談山神社の見どころは?桜・紅葉情報や十三重塔についても紹介!

談山神社は奈良県桜井市の多武峰(とうのみね)の山中に鎮座する神社です。紅葉の名所で知られ、大化の改新が動き出した古い歴史も秘めた境内には、高い木立に囲まれた中に、十三重塔がこの場所でしか見られない美しい造形美を見せます。そんな談山神社の見どころをご紹介します。

目次

  1. 談山神社について
  2. そもそも談山神社って?
  3. 談山神社の基礎情報
  4. 談山神社の見どころ・回り方
  5. 談山神社の主な祈願・行事
  6. 談山神社の周辺のおすすめランチ
  7. 談山神社周辺の奈良県のおすすめ神社
  8. 談山神社についてのまとめ

談山神社について

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談山神社(たんざんじんじゃ)は、奈良市の南30キロの桜井市にある神社です。
紅葉の名所で知られ、大化の改新が動き出した古い歴史も秘めた境内には、高い木立に囲まれた中に、十三重塔がこの場所でしか見られない美しい造形美を見せます。

そこで今回終活ねっとでは、談山神社について以下の内容を中心にご紹介します。

  • 談山神社の由緒やご利益はどんなもの?
  • 談山神社の場所・アクセス
  • 談山神社の見どころやおすすめの回り方
  • 談山神社の神幸祭やけまり祭はどんなもの?
  • 談山神社の周辺のおすすめランチ

以上の内容について詳しくご紹介します。
また、談山神社周辺のおすすめの神社についても詳しくご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

そもそも談山神社って?

神社

談山神社は、藤原鎌足公をご祭神とする神社です。
大和朝廷がのちの律令国家へ変わってゆく基礎を築いたことで知られますが、そのご由緒から順に解説します。

由緒

飛鳥時代に多武峰の山中で、中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我親子暗殺の談合をしたことから、談い山(かたらいやま)と呼ばれたことが、現在の社号となりました。

大化の改新を成し遂げた藤原鎌足公の没後に、長男の定恵が多武峰に墓を移し十三重塔を建て、次男の藤原不比等が社殿を創建して父の像を祀ったのが始まりと言われます。

中臣鎌足は天智天皇より藤原姓を授かり、談山神社のご祭神として祀られ現在に至ります。

どんなご利益がある?

談山神社のご利益は藤原鎌足公を祀ることから、国家守護・出世開運・殖産振興などで知られる一方、境内の東殿には、鎌足公の奥様の鏡女王(かがみのおおきみ)が祀られています。

こちらは縁結びの神様として有名で女性を中心に多くの人々が訪れます。
また、むすびの岩座(いわくら)があり、岩をなでて人間関係を良くするご利益でも知られます。

遍歴・歴史

645年の大化の改新により律令国家の道筋を開いた藤原鎌足公の没後、680年に拝殿が建立され、天台宗の寺院として神仏分離の明治まで多武峯妙楽寺を号することになります。

鎌倉時代から南北朝期には、寺院間や幕府をめぐる争いに巻き込まれ、社殿の焼失、復興を繰り返しますが江戸時代に入り徳川家康より3000石の朱印領を授かり復興を遂げます。

明治の神仏分離により、談山神社となり1532年より残る十三重塔のほか、神仏習合を色濃く残す建造物が多く残る姿で今日にいたります。

談山神社の基礎情報

神社

談山神社は、奈良市の南にある桜井市の竜門山地の中央に位置する多武峰山中に鎮座します。
神社までのアクセスや拝観時間など基本情報をご紹介します。

場所・地図

談山神社は、飛鳥京跡の東、約8キロの桜井市にあります。
かつては、狭小な道が続く場所でしたが、現在は県道155号多武峯見瀬線の開通によりアクセスが容易となりました。
紅葉の名所でありハイカーも多く側道を歩くので、車を利用される方は十分注意してください。

