神社へのお供え物に花は大丈夫?花をモチーフにしたお守りもご紹介!

お寺やお墓にお花がお供えしてあるのをご覧になったことのある方は多いでしょう。しかし、神社はどうでしょうか?神社にお花をお供えできるかどうか迷われることも多いのではないでしょうか?そこで今回は神社のお花をお供えして良いかについて解説します。

目次

  1. 神社と花について
  2. 神社とは?
  3. 神社へのお供え物に花は大丈夫なの?
  4. 花をモチーフにしたお守りのある神社一覧
  5. 神社と花についてのまとめ

神社と花について

神棚

お寺にお花をお供えしてあるのをご覧になったことのある方は多いでしょう。
しかし、神社となるとお花というよりサカキのイメージが強いのではないでしょうか?
このため、神社にお花をお供えして良いのか、神社へのふさわしいお供えとは何か迷われることがあると思います。
そこで今回終活ねっとでは、神社と花について

  • 神社とはどういった場所なのか?
  • 神社にお花をお供えしても良いのか?
  • お花をモチーフにした神社をご紹介

以上について解説します。
神社にお花をお供えしてよいかについて知りたい方に役立つ内容となっております。
また記事の後半では可愛い花モチーフのお守りを授与している神社も紹介しております。
神社のお供えについて知りたい方だけでなく、神社へ観光をしたい方にも楽しめる内容となっております。
どうぞ最後までお読みください。

神社とは?

神社

神社のお供えについて知る前に、まずは神社について知りましょう。
神社とは、神道においての信仰対象となる神様をお祀りしている施設のことです。
その神様とは、風の神や海の神など自然物を対象としたものから、日本神話を元にした天照大神など多岐にわたります。
その多様さから、神道で信仰されている神様を八百万の神々(やおよろずのかみがみ)とも言います。

神社についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
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神社へのお供え物に花は大丈夫なの?

困った人々

お寺ではお花が仏前にお供えしてある光景をよく見かけることが多いでしょう。
しかし、それに比べると、神社にお花がお供えされている光景は少ないですよね。
このため、神社にお花をお供えしてはいけないと思っている方もいらっしゃると思います。
本当のところはどうなのでしょうか?
こちらで、神社にお花をお供えしても対丈夫かどうかについて解説します。

神社に花をお供えしても問題は無い

結論から申し上げると、神社にお花をお供えしても問題はありません
しかし、神道においては仏教のようにお花を基本のお供えとしてはいないのです。
仏教では、仏様への基本的なお供えを五供(ごくう)といいます。
五供は「香」「花」「灯明」「水」「飲食」のことです。
この五供とは違い、神社で神様にお供えするものを神饌(しんせん)と呼びます。

お供え物を神饌と呼ぶ

神饌は神様に捧げる食事であり、別名御饌(みけ)や御贄(みにえ)とも呼ばれます。
具体的にはお米・塩・水・お酒・お餅・魚・野菜・果物などです。
日常的な神饌はお米と水・塩であり、これらは毎日欠かさないように神様にお供えされます。
特別なお祭りなどがある場合はお米・水・塩に加えてお酒やお餅、魚などが献上されます。

このように神饌は飲食物中心となり、神社にはお花より食事をお供えするのが一般的です。
このため神社のお供えでお花を見かける機会が少ないかもしれません。
しかし、神社にお花をお供えしてはいけないという決まりはないため、神社にお花をお供えしても問題ありません。

花を神饌として奉納する神社もある

神饌は飲食物が中心ではありますが、お花を神饌として奉納している神社もあります。
その神社とは、京都府八幡市にある石清水清水八幡宮です。
石清水八幡宮で毎年9月15日に行われる石清水祭では、和紙で作られた造花が奉納されます。
この奉納される造花を御花神饌(おはなしんせん)といいます。

もともと石清水八幡宮は神仏習合の傾向が強いため、このような習慣があるといわれています。
御花神饌は、著名な染色家の吉岡幸雄氏の工房・染司よしおかが担当しています。
また、少し前から三笠宮彬子女王殿下が日本文化の保全と再生を目的とし立ち上げられた「心游舎」が、一般公募の子供たちと御花神饌に関わられています。

神道の葬儀の場合は?

神社にお花をお供えするのは問題ありませんが、神道のお葬式である神葬祭の場合は注意が必要です。
近年では、神葬祭でも白い花が用いられることもありますが、従来はサカキのみが使われていました。
また白い花といっても胡蝶蘭ではなくユリや菊などの落ち着いた雰囲気の花を準備します。
神葬祭では仏式のお葬式よりさらにシンプルな飾りつけを好まれる傾向が強いです。

このため、神道を信仰する方のなかには、神葬祭でサカキ以外のお花のお供えを嫌う方もいらっしゃいます。
またサカキ以外をお供えとして用いるべきではないと考える神職の方もいらっしゃるため、神葬祭ではお花を贈って良いかどうかの確認を施主にしましょう。
さらに神道においてはお供えを包む場合は、花代などではなく「御玉串料」や「御榊料」などとなります。

