。

そのほかにも、葬儀の形があるのでみていきたいと思います。

密葬

密葬とは、故人と親しかった人でだけ行う小規模の葬儀のことです。

密葬と本葬はセットで行われるのが一般的です。
近親者や親しい人でだけ葬儀をしたあと、一般弔問客を招いて本葬を行うというかたちです。

故人が有名人であったりして、多くの会葬者がくると想定される場合に密葬が行われるそうです。

家族葬

家族葬とは、家族を中心に親族やごく親しい知人・友人と行う葬儀のことです。
基本的に小規模で行われます。

家族葬は密葬とは違って本葬が行われません。

なので、家族葬では従来の葬儀のように弔問客の対応をしなくてよいので、ゆっくりと故人との別れを惜しむことができます。

また、家族葬には決まった形がないので、仏式など宗教の形式で行うこともできますし、故人の希望を反映した無宗教式にもできます。

加えて、会葬者が少ない分、返礼品や会食の費用も抑えることができます。

しかし、従来の葬儀に慣れた人には、家族葬を快く思わない人もいると思います。
特に、親族の中でそのように考えてる人がいる場合は、ちゃんと話し合うようにしましょう。

社葬

社葬とは、故人が会社に大きな業績を残した場合などに、会社が執り行う葬儀のことです。
なので、施主が遺族ではなく故人が所属していた会社となります。

よって社葬は個人葬よりも社会的な意味合いが強くなります。

また、社葬は個人葬に比べてたくさんの会葬者が来るため、大規模なものになることがほとんどです。

直葬

直葬(ちょくそう)とは、葬儀を行わず火葬だけで故人を見送ることをいいます。
火葬式や荼毘葬ともいわれます。

基本的に祭壇は設けず、参列するのは遺族など近親者のみで、葬儀の中では最もシンプルな形式です。

また、通夜ぶるまいや精進落としもしないので、葬儀の費用をかなり抑えることができます。

直葬はシンプルなことが利点といえますが、最後の別れとしては物足りなく感じるかもしれません。

故人が望んでいたのなら大丈夫ですが、そうでない場合は、ちゃんと遺族間で話し合った方が良いと思います。

一日葬

一日葬とは、通夜を行わずに告別式のみを行う葬儀形式のことです。

通夜を行わないため、その分の費用を抑えることができますが、一般会葬者は通夜に弔問することがほとんどのため、葬儀に参列しにくいといったデメリットもあります。

また、葬儀社によっては式場代が二日分かかるところもあるので、一日葬を考えている場合は注意しましょう。

自由葬

近年では、宗教や形式にとらわれず、自由な発想で行う葬儀が増えてきているそうです。
このような葬儀のことを自由葬といいます。

最近は、菩提寺を持たずに葬儀のときだけ、知らない寺院に依頼することに抵抗がある人が少なくないことから、自由葬が流行ってきているようです。

自由葬は基本的にマニュアルがないので、葬儀の形式を全て自分たちで決めなけばいけないのが大変です。

そのため、生前から準備をしておく必要があります。

また、自由葬に対応した葬儀を執り行ってもらえるような、葬儀社選びもちゃんとしましょう。

なお、無宗教葬の場合は戒名がつきません。
戒名がないと埋葬できない寺院墓地もあるので確認した方がよさそうですね。

自宅葬

自宅葬とは、通夜と告別式を自宅で行う葬儀形式のことです。
住み慣れた家で最後の別れをできることから、自宅葬を選択する方もいるそうです。

しかし、自宅葬だと料理の準備などを自分で行わなくてはいけないので、準備が必要となります。
また、式場で行う葬儀より自由な分、家族の負担も重くなることがあります。

お別れの会

家族葬のような内輪での葬儀で済ます場合、葬儀を終えてから知人や友人に故人の死を伝えます。

そこで、式に参列できなかった親族や知人らが集まり、故人とお別れの場を設けることがあります。
それがお別れの会です。

お別れ会には遺族が主催するものと、知人・友人が主催するものがあります。
開催時期は一般的に死後2週間語後から四十九日の間とされています。

なお、知人・友人が主催する場合は、遺族の意志に反することがないように、必ず遺族の方々に了承を得てから行うようにしましょう。