談山神社

所在地 奈良県桜井市多武峰319

アクセス

談山神社へはJR・近鉄の桜井駅からバス・タクシーか自家用車でのアクセスとなります。
電車から駅を降りて歩ける場所ではありません。

電車・バス

電車で各地から来られる方は、JR万葉まほろば線・近鉄大阪線が桜井駅に相互乗り入れしてますので桜井駅が基点となります。

JR万葉まほろば線はJR奈良駅からの乗り継ぎになります。
和歌山方面からは高田駅からのアクセスとなり、JR万葉まほろば線は全線単線となります。

近鉄大阪線は大阪の上本町駅から伊勢中川駅までの路線で桜井駅があります。
桜井駅からはバスかタクシーでのアクセスとなります。

バス乗り場は駅南口から談山神社行の桜井市コミュ二ティバス・談山神社行が出ています。
午前7時から午後7時の間に1日10便が往復し、談山神社が終着駅で約25分の所要時間です。

バス停から談山神社まで約300mで、料金は片道、大人が490円、小学生250円です。
11月中旬の紅葉の季節には臨時便が出ます。
タクシーも桜井駅南口から約20分、2800円~3000円の概算額です。

自動車

自動車でのアクセスは、西名阪自動車道の郡山ICから24㎞・天理ICから19㎞、名古屋方面は名阪国道の針ICから25㎞、阪和道方面からは南阪奈道路の葛城ICから20㎞が目安です。

談山神社の駐車場は、神社の南側に第1~第5駐車場まで計200台が用意されています。
駐車料金は、普通車は無料です。

中型・大型車は2000円で予約が必要になります。
神社周辺道路は混雑緩和の為、一方通行規制の道があります。

拝観料

拝観料は年間を通して同一料金です。
紅葉の季節のライトアップなどの時期も同一料金です。

境内の社殿で別途拝観料が発生することはありません。
拝殿が宝物館を兼ねていて自由に見て回れます。

1月1日~1月3日は、受付を閉鎖しますので、境内への参拝は無料となります。
以下が談山神社の拝観料になります。

拝観料 大人 小学生 小学生未満
個人 600円 300円 無料
20名~49名 550円 250円 無料
50名以上 500円 250円 無料

拝観が可能な時間

談山神社に休日はありません。
拝観時間は、年間を通して8時30分~17時00分(最終受付16:30まで)が基本となります。

10月9日~12月12日の期間は正面受付・西受付の2か所受付となります。
その他は西受付のみです。

紅葉期間のライトアップは例年、11月10日~11月25日ごろですが、正確な期間は神社ホームページより確認ください。

拝観時間
通年 8時30分~17時00分(最終受付16時30分)
紅葉期間ライトアップ 8時30分~19時00分(最終受付18時30分)
正月1月1日 終日境内開放
1月2日 1月3日 終日境内開放

