飾り方やお供え物など神棚について学びましょう。

神棚をきちんと自宅に飾り、きちんとお供え物をしているお家は現在どのくらいあるのでしょう?また飾っているという方でも、神棚についてしっかり理解している方は少ないのではないでしょうか。今回は神棚について、またお供え物について紹介していきます。

目次

  1. 神棚とは
  2. 神棚の選び方
  3. 神棚はどこに設置するの?
  4. お供え物の基本
  5. なぜ米・塩・水なのか
  6. お供え物はいつ交換するのか
  7. 神棚の処分方法
  8. いかがでしたか?
  9. 終活の専門家に相談してみよう

神棚とは

神棚

神棚は自宅や事務所などに飾る主に神道の神を祀るための棚のことをいいます。

神棚を飾る意味

日本では昔から自然を神として大切にしてきました。天地人すべてに神が宿るとされ、その調和の中に平和な暮らしがあったのです。それ故家の中の至る所に神がいるとされ、多彩な神々を祀ってきました。神棚を飾る理由には5つの意味があります。

・人間は自然の一部であることを自覚し、謙虚な心を養う
・神様に守護され生かされていることを感じ、感謝の気持ちを忘れない。
・祖先から受け継がれた精神と教訓を忘れず、日々己を戒める
・祈る親の背中を見て子は育つ
・人の目はごまかせても神様の目はごまかすことができない子どもへの情操教育

これらの理由が神棚を飾る意味なのです。

神棚の選び方

神棚にはさまざまな種類のものがあります。伊勢神宮の社殿形式である「神明造り」が一般的な神棚とされており、家庭に祀られる神棚はこのタイプのものがほとんどです。また、箱で神棚を囲うようにした「箱宮型」もあります。

神棚の大きさ

神棚には扉の数が1つの「一社宮」と扉の数が3つの「三社宮」があります。扉の数が神棚の大きさとなります。しかし同じ扉の数でも神棚の大きさは異なるので、飾りたい場所の寸法に合わせて購入するようにして下さい。

神棚の材質

扉の数(神棚の大きさ)を選んだあとは神棚の材質を選びます。一般的に神社は伊勢神宮のように桧の素地を活かしたものや、極彩色のものまでさまざまなものがあります。しかし家庭に飾られる神棚は桧や欅の素材を活かした白木造りがほとんどです。

神棚はどこに設置するの?

神棚

神棚は清潔な場所に設置します。そのためトイレや汚れやすい台所などはNGとされています。また清潔であればどこでも良いというわけではありません。プライベート空間は避けるようにし、「上」とされる部屋(客間など)に設置しましょう。
飾る方角も重要となっています。神棚は南向き、東向きに設置して下さい。

マンションなどの場合は?

マンションなど上の部屋に人が住んでいる場合は、神棚を置いた天井の上に「雲」と書いた紙を貼っておきます。上の階に人が住んでいてもいなくても、神棚の上は雲で空があるものとします。
飾る方角はマンションの場合でも同様に、南向きまたは東向きとなっています。

お供え物の基本

仏壇

神棚には「お米」「塩」「水」をお供えするのが基本です。この3つは欠かさずお供えするようにしましょう。またお酒や果物などをお供えするのも良いとされています。お供えする時はお米が必ず真ん中にくるようにお供えして下さい。

お供え物の供え方

お供え物にはそれぞれ専用の神具に盛り、お供えするのが正しいとされています。お米は高杯に、お塩は平皿に、お水は水玉に盛りお供えします。

なぜ米・塩・水なのか

先ほど紹介しました通り、お供え物にはお米・塩・水が基本となっています。なぜこれらが基本なのか、正しい理由を知っている方は少ないのではないでしょうか?もしお子さんに聞かれた時に正しい理由を教えることができるように学んでおきましょう。

お米の理由

お米は日本人の主食として大切なものです。神棚にお米をお供えする時は、生米でも炊いたお米でも良いとされています。
もしお祝い事でお赤飯を炊く場合には、神棚にお供えしても良いですね。
炊き込みご飯は、四本足の動物(豚・牛)のものが入っていなければお供えしても良いといわれています。

塩の理由

塩は私たち人間の体に必要不可欠なものです。
海藻を乾燥させることで作られる塩は、時代によっては貴重な品とされており、他の国に輸出する最高の品として扱われていました。お供えする塩は、天然の粗塩がおすすめです。

水の理由

水も人間の体に必要不可欠なものです。人間の体の60%は水でできているといわれています。また水の存在は、清めやお祓いにも必要不可欠なものとなっています。

お供え物はいつ交換するのか

お供え物を交換するタイミングはお供え物によって異なります。しかしどのお供え物も朝にお供えをし、夕方には下げるよう心掛けましょう。

お米

お米は、生米をお供えした時は毎日交換するようにしましょう。毎日交換できないという方は洗っていない生米や無洗米をお供えするようにしましょう。どちらのお米もお供え後は他のお米と一緒に炊いて召し上がって構いません。

塩もお米と同様基本的には毎日交換します。しかし塩は傷みにくいので毎日交換できない方は決まった日に交換するようにすると良いでしょう。お供え後の塩はそのまま調理に使用して構いません。しかし長めにお供えした場合、塩が固くなっていたりで口に入れるのをためらうような状態であった場合には、玄関先に巻いたりなどお清めとして使用するのがおすすめです。

水は神棚にそのまま置いておくと傷んだり蒸発してしまいます。水は毎日取り換えるようにして下さい。取り換えた水はせっかくのお供えした水ですので、植物などにかけるといいでしょう。

神棚の処分方法

なんらかの理由で神棚を処分しなければならないことがあるかもしれません。そんな時慌てないためにもしっかり学んでおきましょう。

基本的に神棚は、神様が宿る棚とされています。そのため処分する際には、お寺に持っていき祈祷してもらうことをおすすめします。神棚を祈祷してもらうためには、神棚を自ら持っていくだけ!あとは神主さんが祈祷してくれ、その後廃棄してくれます。

ちなみに、お寺に持っていく時は壊れないよう、箱などに包んで持参するようにして下さい。

いかがでしたか?

いかがでしたか?マンションなど集合住宅での暮らしが増えてきた現在では、神棚を設置している家庭は少ないと思います。
しかし神様をお家に呼ぶことで、子どもへの情操教育にも良いとされまた、神棚に向き合うことで日々自分の行いを正すことができるようになります。
もしお家を建てる、また引っ越しをされる時には神棚のことも頭に入れ、設置してみてはいかがでしょう。

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