葬儀後にもらえる給付金とは?給付金の種類や申請期間も解説!

故人の葬儀を執り行う時に、気になってしまうのが葬儀に係る費用です。葬儀代金の一部を給付金という形でサポートしてくれる制度があることをご存知ですか?今回は葬儀を行うことによって受け取ることのできる給付金について、受給金額なども含めて紹介していきます。

目次

  1. 葬儀の給付金について
  2. 葬儀の給付金とは
  3. 葬儀の給付金の種類
  4. 給付金は申請しないと貰えないので注意
  5. 葬儀の給付金についてまとめ

葬儀の給付金について

葬儀

故人を偲んで葬儀を行うときに、葬儀代を気にしてしまうことがありますよね。
私たちは喪主などになる経験は少ないので知らない人も多いですが、葬儀を行った場合その一部の代金を給付金という形でサポートしてくれる制度があることをご存知ですか?

今回終活ねっとでは、葬儀の給付金制度がどのようなものなのかということから、給付を受けるための必要なことを紹介していきます。

  • 給付金とは一体どんなものなの?

  • 給付金を種類別に紹介

  • 申請なくして給付なし

以上の項目を軸に紹介していきます。
自分葬儀の先を案じている人や現在親類縁者の方がご健在の人は将来的に給付金を申請するかもしれないので、最後までお読みいただき知識として蓄えておいてください。

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葬儀の給付金とは

お金

葬儀の代金は急な出費です。
故人のためにもある程度の規模でご縁の有った方々には忍んでもらいたいものです。
個人と縁のあった人たちとが別れを惜しむ葬儀を開く助けになる制度があります。

葬儀を開く助けになる制度は国や行政機関などが葬儀に係わる費用の一部を負担してくれるものです。
国などの公的機関が費用の一部を負担してくれる制度を給付金制度といいます。
給付金制度とは故人が医療保険に加入していた場合に給付される金額で、請求先によって名前などは異なりますが、葬儀や埋葬を執り行った喪主や遺族、または葬儀を実際に担当した人に支払われます。

葬儀の給付金の種類

困った人々

まずは給付金の種類について紹介します。
受け取ることができる葬儀の給付金の種類にはいくつかあります。
それぞれの給付金は対象となる故人がどの健康保険へ加入していたかの違いで分けられています。

給付金の種類は以下の通りです。

  • 国民健康保険(及び 後期高齢者医療制度)の葬祭費

  • 社会保険の埋葬料

  • 共済保険の埋葬料

上記3種類が葬儀の給付金です。
国民健康保険と後期高齢者医療制度は共に請求先が同一で、国や自治体から給付金を受け取ることができます。
また、国民健康保険と社会保険等では給付対象が葬祭費・埋葬料で異なります。

それぞれの給付金は、申請を行った書類等に不備がなければ2~3週間程度で支給されます。
それでは、上に挙げた3種類の給付金について各々がどのようなものなのかを見ていきましょう。

国民健康保険の葬祭費

まずは葬祭費給付金について紹介します。
葬祭費給付金とは国民健康保険に加入していた人が亡くなった場合に受け取ることのできる給付金です。
対象者は企業などを退職し、組合健保・協会けんぽを抜けた人や、自営業またはパートやバイトとして就労するも勤務先の健康保険に加入できない人です。

国民健康保険に加入していた被保険者が亡くなり、被保険者だった故人の葬儀を執り行った場合、葬儀を行った人である喪主を対象として給付金が支払われます。
申請先は故人が所属していた市区町村の自治体です。
給付申請が通ると、申請先から給付金が支払われます。

葬祭費給付金の注意点は、受給を希望する人が申請を行わなければいけないことです。
行政は個人の遺族から死亡届や死体火葬届申請書などの提出によって、被雇用者の死亡を受理・確認することはできますが、死亡届けなどを受理するによって葬祭費が給付されるものではありません。
受給を希望する人は、自ら必要書類をそろえて窓口や郵送で申請する必要があります。

また、葬祭費給付金は国民健康保険の被保険者のほかに後期高齢者医療制度に属している人も対象です。

申請期間はいつ?