談山神社の見どころ・回り方

紅葉

談山神社は赤鳥居から遠くに目を移すと多武峰の右手に談所の森、左手に御栃裂山が望める深い木立の中にゆったりと伽藍が配置されています。

喧騒を忘れてゆっくり時間を過ごしたくなる場所です。
遠く飛鳥時代の血脈を遺す談山神社の見どころをご紹介します。

見どころ

談山神社と言えば十三重塔と紅葉の名所で知られますが、裏山には談山(かたらいやま)があり、300mほど登った場所が、蘇我入鹿の暗殺計画を練った談所の森です。

藤原鎌足の墓所もあり見どころはたくさんありますので、時間があれば運動靴で参拝するのもおすすめです。

十三重塔

十三重塔(じゅうさんじゅうのとう)は、藤原鎌足公の没後に、長子の定恵和尚が父の供養のため、678年に建立されました。

鎌倉時代の1173年に対立する興福寺の衆徒の焼き討ちにより焼失しますが、数度の再建修復を重ね、現在の十三重塔は1532年に再建されたものです。

日本では石塔で見られることが多いですが、木造の十三重塔としては世界で唯一現存する最古の建築であり、檜皮葺の屋根が連なる高さ17mの威容を誇ります。

紅葉に染まる山々を背景に神廟拝所からのぞむ十三重塔は、おすすめの撮影スポットです。

本殿・拝殿

十三重塔から西宝庫の先に手水舎があり楼門と授与所があります。
また、御朱印をいただく前に、礼拝をするのがマナーです。

1520年に創建された懸造りの拝殿は、舞台造りとも呼ばれ回廊をめぐらせる吊り灯籠が、献灯祭には幻想的な光を放ちます。

千畳敷伽羅の間と呼ばれる内部は、宝物館を兼ねており神社の歴史が綴られた、多武峯縁起絵巻など多くの宝物が展示されています。

談所の森を背にした本殿は1850年に再建された、三間社隅木入春日造の凝った造りが特徴で、極彩色の花鳥が施され、藤原鎌足公が祀られています。

日光東照宮の造営時には基本モデルとなったことでも知られます。

蹴鞠の庭

談山神社では、「けまりえ」の故事に則り人気行事の一つ、蹴鞠(けまり)まつりが春秋に行われます。

中国から伝わったと言われる蹴鞠は、中大兄皇子と中臣鎌足が飛鳥の法興寺で出会った時に、共に遊びに興じたのが始まりと言われます。

談山神社では例年4月29日と11月3日の年二回、境内の総社拝殿と神廊拝殿の鞠庭で色鮮やかな装束と鳥棺子の姿で鞠を蹴ります。

一組6人~8人が互いに鞠を落とさないように蹴り合う勝敗のない遊びですが、鞠を相手の蹴りやすい場所に蹴る、思いやりを基本とする長い歴史のある行事です。

鞠庭は14m四方を低幕で囲い、地中には反響をよくするために壺が埋め込まれています。
鞠は鹿革で作られた直径18㎝、重さ150gの鞠が使われます。
平安絵巻を見るような神事を一度は見ておきたいものです。

神廟拝所

鞠庭の前にある神廊拝所は1668年建立され、十三重塔婆の拝所になります。
かつては、定恵和尚が建立した妙楽寺のあった場所で、お祀りされていた釈迦三尊像は、明治の神仏分離令により安部文殊院に移されています。

拝所内部の壁には羅漢と天女が描かれ、振り返ると拝所の対面に総社拝殿が見えますが、紅葉の時期には、額縁庭園のような景観で知られます。

本殿の御神像ではありませんが、鎌足公御神像や第三の目を持つ異相で知られる鎌足公の勝軍地蔵などが祀られています。
また、当神社唯一残る仏像の談峯如意輪観音像が特別公開で展示されることもあります。

桜・紅葉

談山神社は奈良県内でも紅葉の名所として有名ですが、桜の名所としても、多くの人々が訪れます。
多武峯の四季は豊かな自然の中で春の梅に始まり桜から新緑へ流れる時間を経て、紅葉の季節に山々の息吹きを一気に放出する見事な景観が魅力です。

談山神社の桜は例年4月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます
ライトアップはないものの境内の社殿に沿って配置された約500本の桜が、朱色の社殿と見事なコントラストで楽しめます。

桜は山桜やソメイヨシノ、シダレザクラなどですが、神廊拝所から見上げる十三重塔を包み込むように咲く朱色の塔との美しい景観は春の訪れを告げる談山神社の撮影スポットです。

神社境内ではありませんが、近くにある南山荘への道に咲く、薄墨桜もおすすめです。
小つづみ桜として紹介される樹齢600年の古木で、根の保護のための迂回路として愛桜橋があります。