生前葬

生前葬とは、生のあるうちに本人によって催される葬儀のことです。

お世話になった人や家族などに感謝の言葉を伝えたいことから、最近では生前葬を行う人が増えてきているそうです。

生前葬はまだ普及していないことから形式が決まってないので、ちゃんと準備するようにしましょう。

また、生前葬をしたとしても、亡くなった際に火葬は行われるので気を付けましょう。

宗派による葬儀の特徴

葬儀

仏式の葬儀はなんとなくイメージがつくけど、他のはわからない…
仏式でも宗派によって違いはあるのでしょうか?

ここでは宗派による葬儀の特徴について、かんたんに説明していきます。

浄土真宗

浄土真宗における葬儀は死者に対する供養ではありません。
基本的に浄土真宗の門徒であれば、「南無阿弥陀仏」と唱えると誰でも極楽浄土にいけるとされているからです。

浄土真宗では臨終勤行を行います。臨終勤行は枕経とも言われます。
臨終勤行は故人に向けてではなく、阿弥陀如来へのお勤めです。


また、浄土真宗は通夜で焼香を行います。その際、焼香は額に押し頂くことはないので気をつけましょう。

浄土真宗では「冥福を祈る」、「戒名」、「御霊前」などの言葉は使わないので気をつけましょう。
また、死に装束と清めの塩も使いません。

浄土宗

浄土宗の葬儀は釈迦によって極楽浄土に送りだされるという意味合いがあります。

浄土宗の葬儀の特徴は、僧侶と参列者が一緒に念仏を唱えることです。
これは念仏一同といわれます。

これによって、参列者と阿弥陀仏との縁を築きあげることになるそうです。

浄土宗の葬儀は序文・生宗分・流通分の三部に分けられます。

序文では葬儀場に仏を迎え入れる儀式をします。

生宗分は仏の説法を聞くなど、葬儀の中心にあたります。

流通分では、仏と故人を送り出す儀式をします。

浄土宗では焼香の回数に特に決まりはありません。

日蓮宗

日蓮宗は南無妙法蓮華経を唱えることが最も重要な修行とされています。
なので、葬儀においても南無妙法蓮華経は何度も唱えられます。

日蓮宗では、読経の際に木魚ではなく木証(もくしょう)を使います。

日蓮宗の葬儀において最も大切なのは引導とされています。
葬儀中に引導文を読み上げて故人を霊山浄土に送りだします。

また、日蓮宗では一般的に焼香の回数は三回とされています。

神式

ここまで紹介してきたのは、仏式の諸宗派の葬儀についてです。

ここで解説するのは神式の葬儀です。
神式での葬儀は全体の1~2%ほどで、葬儀社によっては扱ったことがない場合も考えられます。

なので、神式の葬儀を行う場合は葬儀社選びに注意しましょう。
なお、神道では死を不浄なものと考えるため、神社で葬儀を行うことはありません。

基本的に自宅か斎場を借りて行うことになります。

一般的な神式の葬儀では、通夜祭(仏式の通夜にあたるもの)のあとに、死者を霊璽(れいじ)という仏式の位牌にあたるものに遷す遷霊祭が行われます。

そして、その翌日に葬場祭(仏式でいう葬儀)が行われます。

葬場祭では、仏式と同様に告別式も行われます。
また、通夜祭や葬場祭の準備、世話役の仕事は基本的に仏式と変わりません。

キリスト教式

キリスト教では、死は終わりではなく洗礼を受けた信者は、神に召されて永遠の安息を得ることができると考えられています。

よって、葬儀は故人が神の御許に受け入れてもらえるように祈るという考え方をします。

なので、キリスト教では本人の意識があるうちに儀式が行われます。
キリスト教の葬儀はカトリックとプロテスタントで形式が変わります。

カトリックの葬儀

カトリックの場合、葬儀は故人の罪を神にわびて許しを請い、永遠の安息をお祈りするという意味合いがあり、基本的に教会が主催します。

葬儀は一般的に「葬儀ミサ」と呼ばれます。
カトリックの葬儀の流れは、

  • 棺が教会に安置されるまでの「入堂式」
  • 聖書の朗読や説教を行う「言葉の典礼」
  • 儀式の中心をなす「感謝の典礼」
  • 神父による追悼説教や聖歌の斉唱を行う「赦祷式」

