
一般社団法人キャンサーペアレンツ
35歳のときに、ステージ4のがんを告知された代表の西口は、当時6歳の娘にどのように病気のことを伝えれればよいのか、また、仕事には復帰できるのか・お金はどうなるのか・余命は・・・など、周囲に同世代のがん患者はおらず、大きな孤独感を持っていました。 そこで、こどもを持ちながら闘病中のがん患者でつながる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」を2016年4月立ち上げました。
最終更新日: 2018年10月02日
一般社団法人キャンサーペアレンツの基本情報

名前 | 一般社団法人キャンサーペアレンツ |
専門分野 | 働き盛り世代、子育て世代のがん患者のためのピアサポート |
対応地域 | 全国(ネットサービス) |
電話番号 | 03-4405-6762 |
設立年月 | 2016年9月21日 |
なぜこの事業をやっているのか?
ガンになった時、周囲に同世代のがん患者がおらず、孤独感を持っていました。
当初は、自分だけなぜなのか、自分は不幸だ、などと考えていました。
そんなときに、18歳未満のこどもをもつがん患者が毎年新たに約6万人
(※2015年:国立がん研究センター調べ)いることを知り、
生存率も高まっている中では、周囲に必ずいるはずだと感じ、「仲間を集めたい」と思うようになりました。
患者会などはあるものの、高齢の方が多く、またリアルな集まりばかり。
若い世代では、仕事や子育てでなかなか顔を出せない。
そこでインターネットをうまく使えないかという想いから、
インターネット上のメインとしたピアサポートサービス「キャンサーペアレンツ」を立ち上げました。

大切にしていること
自身がつながりたいと思う人を、がん種・ステージ・年齢などで検索できること。
そして、個別でコミュニケーションがとれること。
また、個別の治療方法や薬剤などの情報ではなく、生活に関わる情報をメインでやりとりいただくこと。
他人を誹謗中傷したり、〇〇すべきというようなアドバイスなども、
人それぞれ多様性を尊重する考えのなかで、禁止をしています。
こういった生活に関するやりとりのなかで、これまで社会に発信されてこなかった、
悩み・困りごとをキャンサーペアレンツとして世の中に発信し、
がんになっても生きていきやすい社会の実現に向けて「声」を届けていきます。