紅葉

例年多くの人出で知られる談山神社の紅葉は11月中旬が見頃です。
御栃裂山と談所の森が真っ赤に染まり、境内には3000本の楓が朱色の社殿をより赤く染めます。

十三重塔や拝殿など境内のどこを切り取っても絵になる圧倒的な紅葉は、奈良県有数の名所として知られます。

11月10日から11月25日の期間はライトアップも行われ、拝殿回廊の吊り灯籠に火が灯り、境内の全てが朱色に染まる幻想的な世界を見せます。

ライトアップ期間中は19時まで拝観が可能になり、境内は20時で消灯となります。
11月初旬の蹴鞠会と合わせ談山神社が一番色づく季節です。

御朱印・お守り

寺社を訪ねた証に頂く御朱印や御朱印帳、お守りなどは、旅先での楽しみの一つであり、振り返ることのできる思い出にもなります。
ここでは、談残神社の御朱印やお守りをご紹介します。

御朱印・御朱印帳

談残神社の御朱印は通常4種類が用意されています。

談山明神(談山神社)・神廟(十三重塔)・神像(藤原鎌足公)・福禄寿神(大和七福神八宝)の刻印が押されたもので、特別開帳時の菩薩(如意輪観世音菩薩)を入れると5種類です。

また、秘仏である如意輪観世音菩薩の特別公開期間には、菩薩を刻印した御朱印が頂けます。
御朱印帳は十三重塔に紅葉をあしらったすっきりしたデザインのものが用意されてます。

授与所は拝殿の手前、楼門の左手にあります。
御朱印は参拝後にいただきましょう。

お守り

談残神社のお守りの種類は豊富です。
三方にらみの厄除け・足を守ってくれる足守・芸事がうまくなる芸守のほか、蹴鞠人形のストラップになったまりびと守のほか、万葉おみくじなどがあります。

境内摂社の東殿には、鎌足公の奥様である鏡女王(かがみのおおきみ)が縁結びの神様として祀られており、えんむすび守や鏡女王恋絵馬が用意されています。

また、談山神社の勾玉(まがたま)を購入して桜井市の聖林寺のお守り袋に入れて完成させる、子授けのお守りも人気があります。

おすすめの回り方

談山神社は南側の駐車場から北側の入り口に向かいます。
別格官幣社・談山神社の社号標が見えたら赤い鳥居をくぐり長い石段がありますが、通常時は途中で左手の西受付への案内板があります。

正面受付は混雑するシーズンに開放されます。
受付で拝観料を払うため通常時は西受付から境内に入場します。

回り方

鳥居から長い石段をまっすぐ上がったところが本殿ですが、通常の西口から回れば、談山神社の境内ほぼすべてを見て回れますので、通常入り口の西ルートをご紹介します。

また、赤鳥居の手前、正面入り口の窓口が開いている時は、この場所で拝観料を払い入山します。
それでは、談山神社のおすすめの回り方を順に説明します。

  • 西受付所・祓戸社

    手水舎で身を清め、最初に右手の池に架かる赤い橋の先に払戸社があります。
    年末12月31日に年越大祓式が執り行われます。

  • 総社拝殿・総社本殿・閼伽井屋・神廊拝所

    末社の総社拝殿は1668年造営の唐破風建築で高さ3mの福禄寿大神像や狩野永納筆の
    壁画が残り、総社本殿は926年勧進、1742年に移築された日本最古の総社です。
    総社本殿と拝殿の間を見ると1619年に作られた閼伽井屋(あかいや)の井戸があり、一段上にある龍神社から神水が流れ落ちています。総社拝殿と神廊拝所の間が蹴鞠の庭です。

  • 比叡神社・神明神社と登山道

    蹴鞠の庭から石段を登り左手に1627年造営の末社・比叡神社(ひえじんじゃ)があり、規模は小さいが一間流造、檜皮葺の豪華な建築様式が特徴です。
    隣に天照大神を祀る神明神社があり、御破裂山と談い山への山道入り口があります。
    約600m先の御破裂山には、鎌足公の墓所があり、談い山へは280mで行けます。