花をモチーフにしたお守りのある神社一覧

神社

続きまして、お花をモチーフにしたお守りのある神社を見ていきましょう。
お花をモチーフにしたお守りを扱う神社は全国にたくさんありますが、その中でも人気の神社を厳選してご紹介します。

東京都内

まずは東京都内にある東京大神宮と根津神社のお守りを見ていきましょう。

東京大神宮「花まもり」

花火大会で有名な明治外苑・明治神宮と並ぶ東京大神宮は、「東京のお伊勢さま」とも呼ばれる神宮です。
伊勢神宮に参拝できない人たちのために、明治天皇により明治13年に伊勢神宮の遥拝殿として設立されました。
現在広く親しまれている神前結婚式は東京大神宮が創設したものです。
今日に至るまで多くの花嫁が神聖な東京大神宮より送り出されています。

東京大神宮の花守りは花模様が刺繍されており、その可愛らしさから人気を得ています。
花守りの種類は月によって定められ、12種類あります。
自分の誕生月で選んだり、好きな花言葉で選んだりするのがおすすめです。

花の絵柄 花言葉
1月 福寿草 永久の幸福・美しい思い出
2月 気高く美しい心・忠実
3月 優れた美人・純潔
4月 つつじ 愛の喜び・純情
5月 あやめ 神秘な人・良い便り
6月 ぼたん 富貴・はじらい
7月 あさがお 恋の成功・固い約束
8月 ゆり 富と誇り・純潔
9月 はぎ 思案・想い
10月 高貴・真実
11月 こすもす 乙女の真心・調和
12月 さざんか 謙譲・愛嬌

根津神社「月次花御札」

約100種類のつつじが3000株以上あり、花の香り豊かな神社として根津神社は有名です。
毎年つつじは4月中頃から下旬にかけて最盛期をむかえ、その頃に文京つつじ祭りも開催されます。
さらに根津神社の本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門は国の重要文化財にも指定され、多くの観光客を集めています。

その根津神社のお花モチーフのお守りといえば月次花御札(つきなみはなみふだ)です。
毎月違った花がお札に描かれており、月にあった月次花御札を家に飾ることで、その家の邪気を払います。
また5月の端午の節句から9月の重陽の節句までは疲れがたまりやすい時期ということで、薬玉(くすだま)が描かれたお札もあります。
5月から9月にかけては、月次花御札とこの薬玉のお札を一緒に飾るとより効果的といわれています。
月次花御札は以下の12通りの絵柄があります。

絵柄
1月
2月
3月
4月 つつじ
5月 菖蒲
6月
7月
8月 撫子
9月
10月
11月 南天
12月 椿

全国

東京以外では、京都府の晴明神社、海山道神社が花のお守りを扱う有名です。

京都府・晴明神社「もみじ守」

晴明神社は、京都府京都府上京区にある安倍晴明をお祀りしている神社です。
境内こそあまり広くはないですが、安倍晴明の人気もあり多くの方が参拝に訪れています。
安倍晴明が用いたとされる五芒星モチーフが神社内には多く施されています。

晴明神社は厄除けや魔除けにご利益があります。
このため多くの厄除けや魔除けのお守りやお札が授与されています。
その中でひときわ美しさで目を引くのが晴明神社のもみじ守です。
もみじ守は、京都がもっとも美しく紅葉で彩られる11月中旬から12月中旬にのみ授与されます。

もみじの花言葉は自制と遠慮です。
この言葉が示すようにもみじ守は心が落ち着くように思いを込められたお守りです。
もみじ守と同時期にはもみじ土鈴も授与されます。
土鈴は古来より魔除けの鈴とされ、もみじ守ともみじ土鈴をセットで求める方も毎年多くいらっしゃいます。

三重県・海山道神社「おみくじたまご」

三重県四日市市にある海山道神社は「狐の嫁入り神事」で有名な神社です。
この狐の嫁入り神事とは海山道神社に古くより伝わる厄祓い行事です。
海山道神社の神使である狐の面をつけた新郎新婦が境内を一周したうえで特別舞台の上で三々九度を行います。
狐の嫁入り神事は毎年節分にしか行われないため、この神事に遭遇できる確率は非常にまれです。

海山道神社のおみくじたまごは、たまご型のケースに入ったおみくじです。
そのたまご型のケースを割るとおみくじと花の種が出てきます。
花の種類はおみくじを引いた時点では何なのか分かりません。
咲いてからのお楽しみということとなります。
このように海山道神社のおみくじたまごは、引く・割る・育てると3回楽しめるおみくじです。

お守りの処分方法って?

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神社と花についてのまとめ

人々

いかがでしたか?
今回終活ねっとは、神社にお花をお供えしてよいかについて解説してきました。
記事の内容を改めて振り返ってみましょう。

  • 神社にお花をお供えしても良いが、神社の神饌は飲食物が中心である
  • 石清水八幡宮には御花神饌がある
  • お花をモチーフにしたお守りを扱う神社は数多くあり、東京大神宮・根津神社・晴明神社・海山道神社などが有名である
  • お世話になったお守りはお焚き上げしてもらう

以上のことが中心です。
この記事が神社にお花をお供えしても良いか迷っている方の一助となれば幸いです。
お花モチーフのお守りも神社へ参拝された際にはぜひ探してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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