国民健康保険で給付される葬祭費の申請期間は、葬儀を行った日から2年以内です。

金額

金額は所属する自治体によって異なりますが、1万円から7万円が葬儀を行った人に給付されます。

必要書類

申請先である所属する市区町村の保険年金課へは、いくつかの書類を提出しなければ給付金の受給はできません。
申請するときの必要書類は以下の通りです。

  • 葬祭費支給申請書
  • 国民健康保険証
  • 死亡診断書
  • 葬祭費用の領収書など金額のわかるもの
  • 葬祭費を受給するための金融機関の口座番号
  • 印鑑
  • その他、申請先により指定された書類

社会保険の埋葬料

次に社会保険に加入していた人が受給できる給付金について紹介します。
国民健康保険の給付金では葬祭費でしたが、社会保険で葬祭費に該当するものは埋葬料と埋葬費です。
埋葬料と埋葬費は受給する対象者の区別によって違います。

埋葬料とは故人である被保険者によって生計を維持されていた人が埋葬を行った時に支払われる給付金です。
生計を維持されていた人とは被保険者によって生活を養われていいた人を指しており、被保険者の妻に限らず家族や遺族が対象となります。
加えて被保険者が世帯主でなければならないということもなく、同一世帯でなくとも生活を維持されていたならば対象となります。

埋葬費に関しては、被保険者に遺族や親戚などがおらず、代って埋葬を行った人である実際の葬儀施行者を対象としています。
その他にも、妻や家族であったとしても埋葬を行った遺族が自らで生計を立てることができている場合は、埋葬費という名目で給付を受けることになります。

申請期間

埋葬料は被保険者が死亡した翌日から2年間です。
また、埋葬費に関しては埋葬を行った翌日から2年間です。

金額

社会保険の埋葬料、及び埋葬費は共に5万円です。

必要書類

社会保険の埋葬料の申請に必要な書類は以下の通りです。

  • 健康保険埋葬料(費)支給申請書
  • 健康保険証
  • 死亡診断書
  • 葬儀費用の領収書など金額がわかるもの
  • 印鑑

共済保険の埋葬料

共済保険の埋葬料は国家公務員が加入する共済組合の給付金制度です。
従事する職種によって加入している共済組合は異なります。
埋葬料はこれまで紹介したものと同じですが、共済保険には所属組合によって埋葬料付加金というものがあり、埋葬料付加金は埋葬料の他に合わせて受給できます

また共済保険は故人が被保険者の資格を喪失しても、3か月後までは給付金の受給対象者です。
ただし、すでに他の健康保険に加入している場合などは、現在の所属先に請求することとなるので、共済保険からの給付金の受給対象外です。

申請期間

亡くなった日の翌日から2年間です。

金額

給付金の額は加入する共済組合によって異なりますが、5万~27万円が葬儀を行った人に支払われます。

必要書類

申請先の個人が所属していた共済組合に提出する書類です。
所属先で異なる場合がありますので、再度該当の共済組合に確認をしてください。

  • 埋葬料及び同付加金請求書

  • 市区町村が発行する死体埋火葬許可証の写し又は死亡診断書の写し

  • 埋葬料を受給するための金融機関の口座番号

  • 埋葬に要した領収書など費用がわかるもの

給付金は申請しないと貰えないので注意

葬儀

今回紹介した葬儀や埋葬に係る給付金は故人が健康保険に加入していた場合、ほとんどの人が受け取ることができます。
しかし、制度が確立されていても受給を受ける当事者が自ら国や行政機関など支払いを行っている場所に申請しなければなりません
申請期間も2年間とゆったりとした時間を確保しています。

あまり喪主を複数回経験される人は多くはないでしょう。
給付を受けるためには葬儀に関する給付金制度があることを知っていることは重要です。
今回記事を読まれている方が自らの終活をされている人は、葬儀の給付金制度を自らのその後を託せる人に話しておくとよいでしょう。

葬儀の給付金についてまとめ

お金

皆さんが所属する健康保険の葬儀及び埋葬に対して受けることのできる給付金について紹介してきましたが、おわかりいただけたでしょうか。
今回終活ねっとでは葬儀の給付金について以下のことを紹介してきました。

  • 葬儀の給付金には大きく分けて3つの種類があるということ。

  • 故人の所属していた健康組合によって請求先や受給金額が異なるということ。

  • 受給に該当する場合であっても、請求しなければ受け取ることはできないということ。

私たちが所属する健康保険は3種類に分けられていて、それぞれで葬儀及び埋葬に対して給付金制度があることがわかりました。
給付金の請求先は故人の所属先であって、且つ金額はそれぞれの健康組合によって異なることがわかりました。
受給は申請制であり、自ら動いて請求をしないことには需給ができないことがわかりました。

重要なことは、故人がどこの健康保険に属していたかであって、まずは所属先を知ることが大事であり、もしも終活を自らしている人は請求先を明記して葬儀をしてくれそうな近親者がわかるような状態にしておく必要があります。

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