  • 龍神社・権殿

    神明神社から権殿が目に入りますが、山際に龍神社の小さな祠があります。
    古神道の原形となる岩くらと大和川の源流と言われる滝があります。
    権殿は平成の修復を終え阿弥陀像を祀り、室町時代に盛んとなった延年舞が多くの人々に知られ、芸能の神様として現在も崇敬されています。

  • 十三重塔・西宝庫・楼門

    権殿から石段を少し上がると十三重塔に続き、宝物の保管庫であるに校倉造りの西宝庫があり、その先に楼門があり左手前が授与所になっています。
    楼門は拝殿と屋根続きの1520年に創建された入母屋造りの建造物で白地の壁と木の部分が朱色になっています。
    楼門をくぐると左手が本堂、右手が拝殿となり庭の向こうに東透廊が見えます。

  • 拝殿・本殿

    本殿は拝殿から見ることができ、写真撮影も三脚は禁止ですが、許可されています。
    拝殿の東側の廻廊を使っていろんなアングルも楽しめます。
    拝殿内部の作りは500年前と変わらない構造になっていて、天井には香木の伽羅が使われていると説明板には書かれていますが、目視できるものではありません。
    拝殿は内部だけでなく懸造りと呼ばれる柱で建物を支える、清水寺と同じ構造形態なので、下に回って見るのもおすすめです。

  • 東宝庫・東殿・むすびの岩座・観音堂

    参拝を終えて拝殿の南に回ると恋の道の表示があり進むと左手階段の上に東宝庫、さらに進むと摂社の東殿があり鏡女王と定恵・不比等兄弟が祀られています。
    恋神社と呼ばれる摂社の東殿は縁結びのご利益で知られます。
    道沿いにむすびの岩座(むすびのいわくら)があり、さすると願いが叶うそうです。

  • 観音堂・三天稲荷神社

    恋の道から分岐した道には如意輪観音を祀る観音堂と小さな社が三つ並ぶ、末社の三天稲荷神社があります。
    菅原道真・宇賀魂・市杵島姫神を祀る三天稲荷神社は、かつて十三重塔の近くにあったが廃仏毀釈の時代に現在の場所に移されました。

恋の道を戻れば境内の参拝と見学は終了します。
十三重塔から神廊拝所方面に戻り、時間のある方は御破裂山と談い山の山道も登ってください。

拝観の所要時間の目安

談山神社は山の斜面にひな壇上に作られた伽藍なので、階段が多くあります。
西入り口からは60分から80分くらいが拝観の目安です。
駐車場やバス停からの移動を考えると、往復で2時間くらいの所要時間が必要です。

神社の参拝方法

神社を訪れる時は参拝のマナーや作法がありますので覚えておきましょう。
ここでは、神社参拝の作法について簡単にご紹介します。

手水舎

参拝の前には口と手を洗い身を清めます。
手水舎での流れは以下のようになります。

  • 右手で柄杓に水を汲み左手を清める。
  • 柄杓を持ち替え、右手を清める。
  • 右手に柄杓を持ち左手で受けて口をすすぐ。
  • 再度左手を清める。
  • 最後に柄杓を立て柄の部分も清めた後に元の位置に置く。

礼拝

拝殿で神様にご挨拶する礼拝手順です。
二礼二拍手一礼が基本の流れになります。

  • 深いお辞儀を2回(二礼)
  • 胸の高さで両手を合わせ右手を少しずらし、拍手を二回打ちます(二拍手)
  • 胸前で両手を合わせお祈り
  • 神様にお辞儀(一礼)

以下の記事では、神社参拝の正しい作法や参拝に適した時間や服装などについて、さらに詳しく紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。

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談山神社の主な祈願・行事

神社

談山神社では一年を通して様々な祭典や年中行事が行われます。
その中から人気のある祭典をご紹介します。

神幸祭

神幸祭(じんこうさい)は例年、4月の第2日曜日に行われる春の大祭とも呼ばれるお祭りです。
本社から神が出御する行事ですが、談山神社では神輿渡御は一年おきの隔年で行われます。

