刺繍初心者なら短時間でできるワンポイントで練習&実用!

お裁縫は苦手、学生以来やっていない、縫い目がまちまちできれいにできない…そんな理由で敬遠されがちな刺繍ですが、ちょっと曲がったり、縫い目が多少バラバラでもそれがアクセントになるのが刺繍です。初心者なら初心者なりに、たくさん作って上手になってみませんか?

目次

  1. そもそも刺繍とは
  2. 初心者の方は刺繍道具の準備から
  3. さっそく刺繍してみよう
  4. 刺繍初心者まとめ

そもそも刺繍とは

刺繍

刺繍には大きく分けて人の手で縫う「手刺繍」、機械によって行う「機械刺繍」、剣山のような針がたくさんついたもので布地に直接糸を縫い込む「パンチニードル」があります。
一般家庭で手芸として行う刺繍は「手刺繍」になります。
また、家庭用ミシンには、コンピュータが搭載されていて刺繍が可能な機種もありますね。

刺繍の良さは一針一針に込められた愛情

「刺繍は手間」と感じられる方もいるかもしれませんが、一針一針を丁寧に縫い付けていくのはそれだけ物を大切にし、持ち主に対しての愛情とぬくもりを感じさせてくれます。
お裁縫に慣れていない方が、自分の子どもの持ち物ひとつひとつに刺繍をする様子は、どんなに上手にできていなくても大きな愛情を感じます。
長く、大切に使ってもらいたい、子どものために費やす時間は決して無駄な時間ではないです。
また、自分の持ち物に刺繍をするのもどれだけ大切に思っているかを感じさせてくれます。
どんなに古いものでも安いものでも、物を大切にする気持ちはプライスレスですね。

子供の背中に縫ったポイント刺繍「背守り」

日本の昔の風習に「背守り(せまもり)」というものがあります。
その昔、日本の着物の背中の縫い目には「霊力」が宿っており、人の背後から忍び寄る魔から人を守るとされていました。
しかし、大人の着物には背中に縫い目はあるのですが、身丈が小さな子供の着物には縫い目がありませんでした。
そのため、子ども用の着物の背中に糸を縫い付けただけの「糸じるし」やさまざまな絵柄や模様を刺繍する「紋飾り」をして子どもの健やかな成長を願った魔除けとしてその風習が残っています。
七五三やお宮参りなどの着物にはついていることが多いようです。

初心者の方は刺繍道具の準備から

刺繍用に必要な道具を手に入れるのは、最近は100円ショップでも簡単に手に入れることができます。

刺繍糸

100円ショップでは、8mで一束の刺繍糸がさまざまな色のセットになって売られていることが多いようです。
好みで使う色が多く入っているものを一つ入手しておきましょう。

刺繍糸と手縫い糸の違い

刺繍糸と手縫い糸の違いはなんといっても強度の違いです。
手縫い糸は、引っ張ってもなかなか切れないようある程度の強度を持たせているのですが、刺繍糸には強度は必要ないため、引っ張るとすぐに切れてしまいます。
といっても、普通に縫う分には簡単には切れませんが、刺繍糸をほつれ直しなどの通常の手縫いには向かないかもしれません。

刺繍針

刺繍針にはクロスステッチ用のものとフランス刺繍用のものの2種類があります。
クロスステッチ用の針は先端が丸く、専用の刺繍布のすき間に刺しやすくなっています。
そのため、通常の綿などの布地には刺しにくいので、初心者にはとがっているフランス刺繍用のものが向いています。

刺繍針と縫い針の違い

糸を通す針穴が違います。
刺繍針では糸を2本取りしたり3本取りしたりなど頻繁に差し替えるので、針穴が縦に長く広くなっています。
縫い針では刺繍糸を2本や3本を通すのに苦労するほど穴が小さくなっています。
できるだけ専用の刺繍針を使うようにした方が良いでしょう。

針に糸が通しにくい場合には

針穴が見えにくくて糸が通しにくいという方には、昔ながらの糸通し器があります。
それでもやりにくいという場合には、針と糸をセットしてスイッチを押すだけで通してくれる「スレダー」という道具が出ています。
手芸店で入手できます。

初心者なら刺繍枠は必須

初めての刺繍には、12cm程度の刺繍枠が大きすぎず小さすぎず使いやすいでしょう。
制作する刺繍のサイズや布地の大きさなども考えながら、お好みのサイズのものを用意しましょう。

スタンド付の刺繍枠

刺繍枠は、片手で持って空いている片手で縫うという形になりますが、便利なアイテムとしてスタンドの付いた刺繍枠があります。
スタンド付なので、刺繍枠が独立し、両手が空いてより縫いやすくなります。
手元をしっかり確認したい方にもぴったりのアイテムですね。

刺繍をする布ものなど

初めて刺繍をする方には、あまり伸縮性がなく、厚すぎず薄すぎない綿素材のものなどが向いています。
例えば綿のハンカチなどがおすすめです。

その他

・糸切りばさみ…名前の通り刺繍糸を切るためのものです。
・チャコペン…布地に図案(下絵)を書き写したりする際に利用します。今では、書いた図案を水につけると消えるペンも出ています。

さっそく刺繍してみよう

では、道具や材料が用意できたらいよいよ刺繍のスタートです。
でもその前に、知っておいたほうが良い刺繍糸の取り扱いについて学んでおきましょう。

刺繍糸の出し方と糸端の始末

刺繍糸は総じて6本をひとまとめにした束になっていることがほとんどです。
長さも8mとなると、必要な長さだけ取り出して使うことになります。
糸の端を束から40~50cm引き出して切り、切り取った方の6本を丁寧に1本~3本ずつわけて使っていきます。
刺繍した部分を際立たせたい場合は6本取りで進めてもかまいません。

刺繍糸の場合、玉結びをせずに縫うのが一般的です。

布地に刺繍する下絵を書く

初めて刺繍を練習するのなら、比較的直線の多いアルファベットで自分の名前を布地に書いて進めてみましょう。
あまり小さいと縫いにくいので、比較的大きめに描くと良いでしょう。
布地は、図案が中央にくるように刺繍枠にはめておきます。
このとき、たるみが出ないよう布地をピンと張るのがポイントです。

刺繍初心者まとめ

味気ないシンプルなバッグやクッション、靴下やTシャツなどに、自分の手でワンポイント刺繍するだけであっという間にオリジナルアイテムに様変わりします。
図案となる元の絵は、インターネットで「刺繍 図案」で検索するとたくさんヒットします。
もしくは書店などで気に入った刺繍図案の本を手に入れても良いでしょう。
ご紹介したステッチ以外にもさまざまなステッチがあります。
少しずつ練習しながら、ご家庭をご自身の思い描いたとおりの雰囲気に変えていきませんか?

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