というものです。
このあとに、告別式を行う場合は教会の許可を得て、遺族側の進行の元に行われます。

プロテスタントの葬儀

プロテスタントの場合、信者が危篤になったら意識のあるうちに、牧師を呼び聖餐式(せいさんしき)を行います。

洗礼を受けていない場合は、聖餐式ではなく、牧師に臨終の祈りをささげてもらいます。
その後、納棺式と前夜式を行い、それから葬儀に移ります。

プロテスタントの葬儀はカトリックと同じく教会で行われます。

プロテスタントでは死を「召天」といい、死後は天に召され、神に委ねられると考えるため、祈りは神に捧げられます。

一般的な葬儀の流れは、

  • 開式の辞
  • 聖書朗読
  • 聖歌斉唱
  • 牧師の説教
  • 弔辞・弔電の紹介
  • 聖歌斉唱
  • オルガン演奏
  • 遺族代表のあいさつ
  • 献花
  • 閉式の辞

というようなものです。

プロテスタントの場合、告別式の代わりい告別献花というものを行います。
献花の代わりに黙祷を行うこともあります。

無宗教の場合

無宗教の葬儀を行う場合、決まった儀礼や葬儀形式はありません。
基本的に形式は自由です。

僧侶による読経や戒名がないことがほとんどです。
故人の好きだった音楽を流したりすることもあるそうです。

ただ、葬儀の形式は自分で決めなければならないので、事前の準備が大切です。

葬儀後にすること

人々

葬儀がおわったら、手続きなどをする必要があります。

ここでは、葬儀後にすることを一緒にみていきましょう。

事務の引継ぎ

葬儀に続いて精進落としもおわったら、受付係や会計係を担当した人から事務を引き継ぎます。

受付係からは、会葬者名簿や香典を、会計係からは出納をはじめとした明細を受け取り、確認をします。

そのほかにも引き継ぎがあるかもしれないので、担当の人に確認をとるようにしましょう。

支払い

病院や葬儀社への支払い、寺院や神社などへの謝礼を支払います。

あいさつ回り

葬儀でお世話になった人たちに、直接あいさつに出向くか、電話で感謝の意を早めに伝えます。

遺品整理

四十九日の法要がおわったら、遺品の整理に取り掛かりましょう。
遺品は、保管するもの・形見分けとするもの・処分するものに分けると良いです。

基本的に仕分けは遺族の方が行いますが、遺品の整理や処分は業者に依頼すると楽でしょう。

形見分け

衣類、装身具、蔵書、趣味の品のような故人が愛用していたものを分けます。
それらを近親者や親しかった人に贈ります。

何を贈るかは、故人の遺言があればその通りにし、なければ遺族が話し合って決めます。
なお、故人から見て目上の人に贈るのは失礼にあたるのでやめましょう。

死亡に伴う手続き

故人の死に伴うやらなければならない手続きは、大きく分けて、

  • 名義変更・解約などの届け出
  • お金の受け取りの手続き
  • 遺産相続に関する手続き

という三つの手続きがあります。

また、これらの手続きをするときには、故人の戸籍謄本や印鑑証明など必要書類が多いため、ちゃんと準備をするようにしましょう。

葬儀についてのまとめ

人々

いかがでしたか。ここまで葬儀の一連について紹介しました。

葬儀を催すときも、参列するときも、準備することが多くて大変だと思います。

そんなときに、少しでも皆さんのお役に立てればと思い、この記事を書かせて頂きました。

この記事以外にも、葬儀に関する記事がたくさんありますので、ぜひご参照ください。

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