また、4年に一度は一の鳥居まで下り稚児行列も加わった長い行列となり、この渡御を楽しみに訪れる人も多いようです。

午前10時に本殿前に氏子や楽人が集まり、本殿から絹垣に隠されたご祭神が神輿に転座されて渡御が始まります。

十三重塔や蹴鞠の庭を通り神幸橋から正面入り口を出て、一の鳥居まで神輿渡御は続きます。
平安衣装に身を包んだ氏子や笛を吹く楽人や太鼓を担ぐ者など、長い行列が続きます。

行列には、衣装を着た稚児の行列も見られ、遅咲きの桜が彩を加えた春を告げる人気行事です。
神幸祭以降、ボタン祭りや蹴鞠祭などの行事が続きます。

けまり祭

談山神社の人気行事の一つにけまり祭があります。
春は4月29日、秋は11月3日の年2回、祝日に行われることから、普段、目にすることのない伝統文化を見るために多くの人々が訪れます。

大化の改新を成し遂げた中大兄皇子と中臣鎌足が初めての出会ったのが、飛鳥寺での蹴鞠会であったことから、のちに平安貴族の遊びとして広く広まった故事に則り行われます。

例年、神廊拝所と総社拝殿の前にある鞠庭で色とりどりの装束に鳥棺子姿の男女が、鞠を落とさないように蹴り合う姿は、平安絵巻の一場面のような優雅なものです。

蹴り手は蹴鞠保存会があり、作法に則った蹴鞠を奉納するために準備を行うそうです。
鞠は30㎝の円形状の鹿皮を重ね合わせて球状に加工して膠(にかわ)を塗った手作りで、直径が17㎝~18㎝で重さが150g位のものになります。

11月のけまり祭りは、周囲の山々が色づき始める時期であり、澄んだ空や山の空気が充満する境内に蹴鞠の音が響く人気の行事です。

春秋共に祝日につき駐車場は午前10時までに満車になります。
時間の計算できるバスやタクシーを利用されることをおすすめします。

例大祭

談山神社の例大祭は毎年11月17日、藤原鎌足公の命日に行われる神事です。
例年、本殿前の石の間で舞楽の奉納を見ることができる人気の大祭です。

宮司による献饌や玉串奉納などの神事の間に、舞楽団の南都楽所(なんとがくそ)による舞楽の奉納が行われ、舞楽面を被った勇壮な一人舞が奉納されます。

奉納される曲は、蘭陵王の一曲のみですが、中国南北朝時代の秀麗な名将として知られる蘭陵王を鎌足公に重ね合わせて、その功績を称える走り舞いは見事なものです。

例大祭は紅葉の季節と重なり、連日多くの人出になりますがライトアップの期間中でもあり、例大祭の始まる午前10時30分は、意外に混まないこともありおすすめです。

談山神社の周辺のおすすめランチ

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山深い場所にある談山神社ですが、周辺のおすすめランチのスポットをご紹介します。
ぜひ神社参りの立ち寄り場所として役立てて下さい。

紅遊茶屋

談山神社の駐車場に近い門前通りの焼き餅が人気のお店です。
また、奈良漬けでもテレビの取材を受けるほど、たくさんの種類が並びます。

つぶあんの草餅を鉄板で焼いたのが焼き餅で、こしあんの栃餅や醤油風味の海苔が巻かれた串のあげ餅、ごぼうをこんにゃくで巻いたこんにゃくてっぽう、3本入りなどがあります。

店内にテーブル席もあるので、その場で食べることも持ち帰ることもできます。
駐車場は談山神社の無料駐車場が使えます。

紅遊茶屋

所在地奈良県桜井市多武峰

営業時間9:00~16:00

灯篭亭

こちらも同じ門前通り沿いに店を出す灯篭亭(とうろうてい)です。
軽い昼食などもとれる、カレーや丼物やコーヒーなど休息にも使えるテーブル席もあります。

こちらも軒先に人気の串こんにゃくが、ゆずや山椒、生姜に梅などの自家製味噌でいただけます。
特に紅葉の季節にはいると、店の前はよく混んでいます。

焼き餅や栃餅などもあり、お土産に椎茸や山芋、土生姜などの農産物も売られています。
思わず立ち寄ってしまう豊富なメニューと品揃えが魅力です。

灯篭亭

所在地奈良県桜井市多武峰 談山神社前

営業時間9:00~16:00

グリル紅葉

グリル紅葉は、談山神社の門前に建つ多武峰観光ホテルの5階にある展望レストランです。
宿泊施設ですが、喫茶メニューやランチメニューが用意されており、談山神社参拝の食事休憩やティータイムを過ごせる場所として最適です。

ランチメニューは和定食が2~3種類用意され、吉野名産の葛やヤマトポークを使った日替わり御膳が参拝者に人気です。

紅葉の時期には展望レストランから十三重塔など神社境内の紅葉が一望できる絶景が楽しめます。
喫茶メニューはコーヒーや紅茶、ゆず茶のほか、ぜんざいやケーキセットがあります。

紅葉の時期などは混み合いますので、事前に問い合わせの上訪ねられることをおすすめします。

多武峰観光ホテル・グリル紅葉

所在地 奈良県桜井市多武峰432

営業時間喫茶タイム:10:00~16:00頃
ランチタイム:11:00~16:00頃

談山神社周辺の奈良県のおすすめ神社

神社

談山神社についてご案内しましたが、桜井市周辺には神社がたくさんありますので、いくつかおすすめ神社をご紹介します。

大神神社

桜井駅の北に位置する大神神社(おおみわじんじゃ)は、大物主大神が鎮まる三輪山をご神体とする、日本最古の神社として知られます。

記紀に創建の明瞭な記述がある大神神社は、古来本殿を設けずに三輪山に祈りを捧げる、古代祭祀の原形をとどめる神社として知られます。

大物主大神をご祭神に二柱を配祀し、全ての産業・交通航海・治病・縁結びなど幅広いご利益があり、初詣には例年、50万人の参詣者が訪れる奈良県有数の神社です。

三輪そうめんの本場でもあり三輪山への登拝も盛んな大和国一宮です。

大神神社

所在地奈良県桜井市三輪1422

橿原神宮

橿原神宮(かしはらじんぐう)は、談残神社の北西約15キロの畝傍山東麓に鎮座する、神武天皇をご祭神として紀元元年より始まる2600年の歴史を持つ神社です。

約50万㎡の境内は表参道から外拝殿・本殿と続く周囲を神楽殿や儀式殿が配置された広大な伽藍となります。

ご神徳は、神武天皇の国造りの源となる天業恢弘(てんぎょうかいこう)と呼ばれる天下を一つの家のように民のための正しい政治を行う世の中を作る教えが受け継がれています。
例年、初詣には110万人の参拝者でにぎわいます。

橿原神宮

所在地奈良県橿原市久米町934

天河神社(天河大辨財天社)

天河神社は、談山神社から南へ車で1時間の奈良県吉野郡天川村にある神社です。
天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)とも呼ばれ日本三大弁財天の一つです。

ご祭神は、弁財天としても知られる市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)お祀りしています。
弘法大師の千日行の場所としての歴史があり、芸能の神様、縁結びの神様と言われます。

美容健康・水難守護・航海安全・技能向上などのご利益でも知られます。

紀伊山地の霊場特有の深い杜を持つ境内は神域の持つ霊気が漂う日常とは異質の空気感があり、山伏姿の修験者に出会うこともあります。

初詣は雪対策の必要な場所なので天川村近郊の慣れた人々が多く訪れます。

天河神社(天河大辨財天社)

所在地奈良県吉野郡天川村坪内107

談山神社についてのまとめ

紅葉

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、奈良の紅葉の名所で知られる談山神社をご紹介しました。

記事の内容をまとめると以下のようになります。

  • 談山神社は奈良県桜井市にある藤原鎌足公を祀る神社で、大化の改新の始まる歴史を刻む紅葉の名所でも有名です。
  • 談山神社は桜井駅の南の多武峰山麓に鎮座し、駅からはバスやタクシーでの移動になり、無料の駐車場は200台用意されています。
  • 桜や紅葉の季節がおすすめで、蹴鞠の庭や十三重塔、吊り灯篭の回廊を持つ拝殿と本殿、縁結びの東殿めぐりなど見どころはたくさんあります。
  • 春に行われる神様が本殿から出られる神幸祭や春秋に行われる蹴鞠祭り、鎌足公の命日に行われる例大祭では本殿前で舞楽が奉納されます。
  • 談山神社の門前の参道沿いに紅遊茶屋と灯篭亭が並び、焼き餅や串こんにゃくなど豊富なメニューとお土産があり、多武峰観光ホテルではランチとカフェが楽しめます。
  • 桜井市周辺では三輪山がご神体の大神神社、神武天皇をお祀りする広大な橿原神宮、吉野天川村の天河神社は山深い霊気漂う神社としておすすめです。

以上の内容についてご紹介しました。
これを機に奈良の談山神社に訪れてみてはいかがでしょうか。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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  • 神社参拝の正しい作法・仕方とは?参拝に適した時間や服装も紹介!のサムネイル画像

    神社参拝の正しい作法・仕方とは?参拝に適した時間や服装も紹介!

    初詣や合格祈願、七五三など私たちは人生の中で神社に参拝しに行く機会を多く持ちます。このため、幼いころから何とはなしに神社に参拝する際の作法は知ることになりますが、作法の中には誤解されているものも多いです。今回は神社参拝の正しい作法について徹底解説していきます。

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  • 2019年用の年賀状はいつからいつまで出せる?販売期間も解説!のサムネイル画像

    2019年用の年賀状はいつからいつまで出せる?販売期間も解説!

    早いもので、年の瀬を意識する時期になりました。 そろそろ年賀状のことを考えはじめるのではないでしょうか? 今回の記事では「年賀状を出す時期」についてご紹介します。 年賀状はいつから販売され、いつからいつまで投函できるのか? 期間や寒中見舞いなどについても解説します。

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  • 年賀状はいつまでに出せば元旦に届く?販売期間や投函期間も解説!のサムネイル画像

    年賀状はいつまでに出せば元旦に届く?販売期間や投函期間も解説!

    毎年、年の瀬になると気がかりになるのが年賀状ですよね。いつまでに出せば元旦に届くのか、郵便局での販売期間はいつまでなのかなど気になることはたくさんあります。今回の記事では年賀状と寒中見舞いの違いや保管期間など、年賀状に関する疑問をすべて解説します。

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  • 神社のお賽銭はいくらがいいの?起源や相場・正しい作法まで解説!のサムネイル画像

    神社のお賽銭はいくらがいいの?起源や相場・正しい作法まで解説!

    神社にお参りしたときには、ほとんどの方がお賽銭を入れますよね。では、お賽銭としてどのくらいの金額を用意すればいいのでしょうか?今回の記事では、気になる神社のお賽銭の金額相場やお賽銭の起源、参拝のマナーなど様々な疑問にお答えします。

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  • 年賀状の正しい書き方を知っていますか?立場別に文例をご紹介!のサムネイル画像

    年賀状の正しい書き方を知っていますか?立場別に文例をご紹介!

    年賀状にはどんなことを書けばよいのでしょうか?正しい書き方を知っていますか?今回は年賀状の正しい書き方についてご紹介していきます。このような方はこのような書き方、というように、立場別に見ていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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